花屋・植物店の店舗内装の費用相場|坪単価・内訳・見積の注意点

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📅 最終更新: 2026年4月10日
花屋・植物店の内装費用は、居抜きで坪15〜35万円スケルトンで坪30〜60万円が全国的な目安です。オーダーメイドのフラワーアトリエやギャラリー併設型では坪50〜80万円以上になることも。花屋は「水」と「温度」を扱う業態であり、給排水設備・防水工事・空調(花の鮮度管理)・フラワーキーパー(保冷ショーケース)が費用の核になります。同時に花の色を美しく見せる照明と、通りから花が見えるファサードが集客力を左右します。本記事では坪単価の考え方からモデル予算、見積内訳、業態別(路面店・商業施設・アトリエ・観葉植物専門等)の費用差、コストダウンの優先順位、届出、失敗事例、業者選びまで──花屋開業の内装費用をこの1本で解消します。

基本花屋・植物店 内装費用の全体像──何で決まるのか

花屋の内装費用は、主に以下の 5つの要素 が複合的に影響します。花屋は飲食店ほどの厨房設備は不要ですが、「生きた商品」を扱う業態ならではの水回り・温度管理・防水処理に費用がかかるのが特徴です。

🏠
物件の状態
居抜き(前テナントの設備を活用)か、スケルトン(ゼロから施工)かで工事費が根本的に変わります。花屋や飲食店からの居抜きなら給排水設備を流用できる可能性も。
🚿
給排水・防水工事
花の水替え、花束の制作、バケツの洗浄──花屋は「水を大量に使う」業態。作業用シンク、床の防水処理、排水設備が不可欠です。
❄️
フラワーキーパー(保冷ショーケース)
切り花の鮮度を保つフラワーキーパーは花屋の「心臓部」。サイズと台数で費用が大きく変わり、電気容量の確認も必要です。
💡
照明の設計
花の色味を正確かつ美しく見せる高演色照明が必須。暖色系の照明で花に温もりを与えるか、自然光に近い色温度で正確な色を見せるか──照明設計が売上を左右します。
🚪
ファサード(外観)と開放感
花屋の最大の集客力は「通りから花が見える」こと。オープンファサード、ガラス張り、店頭のバケツ陳列──外に向けて花を「魅せる」設計が命です。

結論として、「居抜きの小さな花屋」と「スケルトンからつくるフラワーキーパー完備のアトリエ型店舗」では費用が 3〜5倍 開くことも珍しくありません。まずは業態と物件条件を整理しましょう。(詳しくは業種別の費用相場一覧で解説しています。)


表①坪単価の目安(居抜き/スケルトン/こだわり仕様)

施工タイプ 坪単価の目安 特徴・想定業態
居抜き物件 15〜35万円/坪 前テナントの給排水・空調を活用。小規模な街の花屋向き
標準スケルトン 30〜60万円/坪 給排水・防水・フラワーキーパー設置を新設。一般的な花屋全般
こだわり仕様/アトリエ型 50〜80万円以上/坪 大型キーパー複数台、オーダーメイドの作業台、ギャラリー的売場。高感度店舗
花屋の坪単価は「フラワーキーパーの台数・サイズ」と「給排水・防水工事の規模」で大きく変わります。フラワーキーパー1台で30〜150万円(中古なら10〜50万円)、給排水の新設は50〜150万円。見積もり比較時は「キーパー込みか」「給排水込みか」を必ず確認してください。

表②坪数別モデル予算(8坪〜25坪)

花屋は売場+作業スペース+保冷設備+バックヤードで構成。8坪あればコンパクトな路面花屋が実現できます。(詳しくは床材選びガイドで解説しています。)

坪数 費用目安 想定される店舗規模
8坪 約200〜450万円 小さな路面花屋。キーパー1台+店頭バケツ陳列+作業台
12坪 約300〜650万円 街の花屋の標準。キーパー1〜2台+陳列棚+作業スペース
18坪 約450〜1,000万円 ゆとりのある売場。キーパー2〜3台+ギフト包装スペース+観葉植物コーナー
25坪 約600〜1,500万円 大型花屋、アトリエ併設。キーパー3台以上+ワークショップスペース

