飲食店の内装費用|坪単価・設備・コストダウン戦略を徹底解説

店舗内装デザイン業者に
無料で一括見積もり相談

¥0ご利用無料
店舗内装専門サイト
全国対応業種問わず

業種・エリア問わず対応。
全国の内装業者から最適な1社を比較できます。

無料内装業者に一括相談する
店舗内装ドットコムからのしつこい営業はなし

※ご利用無料・ご相談だけでもOK・契約義務なし

↓ 記事を読む

📅 最終更新: 2026年4月10日

飲食店の内装費用は、居抜きで坪20〜55万円スケルトンで坪30〜80万円が全国的な目安です。ただしこの数字は「飲食店」の平均値であり、実際にはカフェ・居酒屋・ラーメン・焼肉・フレンチ・寿司など業態ごとに必要な厨房設備と換気設備がまったく異なるため、同じ15坪でも300〜800万円の差が出ることも珍しくありません。飲食店の内装費用で最も大きなウェイトを占めるのは「厨房設備+換気・排煙設備」で全体の30〜50%。この2項目だけで数百万円規模になるのが飲食店の費用構造の最大の特徴です。本記事では坪単価の考え方から、業態別(カフェ・居酒屋・ラーメン・焼肉・イタリアン・フレンチ・寿司・中華・カレー・そば・うどん・とんかつ・鍋物等)の費用相場、厨房設備と換気の費用構造、物件タイプ別(居抜き・スケルトン)の違い、見積書の読み方、費用を抑える方法、よくある失敗パターン、届出、業者選びまで──飲食店の内装費用に関するすべてをこの1記事に集約しました。

基本飲食店の内装費用──何にいくらかかるのか

飲食店の内装費用は5つの大きな費用ブロックで構成されます。物販やオフィスにはない「厨房」と「換気」が飲食店特有のコスト要因であり、この2つが費用全体の30〜50%を占めます。

🍳
① 厨房設備(全体の15〜25%)
コンロ、フライヤー、オーブン、冷蔵庫、製氷機、シンク、食洗機──業態によって必要な機器がまったく異なり、費用もピンキリ。寿司のネタケース、焼肉の無煙ロースター、ラーメンの茹で釜など業態固有の設備が追加コストに。
🌬️
② 換気・排煙・空調(全体の10〜20%)
排煙フード、排煙ダクト、油煙フィルター、脱臭装置、空調──煙・蒸気・臭いの量は業態で大きく異なります。焼肉のテーブル排煙、ラーメンの蒸気対策、カレーの脱臭など、換気設計の巧拙が客の快適性と近隣トラブルの回避を左右します。
🪑
③ 内装仕上げ+客席造作(全体の20〜35%)
壁・床・天井の仕上げ、テーブル・椅子・カウンター、小上がり・個室の造作──「空間の雰囲気」を決める部分。素材のグレードと造作の有無で費用が大きく変動します。
🚰
④ 給排水・電気・ガス(全体の10〜15%)
厨房の給排水配管、グリストラップ(油脂分離装置)、電気配線、ガス配管──インフラの整備。居抜き物件なら大幅に流用可能な部分です。
🏪
⑤ ファサード・看板+設計(全体の10〜20%)
看板、扉、外装、暖簾──「何の店か」を伝え、通行人の入店を促す。設計費もここに含まれます。

表①物件タイプ別の坪単価

物件タイプ 坪単価の目安 特徴
居抜き物件(同業種) 15〜40万円/坪 前テナントの厨房・換気・給排水をそのまま活用。最大40〜60%の削減
居抜き物件(異業種飲食) 20〜50万円/坪 厨房の一部改修が必要。換気・給排水は流用可能な場合が多い
スケルトン物件(標準仕様) 30〜60万円/坪 厨房・換気・給排水をゼロから新設。自由度は高いが費用も高い
スケルトン物件(高級仕様) 50〜100万円以上/坪 高級素材+造作カウンター+照明演出。フレンチ、高級寿司、割烹など
飲食店の内装費用を最も大きく左右するのは「物件選び」。同業種の居抜き物件を見つけられれば、厨房・換気・給排水をそのまま流用でき、スケルトンと比べて40〜60%のコスト削減が可能。物件選びの段階で費用の半分が決まります。

