寿司屋の店舗内装の費用相場|坪単価・内訳・見積の注意点

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📅 最終更新: 2026年4月3日
寿司屋の内装費用は、カウンター寿司で坪単価40万〜100万円回転寿司で坪単価25万〜50万円が相場です。15坪のカウンター寿司店で600万〜1,500万円、30坪の回転寿司で750万〜1,500万円が目安となります。費用を左右する最大の要因は「無垢材一枚板カウンター」「冷蔵ショーケース(ネタケース)」「厨房設備」「高演色照明」「和のしつらえ(格子・障子・漆喰壁)」の5要素です。特にカウンター寿司ではヒノキやケヤキの一枚板カウンターだけで100万〜500万円を占めるケースがあり、内装全体のグレード感を決定づけます。本記事ではBtoC(一般消費者向け)の街の寿司屋からBtoB(接待利用の法人需要・寿司ケータリング)まで、業態別の坪単価・設備費用・コストダウン戦略・見積もりの注意点を網羅的に解説します。

※本記事中の費用・坪単価等は「モデルケース」「想定シミュレーション」として掲載しています。実際の数値は物件条件・仕様・地域により大きく変動します。

基本寿司屋の内装費用——全体像をつかむ

寿司屋の内装は、一般的な飲食店と比べて「カウンター材」「ネタケース」「高演色照明」「和の意匠」の4点で大きくコストが上振れする業態です。カウンター寿司は職人の手元が客の目の前に見えるため、カウンター天板の素材感・照明の色温度・壁面の仕上げなど「五感に訴える空間づくり」が求められます。回転寿司はレーン設備と客席の回転率が最重要で、カウンター寿司とは投資の優先順位が大きく異なります。

寿司屋は生食を扱うため、保健所の衛生基準が他の飲食業態より厳格です。ネタ(生魚)の温度管理を担う冷蔵ショーケースは店舗の「顔」であると同時に食品衛生上の要であり、ショーケース単体で50万〜200万円の投資が必要です。さらにBtoB需要として接待利用の法人客を想定する場合は個室や半個室のしつらえが必須となり、造作壁・建具・照明の追加費用が発生します。BtoC向けの気軽な立ち食い寿司や出前専門店では厨房効率と衛生動線に重点を置く設計となり、内装の方向性は大きく変わります。

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カウンター材が最大の投資ポイント
ヒノキ・杉・ケヤキ等の無垢材一枚板カウンターは100万〜500万円。樹種・板幅・長さ・乾燥年数で価格が大幅に変動します。集成材カウンターなら30万〜80万円に抑えられますが、高級寿司店のブランド感には一枚板が欠かせません。
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ネタケースが店の鮮度感を決める
冷蔵ショーケース(ネタケース)は50万〜200万円。カウンター一体型、据え置き型、冷気循環式など種類が豊富です。ネタの色味を正確に見せるためRa90以上の高演色LEDをケース内に組み込むのが主流です。
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寿司屋特有の厨房設備
シャリ切り台(酢飯を合わせる作業台)、業務用冷蔵庫、製氷機、刺身包丁の砥石台など、寿司調理に特化した設備が必要です。厨房設備だけで200万〜600万円を占めます。
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高演色照明でネタの魅力を引き出す
寿司屋はRa90以上・色温度3000〜3500K・カウンター面で300〜500ルクスが推奨値です。赤身の深い赤、白身の透明感、イクラの艶を正確に再現するには高演色LEDが不可欠で、照明設備に50万〜150万円が必要です。
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和のしつらえが空間の格を決める
格子・障子・漆喰壁・竹・石・ひのきなどの自然素材を使った和の意匠は、寿司屋の世界観を左右します。造作の格子間仕切りは1箇所15万〜40万円、漆喰壁は㎡あたり8,000〜18,000円が目安です。

表①業態別の坪単価と初期費用の目安

寿司屋は業態によって内装の方向性と投資額が大きく異なります。高級カウンター寿司は坪単価が飲食店の中でもトップクラスに高く、逆に立ち食い寿司や出前専門は比較的低コストで開業できます。以下は代表的な5業態の想定シミュレーションです。

業態 坪単価 代表的な坪数と概算費用 特徴・注意点
高級カウンター寿司 60万〜100万円 10〜15坪:600万〜1,500万円 一枚板カウンター・高級ネタケース・和の造作が必須。BtoB接待需要に対応する個室も
街の寿司屋(カウンター+小上がり) 40万〜65万円 12〜20坪:480万〜1,300万円 カウンター+テーブル席の複合型。BtoC中心で地域密着
回転寿司 25万〜50万円 25〜40坪:625万〜2,000万円 レーン設備(300万〜800万円)が別途必要。席数確保と回転率重視
立ち食い寿司 30万〜50万円 5〜10坪:150万〜500万円 小規模・高回転。カウンターのみでシンプルな動線設計
寿司バー(創作寿司) 45万〜80万円 10〜18坪:450万〜1,440万円 バーカウンター+寿司カウンターの融合。照明・音響にもこだわる
出前・テイクアウト専門 20万〜35万円 8〜15坪:160万〜525万円 客席不要で厨房中心。衛生設備と冷蔵設備に集中投資
ポイント: 回転寿司のレーン設備は内装工事とは別の専門メーカーから調達するのが一般的です。レーンの総延長・カーブの数・タッチパネル式注文システムの有無で300万〜800万円と幅があります。レーン設備の搬入・設置は内装工事のスケジュールと綿密に連携する必要があるため、内装会社とレーンメーカーの工程調整が重要です。厨房設備ガイドも参考にしてください。