12坪モデルの費用内訳例(関東圏・スケルトン・路面花屋)

費目 金額目安 補足
給排水・防水工事 50〜150万円 作業用シンク、床の防水処理、排水設備。花屋最大の固有コスト
フラワーキーパー 30〜150万円 新品1台60〜150万円、中古なら10〜50万円。サイズと台数で変動大
内装仕上げ工事 40〜120万円 床材(防水タイル推奨)、壁材、天井、作業台、レジカウンター
照明工事 15〜50万円 花の色を美しく見せる高演色LED+スポットライト
ファサード・サイン工事 15〜60万円 オープンファサード、店頭陳列スペース、看板
空調工事 15〜40万円 店内温度管理。夏場は花の鮮度維持に重要
設計費 15〜40万円 レイアウト設計、動線計画、現場監理
合計 約180〜610万円 坪単価換算で約15〜51万円
上記は路面花屋の参考値です。観葉植物専門店(キーパー不要で鉢植えの陳列什器が中心)はさらに安価に、ウェディング対応のアトリエ型は作業スペースの充実で上振れします。

実際にどんな予算帯でどんな仕上がりになるか知りたい方は、花屋の内装デザイン事例を写真で比較するのが近道です。


深掘りなぜ費用が変動するのか──業態・水回り・キーパー・照明の影響

① 業態タイプ別の費用差

業態タイプ 坪単価の傾向 費用の特徴
街の花屋(路面店) 坪25〜50万円 店頭バケツ陳列+キーパー。オープンファサードで「花が見える」設計
商業施設テナント 坪30〜55万円 施設の規約内で施工。ファサードの自由度は低いが集客力は高い
フラワーアトリエ 坪35〜65万円 制作に特化した作業スペース重視。ウェディング・イベント対応
観葉植物・グリーン専門店 坪20〜45万円 フラワーキーパー不要。鉢植えの陳列什器と水やり動線がポイント
カフェ併設型フラワーショップ 坪40〜70万円 花屋+カフェの複合。飲食営業許可と厨房設備が追加
ネット販売拠点+小売 坪20〜40万円 作業効率重視。売場は最小限、バックヤードの梱包・発送スペースが重要

② 給排水・防水工事──花屋の「水仕事」を支えるインフラ

設備 費用目安 備考
作業用シンク(大型・深型) 10〜30万円 花束制作、バケツの洗浄。飲食店の業務用シンクを転用するケースも
給排水配管工事 30〜80万円 水道の引き込み、排水管の設置。既存の給排水があれば大幅削減
床の防水処理 15〜50万円 防水タイル or 防水塗装。水がこぼれる前提の床に。排水勾配も
排水トラップ・グリーストラップ 5〜15万円 花びらや葉のつまり防止。排水口のフィルターも
花屋の床は「水が溢れる前提」で設計する。バケツの水替え、花の水揚げ、床の水洗い──花屋は毎日大量の水を使います。床の防水処理と排水勾配は施工後にやり直しがきかないため、設計段階で確実に組み込みましょう。

③ フラワーキーパー(保冷ショーケース)──花屋の「心臓部」

タイプ 費用目安(1台) 特徴
小型キーパー(幅90〜120cm) 新品30〜60万円 / 中古10〜25万円 コンパクトな店舗向き。切り花の基本的な保冷
中型キーパー(幅150〜180cm) 新品60〜100万円 / 中古20〜40万円 標準的な花屋の主力。アレンジメントも陳列可能
大型キーパー(幅200cm以上) 新品100〜200万円 / 中古30〜60万円 大量の在庫を保冷。ウォークイン型は50〜100万円追加
フラワーキーパーは中古品も有力な選択肢。閉店した花屋からの中古キーパーは新品の3分の1〜半額で入手可能なケースも。ただし冷却能力と電気代を確認し、古すぎるものは避けましょう。電気容量の確認も忘れずに──キーパーは消費電力が大きいため、物件の電気契約で賄えるか設計段階で確認します。