表②業態別の内装費用相場──飲食の業態で費用構造がまったく違う

以下は15坪・スケルトンの場合の目安です。業態ごとに厨房設備と換気の仕様が異なるため、同じ面積でも費用に大きな差が出ます。

業態 坪単価(スケルトン) 15坪の費用目安 費用を押し上げる主な要因
カフェ・喫茶店 30〜65万円 450〜975万円 エスプレッソマシン+空間デザイン。SNS映えの演出
居酒屋 30〜65万円 450〜975万円 カウンター+多メニュー対応の厨房。個室造作があると上振れ
バー・ショットバー 30〜70万円 450〜1,050万円 カウンター造作+照明演出+防音設備
ラーメン・つけ麺 30〜65万円 450〜975万円 茹で釜の蒸気対策+強力な換気+給排水
そば・うどん 30〜60万円 420〜900万円 麺打ちスペース+茹で釜の蒸気。和の空間造作
カレー専門店 30〜55万円 375〜825万円 スパイスの脱臭設備。壁・天井への臭い染みつき対策
とんかつ・揚げ物 30〜65万円 450〜975万円 フライヤー+油煙の換気+グリストラップ(大型)
焼肉 35〜80万円 525〜1,200万円 テーブル排煙×席数が最大のコスト。1テーブル8〜23万円
しゃぶしゃぶ・鍋 30〜70万円 450〜1,050万円 テーブル熱源+蒸気の換気+個室造作
イタリアン 30〜70万円 450〜1,050万円 ピザ窯 or パスタ釜+ワインセラー+空間デザイン
フレンチ 40〜90万円 600〜1,350万円 高級素材+照明演出+本格厨房。飲食業態で最高水準
寿司 35〜80万円 525〜1,200万円 ネタケース+一枚板カウンター+冷蔵設備
中華料理 30〜70万円 450〜1,050万円 強火力の中華鍋コンロ+油煙の換気
パン屋・ベーカリー 35〜75万円 525〜1,125万円 業務用オーブン+発酵器+陳列棚。厨房比率が高い
焼肉は「テーブル排煙×席数」が費用を決める。1テーブルあたり排煙設備に8〜23万円かかるため、10テーブルなら80〜230万円が排煙だけで発生。飲食業態で最も内装費用が高いのは焼肉とフレンチです。逆にカレー専門店やカフェは比較的安い部類に入ります。
業態ごとのさらに詳しい内装費用は、店舗内装ドットコムの飲食店の内装デザイン事例・業態別ページで確認できます。

深掘り飲食店の内装費用が変動する5大要因

① 厨房設備──業態で費用がまったく違う

厨房機器 費用目安 必要な業態
業務用ガスコンロ(3〜5口) 10〜30万円 ほぼ全業態
業務用冷蔵庫(縦型) 15〜40万円 ほぼ全業態
業務用フライヤー 10〜60万円 とんかつ、串揚げ、天ぷら
無煙ロースター(テーブル排煙) 1台8〜23万円 焼肉
強火力中華鍋コンロ 10〜30万円 中華料理、タイ料理
茹で釜・スープレンジ 5〜25万円 ラーメン、そば、うどん
ピザ窯 30〜150万円 ピッツェリア、イタリアン
タンドール窯 50〜150万円 インド料理
ネタケース(冷蔵ショーケース) 15〜50万円 寿司
業務用オーブン・コンベクション 20〜80万円 パン屋、洋食、フレンチ
エスプレッソマシン 30〜150万円 カフェ、喫茶店
厨房機器は「中古」で40〜60%削減可能。業務用冷蔵庫、フライヤー、コンロは中古市場が充実しています。専門の中古厨房機器業者から購入するか、リース(月額払い)で初期費用を分散するのも有効な選択肢です。

