寿司屋の内装デザイン|事例5選とカウンター・照明・会社選び

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寿司屋の開業・改装を考えている方へ

寿司屋の内装は、カウンターに座ったときの眺めと、職人が働く動きの両方から考えると、希望を形にしやすくなります。木の色や照明だけでなく、料理の受け渡し、隣席との距離、手荷物の置き場までが、店で過ごす心地よさに関わります。

まずは5つの事例写真を見比べてください。「このカウンターが好き」「この明るさにしたい」という希望から、素材・席の配置・予算・内装会社への依頼内容を整理していきましょう。

寿司屋の内装デザイン事例5選|写真から希望を見つける

カウンターを中心にした小規模店と、ボックス席を組み合わせた店を見比べます。色や素材だけでなく、客席から何が見えるかにも注目してください。

木の色と落ち着いた光

鮨屋|東京都新宿区・10坪

木のカウンターを囲む客席と、木目の天井
木のカウンターを囲む客席と、木目の天井

施工:corf。掲載事例の面積は10坪、新装。

木のカウンターと天井、濃い色の壁・椅子がまとまった空間です。客席から、料理を置く面とカウンター内側の関係が見える写真です。

相談に生かすなら:この雰囲気を取り入れるなら、「木の色をそろえたい」「客席を落ち着かせ、料理の面を見やすくしたい」と伝えます。木材の種類や照明の仕様は、写真から決めつけず見本で比べましょう。

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カウンターの奥行きと、背後の棚・壁の関係
カウンターの奥行きと、背後の棚・壁の関係
客席側から見るカウンターと椅子の配置
客席側から見るカウンターと椅子の配置

当サイト掲載の事例詳細 →

酒棚を背景にしたカウンター

鮨屋|東京都新宿区・12坪

木のカウンターと、照明で照らした酒棚
木のカウンターと、照明で照らした酒棚

施工:corf。掲載事例の面積は12坪、新装。

カウンターの向こうに酒瓶の棚があり、棚の光が背景をつくっています。木目の天井と天板、落ち着いた色の壁を組み合わせた構成です。

相談に生かすなら:酒の提案も大切にしたい場合の参考になります。棚の見せ方に加え、瓶を取り出す高さ、グラスの収納、補充と清掃まで相談すると、営業で使いやすい計画に近づきます。

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カウンターの曲がり角と客席側の眺め
カウンターの曲がり角と客席側の眺め
木目の天井・カウンターと酒棚の組み合わせ
木目の天井・カウンターと酒棚の組み合わせ

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明るい木のカウンターと壁面の光

呉竹鮨 鳥取店

明るい木のカウンター・椅子と、光を当てた暗色の壁
明るい木のカウンター・椅子と、光を当てた暗色の壁

株式会社サライデザインルームの店舗デザイン設計事例。鳥取県鳥取市、施工年2023年。

明るい色のカウンターと椅子に対し、壁は濃い色でまとめられています。壁の上から伸びる光と、すっきりした客席の線が印象的です。

相談に生かすなら:装飾を増やさず落ち着かせたい場合は、色の対比と照明の当て方に注目。自分の店では、着席したときの壁・料理・職人の見え方を確かめましょう。

サライデザインルームの公式事例 →

カウンターとボックス席の組み合わせ

すし銚子丸 東大和店

レーンとカウンター席、ボックス席を組み合わせた店内
レーンとカウンター席、ボックス席を組み合わせた店内

施工:タカハシアートプランニング株式会社。東京都東大和市、2016年3月施工。

レーンを中心に、カウンター席とボックス席が配置されています。木目の天井と吊り下げ照明を使い、席の並びが見渡せる空間です。

相談に生かすなら:家族やグループも受け入れる計画では、席種の組み合わせが参考になります。自店の人数構成に合わせ、配膳・片付けと客の通路がぶつからない配置を相談しましょう。

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ボックス席側から見るレーンと吊り下げ照明
ボックス席側から見るレーンと吊り下げ照明

