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「自分の買取専門店・リサイクルショップ、内装にいくらかかる?」を最初につかみましょう。業態・防犯レベル・坪数・接客個室・物件を選ぶと、査定カウンター・防犯設備を主役にした開業総額の目安が、47都道府県の地域係数つきで出ます。買取店は飲食店や物販と違い、査定カウンターと防犯が費用の主役になるのが特徴です。
金額はあくまで概算ですが、業態や防犯レベルで総額が変わることが分かります。とくに買取店は査定カウンターと防犯設備が主役で、質屋や防犯を強化するほど費用が上がり、リユース併設なら陳列什器も乗ります。まずは自分の構想に近い条件で動かし、業態や防犯による差を確かめてください。
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―〜―万円
査定カウンター・防犯設備・内装/付帯・物件取得・運転資金の合計概算
坪数別の早見表(現在の条件・―)
この試算の前提と注意事項
※金額は概算です。実額は業態(買取専門・リユース併設・質屋)、防犯レベル、接客個室、物件の状態で変わるため、最終的には複数社の見積もりで確定してください。資金・資格まで含めた開業全体は買取専門店の開業ガイド、居抜きは買取専門店の居抜き開業ガイドもどうぞ。
費用を決める「2つの軸」(業態×防犯レベル)
買取店の内装は「どんなデザインにするか」から考え始めがちですが、費用を本当に動かしているのはその前段です。「業態」と「防犯レベル」の2軸で、費用と設計の大枠はほぼ決まります。シミュレーターも、この2軸を入力させて金額の段差を見せる仕組みです。
軸1:業態(買取専門/リユース/質屋)
買取専門(ブランド・貴金属)か、リユース併設(買取+販売)か、質屋かで、必要な設備が変わります。買取専門は査定と防犯が中心で陳列はほぼ無し、リユース併設は陳列什器も要る、質屋は質草の保管と防犯を最重視。業態によって、陳列の有無や防犯の重さという費用の前提が変わります。同じ坪数でも、買取専門と質屋ではまったく違う費用になります。
軸2:防犯レベル(主役)
買取店で費用を大きく動かすのが防犯です。高額品や現金を扱うため、金庫・防犯カメラ・シャッター・受け渡し動線・施錠バックヤードといった防犯設備が欠かせません。標準でも基本の金庫・カメラ・施錠が必要で、扱う商品の高額度が増すほど、大型金庫やカメラ増設など防犯を強化することになります。これが費用を大きく押し上げます。まず業態と防犯レベルを固めることが、ぶれない予算づくりの出発点です。防犯は後から足しにくいため、最初の設計で見込んでおきます。
買取店は「業態×防犯」
飲食店は厨房、物販は什器が主役ですが、買取店は水回り設備が不要なぶん査定カウンターと防犯が圧倒的に主役。だから費用は「業態 × 防犯レベル × 坪数 × 接客個室 × 物件」で決まります。坪単価だけ見ても、防犯設備や査定カウンター、接客個室が抜け落ちると見積もりがずれます。厨房がない買取店だからこそ、防犯と査定の場に予算を寄せられます。
まずは業態と防犯レベルの条件を入れて、複数社の見積もりで費用配分を見比べてみましょう。
費用相場・坪単価(居抜き15〜30万・スケルトン25〜45万)
買取店の費用は「査定カウンター・防犯設備・内装/付帯・物件取得・運転資金」の合計です。査定・防犯が主役なのが特徴。まずは費目の全体像と坪単価をつかみましょう。
査定カウンター・防犯設備は査定カウンター・接客個室・防犯(金庫/カメラ/シャッター)・リユースの陳列什器で主役の費目、内装・付帯は床・壁・天井・サイン・受付、物件取得は保証金・礼金、運転資金は開業後の家賃の余力です。なお、商品を買い取るための買取資金(仕入れ資金)は、内装費とは別に用意する必要があります。居抜きを活用できれば、初期費用と工期を抑えられます。
坪単価と規模の目安