② 換気・排煙──「業態ごとの煙・蒸気・臭い」がコストを決める

換気の課題 費用目安 該当する業態
標準的な厨房換気 30〜80万円 カフェ、居酒屋(炭火なし)、カレー
強力な油煙対策 50〜130万円 とんかつ、中華、天ぷら
蒸気対策 40〜100万円 ラーメン、そば・うどん、鍋
テーブル排煙(1テーブルあたり) 5〜15万円/台 焼肉、鉄板焼き、お好み焼き
炭火の排煙 40〜100万円 焼き鳥(炭火)、ひつまぶし
脱臭装置(オゾン・光触媒) 10〜40万円 カレー、ラーメン(豚骨)、焼肉
飲食店の換気は「一般飲食店の排気量」では足りない業態が多い。焼肉・とんかつ・中華・ラーメンは一般飲食店の1.5〜2倍の排気量が必要。換気は飲食店の内装で最も投資すべきポイントであり、ここを削ると「服に臭いがつく」「近隣トラブル」に直結します。

③ 客席の造作──カウンター・個室・小上がりで変わる

造作の種類 費用目安 備考
テーブル+椅子(既製品) 1セット3〜10万円 最もコスパ◎。カジュアルな業態に
カウンター(造作) 30〜150万円 素材と長さで変動。無垢材の一枚板は高額
小上がり(畳 or 座敷) 20〜60万円 和食・居酒屋に。床の段差造作+畳
個室(壁+扉付き) 1室30〜80万円 接待需要の高い業態。壁の造作+防音も
半個室(パーティション) 1区画10〜30万円 完全個室より安い。鍋・しゃぶしゃぶに

④ グリストラップ・給排水──飲食店の「見えないコスト」

設備 費用目安 注意点
グリストラップ(標準) 5〜15万円 飲食店の排水に必須。カフェ、居酒屋レベル
グリストラップ(大型) 10〜30万円 揚げ物・中華など油脂量が多い業態は大型が必要
給排水配管工事 20〜80万円 シンク、食洗機、手洗いの配管。居抜きなら大幅流用可能

⑤ エリアによる費用差

エリア スケルトンの坪単価 東京比
東京23区(銀座・表参道等) 40〜100万円 ──
東京23区(その他) 30〜80万円 約90%
神奈川・千葉・埼玉 30〜65万円 約70〜85%
大阪・愛知 30〜70万円 約75〜85%
福岡・札幌・仙台 30〜60万円 約65〜80%
地方都市・郊外 30〜50万円 約55〜70%

実務見積書の読み方──飲食店で見落としやすいポイント

費用項目 全体に占める割合 注意点
仮設・解体工事費 5〜10% 居抜きの場合は少額
厨房設備費 15〜25% 「含む」か「別途」かを必ず確認。別途購入のケースが非常に多い
換気・排煙・空調工事費 10〜20% 業態による差が最も大きい項目。排煙ダクトの経路で変動
内装仕上げ工事費 15〜25% 壁・床・天井。素材グレードで変動
給排水・電気・ガス工事費 10〜15% 居抜きなら大幅流用可能
什器・家具費 10〜15% テーブル、椅子、カウンター。造作か既製品かで大差
ファサード・看板工事費 5〜10% 集客に直結。「何の店か」が一目で伝わるか
設計費 5〜10% レイアウト、厨房設計、保健所・消防署との協議含む

❶ 厨房機器が「含む」か「別途」か──最大の落とし穴
内装業者の見積もりに厨房機器が含まれていないケースが非常に多い。「安い見積もり」が実は厨房機器別途で、合計すると最高値だった──は飲食店の見積もりで最もよくある失敗パターンです。