タカハシアートプランニングの公式事例 →

ボックス席と壁面の演出

すし銚子丸 ひばりが丘店

赤い背もたれのボックス席と、壁上部の明るい写真パネル
赤い背もたれのボックス席と、壁上部の明るい写真パネル

施工:タカハシアートプランニング株式会社。2015年12月施工。

赤い背もたれのボックス席と、壁上部に並ぶ写真パネルが特徴です。カウンター中心の小規模店とは異なる、客席まわりの見せ方を比較できます。

相談に生かすなら:席のまとまりと壁面の情報量を、店の賑わいに合わせて考える参考に。色や装飾だけでなく、着席・離席、荷物、清掃のしやすさまで図面で確かめます。

タカハシアートプランニングの公式事例 →

写真は施工当時の掲載事例です。現在の店舗の設備・運営とは異なる場合があります。写真だけで樹種、細かな寸法、工事価格を判断せず、取り入れたい特徴を設計者に伝えてください。

気になる写真をもとに、寿司店の内装を相談

「1つ目の落ち着いた色合い」「2つ目の酒棚」「3つ目のすっきりしたカウンター」など、希望を伝えるところから始められます。所在地・物件の状況・予算も添えると、対応する会社を探しやすくなります。

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和モダン・高級感・親しみやすさ|雰囲気の選び方

「江戸前」「回転寿司」は営業の形、「和モダン」は空間の雰囲気です。まず、どのように食事を楽しんでもらいたいかを決め、その後に素材や色を選ぶと、イメージの食い違いを減らせます。

料理と職人に集中してもらいたい
カウンターを中心に、手元と料理へ視線が向く構成に。背景の収納や機器の見え方、会話のしやすさ、椅子の座り心地までそろえます。高級感は、素材の価格だけでなく、納まりや照明の丁寧さからも考えられます。
街の人が入りやすい店にしたい
入口から店内の様子が伝わる見せ方、料理・価格がわかる品書き、親しみやすい明るさを検討。カウンターに加え、家族や複数人で使える席が必要かも考えます。
酒や一品料理も楽しんでもらいたい
酒棚、テーブル席、取り皿やグラスの置き場まで計画。華やかな色や照明を使う場合も、料理が見やすく、配膳・片付けのしやすい配置にします。
会食や記念日に使ってもらいたい
会話の落ち着き、隣席からの視線、荷物・上着の収納を確認。個室を設ける場合は、利用人数に加えて、配膳の距離や空調・照明も一緒に設計します。
家族・グループを受け入れたい
ボックス席やテーブル席、入店待ち、会計、トイレへの通路を検討。回転・配膳レーンを使う場合は、機器の寸法・保守スペースと客席を一体で決めます。

依頼時は「和モダンにしたい」に、好きな理由を一言足しましょう。たとえば「木の色は明るめ、客席は落ち着かせたい。ただし料理と手元は見やすくしたい」。この伝え方なら、写真の丸ごとの再現にこだわらず、自分の物件と予算に合う案を相談できます。

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カウンターとつけ場は、客席・職人・設備を一緒に決める

つけ場は、寿司を握り、料理を仕上げて提供する場所です。カウンターの外観を先に決め切ると、機器や作業スペースが収まらなくなることがあります。椅子に座った客の目線と、実際に働く職人の動きを図面と現物で確かめましょう。

  1. 提供の仕方を決める。おまかせか単品注文か、何人で調理・配膳するか。料理を置く位置と受け渡す動きを共有します。
  2. 必要な機器を配置する。冷蔵庫、ネタケース、シンク、手洗い、炊飯・加熱機器、食器収納等。扉や引き出しを開けた状態も図面に入れます。
  3. カウンターと椅子を組み合わせる。天板の高さ・奥行き、椅子の座面と足置き、足元、料理の届きやすさを確認。寸法表だけで決めず、可能なら仮の台や実際の椅子で試します。
  4. 客とスタッフの通路を確認する。着席・離席、背後の配膳、トイレへの移動、荷物の出し入れを想定。席数を増やす案と、余裕を持たせる案を比べます。
  5. 清掃・保守・交換まで確かめる。機器の裏や足元を掃除できるか、故障時に機器を取り出せるか、配管の点検場所へ手が届くかを確認します。

