店舗内装を
業種・地域・工事のご希望を伺い、1社ずつ対応を確認してご紹介します。
この記事の要点
特注の店舗什器・家具は、1台あたり次の額が各社の公表にある幅です。
- カウンター:15万〜60万円
- 天井近くまでの壁面什器:40万〜100万円
- 島什器(幅0.9m・1社の公表):10万〜20万円
- 4人掛けのテーブル(1社の公表):15万〜35万円
予算に置くなら、幅の真ん中から上の額(カウンターなら40万〜60万円)です。既製品の1.5〜2.5倍(木工所)から5〜10倍(設計事務所)と示されています。別に、図面から起こす場合の図面代(5万〜50万円)、搬入・設置、予備費(想定外の追加に備える額。特注の製作費と図面代の10〜15%)がかかります。金額を動かす要因は、寸法と材料の取り方、仕上げと金物、台数、納期です。税の扱いは各社の表記のままです。
既製品との差 / 品目別の価格 / 費用の内訳 / 予算の組み方 / 中古・リース / 相談メモ / 相談先の選び方
知りたいところから読む
特注什器の費用と予算──製作費と設置費を分けて確認
最初に確認するのは、製作価格に何が含まれるかです。同じ幅でも、奥行・高さ、荷重、収納、仕上げ、金物、照明や配線の条件で見積もりは変わります。固定棚やカウンターが内装工事の契約に含まれる場合もあり、什器という名前だけで別予算へ足しません。
見せ場や既製品では寸法・用途が合わない部分を特注候補にし、ほかは既製品や流用案と比較します。移設する予定なら分割・運搬・再固定の可否に加え、所有と持出しの契約条件を確認します。
材料、製作加工、仕上げ、金物・ガラス・照明等、設計図面、運搬設置・現場調整、諸経費を確認し、同じ作業を一度だけ計上します。内訳を固定比率で作り直す必要はありません。
「特注/既製」と「固定/可動」は別の条件です。本体の価格だけでなく、使える状態までの範囲を確認します。
本体の仕様
特注:用途・寸法・素材・数量と、承認する製作図を確認。
既製:型番・寸法・数量と、必要な加工や付属品を確認。
特注でも可動式、既製品でも固定して使う場合があります。
設置方法と現場条件
固定する家具:取付・下地・電源等の接続を確認。
可動什器:運搬・組立と、必要な転倒防止や配線を確認。
可動式でも、所有者・持出し条件・退去時の復旧を確認します。
見積と工事の分担
- 製作者、搬入設置会社、内装会社の担当を決める。
- 図面・製作・搬入・固定・接続を「含む/別途/未定」で突き合わせる。
- 税区分をそろえ、内装見積に含む費用を重ねて足さない。
希望が製作のみか、設置・内装工事までかを伝えます。
店舗什器・家具とは|内装工事との切り分け
店舗什器・家具には、テーブル・椅子・陳列棚・カウンターなど、営業に使う家具や備品が含まれます。本記事では厨房機器や業態専用設備も、発注漏れを防ぐため関連品として扱います。可動か固定かだけで契約範囲や費用区分を決めず、内装工事の見積書と品目表を突き合わせます。
製作・購入
本体、仕上げ、金物、組込み照明など。型番または承認図、数量、完成状態を確認します。
搬入・設置・工事
運送、荷下ろし、現場組立、固定、下地補強、配線・配管、試運転。どの会社が見積もりに含めたか確認します。
所有と移設
購入・借用品・リース品を区別し、所有者、取外し、退去時の復旧、次の場所での再設置条件を確認します。
例えば工事一式に造作カウンター(その店に合わせて造り付けるカウンター)と取付が含まれていれば、別の什器予算へ同じ費用を足しません。機器本体を自分で買い接続工事を内装会社へ頼む場合は、その両方の見積範囲と引渡し条件を先に決めます。
業者を選べる範囲:当サイトの『A工事・B工事・C工事の違い』では、B工事は一般にテナント負担・建物側の指定施工、C工事は一般にテナントが負担・手配する工事で、什器はC工事に含まれる例があるとしています。ただし下地・固定・配線・配管・防火への影響まで同じ区分とは限らないため、物件の工事区分表で確かめてから発注先を決めます。