❷ B工事の費用を物件契約前に確認
テナントビルの防災設備・空調幹線はビル指定業者が施工する「B工事」になることも。相見積もりが取れないため割高に。

❸ 同じ要件で最低3社から見積もりを取る
厨房機器込みの総額で比較するのが鉄則。

▶ 飲食店に強い内装会社から提案を受ける(無料)と、同じ要件で複数社から見積もりが届くため比較がしやすくなります。

費用例坪数別のモデル予算──10坪・15坪・20坪・30坪

以下はカフェ〜居酒屋クラスのスケルトン物件を想定した目安です。

坪数 費用目安 想定される店舗規模
10坪 約300〜600万円 カウンター中心。ラーメン、バー、スタンド
15坪 約450〜950万円 カウンター+テーブル。カフェ、居酒屋、専門料理店
20坪 約600〜1,400万円 テーブル+半個室。レストラン、サロン
30坪 約900〜2,400万円 大型店。個室+テーブル。焼肉、宴会対応
居抜きならこの30〜60%で開業可能。同業種の居抜きが見つかれば、10坪で120〜350万円、15坪で200〜500万円程度で開業した事例も。居抜き物件を探す努力は飲食店の内装費用を最も効果的に削減する方法です。

注意追加費用が出る7つのパターン

# パターン 回避策
1 厨房機器が「別途」で総額が膨らむ 厨房機器込みの総額で見積もり比較
2 換気の排気量不足で油煙が客席に 業態に必要な排気量を設計段階で計算
3 B工事が想定の2倍 物件契約前にB工事の概算を確認
4 保健所の基準に不適合→手戻り 設計段階で保健所に事前相談
5 グリストラップの容量不足 揚げ物・中華は大型を選定
6 排煙ダクトの経路が長く高額に 物件選定時にダクト経路を確認
7 繁忙期着工で費用が10〜20%割増 4〜6月の閑散期着工がベスト
予備費は必ず確保。飲食店は換気・厨房・B工事で想定外が起きやすい業態です。総予算の10〜15%を予備費に。大型ビル・商業施設内は15〜20%を推奨。

節約飲食店の内装費用を抑える7つの方法

優先度 方法 削減効果
★★★ 同業種の居抜き物件を選ぶ 40〜60%削減。厨房・換気・給排水の流用で最大効果
★★★ B工事の少ない物件を選ぶ 数十万〜数百万円。路面店・小型ビルならB工事なしも
★★☆ 厨房機器は中古品・リース 40〜60%削減。冷蔵庫・フライヤーは中古市場が充実
★★☆ 客席は既製品テーブル+椅子 50〜70%削減。造作カウンターは「メインの一か所だけ」に
★★☆ 相見積もりを最低3社から 10〜20%削減。同条件で比較。厨房機器込みの総額で
★☆☆ 壁は塗装+一面だけアクセント 30〜50%削減。全面タイル→塗装+アクセントウォール
★☆☆ 閑散期(4〜6月)に着工 5〜15%削減。繁忙期(1〜3月)は職人不足で割増
「削る」と「削ってはいけない」の線引きが重要。換気・排煙設備、グリストラップ、防火設備、看板──これらは集客・安全・法令遵守に直結するため削ってはいけません。コスト削減は「物件選び(居抜き)」「厨房機器の中古・リース」「客席什器の既製品化」の3つで行うのが鉄則です。

資金飲食店の融資・助成金

方法 概要 ポイント
日本政策金融公庫の融資 飲食業の新規開業者向け融資制度 飲食業での勤務経験が最重視。自己資金比率30%以上が有利
都道府県・市区町村の制度融資 自治体と金融機関の連携融資。低利率 各自治体の「創業融資」を確認
小規模事業者持続化補助金 販路開拓等の経費の一部を補助 内装費が対象になるかは年度・類型による
厨房機器のリース コンロ、冷蔵庫、食洗機等をリース 初期費用を月額に分散。特に高額機器に有効
自己資金 開業資金の核 小さいカフェなら300万円台〜。大型店は1,000万円以上

契約原状回復・退去時のコスト

  • 飲食店の原状回復は坪5〜15万円が目安:厨房・ダクトの撤去が高額になりやすい
  • スケルトン返しが基本:賃貸借契約書で「スケルトン返し」か「現状返し」かを必ず確認
  • B工事の撤去は割高:ビル指定業者で実施するためC工事より高額
  • 「居抜き退去」で大幅削減:飲食店の居抜き需要は高い。厨房・換気設備ごと次テナントに売却できれば原状回復費ゼロも
  • 保証金の返還条件:関西は「敷引き」、名古屋は「償却」──地域独自の慣行で一部が戻らないケースも

