焼肉の内装を無料で一括見積もり
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焼肉屋・鉄板焼き屋の内装費用を調べると「坪50〜100万円で飲食最高クラス」という答えが返ってきます。高い理由は明確で、この業態だけが客席の全テーブルに調理器と排気口を持つからです。つまり費用は「1卓=1排気口」の掛け算で決まり、さらにその手前に、多くの記事が触れない分岐があります——ロースターの方式(上引き・下引き・ノンダクト)が、工事費より先に「選べる物件」を決めるということです。下引き式は床を掘れる物件にしか入りません。
本ページは、業態別の坪単価の即答から始めて、3方式×物件のマトリクス、1卓あたりの設備単価、給気とドアの重さ、炭・ガス・電気という火源と内装制限、脂対策の床・壁・グリストラップまで——「焼肉のお金と図面」を1ページに通しました。卓数を自動算出するシミュレーター付きです。
30秒でわかる結論
- 内装工事費の目安:スケルトンから坪50〜100万円(大衆50〜70/カジュアル55〜85/高級・個室中心80〜120万円超)、同業居抜きなら坪20〜50万円
- 費用の正体は「1卓=1排気口」の掛け算:ロースター・ダクト設備が1卓10〜30万円、20坪級のダクト工事全体で200〜300万円。設備3点(排気・ロースター・空調)で総額の4〜5割
- 方式が物件を決める:上引き(天井ダクト)が標準、下引き(床下配管)は床を掘れる物件限定、ノンダクト(フィルター式)はダクト不可物件の切り札
- 火源で法規が変わる:炭火は火気使用室の内装制限・消防の確認が厳しめ、ガスは各卓配管費、電気は電源容量
- 正確な金額は現地調査後の見積もりだけ。下のシミュレーター(卓数自動算出・方式別単価)で概算→同一条件で2〜3社比較が最短ルート
【早見表】焼肉・鉄板焼きの内装費用──業態×物件別の坪単価と総額
最初に結論の数字です。内装工事費(造作・仕上げ・設備工事。ロースター・厨房機器の機器代は別枠=s4で詳述)の一般的な目安で、下段は15坪の場合の工事費目安です。
大衆・ホルモン焼き
- 性格露出ダクトのライブ感
- 15坪目安750〜1,050万円
カジュアル焼肉
- 性格標準帯・家族客対応
- 15坪目安825〜1,275万円
高級・個室中心
- 性格下引き式・個室造作
- 15坪目安1,200〜1,800万円超
一人焼肉・カウンター
- 性格席数分の排気を凝縮
- 15坪目安825〜1,350万円
同業(焼肉)の居抜き
- 性格ダクト資産の引き継ぎ
- 15坪目安300〜750万円
ロースター・厨房機器(別枠)
- 内訳卓数×10〜30万+厨房一式
この表の読み方
幅を作るのは、①ロースターの方式と卓数(s3・s4) ②火源(s6) ③物件のスタート地点——の3つです。異業種からの転用は「飲食居抜き」でも排気が足りず、実質スケルトン級になることがあります(見分け方はs12)。金額はいずれも一般的な目安です。
目安をつかんだら、正確な金額は複数社の見積もりで確かめるのが確実です。
30秒・無料:焼肉店の内装費用シミュレーター(卓数自動・方式別)
「自分の店ならいくらか」を最初につかみましょう。業態・ロースター方式・物件の状態・坪数を選ぶと、卓数を自動算出(1卓2.5坪換算)し、内装工事費とロースター・ダクト設備の別枠(方式別の1卓単価×卓数)まで一度に表示します。下引き式を選ぶと物件条件の警告が出ます。
焼肉店 内装費用シミュレーター(卓数自動・方式別)
※金額は一般的な目安レンジに地域係数を掛けた概算です。物件の状態・仕様グレード・ダクトルート(階数)で変動します。正確な金額は現地調査後の見積もりでご確認ください。
ロースター3方式──方式が「選べる物件」を先に決める