④ 照明──花の色を「魅せる」投資

照明グレード 費用目安(12坪の場合) 内容
シンプル 10〜25万円 ダウンライト中心。均一に明るい空間
スタンダード 25〜50万円 全体照明+スポットライトで花にアクセント。Ra90以上推奨
こだわり仕様 50〜100万円 間接照明+高演色スポット+ファサード照明。ギャラリー的な演出
花屋の照明は「Ra(演色性)90以上」が鉄則。花の微妙な色の違い──赤、ピンク、オレンジ、紫──を正確に美しく見せるには高演色の照明が不可欠です。色温度は3000〜3500K(電球色〜温白色)が花に温もりと生命感を与える定番です。

⑤ ファサード──「花が見える」外観の設計

ファサードの要素 費用目安 効果
オープンファサード(扉を開放する設計) 10〜30万円 花の香りと色が通りに溢れる。花屋の理想的なスタイル
店頭の陳列スペース(バケツ台・棚) 5〜20万円 店頭にバケツや鉢を並べるスペース。最も集客効果が高い
ガラス張りのショーウィンドウ 15〜50万円 閉店中も花が見える。季節のアレンジメントで集客
看板・サインボード 5〜25万円 店名のサイン、営業時間。ナチュラルな素材感が花屋に合う

⑥ 地域差・物件タイプ

条件 費用への影響
路面1階(商店街・住宅街) 花屋の理想立地。オープンファサードで花を外に出せる。給排水の引き込みも容易
駅ナカ・駅前商業ビル 集客力は高いが面積が限られる。キーパーの設置スペースと電気容量を確認
ビル上階 花屋としてはハンデ。アトリエ型やネット販売拠点向き
ロードサイド 駐車場付きで大型の観葉植物や園芸用品の販売にも対応

実務見積の内訳──何が含まれるかを確認する

カテゴリ 含まれる主な項目
① 仮設・解体費 養生、既存内装の撤去、廃材処分
② 給排水・防水工事費 作業用シンク、給排水配管、床の防水処理、排水トラップ
③ 内装仕上げ工事費 床材(防水タイル)、壁材、天井、作業台、レジカウンター
④ 照明工事費 全体照明、スポットライト、ファサード照明
⑤ ファサード・サイン工事費 オープンファサード、店頭陳列スペース、看板
⑥ 空調工事費 エアコン。夏場の花の鮮度維持に重要
⑦ 電気工事費 フラワーキーパーの電源、コンセント、照明配線
⑧ 設計費 レイアウト設計、動線計画、現場監理
⑨ 諸経費 現場管理費、産廃処分費
花屋特有の注意点:「フラワーキーパー」は見積もりに含まれないケースが多い(施主が別途購入)。また「給排水・防水工事」の有無で見積もりが100万円以上変わることも。見積もり比較時は「キーパー込みか」「給排水込みか」を書面で確認してください。

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注意追加費用が出る典型パターンと回避策

パターン なぜ起こるか 回避策
給排水の引き込みが想定以上 物件に給排水設備がなく、建物の配管からの引き込み工事が高額に 物件契約前に給排水の位置と容量を確認。飲食店の居抜きなら流用可能
電気容量不足でキーパーが稼働しない フラワーキーパーの消費電力が物件の電気契約を超過しブレーカー落ち キーパーの消費電力を確認し、物件の電気容量と照合。必要なら契約変更
床の防水不足で階下に水漏れ ビル上階で床の防水処理が不十分なまま営業し、階下に水漏れ 花屋は「水が溢れる前提」で床を設計。防水処理と排水勾配は必須投資
店頭陳列がビルの規約に抵触 路面店で店頭にバケツを出したらビル管理会社から「共用部に物を置くな」と指摘 物件契約前に店頭陳列の可否をビルの規約で確認
予備費のすすめ:花屋は給排水工事と電気容量で想定外が起きやすいため、総予算の 10〜15% を予備費として確保しましょう。

