店舗内装を
業種・地域・工事のご希望を伺い、1社ずつ対応を確認してご紹介します。
店舗内装のコストダウンを考えている方へ
予算を超えたら、
削る場所と残す理由を整理する。
店舗内装の費用を抑えるには、使える内装・設備を残す、造作や仕上げの仕様を見直す、同じ工事範囲で見積もりを比べることから始めます。まだ物件を決めていないなら、希望の営業に必要な設備を無理なく用意できるかも大切です。
削減できる金額は物件と工事内容で変わります。安さだけを追うと、必要な設備や使いやすさまで失いかねません。このページでは、予算内で開業するための15の方法と、内装会社への具体的な相談の仕方をまとめました。
「この予算で、どこまでできる?」から相談できます
業種・出店エリア・予算の上限と、譲れない条件をお聞かせください。希望に対応できる内装会社をお探しします。物件や仕様が未定でも、決まっている範囲で構いません。
相談・会社紹介は無料で、紹介後の契約義務はありません。各社の現地調査・見積作成・設計・工事などの費用は、依頼前にご確認ください。紹介できる会社は地域・工事内容・時期などによります。
店舗内装費を安くするには?今の段階で見直せること
物件契約前と、工事の契約直前では、選べる方法が違います。まず自分の段階を確認しましょう。
工事を契約済みの場合は、資材の発注や製作が進んでいることがあります。変更前に、取消料・再設計費・工期への影響を確認してください。単に項目を削れば、その全額が戻るとは限りません。
最初に決めるのは「工事に使える上限」と「含める範囲」
「予算500万円」でも、工事だけなのか、設計・厨房機器・家具・看板・税まで含むのかで提案は変わります。開業資金の全部を、内装工事の予算として伝えないようにしましょう。
- 内装・設備に使うお金:設計、解体・処分、内装仕上げ、設備工事、専門機器、家具・看板、現場管理、税など。
- それ以外の開業資金:物件取得、開業までの賃料、仕入れ、採用、広告など。
- 手元に残すお金:開業後の運転資金と、未確定工事に備える予備費。
工事予算は「希望額」と「超えられない上限」を分け、含めたい費目も伝えます。未調査・未確定の項目はゼロ円とせず、現地確認後に見直せる枠を残してください。全体の整理は開業費用の内訳、工事項目の確認は見積書の読み方が参考になります。
店舗内装を
業種・地域・工事のご希望を伺い、1社ずつ対応を確認してご紹介します。
店舗内装の費用を抑える15の方法
以下は検討する順番です。すべて採用する必要はありません。「減額できる金額」と「営業・手入れ・工期への影響」をセットで確認しましょう。
物件・既存設備から見直す
1.物件契約前に、必要な工事の大きさを確かめる
賃料が安くても、希望する営業に合わせて設備や内装を大きく直す物件では、初期費用が膨らみます。候補物件の図面・写真と、使いたい機器を内装会社へ共有し、契約前に現地確認できるか相談しましょう。
建物指定の業者が行う工事、作業時間、搬入経路、貸主の承諾条件も確認します。設備を追加できるか分からない状態で、開業日だけを先に決めないことが大切です。
聞くこと:「この業種・規模で使うために、どんな追加工事が必要ですか。まだ確認できていない部分はどこですか」
2.居抜きは「引き継ぐ総額」で選ぶ
使える厨房・空調・内装が残っていれば、新設する工事を減らせます。ただし、居抜きだから必ず安いわけではありません。造作譲渡代、撤去、清掃・補修、故障した機器の更新まで含めて比較します。
設備の所有者、譲渡できる物、動作確認の結果を確かめ、希望するメニューや客席配置に合うかを見ましょう。居抜きのメリット・注意点、スケルトンとの比較、居抜き物件の探し方も参考になります。
聞くこと:「残す設備を点検したうえで、譲渡・補修・交換を含めると総額はいくらですか」
3.水回りや大型設備を、できるだけ動かさない
厨房・トイレ・シャンプー台などの移設は、機器の移動だけで済むとは限りません。配管、床や壁の解体・復旧も必要になるため、今の位置を生かす案と比べます。
ただし、配膳・接客・清掃がしづらくなる配置では営業の負担が残ります。「既存位置を使う案」と「使いやすく移す案」を図面で比較してください。
聞くこと:「配置を残した場合と移した場合の差額、スタッフの動きへの影響を教えてください」
4.壁・床・天井は、残せる範囲を先に決める