店舗内装を
業種・地域・工事のご希望を伺い、1社ずつ対応を確認してご紹介します。
業態別の主要什器・家具リスト|業態固有の備品構成
まず、予定する商品・サービスと使う人から品目を列挙します。数量は業態の標準値で決めず、レイアウト、収納量、使用人数、機器仕様に合わせます。医療機器や厨房機器の購入費は、家具の製作価格と分けて確認してください。
カフェ・飲食店
テーブル・椅子・カウンター、陳列、食器や備品の収納。冷蔵・調理・洗浄・POSは機種と台数を別に整理。
美容室・サロン
セット面、スタイリングチェア、受付、薬剤収納。シャンプー設備や専用機器は給排水・電源との接続条件も確認。
物販
商品寸法・陳列量に合わせた棚、ラック、ディスプレイ、レジ、試着室。照明・配線・防犯機器との取合いも記入。
クリニック
受付・待合・収納・診察用家具。医療機器は診療内容とメーカーの設置条件を別枠で確認。
フィットネス
受付、ロッカー、ベンチ、マット等。運動機器・大型ミラーの重量、固定と周辺の動作範囲も確認。
業態別の予算の目安:飲食店の家具・什器・備品は、スケルトン(設備のない区画)から作る場合で10坪50万〜100万円・20坪100万〜200万円・30坪以上200万〜400万円、居抜き(前の店の内装・設備が残る物件)なら10坪30万〜80万円・20坪80万〜150万円とする店舗設計会社があります(RAWMAN の規模別の目安)。この項目には、テーブル・椅子のほか照明器具・食器・カトラリー・レジ・看板も含まれ、特注什器だけの額ではありません。予算に置くなら真ん中から上で、10坪のスケルトンなら75万〜100万円です。同じ会社は、客席のテーブル・椅子を1セット3万〜15万円としています。物販・美容室・クリニックなどは、品目と台数を品目別の公表価格で積み上げます。内装工事を含む総額は、当サイトの費用の記事『飲食店の内装費用』『物販店の内装費用』で確かめられます。
品目表には「数量/寸法/既製・特注・流用/発注先/工事への含有/未確認」を付けると、相談先が分かれても漏れや重複を探せます。
什器・家具の費用|既製品と特注の価格差・見積比較
既製品の店舗什器は、ゴンドラ(棚の組み換えができる島什器・幅1500mm)10万〜20万円、ショーケース(幅1200mm)7万〜15万円、平台2万〜5万円が設計事務所の示す目安です(2022年の記事)。特注にすると、既製品の1.5〜2.5倍程度になることが多いとする木工所と、5〜10倍程度とする設計事務所があり、どこまで作り込むかで差が大きく開きます。ただし木工所の下の表の数字から計算すると、同じ大きさで約2.3〜3倍です(同じ会社の文章では1.5〜2.5倍程度)。
業態だけの総額より、何を何点、どの完成状態まで含む金額かを確認する方が、自店の予算判断に役立ちます。公開価格は仕様例として参照し、いま依頼する条件の見積もりとは分けてください。既製品で寸法や用途が合う所は既製品にし、見せ場や寸法の合わない所だけを特注にすると、差額を抑えられます。
比較するときの計算方法:同じ仕様・数量・税区分で、製作、設計、搬入、固定、電気接続の見積額を並べます。一式に含まれる作業は再加算せず、別途で必要な作業の実見積だけを足して、使える状態までの総額を比べます。製作だけの価格と、現場設置まで含む価格をそのまま比較しないようにしましょう。
一式に含む作業を分解できない場合も、別途でないことを確認した項目を重ねて足さなければ比較できます。未見積の接続工事や搬入条件は0円にせず、総額未確定として問い合わせます。什器以外の工事費、物件取得費、運転資金も別に残してください。
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特注什器(オーダーメイド什器)の費用内訳・予算調整・見積相談の進め方