届出飲食店の開業に必要な届出

全飲食店共通の届出

届出・許可 届出先 備考
飲食店営業許可 保健所 必須。厨房の構造基準(二槽シンク、手洗い、床の材質等)を満たすことが条件
食品衛生責任者の設置 保健所 1店舗に1名。養成講習会(1日)で取得可能
防火対象物使用開始届 消防署 内装工事着工の7日前までに提出
個人事業の開業届出 or 法人設立届 税務署 開業後1か月以内

条件によって追加で必要な届出

条件 必要な届出 届出先
深夜0時以降に酒類を提供 深夜酒類提供飲食店営業届出 警察署
収容人数30名以上 防火管理者の選任 消防署
菓子・パンの製造販売 菓子製造業許可 保健所
テイクアウト・弁当 業態による追加の許可が必要な場合も 保健所
保健所・消防署への「事前相談」は設計段階で。飲食店営業許可は厨房の構造基準を満たさなければ下りません。設計図面の段階で保健所に事前相談するのが最も確実。工事完了後に「手洗いの位置がNG」などの手戻りが起きると数十万円のロスになります。

DIYDIY──飲食店で自分でやれる範囲

◎ DIYしやすい作業
  • 壁の塗装:客席エリアの壁。最もDIY効果が高い作業
  • 装飾・ディスプレイ:メニュー短冊、ポスター、植物、照明器具の設置
  • 什器の組み立て・配置:市販のテーブル・椅子の組立
  • 看板・POP:暖簾、手書き看板、黒板メニュー
  • クリーニング:引渡し後の清掃
✕ 絶対にプロに任せる作業
  • 厨房設備の設置:ガス接続、電源配線は資格者のみ
  • ガス配管:ガス工事は有資格者のみ
  • 給排水工事:水漏れは建物全体に被害
  • 換気・排煙ダクト:設計ミスは営業停止リスク
  • 消防設備:法令基準の適合が必要
  • 電気工事:電気工事士の資格が必要

工期飲食店の工期目安

フェーズ 目安期間 やること
物件選定・契約 2〜8週間 立地、物件調査、B工事確認、契約交渉
施工会社の選定 1〜3週間 要件整理、相見積もり(最低3社)、業者決定
設計・プランニング 1〜4週間 レイアウト、厨房設計、保健所・消防署への事前相談
施工 3〜8週間 解体→給排水→ガス→電気→換気→内装→厨房設備搬入→照明→クリーニング
検査・引渡し 数日〜1週間 保健所・消防署の検査、備品搬入、動作確認
トータル 約2〜5か月 居抜き+小型物件なら最短3〜4週間
物件契約後は「家賃が発生」している。工事期間中も家賃がかかるため、物件探しと並行して施工会社を選定し、「契約したらすぐ着工」できる体制を作りましょう。フリーレント交渉で工事期間分の家賃を浮かすのも有効です。

失敗例失敗・トラブル事例3選

事例①
換気不足で「服に臭いがつく」──口コミ低評価で女性客が消えた

焼き鳥店を開業。一般飲食店と同じ排気量で設計したところ、炭火の煙と脂の臭いが客席に充満。「コートに臭いがついた」「髪が焼き鳥臭い」と口コミに書かれ、女性客が激減。排煙フードの増強で約50万円の追加出費。

→ 教訓:煙・蒸気・油煙が多い業態は一般飲食店の1.5〜2倍の排気量を確保。換気は飲食店の内装で最も投資すべきポイント。「換気をケチると客が来ない」は飲食店の鉄則。

事例②
保健所の基準に不適合──工事完了後に手洗い移設で50万円

保健所に事前相談せずに施工を進めた結果、手洗いの位置が営業許可の基準を満たしていないことが完成検査で判明。手洗いの移設と配管のやり直しで約50万円+2週間の工期遅延。