焼肉店の設計は、坪単価より先にロースターの方式を決めるところから始まります。方式によって工事の内容が変わるだけでなく、そもそも入れる物件が変わるからです。
実務の判断はこうなります。上引き式は標準解——ただし天井裏のダクトルートと屋外への出口(階数)で費用が大きく振れます。下引き式は「煙が顔の高さを通らない・天井がすっきり」という高級店の体験を作りますが、床を掘るか床上げできる物件(1階・床高に余裕・排水と共存できるスラブ)でしか成立しません——つまり物件契約の前に方式を決めていないと、「やりたい店」と「借りた物件」が矛盾します。ノンダクト式は本体1台40〜80万円級と高いものの、ダクト工事を最小化できるため、商業施設や上層階など「焼肉ができない」とされてきた物件を可能にする切り札です(フィルター交換のランニングと電源容量は要確認)。方式は「好み」ではなく物件・階数・業態グレードの連立方程式——ここを内装会社と最初に握るのが、焼肉店づくりの正しい順序です。
| 方式 | 仕組み | 向く物件 | 1卓の設備目安※ |
|---|---|---|---|
| 上引き式(天井ダクト) | 卓上から吸い、天井裏→屋外へ | 天井懐に余裕があり、ダクトルートが取れる | 10〜20万円 |
| 下引き式(床下配管) | 卓面から下へ吸い、床下→屋外へ | 床を掘れる/床上げできる物件のみ | 20〜30万円 |
| ノンダクト(フィルター式) | 各卓で油脂・煙を濾過して循環 | ダクトが引けない物件の切り札 | 15〜25万円 |
※本文の「1卓あたり10〜30万円」を方式別に配分した編集部の目安。機種グレード・ルート長・階数で前後します。
1卓=1排気口の掛け算──焼肉の費用構造の正体
なぜ焼肉はカフェの倍の坪単価になるのか。答えは面積ではなく卓数にあります。
一般の飲食店の排気は厨房の1系統ですが、焼肉店は客席の全卓が排気口を持つため、ロースター+ダクト+ファンの設備が1卓あたり10〜30万円、20坪級のダクト工事全体で200〜300万円が目安になります。ここに空調を足すと、設備3点だけで総額の4〜5割——「内装費」というより「設備投資に内装がついてくる」業態です。さらに階数の掛け算(2階以上は屋外へのダクト立ち上げ距離が伸びて数十万〜百万円級の加算。飲食共通の法則はラーメン屋の内装費用相場のダクト章参照)が乗ります。実務のコツは、席数計画を「売上の最大化」だけでなく「1卓約20万円の設備」として増減評価すること——回転が読めない開業初期は、卓数を1つ絞ってダクト分岐だけ仕込んでおき、軌道に乗ってから増設する段階投資が有効です。
鉄板焼きは別業態──「卓数」ではなく「席数×フード」で決まる
同じページで扱われがちですが、鉄板焼きの費用構造はロースター焼肉と別物です。焼肉が「客席の卓数×排気口」の掛け算なら、客前調理の鉄板焼きはカウンター席数×鉄板・フードの長さで決まります。排気は各卓に分散せず鉄板上部の大型フード(上引き)に集約され、調理側と客席側の給気バランス、遮熱、カウンター一体造作が費用の中心になります。
卓別ダクトの縦横引きがないぶんルート工事は単純になりますが、カウンター・鉄板・フードの造作設備が一体で動くため、同規模のロースター焼肉より坪単価は上振れしやすい傾向です。ホテル内・商業施設内の鉄板焼きは、排気容量と防災(フード消火設備)の館条件が先に決まるので、物件確定前に施工会社へ図面確認を依頼しましょう。
給気とドアの重さ──排気最大級の業態が忘れがちな相方
全卓から強力に排気する焼肉店で、設計から抜け落ちやすいのが給気(吸った分の空気を入れる仕組み)です。排気ばかり強くて給気が足りない店では、①入口のドアが異様に重くなる(店内が負圧になるため)②開いた瞬間に外気が吹き込み空調が効かない ③厨房の煙が客席側へ引っ張られる——という症状が出ます。ドアが重い焼肉屋は、故障ではなく給気不足のサインです。対策は給気ファン・給気口の計画で、排気とセットの「換気設計」として見積もりに載っているかを確認してください。