特注什器の予算は、品目ごとの製作費(カウンター40万〜60万円など、各社の公表にある幅の真ん中から上)に、図面代・搬入設置・予備費を足して組みます。見積もりは設計・図面/材料/加工/塗装・仕上げ/金物・付帯/搬入・設置/試作の7つに分けてもらい、完成図と金額の対応を確かめます。
品目別の公表価格と、見込む額(各社の幅の真ん中から上)
特注の店舗什器を、各社が公表している価格で並べました。カウンターは15万〜60万円と幅が広く、予算に置くなら真ん中から上の40万〜60万円です。1台ごとの価格なので、台数を掛けて積み上げます。
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特注什器の費用の内訳──7つの費目と、金額を動かすもの
見積もりは「一式」ではなく、次の費目に分けてもらうと、どこで金額が膨らんでいるか、どこを削れるかが見えます。各費目へ一律の比率を当てはめて実額を作ることはしません。
費目のほかに、台数も金額を動かします。同じ物を10台・20台とまとめて作ると、1台あたりの価格が変わることがあるとする製作会社もあります(特注什器ドットコム)。
どの費目でも、幅・奥行・高さと単位、数量、収納する物、使う荷重、固定する位置を図面にそろえると、各社の見積もりを同じ条件で比べられます。見えない面も強度・清掃・耐湿に必要な仕様は残し、短納期の割増は一律の率で考えず、日程ごとの金額の差を聞きます。内装会社経由と直接発注は、設置までの担当範囲をそろえて比べてください(調達ルートの比較)。
設計・施工側の確認事項は店舗の造作家具工事ガイドへ。本ページは発注者の費用・調達判断を中心に扱います。
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予算の組み方──見込む額で置き、図面代と予備費を足す
- 品目表を作り、見せ場や既製品では寸法が合わない所だけを特注にする(ほかは既製品・セミオーダー・中古・リース)
- 特注の品目は、上の表の見込む額(各社の公表の幅の真ん中から上)×台数で置く
- 図面から起こすなら図面代(見込むなら30万〜50万円)を足し、搬入・設置・電気の接続は各社の見積もりで足す
- 予備費(想定外の追加に備える額)として、特注の製作費と図面代の10〜15%を足す。既製品の購入やリースには掛けない
計算例:小さな物販店で、会計カウンター1台・壁面の陳列棚(中型)3本・島什器2台を特注し、図面から起こす場合です(品目と台数は計算のための例)。内装工事の見積もりに入っている造作は、二重に数えないよう足しません。
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減額案は、変える仕様と残す機能をセットで比べる
予算を超えたときは、製作者に同じ用途で成り立つ代案を出してもらいます。金額だけを下げる依頼では、商品が載らない、補充しにくいといった問題を見落とします。次の順で、変えられる条件と実際の差額を確認しましょう。
材料の取り方と寸法
板から部材を切り出す「板取り」を確認し、寸法を少し調整した案も見積もります。商品の収納量、棚の強度、通路の余白を残せることが前提です。材料の規格や柄の向きも製作者に確認し、特定の幅にすれば必ず安くなるわけではありません。
曲面・仕上げ・金物
曲面を簡単な形にする、見える面と内部の仕上げを使い分ける、金物を規格品にする案を比較します。扉の開き方、配線の保護、掃除のしやすさ、交換部品の入手まで確認し、必要な機能を残します。
製作数量と納品先
同じ仕様を必要数製作する場合と、時期を分けて追加する場合を確認します。品目・数量・納品先を固定して製作総額を比較し、分納時の運送・保管・組立費も別に聞きます。単価だけで余分な台数を決めないようにしましょう。