買取店は厨房や水回りの大がかりな設備が不要なシンプルな物販系のため、内装坪単価は比較的抑えめです。居抜きで坪15〜30万円、スケルトンで坪25〜45万円程度が目安。水道・電気設備が少ない業種はスケルトンでも設備工事が少なく坪単価を抑えやすい一方、買取店では防犯設備が乗るぶん上振れします。買取店は小規模(10〜20坪程度)が多く、たとえば12坪なら工事費は数百万円台が中心。防犯のレベルと接客個室で大きく変わるため、坪単価だけで判断しないことが大切です。開業総額には内装のほか、別に用意する買取資金も忘れずに計画します。
🔐 水回り不要でシンプル、でも防犯が費用の中心
買取専門店やリサイクルショップの内装は、飲食店のような厨房・給排水の大がかりな設備が不要なため、内装そのものは比較的シンプルで、坪単価は居抜きで坪15〜30万円、スケルトンで坪25〜45万円程度と抑えめです。ただし、高額品や現金を扱う買取店ならではの費目として、金庫・防犯カメラ・シャッター・受け渡し動線・施錠バックヤードといった防犯設備と、安心して査定を受けられる査定カウンター・接客個室が費用の中心になります。とくに質屋や、ブランド・貴金属を多く扱う店では防犯を強化するため、その分費用が上がります。リユース併設(買取+販売)の場合は、陳列什器も加わります。上のシミュレーターは、この査定カウンター・防犯設備を主役に、工事費の何%かも表示します。
買取店の費用はここが特徴
- 居抜きで坪15〜30万、スケルトンで坪25〜45万が目安
- 水回り不要でシンプル、だが防犯設備が乗る
- 質屋・ブランド/貴金属は防犯強化で上振れ
- 買取資金(仕入れ資金)は内装費とは別に用意が必要
※資金・資格まで含めた開業全体は買取専門店の開業ガイド、店舗全般は店舗内装の費用相場ガイドもどうぞ。
まずは複数社の見積もりを取って、相場と費用配分を見比べてみましょう。
業態別の違い(買取専門・リユース併設・質屋)
買取店は業態で扱う商品・売場の有無・防犯の重さが変わります。シミュレーターと同じ業態で、それぞれの要点を見ていきましょう。
買取専門(ブランド・貴金属)
ブランド品・貴金属・時計などを買い取る業態で、査定カウンターと防犯が主役です。店頭での販売(陳列)は持たないことが多く、内装はシンプル。そのぶん、高額品を扱う信頼感のある査定カウンター・接客個室と、しっかりした防犯設備に投資します。小規模でも始めやすく、立地と看板の視認性が集客を左右します。オンライン査定や出張買取と組み合わせる店も増えています。店舗は小さくても、信頼感のある査定空間が成約を左右します。
リユース併設(買取+販売)
買い取った商品を店頭でも販売する、リサイクルショップ型の業態です。査定カウンターに加えて、商品を陳列する什器が必要になり、売場の見せ方も集客に関わります。買取と販売の動線を分けつつ、回遊しやすい売場をつくることがポイント。扱う品目(家電・家具・衣類・ホビーなど)によって、什器や売場の作りが変わります。買取と販売が一つの店で回るため、在庫の循環が早いのが強みです。ネット販売も組み合わせると、売り先の幅が広がります。
質屋
品物を預かってお金を貸す質屋は、質草(預かり品)の保管と防犯を最重視する業態です。預かった品を安全に保管する設備と、手厚い防犯が中心。査定カウンターでの対応と、長く付き合えるという信頼感のある内装も大切です。古くからの質屋に加え、ブランド品を扱うモダンな質屋も増えており、客層に合った内装が求められます。質流れ品の販売を併設する質屋も多く、売場の設計も考えます。近年は若い層も使いやすい、明るく入りやすい質屋が増えています。
どの業態でも共通するのは、まず「どの業態か」を固めること、それに合った防犯レベルと査定カウンター・接客個室を決めること、そして古物商許可・本人確認の動線を内装に織り込むことです。業態を途中で変えると防犯も内装もやり直しになるため、初期設計の精度がそのまま費用に直結します。迷ったら、扱う品目と客層を絞り、近い事例を見比べて固めます。
業態に合った設備・内装は、買取店の実績がある会社に相談するのが近道です。
査定カウンター・接客個室
買取店の主役は、商品を陳列する「売場」ではなく、査定を受ける「査定カウンター・接客個室」です。買取ならではの接客空間を押さえましょう。
安心して査定を受けられる空間