節約予算を抑えるコツ──優先順位の付け方

◎ 削りやすい箇所
  • 花屋・飲食店の居抜き:給排水設備をそのまま流用できれば最大の削減効果
  • フラワーキーパーは中古品:新品の3分の1〜半額で入手可能。冷却能力を確認して選ぶ
  • 什器はDIY+既製品:バケツ台や陳列棚はDIYで制作。木製パレットの活用も
  • 壁はモルタル仕上げ or 塗装:ラフな素材感が花を引き立てる。過剰な装飾は不要
  • 天井はスケルトン仕上げ:ダクトや配管を見せるインダストリアルスタイルで天井工事を省略
✕ 削ると後悔する箇所
  • 給排水・防水工事:水漏れは階下テナントへの賠償問題に直結。後付けは非常に高額
  • 照明の演色性:花の色が正しく見えない照明は「この色じゃなかった」クレームの原因
  • ファサードの開放感:花が通りから見えないと集客力が激減
  • 作業スペースの広さ:花束制作・アレンジメントは広い作業台が必要。狭いと効率が落ちる
  • 空調のパワー:夏場の店内温度は花の鮮度に直結。空調不足は廃棄ロスの原因

コストダウン策の優先順位まとめ

優先度 施策 削減効果の目安
★★★ 花屋・飲食店の居抜きを選ぶ 給排水工事50〜150万円を回避
★★★ フラワーキーパーは中古品 新品比で30〜100万円削減
★★☆ 什器はDIY+既製品 造作比で50〜70%削減
★★☆ 壁・天井はラフ仕上げ 仕上げ費を30〜50%削減
★☆☆ 看板はシンプルな木製サイン 看板費を50〜70%削減

資金融資・助成金・補助金の基礎知識

方法 概要 ポイント
日本政策金融公庫の融資 小売業の新規開業者向け融資制度 事業計画書が必須。花屋での勤務経験があると有利
自治体の制度融資 各自治体の金融機関連携融資 創業融資の枠組みが利用可能
小規模事業者持続化補助金 販路開拓等の経費の一部を補助 内装費が対象になるかは年度・類型による
商店街の空き店舗活用補助金 商店街の空き店舗に出店する場合の補助 自治体や商店街組合が独自に実施しているケースあり
自己資金 開業資金の核。花の「仕入れ資金(運転資金)」も含めて計画を 花は生ものゆえ廃棄ロスも想定した運転資金が必要
花屋は内装費に加えて「花の仕入れ資金(運転資金)」と「廃棄ロスの余裕」が必要です。切り花は日持ちに限りがあるため、開業初期は仕入れ量の見極めが難しく、一定の廃棄ロスを想定した資金計画を立てましょう。

契約原状回復・退去時コストの注意点

  • 原状回復の範囲は賃貸借契約書で決まる:「スケルトン返し」か「現状返し」かで費用が大きく異なる
  • 費用の目安:花屋の原状回復は坪あたり5〜12万円程度が目安。給排水設備の撤去と防水層の復旧が主な費用
  • フラワーキーパーの売却:中古キーパーの需要は高い。退去コストの一部を相殺できる
  • 「居抜き退去」で大幅削減:花屋から花屋への居抜きは給排水・防水・キーパーがそのまま引き渡しで最大の削減

届出届出・許認可──花屋の開業手続き

花屋は飲食店のような営業許可は原則不要です。ただし取扱商品や業態によっては届出が必要になるケースがあります。

開業に関連する届出・手続き

届出・手続き 届出先 備考
個人事業の開業届出 税務署 開業後1か月以内に提出。法人の場合は法人設立届
防火対象物使用開始届 消防署 内装工事着工の7日前までに提出

