店舗内装を
業種・地域・工事のご希望を伺い、1社ずつ対応を確認してご紹介します。
残る設備を活かせるなら居抜き。間取りや設備を大きく変えるなら、スケルトンも含めて比較しましょう。
居抜きは前の店の内装・設備が残る物件、スケルトンは内装が撤去された状態の物件です。どちらが得かは、自分の営業に使える状態まで、いくら・何日かかるかで変わります。
まず違いと向き不向きを確認し、候補ごとの工事費・譲渡料・開業までの支出を並べましょう。物件契約前に内装会社へ相談したい方のために、依頼時の記入例も用意しています。
居抜きとスケルトンの違い|費用・工期・自由度を比較
大きな違いは、前の店の内装や設備が残っているかどうかです。ただし、引渡し状態は物件ごとに異なります。スケルトンでも空調や配管が残る場合があり、居抜きでも写真に写る機器が譲渡対象とは限りません。
| 比べる点 | 居抜き | スケルトン |
|---|---|---|
| 内装・設備 | 残るものの状態・能力・所有者を確認して使う。 | 引渡し範囲を確認し、必要な内装・設備を新たに計画する。 |
| 工事費 | 流用できれば新設を減らせる。修理・撤去・譲渡料も確認。 | 新設する工事が増えやすい。建物側の指定工事も確認。 |
| レイアウト | 既存の配置を活かすほど工事を減らしやすい。 | 内装を組み立てやすいが、柱・配管・建物ルールの制約は残る。 |
| 開業まで | 工事を減らせれば短縮を狙える。設備点検や譲渡手続も必要。 | 設計・設備調達・施工から逆算する。引渡し日と承認日も確認。 |
| 退去時 | 居抜きで返せるとは限らない。契約上の復旧範囲を確認。 | 残す設備も含め、どの状態まで戻すか契約で確認。 |
どちらが向いている?希望から考える3つの選び方
- 初期投資を抑え、今の配置で営業できる:居抜きを優先候補に。必要な設備が使えることを確かめ、譲渡料と修理費まで見積もります。
- 厨房・施術室・売場などの配置を大きく変えたい:スケルトンも比較対象に。居抜きを壊して作り直す費用と、スケルトンから新設する費用を並べます。
- 開業日を最優先したい:物件名で決めず、工事会社に工程を確認。居抜きでも設備交換や貸主承諾に時間がかかる場合があります。
内見で分からない設備は「使える」に数えない。型番・写真・点検結果を集め、工事会社に営業に必要な能力と修理・交換の要否を確認してもらいます。設備一覧がない場合は、不動産会社や貸主に譲渡対象を確認しましょう。
居抜きとスケルトンはどちらが安い?総額をそろえる比較例
居抜きの工事費が安くても、譲渡料や設備交換を足すと差が縮まる場合があります。同じ営業内容を実現できるか確認したうえで、工事・設備・譲渡にかかる費用をそろえて比べます。
工事費400万円と600万円、その差だけで選ばない
次は計算方法を説明するための仮定例です。両候補とも20坪で同じ営業内容を実現できるとし、金額はすべて税込で統一しています。相場・施工実績・実際の見積もりを示すものではありません。
| 比べる費用 | 居抜きの候補A | スケルトンの候補B |
|---|---|---|
| 設計・内装・設備工事 | 400万円 | 600万円 |
| 造作譲渡料 | 150万円 | 0円 |
| 必要な機器の修理・購入 | 別途80万円 | 別途60万円 |
| 上の3項目の小計 | 630万円 | 660万円 |
工事費だけならAが200万円低いものの、必要な機器と譲渡料を足した差は30万円です。この例のBは譲渡料なしと仮定しています。実際には各候補の条件で確認してください。
630万円・660万円は開業総額ではありません。ここから物件取得時の支払、開業までの家賃、その他の準備費を確認し、開業後の運転資金を別に確保します。立地や賃料、設備の状態、使い勝手が違えば、30万円の差だけで優劣は決まりません。
候補ごとに、見積もりを同じ範囲にそろえる
- 営業条件を伝える:業態、使う機器、人数・席数、希望する配置を両候補に共通で伝える。募集面積と工事対象面積も確認。