ネタケースを見せるか、カウンターをすっきり見せるか

ネタケースを見せると、食材が客席から見える構成になります。一方、ケースの高さや位置で、職人の手元・表情の見え方も変わります。使用する機器の寸法、開閉方向、排熱、電源等を先に共有し、厨房機器の担当者と設計者が同じ図面で調整することが大切です。

個室をつくるなら、空いた時間の使い方まで考える

必要な室数は、見込む利用人数や予約の組み方によって変わります。固定の個室にするか、建具でつなげるか、テーブル席にするかを比較しましょう。壁・建具だけでなく、空調、照明、音、配膳のしやすさも見積もりに含めます。

照明と素材は、料理の見え方・手入れまで比べる

照明|「暗く落ち着く」と「手元が見える」を両立

客席全体、料理を置く面、職人の作業面、棚や壁の演出を分けて考えます。光源が目に入るまぶしさ、手や身体による影、天板やケースの反射を確認してください。

照明器具の候補を比べるときは、実際に使う器や食材、天板の見本を当てて確認すると具体的です。昼と夜、営業中と清掃時で必要な明るさが違う場合は、照明の回路や調光の使い方も相談しましょう。

カウンター|一枚板かどうかに加えて、仕上げと補修を確認

無垢材・一枚板など
木目や触れた感触を現物・見本で確かめます。樹種、長さ・幅・厚さ、継ぎ方、表面の仕上げ、手入れ方法をそろえて比較。反りや傷みへの対応、補修できる範囲も聞きます。
化粧板・シート仕上げなど
色・柄を比較しやすい一方、端部・継ぎ目・水がかかる部分の納まりを確認。使える洗剤や、傷・剥がれが出た場合の補修・交換方法まで相談します。
石材・タイルなど
器を置いたときの音や触感、汚れ・水分への対応、目地や端部の清掃性を確認。重量や下地も含め、設置できる構造かを設計者に確かめます。

どの素材でも、日々の衛生管理が必要です。高価な素材だから長持ちする、化粧板なら清掃が少なくてよい、と一律には決められません。採用する製品・仕上げに合う手入れ方法を、引渡し時に受け取れるかも会社選びの確認点です。

床・壁|見せる場所と、水・汚れがかかる場所を分ける

客席の雰囲気に合わせつつ、調理・洗浄する場所は清掃方法に合う材料・納まりを選びます。水を流す清掃か拭き掃除か、油や水がどこにかかるかを伝え、滑りやすさ、排水、防水の必要範囲を相談してください。

希望のデザインを予算に収める|見積もりの比較方法

デザインの名前だけでは工事費は決まりません。同じ木のカウンターでも、寸法・材料・加工・下地・設備の組み込み方で変わります。最初に、予算の中に設計費・厨房機器・家具・税を含むかを明確にしましょう。

同じ条件で比べたい6項目

  • カウンター:寸法、材料、仕上げ、加工、下地、搬入・設置。
  • 客席と造作:椅子・テーブル、個室、収納、酒棚、荷物置き。
  • 照明・内装:器具、調光、配線、床・壁・天井の仕上げ。
  • 厨房と設備:機器本体、給排水、空調・換気、接続・設置工事。
  • 設計・調査・手続き:図面、設計、現地調査、工事監理等の担当と範囲。
  • 別途・未定:解体後の補修、建物の指定工事、施主購入品、税、追加工事の決め方。

削る順番は「残したい特徴」から決める

たとえば「カウンターと料理の見え方は大切にしたい」なら、客席から見える範囲を優先し、装飾の量、造作家具と既製品の使い分け、残せる内装・設備を検討します。必要な衛生設備や清掃性まで削るのではなく、仕上げや造作を変えた代替案を出してもらいましょう。

事例写真には、工事の範囲や費用がすべて写っているわけではありません。「この写真と同じならいくら」だけでなく、自分の物件で取り入れる場合に、何を残し、何を変えるかを会社ごとに説明してもらうと比較しやすくなります。