もうひとつの相方が匂いの近隣対策です。排気の出口(屋外)の位置と高さは、隣接する住居・他テナントへの匂い・煙の影響を左右し、クレームは営業に直結します。ビルの排気ルート規定、出口の向き、必要に応じて脱臭フィルター——物件契約前に「排気をどこへ出せるか」を管理会社に確認するのが、後戻りしない順序です。あわせて、お客さまの「服に匂いが残らない」体験は換気の質そのもの——単価の高い店ほど、換気は設備費でなく客単価の投資として効いてきます。
排気しても残る──ニオイの3経路と「生涯コスト」
煙は排気設備で外へ出せますが、ニオイには3つの経路が残ります。①店内残臭:ダクト内部に蓄積する油脂が臭気と排気能力低下の源になるため、定期的なダクト・フィルター洗浄費をランニングに見込みます(居抜きで設備を引き継ぐ場合は、入居前にダクト内部の点検を)。②近隣:排気口の向き・高さ・隣接建物との距離で苦情リスクが変わり、立地によっては脱臭装置の追加が必要になります。③退去時:原状回復でダクト洗浄・撤去まで求める契約があり、出口の費用に効きます。
つまり焼肉の排気は「工事したら終わり」ではなく、洗浄・近隣対策・退去まで含めた生涯コストで見るのが実務です。内見の段階で排気口の位置(どこから外へ出すか)と近隣の窓・室外機の位置を確認し、見積もり時に「洗浄しやすいダクト・フィルター構成か」を質問しておくと、開業後の維持費まで含めた比較ができます。
火源の3択──炭・ガス・電気と内装制限
ロースターの方式(s3)と並ぶもうひとつの分岐が火源です。味の選択であると同時に、法規と工事費の選択でもあります。
実務のポイントは2つ。第一に、炭火は「火を使う部屋」としての扱いが厳しくなること——建築基準法・火災予防条例による内装制限(下地・仕上げの不燃化)や消防の運用は自治体・建物で異なるため、図面段階での消防署事前相談を工程に入れてください(届出・許認可の全体はs13)。第二に、ガスは「各卓に配管する」費用が卓数分かかること——1卓=1排気口の掛け算(s4)に、ガス卓ならガス配管の掛け算が重なります。電気×ノンダクトの組み合わせは配管の掛け算を丸ごと消せる代わりに、電源容量という別の上限に当たるため、分電盤・受電容量の確認を物件契約前に済ませるのが安全です。
脂との戦い──床・壁・グリストラップの設計
焼肉店は飲食の中で最も「脂と煙が空間全体に回る」業態です。ここへの投資は見栄えでなく清掃時間=人件費に直結します。
①床——客席も油分を帯びるため、防滑かつ拭き取りやすい床材(塩ビ系の店舗用など)が定石。高級店で木質感を出す場合も、表面は清掃に耐えるものを選びます。②壁・天井——煙が届く範囲は「耐熱・防汚・拭ける」仕上げに。クロスのグレード差は数年後の黄ばみ方の差になります。③グリストラップ——厨房排水の油分を受ける法定装備で、容量は業態と食数から算定されます(構造・清掃頻度の実務はラーメン屋の内装費用相場のグリスト章と共通)。焼肉は皿・鉄板に残る脂が多く、洗い場経由でグリストへの負荷が大きい業態——容量に余裕を持たせるほど、開業後の清掃頻度と匂いの悩みが減ります。④そして忘れがちなダクト内部の脂——排気ダクトには脂が蓄積し、火災リスクと排気能力低下の原因になります。フィルターの清掃動線と、定期的なダクト清掃のしやすさ(点検口)を新装時に仕込んでおくのが、10年単位で効く設計です。
個室・半個室──単価を上げる仕切りの設計
接待・記念日・家族利用を取り込む個室は、焼肉店の客単価装置です。ただし焼肉特有の注意があります——仕切った空間ごとに排気と空調の計画が必要だということです。