- 居抜きの設備を分ける:そのまま使う・修理する・交換する・撤去する・未確認を、写真や図面に記入する。
- 工事に含むものをそろえる:設計、撤去、電気・給排水・空調、機器本体、家具、看板、指定業者の工事まで確認。
- 追加と重複を整理する:「別途」は金額を確認し、「含む」は再加算しない。未見積の項目は0円にせず、未定と記録する。
- 支払日と工程も比べる:税区分をそろえ、契約時・工事中・引渡し時の支払いと、開業可能な時期を確認する。
たとえば、譲渡料に含まれる厨房機器を購入費にも足すと二重計上になります。逆に、流用する機器でも点検・修理・接続が別途なら、その費用は確認が必要です。リースの開始時支払と月額支払も分けて整理します。
候補物件があるなら、契約前に工事の見通しを相談
募集図面や店内写真、予定する業態と予算をもとに、内装会社への相談を始められます。「この設備を使えるか」「どこまで改装が必要か」を確認し、物件選びに必要な情報をそろえましょう。
店舗内装ドットコムへの相談・会社紹介は無料です。ご希望を伺い、1社ずつ対応を確認してご紹介します。現地調査・図面作成・設計・工事等の対応範囲と費用は、依頼前に各社へご確認ください。
費目を詳しく確認するなら内装見積もりの比較ガイドへ。物件が決まった後の流用・更新は、居抜き物件の改装費用ガイドで整理できます。
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業種・地域・工事のご希望を伺い、1社ずつ対応を確認してご紹介します。
工期と開業前支出:オープン日から確認する工程
居抜きでも、設備の不具合、譲渡の成立待ち、貸主の審査、必要な工事や行政手続で開業予定が変わります。スケルトンでも、機器の納期や建物側工事に左右されます。物件の呼び方から工期を固定せず、各担当者に確認した工程で比較します。
希望日と、営業開始までに必要な手続・検査・使用可能な設備を整理。
内見、設備点検、工事範囲の照会、貸主承諾、関係窓口への相談を予定。
設計、機器発注、建物側工事、借主工事の接続と搬入日を確認。
試運転、是正、必要な検査、引渡し、従業員の準備に使う日程を確保。
契約成立、賃料起算、フリーレント、支払期限を工程表に重ねる。
開業が遅れたときの現金支出と機会損失を分ける
開業前の賃料、人件費、光熱費、リース料などは、実際の発生条件と支払日で資金繰りへ記入します。運転資金表に同じ支出を既に入れている場合は再加算しません。賃料の起算日やフリーレント中の共益費等は契約で確認します。
返還予定の敷金・保証金も、契約で定めた支払時には資金が必要です。工事費や返還されない支出と区別し、預ける金額、償却・精算条件、返還予定時期を記録します。将来の返還予定額を開業時の支払額から差し引かず、税区分が不明な支出は発行者や税理士へ確認します。
一方、予定どおり開けた場合の売上や利益は予測です。売上全額を損失としたり、家賃・人件費を控除済みの利益に同じ経費を足して「確定損失」としたりしないでください。売上の立ち上がりが遅い場合の入出金も確認し、開業後に必要な運転資金を残します。
日本政策金融公庫の創業計画書セルフチェックでも、設備資金と運転資金を分け、見積金額と開業後の資金を検討する形が示されています。記入例の金額や期間を自店の必要額として流用せず、支払予定に置き換えてください。
業種別に変わる、物件タイプの確認条件
業種別に必要な設備は異なりますが、業種名だけで居抜きかスケルトンかは決まりません。同業種でも、提供内容、使用する機器、営業時間、人数や客席配置が違えば工事が必要です。業態ごとの確認条件を候補物件の図面へ書き込みます。
飲食・バー・カフェ
美容・医療・サービス
物販・オフィス等
軽い改装で済むかは、流用率の百分率ではなく、必要な設備を個別に確認して判断します。点検できていない機器は未確認のまま残し、修理・交換の見積が揃ってから候補を比べます。