査定カウンターは、お客様と対面で査定を行う買取店の中心です。本人確認(犯収法)の動線もここに織り込みます。とくにブランド品・貴金属など高額品を扱う場合は、周囲を気にせず安心して査定を受けられる接客個室(半個室)があると、信頼につながります。待合スペースや、査定中に過ごせる空間への配慮も大切。査定額の説明をていねいに行える落ち着いた環境が、「またここで売りたい」というリピートを生みます。カウンターの高さや椅子の配置も、査定のしやすさに関わります。査定の様子が見えると、透明性が伝わり安心感が高まります。落ち着いた色合いの内装が、安心して相談できる雰囲気を作ります。
査定カウンター・接客個室のポイント
- 対面の査定カウンター(本人確認の動線も)
- 高額品は安心して査定を受けられる接客個室
- 待合スペース・落ち着いた環境
- プライバシーへの配慮が信頼とリピートにつながる
🤝 買取店の「売場」は査定カウンター
一般の物販店では商品を並べる売場が主役ですが、買取専門店では、お客様が商品を持ち込んで査定を受ける「査定カウンター」が店舗の中心になります。ここでは、対面でていねいに査定を行い、犯罪収益移転防止法(犯収法)にもとづく本人確認も行うため、その動線を内装に織り込む必要があります。とくにブランド品・貴金属・時計といった高額品を扱う場合は、他のお客様の目を気にせず、落ち着いて査定や金額の相談ができる接客個室(半個室)があると、お客様の安心感と信頼につながります。査定額に納得して気持ちよく取引できる空間づくりは、口コミやリピートに直結する重要な投資です。上のシミュレーターで、接客個室の数による費用の違いを確認できます。
査定カウンター・接客個室の計画は、買取店の実績がある会社に相談すると失敗が減ります。
防犯設備(金庫・カメラ・シャッター)
買取店で費用の中心になるのが防犯設備です。高額品・現金を扱う買取店ならではの、しっかりした防犯を押さえましょう。
高額品・現金を守る防犯
買取店は、買い取った高額品や、買取に使う現金を店内に保管するため、防犯設備が欠かせません。中心となるのは、耐火・大型の金庫、店内をくまなく映す防犯カメラ、閉店後を守るシャッターや施錠、そして安全な受け渡し動線です。扱う商品が高額・大量になるほど、大型金庫やカメラ増設など防犯を強化します。これらは古物商として、盗難やトラブルを防ぐための重要な投資。万一に備えた設計は、お客様にもスタッフにも安心を与え、結果的に店舗の信頼を高めます。保険への加入も、万一の備えとして検討しておきます。防犯設備の保守や更新も、開業後のランニングに見込みます。警備会社のサービスと連携した防犯も、選択肢になります。
防犯設備で押さえる点
- 耐火・大型の金庫(高額品・現金の保管)
- 防犯カメラ(店内をくまなく)
- シャッター・施錠・安全な受け渡し動線
- 扱う商品の高額度に応じて防犯を強化する
🛡️ 防犯は買取店の「信頼の土台」
買取専門店やリサイクルショップ、質屋では、高額な商品や現金を扱うため、防犯設備が内装費用の中でも大きな割合を占めます。耐火性のある大型金庫で買取品や現金を守り、店内全体を映す防犯カメラで取引の記録と抑止力を確保し、閉店後はシャッターや施錠で侵入を防ぎます。さらに、お客様から商品を受け取り、現金をお渡しする受け渡しの動線も、安全に設計する必要があります。とくに質屋は質草(預かり品)を、ブランド・貴金属の買取店は高額品を保管するため、防犯を手厚くした構成が基本です。これらの防犯設備は、盗難やトラブルを防ぐだけでなく、お客様が安心して大切な品物を持ち込めるという信頼の土台になります。古物商として、防犯への投資は欠かせません。
防犯設備の計画は、買取店の実績がある会社に相談すると安心です。
バックヤード・在庫/現金の保管
買取店では、買い取った商品と現金を安全に保管するバックヤードが重要です。表からは見えない裏側の設計を押さえましょう。
安全な保管と作業のスペース