表②坪数別モデルケース——10坪・20坪・35坪の費用シミュレーション

以下はカウンター寿司をベースにした想定シミュレーションです。回転寿司や出前専門など業態によって項目の比重が変わります。費用シミュレーターも活用してください。

項目 10坪(小型カウンター) 20坪(カウンター+小上がり) 35坪(回転寿司)
設計・デザイン費 20万〜50万円 40万〜100万円 60万〜150万円
カウンター工事 80万〜300万円 100万〜400万円 50万〜150万円
ネタケース 50万〜150万円 60万〜200万円 30万〜80万円
厨房設備 150万〜350万円 200万〜500万円 250万〜600万円
空調・換気工事 30万〜60万円 50万〜120万円 80万〜180万円
照明工事 30万〜80万円 50万〜120万円 40万〜100万円
内装仕上げ(壁・天井・床) 40万〜100万円 80万〜200万円 100万〜250万円
給排水・ガス工事 40万〜80万円 60万〜130万円 80万〜180万円
和の造作(格子・障子・漆喰等) 30万〜80万円 60万〜150万円 20万〜60万円
レーン設備 300万〜800万円
合計目安 470万〜1,250万円 700万〜1,920万円 1,010万〜2,550万円

カウンター寿司は「カウンター材」と「ネタケース」だけで全体の20〜35%を占めるのが特徴です。一般的な飲食店では什器・家具が10〜15%程度ですから、寿司屋はその2倍以上のウェイトです。とくにヒノキの一枚板カウンターは幅450mm以上・長さ3,600mm以上になると材の入手自体が困難で、製材所への事前発注が必要になるケースもあります。カウンター天板の厚みは60〜90mmが標準で、無垢材は乾燥・加工に数か月を要するため、工期に余裕をもったスケジュール管理が欠かせません。坪単価ガイドで業種別の相場も確認しておきましょう。

寿司屋のカウンターは「付け台(つけだい)」と呼ばれ、職人がネタを握って客に差し出す寿司屋の象徴的な場所です。付け台の高さは床から800〜850mmが標準で、椅子の座面高さ(420〜450mm)との差(350〜400mm)が快適な食事姿勢の鍵になります。カウンター手前にはガリ入れ・醤油差し・おしぼり置きのスペースが必要で、奥行きは客側350mm+職人側300mm以上を確保してください。見切り(異なる仕上げ材の接合部を処理する部材)の納まりも美観を大きく左右します。

深掘り費用を左右する5大要因——カウンター・ネタケース・厨房・照明・和のしつらえ

要因①:カウンター(無垢材一枚板)

カウンター寿司の内装費用を最も大きく左右するのがカウンター天板の素材選定です。ヒノキは抗菌・防虫効果があり寿司屋のカウンター材として最も人気がありますが、一枚板で幅450mm×長さ4,000mmクラスになると材料費だけで80万〜250万円。ケヤキは重厚な木目と耐久性で高級寿司店に好まれ、同サイズで100万〜300万円。杉は柔らかく温かみのある風合いで60万〜150万円と比較的手頃です。材料費に加えて加工費(鉋仕上げ・面取り・オイル塗装など)が20万〜50万円、設置工事費が10万〜30万円かかります。一枚板は乾燥不足だと反りや割れが発生するため、含水率12%以下まで十分に乾燥した材を選んでください。大工による造作カウンターの場合は墨出し(位置決め)から取り付けまで3〜5日を要します。コストを抑えたい場合は、天板のみ無垢材で土台はLGS(軽量鉄骨)+ボード貼りで造作する方法もあります。

カウンター素材 材料費(4m級一枚板) 特徴 メンテナンス頻度
ヒノキ 80万〜250万円 抗菌・防虫・香り。寿司屋の定番 オイル塗装:半年〜1年ごと
ケヤキ 100万〜300万円 重厚な木目・高い耐久性。高級店向き オイル塗装:1年ごと
60万〜150万円 柔らかい風合い・比較的手頃 オイル塗装:半年ごと
タモ 50万〜120万円 明るい色調・均一な木目 オイル塗装:1年ごと
集成材(ヒノキ系) 30万〜80万円 コスト重視。一枚板の雰囲気は出にくい ウレタン塗装:2〜3年ごと

要因②:冷蔵ショーケース(ネタケース)