居抜きの「見えにくいコスト」5項目
居抜きの比較で抜けやすいのは、譲渡、修繕、撤去、動線変更、退去の5項目です。ただし、これらを工事費へ一律に上乗せしてはいけません。工事本体に含まれるものと、開業時・営業中・退去時に支払うものを分けます。
- 造作譲渡:対象物と対価を契約で確認。機器購入や内装取得の費用に同じ対象を二重計上しない。
- 点検・修繕:引渡し前の是正、開業までの修理、営業中の将来修繕を分ける。所有者と契約上の負担も確認する。
- 不要物の撤去:工事見積への含有、搬出経路、処分方法を確認。解体・改修の石綿事前調査等も対象工事に応じて照会する。
- 動線変更:移設、新設、接続、仕上げ復旧を一つの変更範囲として確認し、工種間の重複を避ける。
- 退去時の工事:入居時の契約条件から想定し、初期工事小計とは別の将来支出として整理する。
「工事費に含む」と「別途」を見積書に書いてもらう
撤去や配線の変更が工事本体に含まれているなら、別の行に金額が書かれていても再加算しません。工事会社には「これは小計の内訳ですか、追加で支払う金額ですか」と確認してください。将来の修理・退去費は、今回の工事小計とは別に記録します。
解体・改修の石綿事前調査と、一定の条件で必要な結果報告は別の確認です。厚生労働省の改修工事向け案内を踏まえ、工事内容に応じて施工者へ対象・資格・調査費の含有を照会してください。
スケルトンの自由度を活かせる条件・制約になる条件
スケルトンの利点は、残す内装に合わせる必要が小さく、必要な区画や動線を計画しやすいことです。ただし、柱や梁、設備の接続点、建物の供給能力、共用部、貸主の工事条件は残ります。排気経路や機器搬入が確保できなければ、空の状態でも希望どおりには作れません。
自由度が役立つ条件
先に解消する制約
売上増加を内装費の回収保証にしない
席数や見た目を変えても、売上や利益の増加は確約できません。追加投資を考えるときは、必要な機能の改善と任意の仕上げを分け、運営費や資金繰りも確認します。売上増加額をそのまま利益に置き換えて回収月数を出す比較は避けてください。
「半スケルトン」「一部居抜き」と呼ばれる提案も、残すものと撤去するものを図面で特定します。既存の幹線やダクトを使えるかは、状態・容量・接続条件・所有関係の確認が先です。名称から一定の節約額を見込まないようにします。
造作譲渡契約の評価フレーム
造作譲渡対価は、面積や新品価格だけで評価できません。譲渡相手に売却する権限があるか、対象物が自店で使えるか、不要物の撤去や将来の故障負担が残らないかを確認します。税務上の耐用年数は、機器の実際の寿命や売買価格を決めるものではありません。
設備一覧に残す10項目
- 名称・メーカー・型番・数量と設置場所。
- 写真と現物の一致、付属品、鍵、説明書の有無。
- 所有者と、売主が譲渡できる権限の根拠。
- 貸主設備・リース品・レンタル品・借用品などの区別。
- 購入・設置時期、使用状況、点検・修理履歴。
- 通電・通水等の動作確認結果と、自店の使用量に必要な能力。
- 使う・修理して使う・交換・撤去・未確認の判断と根拠。
- 引渡し前後の修理、保証・責任範囲と連絡先。
- リース等の契約継続、返却・買取り・処分の条件。
- 譲渡対価の内訳、税区分、引渡し・支払日と、契約不成立時の取扱い。
現物の評価
契約の評価
リース品は売主の所有物とは限りません。リース事業協会の契約条項例にも所有や処分等の条件が示されていますが、これは参考例です。実際の契約と所有者の回答で、承継・返却・買取り等の可否と費用を確認し、一律に引継ぎ不可・残額一括精算と決めないでください。
業務用冷凍冷蔵・空調機器の冷媒に関する点検・整備・廃棄記録や、機器に保存された顧客情報も確認対象です。設備の譲渡だけで、顧客データや営業上の権利まで当然に移ると扱わず、対象・権限・必要な手続を別に確認してください。
原状回復義務の違いと退去時コスト