全面撤去を前提にせず、補修して使える部分、清掃で整う部分、張り替えが必要な部分に分けます。古い素材の表情を生かす方法もありますが、下地の傷みや清掃性を確認してから採用しましょう。
一部を残す場合は、新しくする部分との色・高さ・継ぎ目まで見積もりに含めます。天井を露出させる案も、配線整理や塗装、音・空調への対応によって費用が変わります。
聞くこと:「全面更新と部分補修の両案で、仕上がりと維持管理にどんな違いがありますか」
設計・家具・設備の調達を見直す
5.特注家具を、既製品で代替できないか考える
テーブル、椅子、棚、バックヤード収納などは、既製品や規格寸法で構成する案を比較します。店の顔となるカウンターなどは造作を残し、その他を既製品にする方法もあります。
本体価格だけでなく、組立・搬入・固定・配線の費用を確認。既製品に替えても、通路幅、収納量、使いやすい高さが保てるか図面で確かめます。
聞くこと:「造作が必要な場所と、既製品に替えられる場所を分けて提案してください」
6.仕上げ材は、性能を保てる代替品を比べる
大判タイル、木材、壁紙、塗装などは、素材の価格に加えて下地処理や施工の手間で費用が変わります。似た印象になる別素材や、在庫のある規格品を候補にしましょう。
濡れる・汚れる・人が多く歩く場所は、見た目だけで選びません。防滑性、耐水性、清掃性、必要な防火性能など、使用場所の条件を設計者に確認します。
聞くこと:「必要な性能を満たす候補を、材料と施工を合わせた価格で比較できますか」
7.デザインの見せ場を絞り、複雑な形を減らす
曲線の壁、多段の天井、細かな素材の切替えは、製作・施工に手間がかかる場合があります。入口、カウンター、商品を見せる壁など、店らしさを伝えたい場所を決めて費用を配分します。
たとえば、背景の壁はシンプルにして、家具や照明で印象をつくる案もあります。図面やサンプルで確認し、店の魅力まで薄れていないかを判断しましょう。
聞くこと:「この店の印象を残したまま、形や材料の種類を減らせる場所はどこですか」
8.中古設備は、使い始めるまでの総額で比べる
中古の厨房機器や家具は選択肢になりますが、運搬・整備・設置・接続まで含めると、新品との差が小さくなる場合もあります。寸法、電源・接続条件、修理窓口、保証範囲を確認してから購入してください。
止まると営業できない設備は、故障時の代替手段も重要です。新品と中古を一律に分けず、稼働時間や使う頻度で選びます。厨房設備の選び方も確認できます。
聞くこと:「この機器を使える状態にするまでの費用と、不具合時の対応はどうなりますか」
9.施主支給・分離発注は、担当範囲を決めてから
自分で家具や設備を購入する方法は、内装会社経由の調達と総額を比較して判断します。別々に発注すると、運送、荷受け、保管、取付、調整の担当が分かれるためです。
安い商品を先に買ってしまうと、寸法違いや納期遅れで工事を組み直すこともあります。品番・納期・取付条件を共有し、破損や不具合の連絡先まで確認しましょう。
聞くこと:「こちらで買う場合、追加の施工・管理費はありますか。搬入から試運転まで誰が担当しますか」
10.DIYは、工程を妨げない小さな範囲に絞る
可動式の装飾や家具の組立など、自分でできる作業を内装会社と相談します。材料・道具・養生・片付け、自分の作業時間も含めて比較してください。
設備配線・配管・防水・消防関係など、専門的な確認や施工が必要な部分は自己判断で触りません。塗装でも下地や材料によって仕上がりが変わるため、担当範囲と完了日を事前に合意します。
聞くこと:「自分で担当してよい作業はどこですか。前後の工事と保証の範囲を確認したいです」
見積もり・工期・発注を見直す
11.比較する会社には、同じ条件を渡す
まずは対応できる2〜3社など、打ち合わせと比較ができる数から検討します。社数を増やすことより、図面・工事範囲・残す設備・予算・時期をそろえることが重要です。
税、設計、撤去、搬入、別途工事が含まれるかを確認します。「一式」の項目も、それだけで不適切とは限りません。何が含まれ、どの条件で金額が変わるのかを聞きましょう。具体的な手順は相見積もりの取り方で整理しています。
聞くこと:「この要望書の範囲で、含まれる項目と別途費用、未確定項目を分けてください」
12.一律の値引きより、金額つきの代替案を頼む
「もっと安く」だけでは、どの品質を残したいか伝わりません。「上限まであと○万円。客席数と厨房機能は維持したい」と伝え、材料・家具・工事範囲を替える案を出してもらいます。