コレカは、W1000×D500×H800の展示台をW900×D450×H800にすると、サブロク板(910×1820mm)から無駄なく部材が取れて材料費を約4割抑えられる例や、ポリ合板がメラミン化粧板より約4割安いことを示しています。特注什器ドットコムも材料手配や加工の段取りが数量によって変わると説明しています。削減の幅は形や数量で変わるため、自店へそのまま当てはめず、代案ごとの見積もりで確認してください。出典:コレカの設計・製作方法の解説、特注什器ドットコムの費用内訳の解説。
量産・多店舗の什器は、台数ごとに見積もり、試作で確かめる
同じ什器を10台・20台とまとめて作ると、材料をまとめて手配でき、加工の段取りも効率化できるため、1台あたりの価格が変わることがあると特注什器ドットコムは説明しています。コレカも、必要な台数をまとめて作ると、材料の歩留まりや職人の加工効率が上がり、単価を大幅に抑えられるとしています。
- 数量ごとの見積もり:台数が決まっていなければ、1・5・10・100・1000台のように数量ごとに見積もりを出せるとする会社もあります。
- 基準の寸法をそろえる:店舗ごとに同じ寸法(モジュール)で作ると、店舗の間で什器をやりくりでき、模様替えもしやすくなるとする設計事務所もあります。
- 既製什器をもとにする:2,000種類以上の既製什器をもとにしたセミオーダーに対応するメーカーもあり、全部を一から作るより既製の部分を生かせる場合があります。
- 量産の前に試作:量産前に試作サンプルで確かめるメーカーがあります。まとめて作る前に、強度・使い勝手・色を1台で確かめます。
まとめて作ると保管や分納の費用が増えることもあるため、納品先・時期ごとの運送・保管・組立の費用も別に聞き、1台あたりではなく総額で比べます。
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完成品で運ぶ案と、分割して現場で組み立てる案
分割製作は搬入経路への対応や輸送時の容積を抑える選択肢ですが、現場作業が増える場合があります。コレカも運賃と現場組立費を合わせて比べるよう案内しています。両案で完成状態をそろえ、次の違いを確認します。
完成品で搬入
梱包後の寸法・重量で経路を確認。運送、荷下ろし、必要な揚重、養生、固定、接続を見積範囲に含めるか突き合わせます。入口を通っても、曲がり角や設置位置まで運べるかを確認します。
分割して搬入
各部材の搬入寸法、接合方法、現場で必要な作業場所と時間を確認。梱包・運送に加え、組立、金物、現場調整、養生、梱包材の処分まで費用の担当を決めます。
「工場出荷日」「店舗への到着日」「固定・接続まで終わる日」は分けて工程表に記入します。建物で搬入時間や作業業者が指定されている場合は、管理者へ条件を確認し、製作者と内装会社の予定を合わせます。参考:分割構造と現場組立費の比較。
試作と印刷データは、量産前に確認する範囲を決める
紙・段ボール製の販促什器では、パッソ株式会社が実際の素材によるサンプル製作、確認・修正、本製作の順を案内しています。木製・金属製を含め、どの段階で何を確認できるかは依頼先と合意します。
- 形状・強度:載せる商品の寸法・重さ・数量を渡し、安定性や補充の動作を確認する方法を聞きます。試作品の費用、修正回数、確認日を見積条件に残します。想定の荷重、場合によってはその2倍の荷重で強度を確かめる製作会社もあります。
- 色・印刷:ロゴや画像のデータを誰が用意するか、入稿形式、印刷範囲、色見本や校正の確認者を決めます。色や印刷を確かめる見本(ホワイトダミー・カラーダミー)を有償とする会社もあります。完成イメージ画像だけで製作寸法や強度を確定しません。
- 承認・納品:承認した図面やサンプルの版を残し、その後の変更に伴う費用と納期を確認。納品時には数量、寸法、仕上げ、組立・固定、可動部を仕様と突き合わせ、不具合の連絡先を控えます。