費用の目安は、可動パーテーション・ロールスクリーンの半個室で1区画10〜30万円、壁個室で1区画40〜100万円(建具・換気・照明・内装のグレード込み)。定石は「全席個室」ではなく、通常は半個室×宴会時は仕切りを外して大部屋という可変レイアウトです。個室料の設定と組み合わせれば、造作費の回収も計算できます。なお完全な壁個室は、煙のこもり・一酸化炭素への配慮から換気の設計難度が上がるため、焼肉の施工実績がある会社に「個室の排気をどう取るか」を最初に聞いてください——即答できるかどうかが、会社の実力を測るリトマス紙になります。
坪数と総額──10坪・15坪・20坪・30坪モデル
スケルトンからの標準的な工事費(カジュアル帯・ロースター等の機器別)と、現実的な卓数を坪数別に整理します。
10坪(3〜4卓)
- 向き一人焼肉・カウンター業態
15坪(5〜6卓)
- 向き夫婦経営の標準サイズ
20坪(7〜8卓)
- 向きダクト全体200〜300万の帯
30坪(10〜12卓)
- 向き宴会・個室ミックス
小さい坪数ほど坪単価は高く出ます(厨房・トイレ・換気という固定要素の割り掛かり)。坪単価という指標の扱いは坪単価ガイドで詳述しています。
見積内訳の10カテゴリとチェックリスト
配分の目安は、排気・ロースター・空調の設備3点で総額の4〜5割、造作・仕上げで3〜4割、設計・諸経費ほかで1〜2割(編集部整理)。設備側が重い業態なので、内訳書は設備工事の行から読み始めるのが効率的です。
相見積もりは、各社バラバラの項目を次の10カテゴリへ仕分けし直すと横並びになります:仮設・養生・解体/排気ダクト・ロースター設備/給気・空調/厨房設備・給排水(グリスト含む)/ガス配管(各卓)/電気・照明/内装仕上(床壁天井)/建具・間仕切り(個室)/サイン・ファサード/厨房機器・ロースター機器(別枠明記)。焼肉は設備系カテゴリが前半に固まるのが特徴で、ここの書き方が粗い見積もりは比較不能です。
焼肉店の見積書チェックリスト
- ロースターの方式(上引き/下引き/ノンダクト)・台数・型番・単価が明記されているか
- ダクトのルート(天井裏〜屋外出口・階数の立ち上げ)が図で示され、金額の根拠になっているか
- 排気とセットで給気(ファン・給気口)が計画されているか——「ドアが重い店」の予防
- (居抜き)既存ダクトの内部点検・清掃費が見積もりに含まれているか
- (炭火)内装制限への対応と消防事前相談の要否が明記されているか
- (ガス卓)各卓へのガス配管費が卓数分計上されているか
- グリストラップの容量根拠と、ダクト点検口の位置が図面にあるか
- 機器(ロースター・厨房)が「含み」か「別枠」か、最初のページで確認したか
- 解体後の追加費用の扱い(単価表・報告ルール)が契約前に明文化されているか
見積もりの取り方・比べ方の全体像は見積もり比較の完全ガイドを参照してください。
卓数×回転×客単価──投資上限の逆算
「いくらかかるか」を積み上げたら、「いくらまでかけてよいか」で締めます。焼肉は滞在時間が長く(60〜120分)、回転で稼ぐより1卓の単価で稼ぐ構造です。
月商の概算式
月商 = 卓数 × 1卓あたり席数 × 回転数 × 客単価 × 営業日数。例えば6卓×4席×1.5回転×客単価4,500円×26日 = 月商約421万円。焼肉の客単価は大衆3,000円台〜高級1万円超と幅広く、換気と個室の質が単価の上限を決めるのがこの業態の特徴です(服に匂いが残る店で客単価8,000円は取れません)。