案ごとに差額、見た目、清掃性、納期、保証への影響を並べると、採用する変更を決めやすくなります。複数案が同じ工事に重なる場合は、減額を二重に足さないようにしてください。
聞くこと:「残したい条件を守り、予算内に収める案を、減額と注意点のセットで提案してください」
13.開業日・工事時間・資材納期をまとめて調整する
施工会社や職人の空き、資材の納期に合わせられる場合は、無理の少ない工程を相談できます。ただし、特定の月なら必ず安くなるとは限りません。
日程を後ろに動かすなら、追加の賃料や準備費用も含めて検討します。夜間・短納期の条件を緩められるか、規格品を使えるかなど、具体的な条件で見積もりを比べましょう。
聞くこと:「開業日や施工時間を調整すれば変わる費用はありますか。納品・検査も含む日程を確認したいです」
14.仕様の確定と、追加・変更の承認を早める
発注後の品番変更、工事中のレイアウト変更は、取消しややり直しにつながります。サンプル、機器寸法、コンセント位置、家具の配置など、決める期限を工程表に入れます。
変更が必要なときは、施工前に内容・差額・工期・承認者を記録します。現地調査で見えない部分もあるため、追加工事を完全にゼロにする約束より、確認と判断の手順を明確にします。工事契約の確認項目も参考になります。
聞くこと:「いつまでに何を決めればよいですか。追加工事は着手前に金額と日程を確認できる手順にしたいです」
15.後から追加するものを選び、二度手間を避ける
開業時に必須ではない装飾、追加の可動家具などは、営業を始めてから整える選択肢もあります。まず、予定する商品・サービスを提供できる状態をつくります。
一方で、後から壁を壊す配管工事や再休業が必要な工事は、分けると総額が増える場合があります。「後回しにする物」と「将来用に今準備しておく物」を分けて計画してください。
聞くこと:「今回見送っても営業できるものはどれですか。後から工事すると増える費用や休業はありますか」
予算オーバーはどう調整する?減額案の比較例
次は、税込650万円の見積もりを、同じ範囲で税込600万円以内に調整する架空の計算例です。相場や削減実績ではありません。設備・設計等を含む範囲をそろえ、物件取得費や運転資金は別に確保している前提です。
| 変更案 | 調整する金額 | 採用前に確かめること |
|---|---|---|
| 造作棚を既製品+必要な固定に変更 | 25万円減 | 収納量と寸法。組立・固定まで含む差額か |
| 客席の壁材を、性能を満たす別素材へ変更 | 20万円減 | サンプルの見た目、清掃性、補修のしやすさ |
| 装飾用の追加家具を開業後に再検討 | 10万円減 | 営業に必要な席・収納が不足しないか |
| 変更に伴う設計調整・搬入費 | 5万円増 | 他の費用と重複していないか、工期に影響しないか |
| 差引の調整額 | 50万円減 | 650−25−20−10+5=600万円 |
この例では、厨房機能や必要な設備を残して調整しています。ただし、後回しにした家具を購入すれば、その分は将来の支出になります。「工事総額を減らすこと」と「支払いを後へ移すこと」は分けて判断しましょう。
調整後の見積書は、全体を出し直してもらう。
差額メモだけでは、旧仕様と新仕様が混ざりやすくなります。採用した仕様、数量、別途工事、税、納期を反映した見積書で確認します。まだ金額が決まっていない項目がある場合は、予算内に確定したと判断しないでください。
削ってはいけない工事と、安く見えて高くつく選び方
見えない場所にも、営業を支える工事があります。次の項目は、必要な性能を確かめずに省かないでください。
- 安全・営業に必要な設備:給排水、換気・排気、電気、消防、防水など。業態と建物に合う内容を専門業者へ確認する。
- 下地や既存設備の不具合への対応:表面だけきれいにして、原因が残らないかを確認する。
- お客様・スタッフの使いやすさ:通路、配膳・施術の動き、清掃・メンテナンスのスペースを確保する。
- 現場管理・検査・試運転:担当者、確認する内容、不具合時の対応を明確にする。諸経費だからという理由だけで全額を削らない。
内装会社には「削らない方がよい理由」と「代わりに調整できる箇所」を説明してもらいましょう。似た業種・規模での実績と、予算調整の提案が具体的かが判断材料です。内装会社の選び方、工事のトラブルを避ける確認事項も使えます。
リース・融資・補助金は、工事の減額と分けて考える