ネタケースは寿司屋の生命線です。ショーケース内の温度を0〜5℃に保ちつつ、客席側からネタの鮮度感が伝わるディスプレイ機能を両立させる必要があります。カウンター一体型のネタケースは80万〜200万円、据え置き型は50万〜120万円が相場です。冷気循環方式は「直冷式」と「間冷式(ファン式)」があり、直冷式はネタが乾燥しにくい反面、温度ムラが出やすい弱点があります。間冷式は均一に冷えますがファンの風でネタが乾燥しやすいため、湿度管理機能付きの上位モデルが推奨です。ショーケース内の照明はRa90以上の高演色LEDが不可欠で、赤身の色味・白身の透明感を忠実に再現するには色温度3000〜3500Kが最適です。ネタケースの幅はカウンター長に合わせて1,200mm〜2,400mmが標準で、特注サイズの場合は納期が2〜3か月かかることがあります。

要因③:厨房設備

寿司屋の厨房は「握り」と「仕込み」の二つのエリアに分かれます。握りエリアはカウンター裏手の職人が立つスペースで、シャリ切り台(すし飯を合わせる木製の作業台)・ネタ台・手洗い場を配置します。仕込みエリアにはまな板作業台・業務用冷蔵庫・製氷機・刺身包丁の砥石台・炊飯器・シンクが必要です。業務用冷蔵庫は4ドアタテ型で30万〜60万円、製氷機は15万〜35万円、シャリ切り台は5万〜15万円が目安。生食を扱うため手洗い設備は客用・従業員用をそれぞれ独立して設置する必要があり、保健所の検査項目として重視されます。厨房全体の設備費用は200万〜600万円で、居抜き物件で既存設備を活用できれば30〜50%の削減が可能です。厨房設備ガイドで詳細を確認してください。

要因④:照明設計

寿司屋の照明は「ネタの色味を正確に見せる」ことが最大の使命です。推奨スペックはRa(演色評価数)90以上・色温度3000〜3500K(電球色〜温白色)・カウンター面照度300〜500ルクスです。一般的な飲食店のLEDはRa80程度が多いですが、寿司屋では赤身の深い赤、サーモンのオレンジ、白身の透明感、イクラの艶を忠実に再現するためにRa90以上が求められます。カウンター上部にはダウンライトまたはペンダントライトを600mm間隔で配置し、ネタケース内にもRa90以上のLEDテープライトを組み込みます。和紙シェードや竹編みのペンダントライトは和の雰囲気を高めるだけでなく、光を拡散させて職人の手元に柔らかい陰影をつくります。照明設備費は50万〜150万円で、調光機能付きにすると昼と夜で異なる雰囲気を演出できます。照明設計ガイドも参考にしてください。

要因⑤:和のしつらえ

寿司屋の空間は「清潔感」と「和の静謐さ」が求められます。壁面は漆喰(㎡あたり8,000〜18,000円)・珪藻土(㎡あたり6,000〜14,000円)が人気で、いずれも調湿・消臭効果があり生魚を扱う寿司屋に適しています。格子間仕切りは1箇所15万〜40万円で、半個室の間仕切りやカウンター背面の装飾に使われます。障子は1枚2万〜6万円で、強化和紙やワーロンシート(樹脂製和紙風シート)を使えば破れにくく実用的です。床材は石目調タイル(㎡あたり6,000〜15,000円)や無垢フローリング(㎡あたり8,000〜20,000円)が定番。玄関の踏み石・坪庭風のディスプレイ・竹垣など、アプローチの演出に20万〜60万円を追加投資する高級店も少なくありません。巾木(壁と床の接合部を処理する部材)には木製巾木やステンレス巾木を使い、和の雰囲気を損なわない納まりにすることがポイントです。床材ガイドも合わせてご覧ください。


実務見積書の内訳と読み方——ここをチェックする

寿司屋の見積書は「カウンター工事」と「厨房設備」の内訳が特に重要です。「カウンター一式」「厨房設備一式」という表記では含まれる仕様が不明瞭です。必ず内訳を展開してもらい、以下の項目を個別に確認してください。見積もり比較ガイドで相見積もりのポイントも押さえておきましょう。

見積項目 チェックポイント 相場感
設計・デザイン費 設計図面一式(平面図・展開図・電気図・設備図)が含まれるか 工事費の8〜12%
カウンター工事 樹種・寸法・乾燥年数・塗装方法・下地造作が明記されているか 80万〜400万円
ネタケース メーカー・型番・冷却方式・照明仕様・特注/既製品の区分 50万〜200万円
厨房設備 機器リスト(メーカー・型番・台数)が個別に記載されているか 200万〜600万円
給排水・ガス工事 シンク数・給湯器仕様・ガス配管の延長距離・排水管口径 40万〜150万円
空調・換気工事 空調能力(kW)・換気扇の風量・ダクト延長距離 30万〜150万円
照明工事 Ra値・色温度・調光機能の有無・器具台数が明記されているか 50万〜150万円
内装仕上げ 壁材(漆喰/クロス/タイル)・天井材・床材の仕様と数量 40万〜200万円
造作家具・建具 格子・障子・小上がりの造作内容と素材仕様 30万〜150万円
諸経費・管理費 工事費の何%か。10〜15%が相場 総工事費の10〜15%
相見積もりの鉄則: 寿司屋の内装は「カウンター材の仕入れルート」によって見積もりに大きな差が出ます。内装会社が直接製材所から仕入れる場合と、木材商社を経由する場合では中間マージンが10〜30%変わります。カウンター材の調達ルートと価格の根拠は必ず確認してください。同じヒノキの一枚板でも「産地」「等級」「乾燥方法(天然乾燥/人工乾燥)」で価格が倍以上変わることがあります。