この月商見込みに対し、内装+機器の初期投資を月商の6〜10ヶ月分以内に収めるのがひとつの経験則です。月商421万円なら2,500万〜4,200万円が上限帯——15坪カジュアル(工事825〜1,275万円+機器200〜400万円)は枠内に収まり、高級個室路線に振るなら客単価の根拠(立地・仕入れ・接客)を先に固める、という判断になります。日本政策金融公庫総合研究所の「新規開業実態調査」(直近調査)では開業費用の中央値は500万円台ですが、焼肉は設備構造上その帯では収まりにくい業態——だからこそ同業居抜き(s12)が他業種以上に効きます。
コストダウンの正攻法と、DIYの線引き
正攻法:削る順番を間違えない
効果が大きい順に、①同業(焼肉)居抜きでダクト資産を買う——全卓分の排気ダクトとロースター配管は数百万円級の資産です。ただし必ずダクト内部の点検(脂の蓄積・排気能力)を専門業者に依頼し、清掃費込みで判断してください。「安く借りたが排気が死んでいた」が焼肉居抜きの最頻出トラブルです ②卓数を1つ絞って分岐だけ仕込む——1卓約20万円の設備を後回しにする段階投資 ③露出ダクトをデザインにする——天井を張らず配管を見せるライブ感は、大衆・ホルモン業態なら天井造作費の削減と世界観づくりを両立します ④厨房機器は中古・リース、ロースターは保証つき——毎日火と脂を浴びるロースターの故障は営業停止に直結するため、ここは新品・保証を優先。削ってはいけないのは、給気(ドアの重さ・空調効率)、グリストラップの容量、ダクト点検口——いずれも開業後に足すと数倍のコストになります。
DIYの線引き
やってよい:壁の塗装、装飾・小物、家具の組立。プロ必須:ダクト・排気、ガス配管、電気、給排水、そして火気まわりの内装制限に関わる部分。焼肉は「火と脂と煙」の業態——構造に関わるDIYは保健所・消防の検査リスクと考えて避けるのが安全です。
工期と開業スケジュール
施工は同業居抜きで3〜5週間、スケルトンで6〜10週間が目安で、律速はほぼ常にダクト工事です。手続き面では、飲食店営業許可(保健所)に加えて、深夜0時以降に酒類提供の比重が高い営業をする場合の深夜届出、そして炭火の場合の消防事前相談が焼肉特有の工程になります。方式・火源の決定が遅れると図面→消防相談→施工の全体が後ろへずれるため、物件探しと同時に方式を決めておくのが最短スケジュールの鍵です。
内装業者の選び方と施工事例の見方
焼肉店の内装は「排気設計の実力」で会社の差が最も出る業態です。デザインが得意な会社と、焼肉の換気を計算できる会社は、同じ内装業でも別の技術です。
会社選定の確認ポイント
- 焼肉・鉄板焼きの施工実績があるか──客席の排気・ダクトルートの写真で確認
- 「下引き式はこの物件で可能か」に、床構造の話で即答できるか
- 給気計画(ドアの重さ対策)を見積もりに含める習慣があるか
- 個室の排気の取り方を具体的に説明できるか
- (居抜き)ダクト内部点検を提案してくるか──言われる前に提案する会社は信頼度が高い
- 解体後の追加費用の扱い(単価表・報告ルール)を契約前に明文化できるか
空気感の判断材料としては、公開されている施工事例で客席・ロースターまわり・ファサードの作り方を見比べるのが速い方法です。たとえば岐阜県の焼肉の内装デザイン事例や愛知県の焼肉の内装デザイン事例のように、写真から排気の取り方(天井の処理)まで読み取れます。
見積もりは同一要件で2〜3社が基本です。要件書には、業態グレード・坪数・卓数・ロースター方式・火源・物件状態を明記して前提をそろえてください。前提がそろって初めて、金額差は「会社の実力差」として読めます。
焼肉店の実績がある複数の会社から、同一条件で見積もりを取りましょう。開業者側は無料で利用できます。
よくある質問
焼肉屋の内装費用は坪いくらですか?
スケルトンからで坪50〜100万円(大衆50〜70/カジュアル55〜85/高級80〜120万円超)、同業居抜きなら坪20〜50万円が一般的な目安です。ロースター・厨房機器は別枠で200〜500万円級を見込みます。
なぜ焼肉店の内装は他の飲食店より高いのですか?