設備のリースは初期の支出を分散する方法です。月額だけでなく、契約期間中の総支払額、保守、途中解約、期間終了時の扱いを確認して購入案と比べます。
借入れを検討する場合も、返済を含む資金計画が必要です。日本政策金融公庫の新規開業・スタートアップ支援資金は、創業等に必要な設備資金・運転資金を対象とする制度です。利用条件・金利等は公式案内と相談窓口で確認してください。審査により希望どおりにならない場合があります。
補助金を検討する場合は、対象者、対象工事、申請・発注・支払の時期を最新の公募要領で確認します。受給の可否や入金時期が決まっていない補助金を、契約時に使えるお金として差し引かないようにしましょう。
予算に合う内装会社へ相談する|そのまま使える依頼メモ
工事の仕様が決まっていなくても、予算と残したい条件が分かれば検討を始められます。分からない項目は「未定」としてお伝えください。
・広さ/物件の状態(居抜き・スケルトン等):
・物件契約の状況(探している・申込中・取得済み等):
・予算の希望額と上限/含めたい費用:
・現在の見積額(ある場合)/超過している金額:
・必ず残したい機能やデザイン:
・変更・再利用・後回しを検討できるもの:
・希望開業日/日程の調整可否:
・図面・写真・機器リストの有無:
相談文の例
15坪のカフェを開業予定です。物件は申込前で、内装・厨房機器・設計・税を含む予算上限は○万円です。客席○席と調理に必要な機能は残し、家具や仕上げは調整できます。既存設備の再利用と、予算内に収める代替案を相談したいです。現地確認と見積もりの進め方を教えてください。
予算と希望に合う会社探しをお手伝いします
店舗内装ドットコムでは、業種・地域・工事の希望を伺い、対応できる会社を確認してご紹介します。「見積もりが高い」「物件を契約する前に費用を把握したい」という段階でもご相談ください。
相談・会社紹介は無料で、紹介後の契約義務はありません。各社の調査・見積作成・設計・工事などの費用は依頼前にご確認ください。対応できる工事・金額・紹介社数は条件によります。
店舗内装のコストダウンでよくある質問
店舗内装の費用を安くするには、何から始めればよいですか?
物件契約前なら、希望する営業に必要な設備を用意できるか、既存設備を使えるかを確認します。物件が決まっているなら、工事に使える上限と含める費用を整理し、既存利用・造作家具・仕上げ材・工事範囲から代替案を比べます。
居抜きなら必ず内装費が安くなりますか?
必ずではありません。造作譲渡代、撤去、清掃・補修、機器の更新を含めて比べます。希望する業種や配置に合い、既存設備を使えることが確認できれば、新設する工事を減らせる可能性があります。
見積もりが予算を超えたら、いくら値引きを頼めますか?
一律の値引き率はありません。予算との差額と残したい条件を伝え、材料・家具・工事範囲を変える案ごとの減額と影響を聞きましょう。別途費用や変更費を含む総額で確認します。
相見積もりは何社に頼めばよいですか?
まずは対応できる2〜3社など、打ち合わせと比較ができる数から検討します。社数よりも、図面・工事範囲・残す設備・予算・時期をそろえることが重要です。設計や現地調査等の料金条件は事前に確認してください。
中古設備や施主支給は安くなりますか?
本体価格だけでは判断できません。整備、搬入、取付、接続、管理などを含む総額で比較します。購入前に品番・寸法・納期を内装会社へ共有し、不具合時の対応も確認しましょう。
工事の閑散期を選べば値引きしてもらえますか?
特定の月なら必ず安いとは限りません。会社の工程や資材納期、建物の工事可能時間によって変わります。日程を動かせる場合は具体的な条件で相談し、開業が遅れる分の賃料なども含めて判断してください。
予算が少なくても、内装会社を紹介してもらえますか?
予算・地域・工事内容などを伺って、対応できる会社を確認します。予算だけで判断せず、残せる設備や工事範囲も一緒にお伝えください。条件によっては紹介できない場合があります。
物件や図面が決まっていなくても相談できますか?
はい。業種、出店エリア、広さの希望、予算、開業時期など、決まっていることからご相談ください。図面や写真は手元にある範囲で構いません。現地調査・設計等の費用は各社へ依頼する前に確認してください。
計画に合わせて詳しく読む
費用・契約・開業準備の関連ガイド
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