注意追加費用パターン——見積もりに出てこないコスト

寿司屋の開業では、当初の見積もりに含まれない追加費用が発生しやすいポイントがあります。とくにカウンター材の変更・ネタケースの特注対応・保健所指導による設備追加は「あとから発覚する三大追加コスト」です。開業費用ガイドも参考に、予備費として総工事費の10〜15%を確保しておくことを推奨します。

追加費用パターン 発生理由 追加費用の目安
カウンター材の等級変更 現物を見て上位等級に変更するケースが多い 30万〜150万円
ネタケースの特注対応 カウンター幅に合わせたサイズ変更 20万〜80万円
保健所の指導による追加工事 手洗い場の追加・排水設備の改修 10万〜50万円
排水管の改修 既存配管の口径不足・勾配不良 15万〜60万円
防水工事の追加 厨房床のFRP防水・立ち上げ処理 10万〜40万円
看板・サインの追加 木彫り看板・のれん・照明付き行灯看板 10万〜50万円
近隣対策費 工事中の騒音・臭気対策(挨拶品・養生強化) 3万〜10万円
ポイント: 追加費用を防ぐ最善策は「設計段階での現地調査の徹底」です。物件の構造図面、電気容量、給排水管の位置、天井高、柱の位置を正確に把握してから設計に入ることで、着工後の「想定外」を大幅に減らせます。カウンター材は発注から納品まで2〜4週間かかるため、設計確定後すぐに発注し、工期の遅延を防いでください。

節約コストダウン戦略——削ってよい部分・削ってはいけない部分

寿司屋の内装でコストダウンを図る場合、「客の目に触れる部分」と「衛生・安全に関わる部分」は削らず、「裏方の仕上げ」と「什器のグレード調整」で費用を抑えるのが鉄則です。特にカウンター材とネタケースは寿司屋の「格」を決定づけるため、安易なグレードダウンは売上に直結します。コストダウンの方法も参考にしてください。

◎ 削ってよい部分
  • バックヤード・仕込みスペースの壁仕上げ(化粧板→塗装仕上げ)
  • トイレの什器グレード(国産メーカーの標準グレードで十分)
  • 天井材(化粧ボード→塗装仕上げ、あえてスケルトン天井も可)
  • 椅子・テーブル(中古業務用家具の活用)
  • 小上がりの畳(本畳→ダイケン和紙畳で耐久性向上+コスト減)
  • 外構・アプローチ(装飾的な坪庭は開業後の追加工事でも可)
✕ 削ってはいけない部分
  • カウンター天板の素材(一枚板→集成材への変更は慎重に)
  • ネタケースの冷却性能(安価な機種は温度ムラで食材劣化リスク)
  • 照明のRa値(Ra80以下はネタの色味が不自然に見える)
  • 給排水工事の品質(配管不良は漏水・衛生問題に直結)
  • 換気設備の能力(魚の臭気は近隣トラブルの最大原因)
  • 手洗い設備(保健所の検査項目。不備は営業許可に影響)
コストダウン手法 削減効果 注意点
居抜き物件の活用 30〜50%削減 前テナントが寿司屋なら設備流用可。ただしネタケースの年式・冷却能力は要確認
カウンター天板のみ無垢材、下地はLGS造作 20〜40%削減 見た目は一枚板カウンターと遜色なし。ボード貼りの下地で工期短縮も
厨房設備のリース活用 初期費用50〜70%削減 月額リース料が発生。5年以上の長期営業なら購入の方が割安
和の造作を一部既製品に変更 15万〜30万円削減 既製品の格子パーテーション・障子は寸法の自由度が低い
照明器具の施主支給 10〜20%削減 施工会社の保証対象外になる場合あり。事前に確認を

資金融資・助成金の活用——寿司屋の資金調達

寿司屋の開業資金は内装費に加えて運転資金(家賃3〜6か月分+食材仕入れ資金)も必要で、カウンター寿司店の場合は総額1,000万〜2,500万円が目安です。自己資金だけで賄えない場合は公的融資や助成金の活用を検討してください。

資金調達手段 借入/補助上限 特徴
日本政策金融公庫 新創業融資 3,000万円 無担保・無保証人で利用可。自己資金の10倍程度が目安
信用保証協会付き融資 金融機関による 保証料が発生するが審査が通りやすい
小規模事業者持続化補助金 50万〜250万円 内装費・広告費が対象。※最新の要件は公式サイトでご確認ください
事業再構築補助金 100万〜数千万円 業態転換・新分野展開に。※最新の要件は公式サイトでご確認ください
自治体独自の創業支援補助金 自治体による 地域密着の補助制度。商工会議所に相談を
融資審査では「事業計画書」の完成度が最も重視されます。寿司屋の場合は「客単価×席数×回転率×営業日数」で売上予測を立て、食材原価率(35〜45%)・人件費率(25〜35%)・家賃比率(8〜12%)を明示してください。修業経験や調理師免許の有無も審査に影響します。寿司屋の開業資金は内装費に加え、厨房設備(ネタケース・冷蔵庫・製氷機等で200万〜500万円)、物件取得費(保証金・仲介手数料で200万〜500万円)、運転資金(3〜6か月分の固定費で300万〜600万円)、食材の初回仕入れ(30万〜80万円)を含めた総額で計画してください。開業費用ガイドで全体像を確認しましょう。