バックヤードは、買い取った在庫や、現金・金庫を管理する場所です。買取品の検品や、ネット販売・グループ間転送のための撮影スペースを設けることもあります。重要なのは、表(店頭)からは見えない、施錠・入退室を管理した安全な保管。高額品や現金を扱うため、誰がいつ出入りしたかを管理できる設計が望まれます。リユース併設なら、販売前の在庫を保管・整理するスペースも必要。売場・査定カウンターと、バックヤードのバランスが、限られた坪数を活かす鍵になります。買取品の一時保管は、種類ごとに整理できる棚があると便利です。現金の管理は、入出金の記録と施錠を徹底できる設計にします。搬入や発送の動線も、店頭と分けておくと運営が楽になります。限られた面積でも、保管と作業を兼ねる工夫で対応できます。
バックヤード・保管で押さえる点
- 在庫・買取品の保管、現金・金庫の管理
- 検品・撮影スペース(ネット販売・転送用)
- 表から見えない、施錠・入退室を管理した保管
- 売場・査定とバックヤードの面積バランス
バックヤード・保管の計画も、買取店の実績がある会社に相談すると安全です。
古物商許可・本人確認(犯収法)
買取は、古物商許可と本人確認(犯収法)が法的に必要な業態です。内装にも関わる手続きを押さえましょう。
買取に必須の法的手続き
中古品を買い取って商売をするには、営業所を管轄する警察署を通じて古物商許可を取得する必要があります。また、一定額以上の取引などでは、犯罪収益移転防止法(犯収法)にもとづく本人確認と取引記録の保存が求められます。店内には、許可業者であることを示す標識(プレート)を掲示します。これらは内装そのものではありませんが、本人確認をスムーズに行える査定カウンターの動線や、取引記録・保管の管理を、内装設計の段階から織り込んでおくと、開業後の運営が円滑になります。標識は店内の見やすい位置に掲示することが定められています。許可の名義や営業所の変更があれば、届け出が必要になります。ホームページでの取引にも、許可の区分が関わることがあります。
古物商・本人確認で押さえる点
- 古物商許可(営業所を管轄する警察署を通じて取得)
- 本人確認(犯収法)と取引記録の保存
- 古物商の標識(プレート)の掲示
- 本人確認の動線を内装に織り込む
📋 許可と動線を「開業前」に押さえる
買取専門店やリサイクルショップ、質屋を始めるには、中古品(古物)を扱うための古物商許可が必要です。これは営業所の所在地を管轄する警察署を通じて申請し、取得まで一定の期間がかかるため、内装工事や開業のスケジュールに織り込んで早めに動くことが大切です。また、取引の際には、犯罪収益移転防止法(犯収法)にもとづき、お客様の本人確認を行い、取引の記録を残す必要があります。店頭には、古物商であることを示す標識(プレート)を掲示します。これらの手続き自体は内装ではありませんが、本人確認をスムーズに行える査定カウンターのレイアウトや、取引記録・買取品を安全に保管・管理する設計を、内装の段階から考えておくと、開業後の運営がスムーズになります。手続きの詳細は、開業ガイドや専門家にも確認しましょう。
許可や本人確認の動線を踏まえた設計は、買取店の実績がある会社に相談すると安心です。
リユース併設の陳列什器
リユース併設(買取+販売)の場合は、買い取った商品を売る陳列什器が加わります。買取専門・質屋との違いを押さえましょう。
買取と販売の両立
リユース併設は、査定カウンター・防犯に加えて、買い取った商品を店頭で販売するための陳列什器が必要です。扱う品目(家電・家具・衣類・ブランド品・ホビーなど)によって、棚・ハンガー・ショーケース・平台など、什器の種類や量が変わります。買取に来たお客様と、買い物に来たお客様の動線を整理し、それぞれが使いやすい売場をつくることがポイント。中古品は一点ものが多いため、商品の入れ替えに対応しやすい可動式の什器が便利です。買取専門・質屋に比べて売場のぶん坪数が大きくなり、什器費用も加わります。値札やPOPで、中古品の状態や価格を分かりやすく伝えます。
リユース併設で押さえる点
- 査定カウンター+販売用の陳列什器が必要
- 品目(家電・家具・衣類等)で什器が変わる
- 買取と買い物の動線を分けて整理
- 一点ものに対応しやすい可動式の什器が便利
リユース併設の売場づくりも、買取・物販の実績がある会社に相談すると効率的です。