出典:パッソ株式会社のオーダーメイド什器の製作工程。同社の紙製什器の工程を参考に、確認事項を整理したものです。
短期の販促用と、営業で使い続ける什器を分ける
期間限定の売場や催事では、紙・段ボール製の什器も候補になります。常設の造作棚と同じ条件で価格だけを比べず、使用期間、商品の重さ、設置場所の水濡れや湿気、補充方法、移動・組立の頻度を伝えて適合を確認します。紙製でも製品ごとに構造や耐荷重は違います。
見積もりには本体と印刷のほか、必要な組立、輸送、保管、催事後の回収・処分を含めるか確認します。繰り返し使うなら、折りたたみや再組立の条件も聞きましょう。常設部分は耐久性や修理、短期部分は撤去後まで含めて品目ごとに選びます。参考:用途・素材・使用条件と什器選び。
常設と短期の使い分けも含めて、什器を含む内装を無料で相談する →
見積相談の進め方──伝える条件と、お金がかかる時点
特注什器の見積もりは、伝える条件がそろうほど各社の金額を比べやすくなります。図面がない場合も、次の条件を書き出してから相談します。
- 置く物と使い方:商品の寸法・重さ・数量、収納する物、使う人の動作
- 設置する場所:幅・奥行・天井高、搬入経路、床や壁の状態、電源・給排水の位置
- 形と素材:参考の写真やスケッチ、希望の素材・色・仕上げ
- 数量と納期:台数(決まらなければ数量ごとの見積もりを頼む)、希望の納品日
- 予算と範囲:予算の目安と、製作だけか、搬入・設置・電気の接続までか
お金がかかる時点も、最初に確かめます。
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下の相談メモで、寸法・数量・素材と、手元の見積もりの金額を整理できます。実見積は税込の額で入れます。上の見込む額は税込か税抜かが混ざっているため、そのまま比べないでください。
什器の仕様と実見積を相談メモにする
用途だけでも、すべて未定でも使えます。1品目、または同じ仕様のまとまりについて整理してください。複数品目の寸法が異なる場合は、品目表や図面を別に添えましょう。
例:カフェの会計カウンター、商品陳列用の壁面棚。未定の部分は空欄で構いません。
寸法・数量・素材・図面を記録する(任意)
寸法はmm、0より大きい半角数字・小数1桁まで。各欄の入力上限は100000mmです。これは入力上限で、必要寸法・安全な寸法を決める基準ではありません。未定は空欄にします。
1〜100000の半角整数。未定は空欄です。価格欄はこの対象数量すべての総額で記録し、数量による乗算はしません。
例:メラミン、木・塗装、金属、ガラス。用途、清掃方法、熱や水への条件、照明内蔵なども記録できます。
希望寸法と製作寸法は別に確認します。採寸、使う人の動作、設備や通路の余白、製作図の承認を依頼先と整理しましょう。
搬入・固定・接続の条件を記録する(任意)
例:入口・階段・エレベーター、分割搬入の可否、壁や床への固定、照明・電源・給排水、建物側の承認、希望納期。分からない部分や別業者の担当もそのまま記録できます。
実見積の金額を整理する(任意・価格推定なし)
ここでは、お手元の見積書で確認した税込支払額を入力してください。
金額は万円・税込支払額・対象全数量の総額です。0〜100000、小数1桁まで。数量で乗算しません。空欄は未確認、0は不要または別の入力額に含むと確認した場合だけです。税込額が分からない見積は空欄にして、下の確認事項へ記録します。
記録した対象全数量の契約額です。製作・設計・運搬・設置接続を含む範囲を見積で確認します。
契約総額に含まない追加支払だけ。既に含む設計費は再加算しません。
契約に含まない運搬費だけ。搬入、荷下ろし、養生などの担当と含有を確認します。
契約や内装工事に含まない追加支払だけ。同じ接続工事や現場調整を重ねて計上しません。