取扱商品・業態によって追加で必要な届出

取扱商品・業態 必要な許可・届出 届出先
カフェ併設(飲食の提供) 飲食店営業許可+食品衛生責任者 保健所
食品の販売(ジャム・ハーブティー等) 食品衛生法に基づく届出 保健所
農薬・肥料の販売 農薬販売届出(農薬取締法) 都道府県
路上での販売(移動販売) 道路使用許可 警察署
花や植物の販売自体には営業許可は不要です。ただしカフェ併設やワークショップで飲食を提供する場合は飲食店営業許可が必要になります。また店頭で道路にはみ出して陳列する場合は自治体のルールを確認しましょう。

DIYDIY──花屋は「手づくりの世界観」が似合う業態

花屋はナチュラルな素材感やハンドメイドの雰囲気がそのまま世界観になる業態であり、DIYの効果が非常に高いです。

◎ DIYしやすい作業
  • 什器の自作:木製パレット、りんご箱、古い脚立──花屋の什器はDIYの宝庫。手づくりの棚が「味」になる
  • 壁の塗装:白、グレー、モスグリーン──塗装は花を引き立てる背景づくりの基本
  • 店頭ディスプレイ:バケツの配置、季節の装飾、黒板看板。花屋の本質的なスキル
  • 看板の制作:木製の手書き看板、ドライフラワーを飾ったサインボード
  • 床のタイル貼り:防水タイル(置くだけタイプ)は比較的DIYしやすい
✕ プロに任せるべき作業
  • 給排水工事すべて:配管の接続、防水処理は資格と技術が必要。水漏れは致命的
  • 電気工事:照明の配線、キーパーの電源工事は電気工事士に
  • 床の防水工事:防水層の施工は専門技術が必要。やり直しがきかない
  • ファサードの構造工事:扉の交換、ガラス工事は専門業者に
  • 空調工事:エアコンの設置は専門業者に
花屋のDIYで最も効果的なのは什器の自作+壁の塗装+店頭ディスプレイの3点セット。木製パレットやりんご箱を重ねた棚、手塗りの壁、季節の花を散りばめたファサード──この3つをDIYするだけで40〜120万円程度の削減が見込め、「この花屋だけの世界観」が生まれます。

工期工期の目安と進め方

フェーズ 目安期間 やること
相談・要件整理 1〜2週間 コンセプト・業態タイプ・取扱花材を整理。施工会社の選定・相見積もり
設計・プランニング 1〜3週間 レイアウト設計、給排水計画、キーパー配置、照明計画、見積もり確定
キーパーの手配 並行して1〜4週間 新品は納期あり。中古は在庫次第で即納も。搬入経路の確認も
施工 2〜5週間 解体→給排水・防水→電気→内装仕上げ→照明→ファサード→キーパー搬入→クリーニング
備品搬入・最終確認 数日〜1週間 什器搬入、花の仕入れ開始、ディスプレイ、消防届出
トータル 約1.5〜3か月 居抜き+中古キーパーなら最短2〜3週間で開業も
フラワーキーパーの搬入経路を事前に確認:大型キーパーは幅150〜200cm以上になるため、エレベーターや階段、扉の幅を実測しておかないと搬入できないトラブルが起きます。物件契約前に搬入経路の確認を。

失敗例失敗・トラブル事例3選──先人の後悔から学ぶ

事例①
床の防水処理を省いて階下テナントに水漏れ──賠償問題に

コスト削減のため床の防水処理を最低限にとどめたところ、バケツの水替え時にこぼした水が床の隙間から階下のアパレルショップに漏水。商品の水損で約50万円の賠償。加えて防水工事のやり直しで約60万円、合計110万円の損失。

→ 教訓:花屋の床は「水が溢れる前提」で防水設計する。防水タイル+防水層+排水勾配は必須。特にビル上階では防水処理を最重要投資と考える。施設賠償責任保険の加入も。