物件・居抜き・立地
買取店の費用は物件で大きく変わります。とくに「買取・物販の居抜きか」と「客が立ち寄りやすい立地か」が効きます。
居抜きか、スケルトンか
前テナントが買取店や物販店だった居抜きなら、査定カウンター・防犯設備・什器を流用でき、坪15〜30万円程度に抑えられることもあります。買取専門は水回りの設備が少ないため、さまざまな居抜きを活かしやすいのも利点。ただし、防犯設備が自店の業態に合うか、金庫やカメラの設置が可能かは要確認です。スケルトンは坪25〜45万円と高めですが、査定カウンター・防犯・バックヤードを最適に配置できます。電気容量や、シャッター・防犯設置の可否も契約前に見極めましょう。
物件・契約前に確認すること
- 買取・物販の居抜きなら査定カウンター・防犯を流用できるか
- 金庫・防犯カメラ・シャッターの設置が可能か
- バックヤード(保管)の面積を確保できるか
- 電気容量や、退去時の原状回復の条件
立地と商圏
買取店は「売りたい人」に見つけてもらうことが大切なため、人通りや車の通りが多く、看板が目立つ立地が向きます。駅前や幹線道路沿い、商業エリアなど。ブランド・貴金属の買取専門は、感度の高い客層が集まるエリアや、駅近の視認性の高い区画が有利。リユース併設は、駐車場のある郊外のロードサイドも選択肢です。業態と客層に合った立地を選びましょう。通りからの視認性が、ふらりと売りに来る客を呼び込みます。近隣に競合の買取店があるかも、出店前に調べておきます。看板は「買取」が遠くからでも分かる大きさにします。
🏠 「買取・物販の居抜き」と「見つけやすい立地」が鍵
買取店の物件選びでは、居抜き物件を活かしやすいのが特徴です。前テナントが買取店や物販店なら、査定カウンター・防犯設備・什器を流用でき、費用を抑えられます。買取専門店は飲食店のような水回りの大がかりな設備がいらないため、さまざまな業種の居抜きを転用しやすいのも利点です。ただし、既存の防犯設備が自店の扱う商品に十分か、金庫やカメラ・シャッターの設置が可能かは、契約前に確認しましょう。立地は、「売りたいものがある人」に見つけてもらうことが何より大切です。人通りや車の通りが多く、看板が目立つ場所が向いています。ブランド・貴金属の買取専門なら駅近の視認性の高い区画、家具・家電のリユース併設なら駐車場のある郊外のロードサイドなど、扱う商品と客層に合わせて選ぶとよいでしょう。
物件が業態・防犯に合うかの見極めは、実績のある会社の現地チェックが確実です。
採算とランニングコスト(買取資金は別)
買取店は内装の初期投資に加え、買取資金(仕入れ資金)と採算の理解が不可欠です。業態別の投資感と、買取店ならではの資金を押さえましょう。
買取専門
- 内装軽め
- 特徴査定/防犯・買取資金
リユース併設
- 内装什器ぶん増
- 特徴買取+販売益
質屋
- 内装防犯重め
- 特徴質料・保管
採算と買取資金の考え方
買取店の収益は、買い取った商品を販売・転送して得る利ざやや、質屋なら質料(利息)が中心です。買取専門は内装が軽い一方、商品を買い取るための買取資金(現金)を十分に用意する必要があります。これは内装費とは別の、買取店ならではの大きな資金です。リユース併設は販売益も得られ、質屋は質料収入があります。ランニングでは家賃・人件費に加え、買取資金の回転が経営の鍵。査定の目利きと、仕入れ(買取)と販売(または転送)のバランスが、採算を左右します。買取相場の知識を磨くことが、利益と信頼の両方を支えます。無理のない返済計画で、長く続けられる経営を目指します。在庫を持ちすぎない回転重視の運営が、資金繰りを安定させます。
買取店の採算の考え方
- 収益は販売の利ざや・転送、質屋は質料が中心
- ★買取資金(仕入れ現金)を内装費とは別に用意
- 買取資金の回転が経営の鍵
- 査定の目利きと仕入れ・販売のバランスが採算を左右
業態に合った採算設計は、複数社の見積もりと事業計画づくりで見極めるのが確実です。
内装の世界観(信頼感・入りやすさ)
買取店の内装は、信頼感と入りやすさが基本です。「安心して大切な品を任せられる」「気軽に売りに行ける」空間が集客を左右します。