リース月額・契約期間分はこの小計に合算しません。全4欄が埋まっても、他の追加費用、税、支払時期まで確認できたことにはなりません。
この整理機能は入力内容を保存・送信しません。下の手動テンプレートも使えます。
実見積の整理
選択後は端末のコピー操作を使ってください。入力条件を変えた後は、作り直すまで前のメモを使えません。
仕様メモはフォームへ自動では引き継がれません。コピーしたメモを手動で持参し、図面・写真・見積書と合わせて相談してください。
手動で相談メモを用意する
JavaScriptを使えない場合も、次の欄を編集して端末の選択・コピー操作で利用できます。未定の項目は「未確認」のままで相談できます。
新品 vs 中古 vs リース|調達方法の選択軸
中古は、状態の良い厨房機器なら新品の50〜70%の価格で買えるとする店舗設計会社がありますが、当サイトが確かめた範囲では、什器・家具の中古の割合を示す公表は見つかっていません。ファイナンス・リースの月額には、物件価格のほか金利・固定資産税・保険料なども含まれると公益社団法人リース事業協会が説明しており、払う総額は物件の価格を上回るのが一般的です。新品・中古・流用・リースは品目ごとに、税区分と支払時期もそろえて比べます。
新品購入
本体、必要な運送・設置、保証と修理窓口、納期を確認。定価と実際の注文額を区別します。既製什器をもとに寸法や部材を変えるセミオーダーを用意するメーカーもあり、全部を特注するより既製の部分を生かせる場合があります。
中古・流用
状態、製造年、整備履歴、修理部品、付属品、搬入・再組立・再固定、処分費を確認し、所有と使用権限も確かめます。厨房機器は製造から10年以上の物を避けるとする会社もあります。居抜きで残ったカウンターや棚は、骨組みを生かして表面に化粧フィルムを貼る方法もあります。
リース
公益社団法人リース事業協会は、ファイナンス・リースについて、月額を「物件価格+金利+固定資産税+保険料+管理費・利益」を期間の月数で割った額と説明しています。同協会によると、期間は税務上の規定により耐用年数の70%以上で設定され、途中の解約は原則できず、解約するときは残りのリース料かそれに相当する違約金を払い、満了後は低い料金の再リースか、借り手の負担での返却になるとされます。賃貸借(レンタル)は別の条件のため、どの契約も契約書と見積書で確かめます。
資金計画には開業時の支払と、開業後に必要な月々の支払を分けて記録します。契約上の扱いや会計処理が不明な場合は、その契約書・見積書を示して専門家へ確認してください。
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業務用家具メーカー・調達先の選び方
メーカー、家具工房、商社、通販、中古販売店、内装会社は、製作・選定支援・現場対応のどこまで請け負うかが異なります。名称や価格帯だけで優劣を決めず、希望品の図面と現場条件を渡して対応範囲を確かめます。
- 特注の製作図・仕上げサンプル・試作を用意できるか、その費用と承認手順
- 個人・法人、数量、地域、現地調査、搬入設置の対応条件
- 本体・運送・荷下ろし・組立・固定・配線をどこまで含むか
- 注文取消し、仕様変更、支払時期、保証と修理の窓口
大型の特注什器は宅配便などで運べないことが多いため、地元や近隣の県の会社も候補に入れるとよいとする会社もあります。知名度のある会社に頼んでも、別の会社が製作することがあるため、最終的な製作元を確かめておきます(エヌショーケース)。
特注什器ドットコムの費用内訳の解説は、製作に加えて運搬・設置にも費用が発生すると説明しています。メーカーへ直接頼む場合も、製作以外の作業が見積もりに含まれるかを確認します。別料金かどうか、現地対応をどこまで含むかは、各社の見積もりで確かめてください。
什器発注のスケジュール|内装工事との連携