原状回復の範囲は、居抜き・スケルトンという募集上の名称だけでは決まりません。賃貸借契約、特約、工事承諾書、引渡し時の記録を照合し、残すもの・撤去するもの・修繕するものを具体的に確認します。
入居時の状態を基準にする説明
スケルトン返還とする説明
協議・貸主指定とする説明
「現状有姿」は、引渡し時の状態や責任に関する説明として使われることもあり、その言葉だけで将来の撤去や修理の義務は確定できません。条項全体の解釈や負担に争いがある場合は、資料を揃えて法律の専門家へ確認します。
退去費を比べるなら、同じ想定退去時点と復旧範囲で別枠に整理します。譲渡できる見込みや保証金の返還を確定収入とせず、退去工事、残存契約の支払、保証金の精算時期を確認しましょう。初期工事と将来支出の単純合計だけで手元資金の十分さは判断できません。
指定業者の条件がある場合も、一定倍率で高いと決めず、範囲・数量・管理費・検査費・施工条件を照会します。承諾が必要な工事を勝手に別業者へ変更しないでください。
テナント契約のチェックリストと保証金・敷金の解説で、契約と資金の確認を進められます。
業種別許認可と物件タイプの相性
前の店舗が営業していたことと、新しい開設者が予定する営業を始められることは別です。物件取得前に、所在地、開設主体、営業内容、現況と変更後の図面を揃えて相談します。事業譲渡による地位の承継と、設備だけの売買も分けて確認してください。
保健所等:営業に必要な手続
建築・消防・警察等:物件と営業の条件
新宿区の飲食店等の営業手続案内と理容所・美容所の届出案内では、工事前の図面相談や、変更内容・承継の区分に応じた手続を案内しています。自治体の具体例として参照し、他地域は所在地の担当窓口へ確認してください。
東京消防庁のテナント入居の手続案内は、建物全体と入居する事業の用途、消防設備、収容人員を確認する流れを示しています。人数だけから誘導灯等の要否を決めるのではなく、変更後の図面で確認します。
相談しただけで許可や営業開始が保証されるわけではありません。担当窓口、相談日、示した図面の版、回答と残る条件を記録し、工事内容が変わったら再確認します。既存建物の築年だけで、全面改修が必要・不要とも決めないでください。
失敗を避ける比較:確認前と確認後の判断
以下は比較手順を説明するための想定例で、施工実績や価格・売上の効果を示す事例ではありません。目先の金額が同じでも、確認できた範囲が違えば判断は変わります。
確認前に決めると残る問題
確認後の比較に変える
確認が終わる前の安い小計と、必要工事まで入った別候補の小計を並べないことが大切です。採用する候補は「安い名称の物件」ではなく、営業条件と費用の見通しを説明できる物件です。
物件契約前のチェックリスト
チェック済みの数で物件を自動判定するための表ではありません。回答の根拠と未解決事項を残し、重要な条件が未確認なら判断を保留します。対象外の項目も、その理由を書いて区別してください。
スケルトンで重点確認する15項目
- 引渡し時に残る床・壁・天井・設備を図面と写真で確認した。
- 予定する営業用途が賃貸条件で認められるか確認した。
- 実測寸法、柱・梁・天井内の制約を確認した。
- 電源の種類、契約容量、幹線・分電盤と増強可否を照会した。
- 必要な給水・排水・給湯の接続点と供給条件を照会した。
- ガスを使う場合の供給条件と工事範囲を照会した。
- 給排気・排煙等の必要性、経路、外壁や屋上への工事承諾を確認した。
- 空調の既存設備、能力、運転時間と借主工事の範囲を確認した。
- トイレ、手洗いなど計画に必要な衛生設備を整理した。
- 床荷重、防水、音・振動など機器設置に関係する条件を照会した。
- 避難経路、防火区画、消防設備に関係する工事を確認した。
- 搬入・搬出経路、養生、作業可能時間、共用部使用を確認した。
- サイン・外観・共用部への施工承諾、必要な採光や換気の条件を確認した。
- 指定工事、接続点、設計・検査・管理費の範囲を照会した。
- 設計・調達・工事・是正・必要な検査の工程を確認した。
居抜きで追加確認する10項目