契約原状回復——退去時のコストを開業前に把握する

賃貸物件で寿司屋を営業する場合、退去時の原状回復費用を開業前から把握しておくことが重要です。寿司屋は重量のあるカウンター・ネタケース・厨房設備を設置するため、床の補強跡や配管貫通部の復旧が必要になります。原状回復費用はスケルトン戻しで坪あたり5万〜15万円が目安で、15坪のカウンター寿司店なら75万〜225万円です。

賃貸借契約書で必ず確認すべきポイントは「原状回復の範囲」「造作買取請求権の有無」「退去時の工事業者指定の有無」の3点です。造作買取請求権が認められていればカウンターやネタケースを次のテナントに売却できるため、退去コストを大幅に抑えられます。逆に「貸主指定の工事業者による原状回復」が契約条件に含まれている場合は、複数社の相見積もりが取れず費用が割高になることがあります。居抜きメリット・デメリットガイドも参考にして、居抜き退去の可能性も検討してください。寿司屋のカウンター(特に無垢材一枚板)は中古市場での需要が高く、状態が良ければ30万〜100万円で譲渡できるケースもあります。退去コストの相殺材料として見込めるため、開業時から素材の手入れ方法を確認しておきましょう。


届出許認可と届出——寿司屋に必要な手続き

寿司屋は生食(刺身・寿司ネタ)を提供するため、一般的な飲食店よりも衛生管理に関する基準が厳格です。必要な許認可は以下のとおりですが、具体的な手続き・申請要件は管轄窓口にご確認ください。

届出・許認可 管轄 概要
飲食店営業許可 保健所 寿司屋の営業に必須。施設基準(シンク数・手洗い場・換気等)の適合検査あり
食品衛生責任者の設置 保健所 調理師免許保有者または食品衛生責任者講習修了者を配置
防火管理者の選任 消防署 収容人数30名以上の場合に必要。甲種または乙種防火管理者
深夜酒類提供飲食店営業届 警察署 深夜0時以降に酒類を提供する場合に届出
開業届・青色申告承認申請 税務署 個人事業主の場合。法人は法人設立届
生食を扱う寿司屋の衛生ポイント: 保健所の施設検査では「まな板の使い分け(生食用・加熱用)」「手洗い設備の数と配置」「食品の温度管理設備(冷蔵庫・ネタケースの温度記録)」が重点的にチェックされます。HACCPに沿った衛生管理計画の策定も求められるため、内装設計の段階から保健所に事前相談することを強く推奨します。事前相談は無料で対応してもらえ、図面持参で基準の適合を確認してから着工すれば手戻りを防げます。

DIY自分でできること・プロに任せるべきこと

寿司屋は衛生管理と専門設備が多い業態のため、DIYできる範囲は限られます。しかし「やれる部分は自分でやる」ことで10〜20万円程度のコスト削減は可能です。

◎ DIY可能な部分
  • 壁面の塗装仕上げ(漆喰・珪藻土のDIYキットが市販されている)
  • 装飾品の設置(掛け軸・花器・和小物のディスプレイ)
  • のれん・日除け幕の取り付け
  • メニュー板・看板の手書き制作
  • 小物什器の組み立て(棚・ワゴン等)
  • 清掃・養生の手伝い(工事最終段階での美装作業)
✕ プロに任せるべき部分
  • カウンター材の加工・設置(専門の木工職人が必要)
  • ネタケースの設置・配管接続(メーカー施工が保証条件)
  • 給排水・ガス工事(資格が必要。無資格工事は違法)
  • 電気工事(第二種電気工事士以上の資格が必要)
  • 厨房のダクト工事(消防法の基準適合が必要)
  • 防水工事(FRP防水・ウレタン防水は専門技術が必要)

DIYで最も効果的なのは「装飾品の選定・設置」と「メニュー・のれんの自作」です。和の空間を演出する掛け軸・花器・竹のオブジェなどは内装会社経由で購入すると中間マージンが乗るため、施主支給にすることで15〜30%のコスト削減が可能です。のれんは専門店にオーダーしても5,000〜30,000円で、内装会社に依頼するより安く済むケースがほとんどです。ただし衛生に関わる設備(手洗い・シンク・排水)や安全に関わる工事(電気・ガス・防火)は必ずプロに任せてください。


工期工期の目安——スケジュールを逆算する

寿司屋の内装工事は、カウンター材の調達期間が工期に直接影響します。無垢材一枚板は在庫がなければ製材所への発注から乾燥・加工まで2〜3か月を要するため、工事着工前の材料調達フェーズが通常の飲食店より長くなります。