事例②
作業スペースが狭すぎて花束が作れない──効率低下で売上減

売場面積を最大化するため作業スペースを最小限にしたところ、花束制作やアレンジメントの作業効率が著しく低下。注文が重なるピーク時に制作が追いつかず、「待ち時間が長い」と顧客離れ。作業台の拡張工事で約20万円。

→ 教訓:花屋は「売場」と「工房」の両面を持つ業態。作業台は最低でも幅150cm×奥行60cm以上を確保し、花材・資材の収納も作業台の近くに配置する。売場と作業スペースの比率は7:3〜6:4が目安。

事例③
夏場の空調不足で花が1日で萎れる──廃棄ロスが月10万円超

エアコンを最低限のパワーで設置したところ、夏場は店内温度が30℃を超え、フラワーキーパーに入りきらない花がすぐに萎れる。廃棄ロスが月10万円を超える状態が3か月続き、約30万円の損失。エアコンの増設で約25万円。

→ 教訓:花屋の空調は「花の鮮度管理」のための投資。店内温度は夏場でも25℃以下を維持できるパワーが必要。オープンファサードの場合は外気が入るため、さらにパワーに余裕を。キーパーに入りきらない花の置き場も温度管理の対象に。

選び方内装業者の選び方・相見積のコツ

🌸
花屋・水を使う店舗の施工実績
給排水設計、床の防水処理、排水勾配──水を使う店舗の施工経験があるか。飲食店の施工経験があれば応用がきく。
💡
照明設計の提案力
花の色を美しく見せる高演色照明の知見があるか。Ra90以上の照明を提案できるか。
📋
見積もりの透明性
給排水・防水工事、照明、ファサードの費用が明確に分離されているか。キーパーの搬入対応は含まれるか。
🚪
ファサードの設計力
花屋の集客力を決めるオープンファサードの設計──通りに花が映える外観を提案できるか。
📌 5つ目:相見積もりは最低2〜3社

同じ条件で複数社から見積もりを取り、金額だけでなく給排水・防水の施工品質・ファサードのデザイン力も比較しましょう。(詳しくは見積もり比較ガイドで解説しています。)

店舗内装ドットコムでは 7,000件超の内装事例を写真で比較 できるため、花屋の施工実績がある会社を見つけやすくなっています。気になる会社があれば、花屋の内装デザイン事例・会社一覧からチェックしてみてください。


準備要件整理チェックリスト(そのまま相談に使える)

内装会社への相談前に以下を整理しておくと、見積もりの精度が格段に上がります。このリストはそのまま印刷・スクショして初回打ち合わせに持参できます。

📝 花屋開業 内装相談チェックリスト
  • 物件の状態:居抜き(前テナントの業態も記載)or スケルトン
  • 坪数・間取り:図面があればベスト。給排水の位置も確認
  • 業態タイプ:切り花メイン / 観葉植物メイン / アトリエ型 / カフェ併設 / ネット販売拠点
  • フラワーキーパーの計画:台数・サイズ。新品 or 中古。搬入経路の幅も確認
  • 給排水の現状:既存の給排水設備があるか、新設が必要か
  • 床の防水要件:ビル上階かどうか。階下テナントの有無
  • 作業スペースの広さ:花束制作・アレンジメントの作業台サイズ
  • ファサードの方針:オープンファサード / ガラス張り / 店頭陳列スペースの要否
  • 照明の方向性:暖色系 or 自然光系。スポットライトの要否
  • 電気容量:キーパー+照明+空調の消費電力合計と物件の契約容量
  • 空調の現状:既設エアコンの有無。パワーの確認(夏場25℃以下維持)
  • 店頭陳列の可否:ビル規約で店頭にバケツ・鉢を出せるか
  • 予算の上限:内装工事+キーパー+設計の合計(予備費10〜15%は別枠)
  • 開業希望時期:キーパーの納期も含めて逆算
  • デザインのイメージ:参考写真を5〜10枚用意
  • 賃貸借契約の原状回復条件:スケルトン返し or 現状返し