- 残る設備の型番・数量・写真と譲渡対象を照合した。
- 所有者、売主の権限、貸主設備・リース品の区分を確認した。
- 動作・必要能力の点検結果と、未確認項目を記録した。
- 使用・修理履歴、保証、引渡し前後の故障負担を確認した。
- 冷媒を使う機器等の管理・処分に必要な記録と担当を確認した。
- 不要物の撤去、残置物、付属品や鍵の取扱いを確認した。
- 配管・電気・給排気等を自店で使う条件を照会した。
- 譲渡の内訳、税、支払・引渡し・不成立時の条件を確認した。
- 設備の売買と営業上の承継、顧客情報等を分けて確認した。
- 改修・点検・撤去費の既含、別途、未定を見積と照合した。
両方に共通する10項目
- 営業内容、優先する条件、実施工面積を比較する各社に共通で伝えた。
- 賃貸借・譲渡・工事の契約相手、承認権限と連絡先を確認した。
- 賃料起算、共益費、保証金、償却・返還条件を確認した。
- 契約期間、更新・再契約、解約予告、原状回復の範囲を確認した。
- 各見積の税区分、単位、対象範囲と未定を整理した。
- 工事・設備取得・物件支出・運転資金を分け、重複を除いた。
- 支払日と資金調達の予定、開業が遅れる場合の資金繰りを確認した。
- 必要な営業手続、建築・消防等の相談結果と未解決条件を記録した。
- 点検・工事変更・追加費用の承認方法と図面の版を揃えた。
- 候補ごとの未確認項目、確認先、回答予定日を残した。
営業時間の制限、近隣や上下階の用途、騒音・臭気・廃棄物に関する過去の申入れ、喫煙に関する営業方針も確認します。建物の築年、耐震に関する資料、必要な採光等は建築士へ照会し、未確認を残したまま適合と扱わないでください。
業態別の設備・内装条件は、バーの内装費用、アパレルの内装費用、オフィス・事務所の内装費用も参照できます。カフェの開業準備はカフェの開業ガイドで確認し、各頁の金額をこの比較の確定見積へ置き換えないようにしてください。
判断フローまとめ:3ステップで候補を絞る
最初に営業できる条件を確認し、その後に同じ範囲の資金と工程を比べます。未定を0円として選ばず、追加調査が必要な候補と、現時点で計画を進められる候補を分けます。
用途、必要設備、配置、所有と利用権限、必要な承諾・手続を確認する。
各候補の実施工面積を確認。営業条件と見積範囲を揃え、税・別途・未定、支払日と開業後資金も照合。
未確認の費用・権限・工程を担当へ照会。回答が計画と予算に合うか確認して決める。
物件契約前の相談は、このように伝えられます
相談内容の記入例
○○市で店舗の開業を検討しています。20坪の居抜き物件と、同じエリアのスケルトン物件で迷っています。居抜きの空調は残る予定ですが、動作確認はまだです。
内装・設備に使える予算は○万円、開業希望は○月です。募集図面と写真があります。それぞれに必要な工事と、予算内で実現できる配置を相談したいです。
候補が1件だけでも、物件がまだ見つかっていなくても、分かる範囲をお知らせください。設備の確認や図面の準備をすべて済ませてからでなくても、会社探しの相談を始められます。
相談・会社紹介は無料。対応できる会社・時期・調査や設計の費用は、地域や工事条件などで異なります。
見積相談に渡すメモ
- 物件ごとの所在地、募集資料、現況写真、図面と実測した範囲。
- 予定業態、使う機器、提供内容、希望開業日と優先条件。
- 残す設備の一覧、所有・点検結果、流用・修理・新設・未確認。
- 貸主や管理者から受けた工事区分、供給能力、承諾条件の資料。
- 工事に使える予算、税込・税別の区分、物件支出と運転資金を別にした計画。
- 既存の見積と図面の版、二重計上の疑い、回答が必要な項目。
資料が揃っていない段階でも、分かる範囲と未確認の内容を伝えます。施工会社には、必要な調査、見積の前提、対象外、指定工事との境界、提示できる工程を回答してもらいましょう。
次の確認に使う関連ガイド
FAQ:スケルトンvs居抜きでよくある質問
Q1. 居抜きとスケルトンで結局どちらが安い?