フェーズ 期間(カウンター寿司) 期間(回転寿司) 主な作業内容
設計・デザイン 3〜6週間 4〜8週間 ヒアリング・図面作成・素材選定・見積もり
材料調達(カウンター材) 2〜12週間 一枚板の選定・乾燥確認・加工発注
解体・下地工事 1〜2週間 2〜3週間 既存内装の解体・LGS下地・配管工事
設備工事(給排水・電気・空調) 1〜2週間 2〜3週間 配管・配線・ダクト工事
内装仕上げ 2〜3週間 2〜4週間 壁面仕上げ・天井・床・造作工事
カウンター/レーン設置 3〜5日 1〜2週間 カウンター取付・ネタケース設置(またはレーン設置)
厨房設備搬入・検査 3〜5日 1週間 機器搬入・接続・試運転・保健所検査
合計目安 2〜4か月 3〜5か月 材料調達期間含む
カウンター材の調達が工期のボトルネックになるケースが非常に多いです。ヒノキやケヤキの一枚板は「実物を見て選ぶ」のが基本のため、設計段階で製材所や材木店を訪問し、早期に材を押さえておくことが工期短縮の最大のポイントです。特に幅500mm以上の広幅材は流通量が少なく、希望のサイズが見つかるまで数か月待つこともあります。

失敗例寿司屋の内装で多い3つの失敗

事例①カウンター材の乾燥不足で反り・割れが発生

開業を急いで含水率18%のヒノキ一枚板を使用したところ、営業開始から3か月で天板に反りが発生。6か月後には中央部に割れが入り、カウンター全交換が必要になった。交換費用は当初の1.5倍に膨らみ、工事期間中は営業停止を余儀なくされた。想定シミュレーションでは、無垢材は含水率12%以下まで乾燥させた材を使用し、裏面にも塗装を施して反りを防止する設計としている。

→ 教訓:無垢材カウンターは含水率12%以下の材を選定し、裏面にも塗装(反り止め)を施すこと。乾燥期間を考慮して工期に余裕を持つことが重要。安さに惹かれて乾燥の甘い材を選ぶと、結果的に倍以上のコストがかかる。
事例②照明のRa値不足でネタの色味が不自然に

コスト削減のためRa80の一般的なLEDダウンライトを採用したところ、マグロの赤身がくすんだ茶色に見え、サーモンの鮮やかなオレンジも黄色っぽく映った。来店客から「ネタが新鮮に見えない」という声が相次ぎ、開業半年で照明器具を全交換。モデルケースでは交換工事費を含めて当初予算より40万円以上の追加出費となった。

→ 教訓:寿司屋の照明はRa90以上を必ず確保すること。照明器具のコスト差は1灯あたり数千円程度だが、ネタの見栄えは売上に直結する。設計段階でショールームの実物サンプルを確認し、ネタの色味が正確に再現されるか検証するべき。
事例③保健所の事前相談を怠り、追加工事が発生

設計図面だけで工事を進め、保健所への事前相談を行わなかった結果、完成検査で「手洗い場の数が不足」「食品の保管庫に扉がない」と指摘を受けた。手洗い場の追加工事と保管庫の扉設置で合わせて35万円の追加費用が発生し、開業予定日も2週間遅延した。想定シミュレーションとして、事前相談を行っていれば設計段階で対応でき、追加コストはゼロだったケースである。

→ 教訓:寿司屋は生食を扱うため保健所の基準が厳しい。設計段階で管轄の保健所に図面を持参し、事前相談を必ず行うこと。指摘事項を設計に反映してから着工すれば、後戻り工事は発生しない。

選び方内装会社の選び方——寿司屋に強い業者を見極める

寿司屋の内装は「カウンター造作の技術」と「飲食店の衛生設計に関する知見」の両方が求められるため、業者選びが通常の飲食店以上に重要です。業者の選び方ガイドと合わせて、以下のポイントで業者を比較してください。

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寿司屋・和食店の施工実績
カウンター寿司の施工実績が3件以上ある内装会社を候補に入れましょう。一枚板カウンターの加工・設置、ネタケースの配管接続、和の造作(格子・障子・漆喰)は専門技術が必要で、実績のない業者に任せるとクオリティに大きな差が出ます。
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カウンター材の調達ルート
一枚板の調達ルートを持っている内装会社は、材の選定から加工・設置までワンストップで対応できるため品質管理がしやすく、中間マージンも抑えられます。調達ルートがない業者はカウンター材を外注するため、コストと工期が膨らみやすい傾向があります。
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保健所対応の経験
寿司屋は生食を扱うため保健所の施設検査が厳格です。飲食店営業許可の取得支援を行っている内装会社なら、設計段階から保健所基準を考慮した図面を作成してくれるため、完成検査での指摘リスクを最小限にできます。
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見積もりの透明性
カウンター材の樹種・寸法・乾燥年数、ネタケースのメーカー・型番、照明のRa値・色温度など、寿司屋の内装は仕様の違いがコストに直結します。「一式」ではなく個別明細で見積もりを提示してくれる業者を選んでください。