→ 教訓:設計図面の段階で保健所に事前相談するのが鉄則。保健所の構造基準は自治体で微妙に異なるため、「他の店で通った」がそのまま使えるとは限らない。

事例③
「安い見積もり」に飛びついたら厨房機器が別途──総額は最高値

3社の見積もりで最安のA社(380万円)を選択。しかしA社の見積もりは厨房機器・看板・設計費がすべて「別途」で、加算すると680万円。3社で最も高いB社(630万円・全部込み)の方が安かった。

→ 教訓:見積もりは「含まれるもの」と「別途」を最初に確認し、すべて含めた総額で比較。要件書を統一して同条件で相見積もりを取ること。

選び方飲食店の内装業者──5つの選定基準

🍽️
① 同業態の施工実績(最重要)
カフェ、焼肉、ラーメン──業態ごとに厨房・換気の設計が異なる。同じ業態の施工実績があるか。
🌬️
② 換気・排煙設計の技術力
飲食店の快適性と近隣トラブル回避のカギ。業態に応じた排気量の設計ができるか。
📋
③ 見積もりの透明性
厨房機器が「含む」か「別途」か。各費用項目が明確に分離されているか。
🏥
④ 保健所・消防署との協議経験
営業許可の構造基準に精通し、保健所との事前相談をリードしてくれるか。
⑤ 工期管理の精度
物件契約後は家賃がかかる。遅延リスクを織り込んだスケジュール管理ができるか。
📌 相見積もりは「厨房機器込みの総額」で最低3社

飲食店の見積もり比較は厨房機器込みの総額が鉄則。最低3社から見積もりを取り、金額+施工実績+換気設計力+保健所対応力を総合的に比較。

店舗内装ドットコムでは 7,000件超の内装事例を写真で比較 でき、業態別に施工実績のある会社を探せます。飲食店の内装デザイン事例・会社一覧からチェックしてみてください。


準備飲食店 内装相談チェックリスト

📝 飲食店 内装相談チェックリスト
  • 物件の状態:居抜き(前テナントの業態も記載)or スケルトン
  • 坪数・間取り:図面があればベスト
  • 業態:カフェ / 居酒屋 / ラーメン / 焼肉 / イタリアン / 和食 / 中華 / バー / その他
  • メニューの方向性:揚げ物あり?炭火あり?鍋あり?──換気設計に直結
  • 座席タイプ・数:カウンター◯席、テーブル◯席、個室◯室、小上がり
  • 厨房機器の方針:新品 / 中古 / リース。必要な機器リスト
  • テイクアウト・デリバリーの有無:包装スペース、受渡しカウンター
  • 酒類の提供・深夜営業の有無:届出の要否に影響
  • ビルの工事区分(テナントビルの場合):B工事の範囲と概算
  • 電気容量:現在の契約電力(kVA)
  • 排煙ダクトの経路:屋上までの距離・階数
  • 予算の上限:厨房機器込みの総額(予備費10〜15%は別枠)
  • 開業希望時期:1〜3月の繁忙期は避けるのがベスト
  • デザインのイメージ:参考写真を3〜5枚用意
  • 賃貸借契約の原状回復条件:スケルトン返し or 現状返し

事例施工事例でイメージを固める

店舗内装ドットコムでは飲食店の内装デザイン事例を業態別に7,000件超の写真で比較できます。

  • 低コストで開業した居抜き活用のカフェ・居酒屋の事例
  • カウンター造作にこだわった寿司・バーの事例
  • テーブル排煙が効いた焼肉店の事例
  • SNS映え空間で集客に成功したカフェ・レストランの事例
  • 10坪以下の小型物件を活かしたラーメン・スタンドの事例

FAQよくある質問

Q1. 飲食店の内装費用の相場はどのくらい?
居抜きで坪20〜55万円、スケルトンで坪30〜80万円が全国的な目安。15坪のカフェ〜居酒屋クラスなら450〜950万円。同業種の居抜きなら200〜500万円で開業した事例も。業態・エリアで大きく変動します。