特注什器は、陳列棚などで打ち合わせから納品まで概ね4〜8週間とする木工所があります(同じ会社の別の記事では、初回相談から納品まで4〜12週間とも書いています)。見積相談は内装設計の早い段階から始め、製作図・寸法の承認と正式発注を区別します。完成後に入らないことを避けるため、什器寸法と搬入口、固定下地、電源等を設計者・製作者と調整します。
相談と概算
ラフ図、寸法、用途、素材、数量、希望日、搬入条件を共有。図面や試作の料金も確認。
承認と発注
現地寸法・製作図・仕上げ・金額・変更条件・支払時期を確認し、発注確定日を合意。
製作と工程調整
材料手配、製作、検査、出荷予定を確認。遅れた場合の代替案と連絡の節目を決める。
搬入と検収
内装の施工順と合わせて搬入・組立・固定・接続・動作確認を実施。指摘と是正の期限を残す。
全什器を内装工事完了後に搬入するとは限りません。後で入らない大型品や先行固定が必要な物は工事中の搬入を検討し、養生・保管・破損の責任を決めます。製作期間は通常2週間〜1か月とする製作会社や、製作のリードタイム(製作にかかる期間)の目安を国内約2〜3週間・海外生産約2か月とするメーカーもあります(同じメーカーは、納期は打ち合わせの日程・仕様・数量などで様々とも書いています)。製作会社の空き状況で納期や金額が大きく変わることもあるため、在庫、仕様の承認、材料、製作、輸送、施工できる日から逆算して決めます。
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内装会社経由 vs 直接発注|調達ルートの比較
どこから買うかだけで安さは決まりません。製作だけの見積もりと、設計・現地採寸・搬入・設置を含む見積もりは、同じ完成範囲へそろえて比較します。内装会社の一律の上乗せ率や、直接発注の固定の削減額は前提にしません。
内装会社へまとめる
什器と現場工事の調整をどこまで含むか、製作会社と保証窓口を確認。手配・管理の費用も含有を確認。
商社へ依頼する
商品選定、納入、現地対応、工事会社との調整が契約範囲に入るか確認。
メーカー・工房へ直接
設計承認、搬入設置と内装側の準備を誰が調整するか明確にする。直接発注という理由だけで全部自己責任とはしない。
相談時は「製作のみ」「取付まで」「下地・設備接続を含む現場工事まで」の希望を伝えます。図面が未完成なら、写真やラフ図、分かる寸法から相談できるかを確認しましょう。製作だけの注文を受けるか、現地対応まで任せられるかは会社ごとに異なります。複数社で分担する場合も、取合い箇所と完成確認の窓口を一つずつ決めてください。
内装工事とあわせて、造作のカウンターや棚を頼める会社を探すとき:店舗内装ドットコムは、店舗の内装工事の相談窓口です。一度の入力で、事務局が候補の内装会社へ1社ずつ対応できるかを確認し、対応できる会社をご紹介します。紹介先と直接相談・見積もりをして、提案を比べて自由に選べます(相談無料・会員登録不要)。
什器設計と動線・コンセプトの整合|空間体験の核
什器の寸法は、商品や収納量だけでなく、人の動作と通路へ影響します。椅子を引く、扉を開く、台車を通す、補充・清掃する状態まで図面へ重ねて確認します。
- 用途・規模・配置と所在地の適用条件に応じた避難・移動経路を、設計者や必要な窓口へ確認する
- 客席数やセット面数を坪数だけで逆算しない。スタッフ・客・荷物の動作を確認する
- 什器の転倒、落下、角、固定方法、配線、清掃性、使用荷重を確認する
- 見た目だけでなく、座り心地、手入れ、耐久、交換部品も見本・仕様書で比較する
移設予定の什器でも、持ち出せる契約か、固定を外した後に復旧が必要か、次の場所へ搬入・再固定できるかを確認します。可動式という呼称だけで権利や安全性は確定しません。
業態別の選定ポイント|業態固有の重視軸
業態の名称を価格や客席数の固定条件にはせず、実際に行うサービスから選びます。
飲食