準備開業前チェックリスト

寿司屋の開業準備は多岐にわたります。内装工事と並行して進めるべき項目をチェックリスト形式でまとめます。

  • 物件契約前に保健所へ事前相談(図面を持参して施設基準を確認)
  • カウンター材の選定・発注(乾燥期間を考慮して早めに手配)
  • ネタケースのメーカー選定・発注(特注の場合は納期2〜3か月)
  • 内装会社3社以上に相見積もり依頼(無料で内装会社に一括相見積もりする
  • 厨房機器リストの作成(業務用冷蔵庫・製氷機・炊飯器等の仕様決定)
  • 照明プランの確定(Ra値・色温度・照度のスペック指定)
  • 融資・補助金の申請(事業計画書の作成・金融機関への相談)
  • 食品衛生責任者の資格取得(講習受講または調理師免許の確認)
  • 仕入先の確保(魚市場・築地/豊洲の仲卸との取引開始)
  • 原状回復条件の確認(賃貸借契約書の条項チェック)
  • 近隣への挨拶(工事前の挨拶回り・騒音・臭気対策の説明)
  • メニュー・価格設定の確定(客単価×席数×回転率で売上シミュレーション)
  • HACCPに沿った衛生管理計画の策定(生食の温度管理が最重要項目)
  • 坪単価ガイドで業種横断的な相場感を把握したか
  • 照明設計ガイドで演色性・色温度の基本を確認したか
  • B工事の範囲と費用負担をビルオーナーと確認したか

事例施工事例で理想の寿司屋をイメージする

内装のイメージを具体化するには、実際の施工事例を見るのが最も効果的です。業種別費用相場一覧では寿司屋を含む飲食店の施工事例を多数掲載しています。カウンターの素材感・照明の雰囲気・和のしつらえなど、自分の理想に近いデザインをピックアップして内装会社との打ち合わせに活用してください。

またレイアウト設計ガイドではカウンター席の配置・小上がり席の動線・厨房との関係性など、寿司屋の空間設計に役立つ情報をまとめています。BtoB需要で接待利用を想定する場合は個室・半個室のレイアウト事例も確認しておきましょう。

施工事例を見る際は「坪数」「業態」「コンセプト」が自店と近い事例を重点的にチェックしてください。高級カウンター寿司と回転寿司では内装の方向性がまったく異なります。気になる事例があれば、施工を担当した内装会社に直接問い合わせることで、より具体的な費用感を把握できます。ファサード設計ガイドで外観デザインの選択肢も確認しましょう。寿司屋の場合、のれん・行灯看板・格子戸のデザインがファサードの印象を大きく左右します。床材ガイドで和の空間に合う床材も確認してください。