事例事例でイメージを固める

費用相場やコストダウン策を理解したら、次は「どんな花屋にしたいか」を具体的にビジュアルで固めるステップです。

店舗内装ドットコムの花屋の内装デザイン事例・会社一覧では、業態別・規模別・予算帯別にさまざまな施工事例を写真で比較できます。

  • 花の色が映えるオープンファサードの路面花屋の事例
  • ナチュラルな木とグリーンが調和する観葉植物店の事例
  • 白い壁にドライフラワーが映えるアトリエ型の事例
  • カフェ併設で花に囲まれるフラワーカフェの事例
  • 居抜き+DIYでコストを抑えた小さな花屋の事例

FAQよくある質問

Q1. 花屋の内装費用の相場はどのくらいですか?
居抜きで坪15〜35万円、スケルトンで坪30〜60万円が目安です。12坪の路面花屋なら180〜610万円前後。フラワーキーパーの新品・中古の選択で大きく変動します。

Q2. フラワーキーパーは新品と中古どちらがいいですか?
中古は新品の3分の1〜半額で入手可能でコスパに優れます。ただし冷却能力と年式を確認し、古すぎる(10年以上)ものは電気代が高く修理部品の入手も困難なため避けましょう。

Q3. 給排水工事はどのくらいかかりますか?
シンク+配管+防水で50〜150万円が目安です。既存に給排水設備がある居抜き物件なら大幅に削減可能。飲食店の居抜きなら給排水をそのまま流用できるケースも多いです。

Q4. 観葉植物専門店と切り花の花屋ではどう違いますか?
観葉植物専門店はフラワーキーパー不要で、鉢植えの陳列什器が中心。坪単価は切り花の花屋より安い傾向(坪20〜45万円)です。ただし鉢植えは重量があるため棚の耐荷重と水やり動線に注意。

Q5. 工期はどのくらいかかりますか?
スケルトンで1.5〜3か月、居抜き+中古キーパーなら最短2〜3週間が目安。大型キーパーの納期と搬入経路の確認がスケジュールに影響することがあります。

Q6. 営業許可は必要ですか?
花や植物の販売に営業許可は不要です。ただしカフェ併設は飲食店営業許可、食品販売は保健所届出が必要です。店頭陳列の可否はビル規約と自治体のルールを確認しましょう。

Q7. 照明で気をつけるポイントは?
Ra(演色性)90以上のLEDを選ぶこと。花の微妙な色の違いを正確に見せるためです。色温度は3000〜3500K(電球色〜温白色)が花に温もりと生命感を与える定番。スポットライトで花にアクセントを。

Q8. DIYでどのくらいコストダウンできますか?
什器の自作+壁の塗装+ディスプレイをDIYすれば40〜120万円程度の削減が見込めます。木製パレットやりんご箱を活用した什器は花屋との相性抜群。手づくりの温もりがそのまま世界観になります。

Q9. カフェを併設する場合の追加費用は?
給排水工事(追加)+簡易厨房+飲食営業許可の取得が必要で、150〜400万円程度の追加が目安です。花に囲まれるカフェは集客力が高く、滞在時間UPで客単価も上がります。

Q10. 予算オーバーを防ぐ最も効果的な方法は?
花屋・飲食店の居抜き物件(給排水流用)+中古フラワーキーパーの組み合わせが最強。給排水工事50〜150万円+キーパー30〜100万円の削減が見込めます。什器はDIYで自作。予備費は10〜15%確保を。


次の一歩まずは事例を見て、相場感をつかみましょう

花屋の内装費用は、給排水設備・フラワーキーパー・照明・ファサードの設計で大きく変わります。後悔しないためには──(詳しくは照明設計ガイドで解説しています。)

理想の花屋を実現する3ステップ

1相場感をつかむ → 2事例でイメージを固める → 3複数社の見積もりを比較

花屋内装の事例・会社一覧を見る

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花屋・植物店の事例一覧を見る →


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