Q2. 飲食店で最も費用がかかる業態は?
焼肉(テーブル排煙×席数)とフレンチ(高級素材+本格厨房)が最も高い部類。逆にカレー専門店やスタンド形式のカフェは比較的安い。「何を調理するか」で厨房・換気の費用が決まります。

Q3. 厨房設備は中古でも大丈夫?
大丈夫です。冷蔵庫・フライヤー・コンロは中古市場が充実しており、新品の40〜60%で購入可能。ただし年式と動作確認は必須。リース(月額払い)で初期投資を分散する方法も。

Q4. 換気・排煙の費用はどのくらい?
標準的な厨房換気で30〜80万円。油煙・蒸気が多い業態(焼肉・中華・とんかつ・ラーメン)は50〜130万円。テーブル排煙は1台5〜15万円。脱臭装置を加えると+10〜40万円。換気は飲食店で最も削ってはいけないコスト。

Q5. 居抜きとスケルトン、どちらがいい?
コスト面では居抜きが圧倒的有利(40〜60%削減)。特に飲食店は厨房・換気・給排水の流用効果が大きい。「同業種の居抜き」が見つかればベスト。自由度重視ならスケルトン。物件探しの段階で居抜きを優先的に探す価値あり。

Q6. 見積もりで最も注意すべき点は?
「厨房機器が含まれるか別途か」が飲食店の見積もりで最大の落とし穴。「安い見積もり」が厨房機器別途で、総額は最高値──はよくあるパターン。厨房機器込みの総額で比較するのが鉄則。

Q7. 工期はどのくらいかかる?
スケルトンで2〜5か月、居抜きなら最短3〜4週間。1〜3月の繁忙期は職人不足で延びやすい。物件契約後は家賃が発生するため、「契約したらすぐ着工」の体制づくりが重要。

Q8. 飲食店に必要な届出は?
飲食店営業許可(保健所)+食品衛生責任者+防火対象物使用開始届(消防署)+開業届(税務署)が基本。深夜の酒類提供は警察署への届出が追加。設計段階で保健所に事前相談が鉄則。

Q9. 融資は受けられる?
日本政策金融公庫の新規開業融資が最もメジャー。飲食業での勤務経験が審査で重視されます。自己資金は総額の30%以上が有利。都道府県・市区町村の制度融資も低利率で使いやすい。

Q10. 予算オーバーを防ぐ最も効果的な方法は?
❶同業種の居抜きを選ぶ、❷B工事の少ない物件を選ぶ、❸厨房機器込みの総額で最低3社の相見積もり、❹厨房機器は中古・リース、❺保健所に設計段階で事前相談(手戻り防止)、❻換気・排煙は削らない、❼予備費10〜15%確保。



関連関連する費用ガイド

次の一歩まずは事例を見て、相場感をつかみましょう

飲食店の内装費用は、業態・物件・エリアで大きく変わります。後悔しないためには──

理想の飲食店を実現する3ステップ

1相場感をつかむ → 2事例でイメージを固める → 3複数社の見積もりを比較

飲食店の内装事例・会社一覧を見る

▶ 飲食店に強い内装会社から提案を受ける(無料)

店舗内装ドットコムなら7,000件超の施工事例を写真で見比べて、
気になる会社にそのまま一括提案依頼が可能です。

📸 飲食店の施工事例を写真で見る

店舗内装ドットコムでは7,000件超の内装事例を写真で比較できます

飲食店の事例一覧を見る →


店舗内装ドットコム

条件にぴったりの内装業者を
無料で選定します

店舗内装の見積もり相談に特化。
店舗・予算・エリアに合った業者を提案します。

¥0ご利用無料
店舗内装専門サイト
全国対応業種問わず
無料内装業者に一括相談する
店舗内装ドットコムからのしつこい営業はなし

※ご利用無料・ご相談だけでもOK・契約義務なし

×
お問い合わせ
×
お問い合わせ