FAQ寿司屋の内装費用でよくある質問

Q1. カウンター寿司の内装費用はどのくらいかかりますか?
カウンター寿司の内装費用は坪単価40万〜100万円が相場で、10〜15坪の店舗で400万〜1,500万円が目安です。費用の幅が大きいのはカウンター天板の素材(ヒノキの一枚板で80万〜250万円 vs 集成材で30万〜80万円)、ネタケースのグレード(50万〜200万円)、和の造作の有無で大きく変動するためです。高級店はカウンター材とネタケースだけで300万〜500万円を投じるケースもあり、これが坪単価を押し上げる最大の要因です。
Q2. 回転寿司の内装費用はカウンター寿司と何が違いますか?
回転寿司は坪単価25万〜50万円で、カウンター寿司より坪単価は低いですが、坪数が大きい(25〜40坪)ため総額ではカウンター寿司と同等以上になることがあります。最大の違いは回転レーン設備(300万〜800万円)が別途必要な点です。一方で一枚板カウンターや高級な和の造作は不要なため、内装仕上げの単価は抑えられます。タッチパネル式の注文システムや配膳ロボットの導入を検討する場合はIT設備費もプラスされます。
Q3. 寿司屋の照明で気をつけるポイントは?
寿司屋の照明で最も重要なのはRa(演色評価数)90以上の高演色LEDを使用することです。色温度は3000〜3500K(電球色〜温白色)、カウンター面の照度は300〜500ルクスが推奨されます。Ra80以下のLEDではマグロの赤身がくすんだ色に見え、白身の透明感やイクラの艶も損なわれます。照明器具の追加コストは1灯あたり数千円程度ですが、ネタの見栄えは客の満足度と売上に直結するため、絶対に妥協すべきではありません。
Q4. 居抜き物件を使えばどのくらい安くなりますか?
前テナントが寿司屋の居抜き物件であれば、カウンター・ネタケース・厨房設備・給排水設備をそのまま活用できるため、内装費用を30〜50%削減できる可能性があります。ただしネタケースの冷却性能(年式が古いと電気代が高く温度ムラも大きい)、カウンター材の劣化状態(キズ・シミ・反り)、排水管の詰まり具合は入居前に必ず確認してください。設備の状態が良好であれば数百万円単位のコスト削減が見込めますが、状態が悪ければ交換費用が発生し、結果的にスケルトンから造る場合と大差なくなることもあります。
Q5. ネタケース(冷蔵ショーケース)の選び方は?
ネタケースは「冷却方式」「サイズ」「照明」の3点で選びます。冷却方式は直冷式(ネタが乾燥しにくいが温度ムラあり)と間冷式(均一に冷えるがファンで乾燥しやすい)があり、間冷式の湿度管理機能付きモデルが主流です。サイズはカウンター長に合わせて1,200mm〜2,400mmから選択。照明はRa90以上のLEDが内蔵されたモデルを選んでください。既製品で50万〜120万円、カウンター一体型の特注品で80万〜200万円が相場です。特注品は納期が2〜3か月かかるため、早めに発注する必要があります。
Q6. 寿司屋の保健所検査で特に厳しいポイントは?
寿司屋は生食を扱うため、保健所の施設検査では通常の飲食店以上に厳しい基準が適用されます。特に重点的にチェックされるのは「手洗い設備の数と配置(客用・従業員用それぞれ独立設置)」「まな板の使い分け体制(生食用・加熱用の区分管理)」「食品の温度管理設備(冷蔵庫・ネタケースの温度記録体制)」「食品保管庫の構造(扉付き・防虫・防塵)」の4項目です。設計段階で管轄の保健所に事前相談し、具体的な基準を確認してから設計に反映してください。
Q7. カウンター材のメンテナンスはどうすればよいですか?
無垢材カウンターは日々のメンテナンスが美観と耐久性を左右します。営業終了後は固く絞った布巾で拭き上げ、週に一度は専用のオイル(亜麻仁油系やえごま油系の植物性オイル)を薄く塗布してください。半年〜1年に一度はサンドペーパー(#240〜#400)で軽く研磨してからオイルを塗り直すと、新品のような質感が蘇ります。水染みや醤油のシミは早期に対処すれば浅い研磨で除去できますが、放置すると木目の奥まで浸透して除去が困難になります。ウレタン塗装は耐水性が高い反面、木の質感が損なわれるため高級寿司店ではオイル仕上げが主流です。
Q8. 接待利用(BtoB)を想定する場合、内装で気をつけることは?
法人の接待利用を想定する場合は「個室・半個室の設置」「上質な素材感」「防音対策」の3点が重要です。個室は造作壁+建具で1室あたり50万〜120万円の追加費用がかかります。壁面には漆喰や和紙クロスなど上質な素材を使い、照明は調光機能付きで雰囲気を演出してください。接待では会話の内容が隣席に漏れないことが重要なため、防音対策(吸音材の施工・建具の遮音性能アップ)に20万〜50万円の投資も検討しましょう。BtoB顧客の満足度は客単価と来店頻度に直結するため、内装の質が集客力の源泉になります。
Q9. 寿司屋の内装工事の工期はどのくらいですか?
カウンター寿司の場合は設計から完成まで2〜4か月、回転寿司は3〜5か月が目安です。カウンター寿司は工事自体は1.5〜2か月程度ですが、一枚板カウンターの調達に2〜12週間の追加期間がかかるため、全体の工期が伸びる傾向があります。居抜き物件で既存カウンターを活用する場合は大幅な工期短縮が可能です。工期を短縮するポイントは「カウンター材の早期選定」「ネタケースの早期発注」「保健所への事前相談による手戻り防止」の3つです。
Q10. 小規模な立ち食い寿司店を低コストで開業するには?
立ち食い寿司は5〜10坪の小規模物件で開業でき、坪単価30万〜50万円・総額150万〜500万円が目安です。コストを抑えるポイントは「居抜き物件の活用(前テナントが飲食店なら給排水設備を流用可能)」「カウンターを集成材またはステンレスにする」「座席なしでカウンターのみの設計」「ネタケースは既製品を使用」の4点です。立ち食いスタイルは回転率が高いため、少ない席数でも売上を確保しやすいメリットがあります。内装は「清潔感」と「ネタの鮮度感」に集中投資し、華美な装飾は省くのが合理的です。

次の一歩理想の寿司屋を実現するために

寿司屋の内装は、カウンター材の選定・ネタケースの仕様・照明のスペック・和の造作など、専門性の高い要素が多い業態です。これらの要素を高い水準で実現するには、寿司屋や和食店の施工実績が豊富な内装会社に相談することが成功への近道です。

まずは相場感をつかみ、施工事例でイメージを固め、複数社の見積もりを比較するところから始めてください。相見積もりを取ることでカウンター材の適正価格や各社の提案力の違いが見えてきます。カウンターの木材・ネタケースの仕様・照明の演色性——この3点が明確になっていれば内装会社も精度の高い見積もりを出しやすくなります。レイアウト設計ガイド床材ガイドも合わせて読むと、打ち合わせがスムーズに進みます。寿司屋の内装は「職人の技」と「空間の美」を両立させる奥深い世界です。適正な費用で最高のスタートを切ってください。厨房設備ガイドで寿司屋に必要な厨房機器の相場も確認しましょう。

理想の店舗を実現する3ステップ

相場感をつかむ → 事例でイメージを固める → 複数社の見積もりを比較

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