同じ営業条件を実現する工事・機器取得・譲渡等の範囲を揃えないと判断できません。使える設備がある居抜きは工事を減らせますが、修理・撤去・追加工事が必要なこともあります。税、既に含む費用、別途、未定を分け、初期資金と将来支出を混ぜず比較します。
Q2. 異業態転換の居抜きはコストメリットがある?
残る設備が新しい営業で使えるかによります。業種名から流用率を決めず、機器の状態・能力、給排水・電源・給排気と配置を確認します。必要な修理・新設・撤去の見積を揃えて、スケルトン候補と比較してください。
Q3. 造作譲渡費の相場はどれくらい?
造作譲渡費は坪数だけでは決まりません。対象物、所有と譲渡権限、状態・能力、付属品、修理や撤去の負担、税区分を確認して提示額を検討します。新品価格と税務上の耐用年数だけで、実際の利用価値や売買価格を確定しないでください。
Q4. 居抜きのリース契約はどう扱う?
実際の所有者と契約を確認します。前テナントの判断だけで譲渡できるとは限りません。リース会社等へ承継・買取り・返却の可否、必要な承諾、費用と支払時期を照会し、譲渡対価と月額支払を分けて記録します。
Q5. 原状回復義務はどう確認する?
賃貸借契約・特約・工事承諾書と入居時の写真、図面、設備一覧を照合します。残す物、撤去範囲、修繕、指定業者、期限と検収を確認してください。「現状有姿」等の一語だけで費用や義務を決めず、解釈に疑問があれば専門家へ相談します。
Q6. スケルトンの工期はどれくらい?
面積だけでは決まりません。設計、承諾、必要な手続、機器納期、建物側工事、施工、是正・検査、引渡しを各担当者と確認します。並行できる工程と前工程の完了待ちを区別し、変更があれば開業日と支払予定も更新します。
Q7. 「半スケルトン」とは何?
一部の内装や設備を残して改修する計画を指して使われる呼び方ですが、範囲は物件や提案で異なります。残す幹線・配管・ダクト等と撤去範囲を図面で示し、状態・容量・接続条件・所有関係を確認します。一定の節約額を保証する名称ではありません。
Q8. 居抜きで保健所基準を満たさない場合は?
予定する営業、開設者、工事内容、新規・変更・承継の区分を所在地の保健所へ相談します。必要な是正内容が分かったら図面と工事見積へ反映し、物件条件で実現できるか確認します。シンク数や追加費用を全国一律の値で判断しないでください。
Q9. 物件のABC工事区分は判断にどう影響する?
各物件の工事区分表と契約条件により、費用負担、発注・施工者、承認手順が変わります。名称だけで借主が自由に発注できると決めず、接続点、指定工事、設計・検査・管理費の含有を照会します。別見積に同じ工事があれば、加算前に重複を確認します。
Q10. 出口戦略を考えるとどちらが有利?
物件タイプだけでは決まりません。同じ想定退去時点で、契約上の復旧範囲、指定工事、解約予告、残る契約の支払、保証金の精算を確認します。後継者への譲渡や保証金の全額返還を確定収入とせず、初期支出とは別に検討します。
Q11. 内装会社選びは判断にどれだけ影響する?
既存設備を調査し、流用・修理・更新の根拠と必要工事を説明できるかが重要です。同じ図面・営業仕様・税区分・対象範囲を渡して比較し、対象外や未定の回答も確認します。相見積だけで一定の値下げや品質が保証されるわけではありません。
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