客席の全テーブルに調理器と排気口を持つ唯一の業態だからです。ロースター・ダクト設備が1卓10〜30万円×卓数で直線的に増え、20坪級のダクト工事全体で200〜300万円。排気・ロースター・空調の3点で総額の4〜5割を占めます。
無煙ロースターの上引き式と下引き式はどちらがよいですか?
上引き式(天井ダクト)が標準で、費用と物件適合のバランスに優れます。下引き式(床下配管)は煙が顔の高さを通らず天井もすっきりする高級店向きですが、床を掘れる/床上げできる物件でしか成立しません。方式を物件契約の前に決めるのが正しい順序です。
ダクト工事ができない物件でも焼肉店は開業できますか?
ノンダクト式(フィルター循環型)ロースターなら可能性があります。本体は1台40〜80万円級と高めですが、ダクト工事を最小化でき、商業施設や上層階の選択肢が広がります。フィルター交換のランニングと電源容量の確認が前提です。
炭火焼肉にすると内装の決まりは変わりますか?
火気使用に伴う内装制限(下地・仕上げの不燃化など)や消防の運用が厳しめになります。自治体・建物により扱いが異なるため、図面段階での消防署への事前相談を工程に入れてください。炭の保管場所と着火動線も設計要素です。
居抜き物件で焼肉店を開業する際の注意点は?
同業(焼肉)居抜きはダクト資産を引き継げる最安ルートですが、必ずダクト内部の点検を専門業者に依頼してください。脂の蓄積で排気能力が落ちていると、清掃・改修で想定外の費用がかかります。異業種居抜きは排気が足りず実質スケルトン級になることがあります。
入口のドアが重い焼肉屋があるのはなぜですか?
排気に対して給気が不足し、店内が負圧になっているサインです。全卓から強力に排気する焼肉店では、給気ファン・給気口の計画を排気とセットで設計する必要があります。新装時に給気計画が見積もりに入っているか確認してください。
個室を作るといくらかかりますか?
可動仕切りの半個室で1区画10〜30万円、壁で仕切る個室で1区画40〜100万円が目安です。焼肉は仕切った空間ごとに排気・換気の計画が必要になるため、個室の排気の取り方を即答できる会社を選んでください。
工期はどれくらいかかりますか?
同業居抜きで3〜5週間、スケルトンで6〜10週間が目安です。律速はダクト工事のため、ロースター方式と火源を物件探しと同時に決めておくと全体が最短になります。営業許可(保健所)と、炭火の場合の消防相談も逆算に入れてください。
見積もりは何社から取るべきですか?
同一要件で2〜3社が目安です。業態グレード・坪数・卓数・ロースター方式・火源・物件状態を要件書に明記し、機器が含みか別枠かを最初に確認すると、金額差を会社の実力差として読めます。
まとめ──数字の骨格をつかんだら、相見積もりへ
焼肉・鉄板焼きの内装費用は、①方式が物件を決める(上引き・下引き・ノンダクトを物件契約前に決定)、②1卓=1排気口の掛け算で設備費を読む(1卓10〜30万円×卓数+階数の加算)、③火源で法規が変わる(炭火は消防事前相談)、④脂対策(床・壁・グリスト・点検口)は清掃人件費への投資——この4段で、「坪50〜100万円」という幅の中の自分の数字が取り出せます。
最後の精度を出すのは、現地と図面を見た複数社の見積もりだけです。同一要件・2〜3社・10カテゴリ仕分けで比較すれば、金額の妥当性は自分で判定できます。
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この記事について(運営者情報)
本記事は、店舗内装ドットコム(株式会社BPBコンサルティング運営)が、当サイトに公開されている施工事例と、公的資料・法令(食品衛生法にもとづく営業許可の施設基準、建築基準法・火災予防条例の内装制限、消防法、日本政策金融公庫総合研究所「新規開業実態調査」)を整理して作成・更新しています。
作成・検証の方法:記載レンジは、公開されている複数の施工会社・専門メディアの提示額を横断照合し、重なり合う帯を採用したうえで、法令・公的調査の数値と突合して作成しています。金額はいずれも一般的な目安であり、正確な費用は現地調査を経た見積もりでのみ確定します。内装制限・消防の運用は自治体・建物により異なるため、事前相談のうえ進めてください。
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