食事・飲料の提供と返却、席の組替え、清掃、食器や荷物の置き場。カウンターは座面と天板の関係も確認。
美容・サロン
施術中のスタッフの動作、機器や薬剤の収納、清掃、電気・給排水の接続、濡れる部分の仕様。
物販
商品の寸法と重さ、補充頻度、見え方、照明・配線、試着・包装・会計の動線。
医療・フィットネス
専門機器の設置条件と使用空間、清掃、収納、利用者の移動、機器メーカーと内装会社の分担。
希望する使用場面と困りごとを伝え、実物やサンプルを使って確認できる項目を聞きましょう。客単価や見た目のグレードだけで、性能や売上への効果を判断しないことが大切です。
什器の保守・更新サイクル|長期コスト最適化
更新時期は、使用頻度、荷重、水や熱の影響、故障状態、補修や部品供給で変わります。税務上の耐用年数と、物理的な寿命・買替え時期は分けて考えます。
- 型番・製作者、取扱説明書、保証、部品供給、修理と点検の窓口を保管する
- 清掃・締結部・可動部・固定部などを、メーカーや施工者が指定する方法と間隔で確認する
- 破損やがたつきがあれば使用を止める必要があるか確認し、修理・更新の見積もりを取る
- 保守契約の対象機器、出張・部品・作業代、対応時間、対象外を確認する
特注の家具・棚では、納品後6か月〜1年程度の保証期間を設ける業者が多いとする木工所もあります。保証の期間と対象(製作上の不具合か、使い方による傷みか)を書面で受け取っておきます。無垢材の家具は、年に1〜2回のオイルメンテナンスが勧められるとする木工所もあります(遠藤工芸の陳列棚の記事・店舗家具の記事)。
更新費用を積み立てる場合は、確認できた見積額を積立の月数で割ると、月ごとの積立目安を計算できます。寿命や将来価格を保証するものでも、税務上の引当金・減価償却の計算でもありません。実際の状態と見積もりが分かった時点で計画を更新します。
什器発注の失敗例と回避ポイント
次の項目は相談時の想定チェックです。失敗の発生頻度や回避率を測定したランキングではありません。
予算が足りない
本体だけでなく図面・運搬・設置・接続・税を確認。内装見積への既含項目は足さず、未定費用を0円にしない。設計の修正は無償2〜3回程度とする業者が多く、超える変更は費用が出ることがある。
納品が間に合わない
仕様承認、材料・製作、出荷、建物の搬入日、現場設置をつなぐ工程を共有。予定変更時の判断期限を決める。
現場へ入らない
梱包後寸法・重量、曲がり角、エレベーター、階段、扉、荷下ろしを確認。分割製作や現場組立も発注前に検討。
使いにくい・契約範囲が違う
実際の動作や収納物、完成図、素材見本で確認し、取付・接続・検収と不具合時の窓口を決める。
注文後に取り消せない場合がある
受注生産のため注文確定後の取消しを受けない製作会社がある。取消しの費用を進み具合で決めておく(設計段階は設計料、材料発注後は材料費、製作開始後は加工費、完成後はほぼ全額)よう勧める木工所もある。製作図と金額に納得してから発注を確定する。
見積相談には、用途、寸法W/D/Hと単位、数量、素材・仕上げ、図面の確定状況、希望時期、搬入条件を用意します。製作だけの発注か、設置や内装工事を含む依頼かを書き、分からない条件は未定のまま共有してください。
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よくある質問(FAQ)
特注什器の見積内訳はどう出してもらうか
特注什器の費用を抑える順番は
什器・家具の予算はどれくらい必要か
什器発注はいつから始めるべきか
新品・中古・リースのどれを選ぶべきか
内装会社経由と直接発注はどちらが得か
業態専門商社はどう選ぶか
什器のグレードはどう決めるか
什器の納期はどれくらいか
什器の搬入で注意することは
什器の保守はどうすれば良いか
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