デザインと予算を一緒に相談したい方へ

好きな写真が決まっていても、決まっていなくても相談できます。希望の雰囲気、席の使い方、残したい設備を伝え、提案の理由と費用を見比べましょう。

希望と予算に合う内装会社を探す

相談・会社紹介は無料。有料の設計・調査等を依頼する際は、先に条件を確認してください。

着工前に、図面で確認しておきたいこと

デザインと並行して、提供する料理・調理方法に必要な施設・設備を確認します。厨房機器、手洗い・洗浄設備、冷蔵保管、食器や清掃用品の収納等を図面に入れ、工事前に所在地の保健所へ相談してください。

東京都の手引きでも、工事着工前に設計図等を持参して相談する流れが案内されています。必要な手続きや設備は所在地・営業内容に応じて確認します。改装の場合も、既存の許可があることだけで判断せず、変更内容を相談しましょう。

参考:東京都「食品関係営業許可申請の手引」。建物の工事承諾、消防等の確認も、設計者・施工会社と担当を決めて進めます。

寿司屋のデザインを任せる会社の選び方

写真の好みが合うことに加え、その会社が実際に担当した範囲を確認しましょう。設計、施工、厨房設備、家具製作の担当が分かれる場合もあります。希望に近い規模・提供方法の事例について、次の質問をすると提案力を比べやすくなります。

  1. 「このカウンターは、なぜこの形にしたのですか?」見た目だけでなく、提供・作業・清掃の理由を説明してもらう。
  2. 「私の物件では、どの部分を再現できますか?」写真との違い、既存設備、搬入・工事の制約を整理してもらう。
  3. 「予算を下げるなら、何を変えますか?」素材や造作を変えた場合の、見た目・耐久性・使い勝手の違いを聞く。
  4. 「誰が厨房・保健所の相談・現場を担当しますか?」役割、連絡窓口、工程、引渡し後の修繕対応を確認する。

最初の相談に伝えること

所在地/物件の状況・面積/新装か改装か/提供する料理と営業の形/希望する席数/予算に含めたいもの/開業希望時期。図面・現況写真・好きな事例があれば添えてください。

すべてを決めてから依頼する必要はありません。「カウンター中心にしたいが、何席取れるかわからない」といった段階でも、わかる範囲を共有すると相談を進めやすくなります。

寿司屋・海鮮料理の内装事例と掲載会社をもっと見る →

寿司屋の内装デザインでよくある質問

10坪前後でも、落ち着いたカウンターの店にできますか?

この記事では10坪・12坪の事例を紹介しています。ただし、設けられる席数や設備は物件ごとに異なります。必要な厨房・収納・通路を入れた図面で、客席の余裕と作業のしやすさを確認してください。

カウンターの高さや奥行きは、何cmが正解ですか?

座って食べるか立って食べるか、椅子、器の置き方、職人の作業、機器の配置によって変わります。一つの数値で決めず、平面図と断面図に加え、椅子や仮の台を使って座り心地と受け渡しを確かめましょう。

高級感を出すには、ヒノキの一枚板が必要ですか?

素材は選択肢の一つです。木目や色、照明、家具、壁の仕上げ、細部の納まりをそろえる方法もあります。希望する印象を写真で共有し、材料・仕上げ・予算の異なる案を比べてください。

照明を暗くすれば、落ち着いた雰囲気になりますか?

料理や手元、通路まで見づらくすると使いにくくなります。客席全体と料理・作業面の照明を分け、まぶしさや影も確認します。器や材料の見本で、実際の見え方を比べると伝わりやすくなります。

寿司屋の居抜きなら、カウンターを残せますか?

状態と寸法が希望の営業に合えば、再利用を検討できます。傷み、給排水・機器との関係、手入れや補修、工事承諾も確認し、残す案と交換する案を比較しましょう。

写真を見せて「同じ雰囲気にしたい」と相談してよいですか?

相談の出発点になります。写真のどこが好きかも伝えると、意図が共有しやすくなります。面積・建物・予算に合う方法を提案してもらい、素材や造作をそのまま再現できると決めつけずに検討しましょう。

思い描く寿司店を、具体的な内装プランへ

落ち着いたカウンター、酒を楽しむ空間、家族が座りやすい客席。希望する店の姿と予算から、寿司店の内装に対応する会社探しを始められます。

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相談・会社紹介は無料。設計・施工等の契約内容は各社にご確認ください。

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