信頼感と入りやすさの両立
買取店は、お客様が大切な品物やお金を扱う場所のため、清潔感と信頼感のある内装が何より重要です。明るく見通しがよく、査定カウンターがすっきりと整っていると、安心して持ち込めます。一方で、敷居が高すぎると入りにくいため、外から中の様子が分かる入りやすさも大切。ブランド・貴金属の買取専門は高級感と安心感を、リユース併設は気軽さと商品の見やすさを、質屋は信頼と落ち着きを、と業態に合わせた世界観をつくります。看板や入口の分かりやすさも、初めてのお客様の来店を後押しします。
買取店の世界観
- 清潔感・信頼感(大切な品を任せられる)
- 明るく見通しがよく、入りやすい
- 業態に合った世界観(高級感・気軽さ・信頼)
- 看板・入口の分かりやすさで来店を後押し
立ち上げ時は、全面を豪華にするより、査定カウンター・接客個室の信頼感や、入口・看板の入りやすさなど、来店と信頼に直結する場所に投資を集中させるのが費用対効果の高いやり方です。防犯と信頼感を両立させる設計が、選ばれる買取店をつくります。スタッフが見渡せる配置は、接客と防犯の両方に効きます。明るい照明と清潔感は、初めての客の入りやすさを高めます。ガラス張りの入口など、外から様子が見える設計も効果的です。店名やロゴで、扱う商品や価格帯の雰囲気を伝えます。
世界観を形にできる会社かは、過去の買取店・物販店の事例を見比べるのが一番です。
内装業者の選び方・開業までの流れ・よくある失敗
買取店の内装は、査定カウンター・防犯・古物商の動線に精通した会社を選ぶのが近道です。物件決定から開業までの流れと失敗パターンも押さえましょう。
業者選びのポイント
飲食店中心の会社だと、買取店の防犯設備や査定カウンター・本人確認の動線で提案が弱いことがあります。買取店・物販店(できれば近い業態)の施工実績があるか、金庫・カメラ・シャッターなどの防犯に対応できるか、見積もりの内訳(査定カウンター・防犯・内装・物件)が明朗かを確認します。1社で決めず、複数社から相見積もりを取り、実績・提案・金額を比べて選ぶと失敗が減ります。
業者選びの3チェック
- 買取店・物販店(できれば近い業態)の施工実績があるか
- 査定カウンター・防犯(金庫/カメラ/シャッター)に対応できるか
- 見積もりの内訳(査定・防犯・内装・物件)が明朗か
流れ・よくある失敗
物件決定→業態確定→古物商許可の申請→設計・見積もり→内装・防犯工事→買取資金の準備→開業、の順に進みます。古物商許可は取得まで時間がかかるため、早めに動くのがコツ。よくある失敗は、防犯設備を軽く見て後から追加費用がかさむ、査定カウンター・本人確認の動線が悪く運営しづらい、買取資金を内装費に回しすぎて仕入れが回らない、古物商許可の取得が遅れて開業がずれる、立地の視認性が低く客が来ない、など。坪単価ではなく防犯込みの総額で予算を組み、買取資金を別に確保し、相見積もりで見える化すれば防げます。古物商許可の取得日から逆算して、工事と開業を計画します。余裕のあるスケジュールが、防犯の調整や検査の時間を生みます。開業前に動線を実際に歩いて、使い勝手を確かめておきます。
このパターンに注意
- 防犯設備を軽く見て、後から追加費用がかさむ
- 査定カウンター・本人確認の動線が悪く運営しづらい
- 買取資金を内装費に回しすぎて仕入れが回らない
- 古物商許可の取得が遅れ、開業がずれる
- 立地の視認性が低く、売りたい客が来ない
工程・防犯・スケジュールも、複数社に出してもらうと現実的な計画が立ちます。
よくある質問とまとめ
買取専門店・リサイクルショップの内装費用はいくらかかりますか?
買取店は厨房や水回りの大がかりな設備が不要なシンプルな物販系のため、内装坪単価は比較的抑えめで、居抜きで坪15〜30万円、スケルトンで坪25〜45万円程度が目安です。買取店は小規模(10〜20坪程度)が多く、12坪なら工事費は数百万円台が中心。ただし金庫・防犯カメラ・シャッターなどの防犯設備が乗り、質屋やブランド・貴金属の店は防犯強化で上振れします。上のシミュレーターで業態・防犯レベルを入れて確認してください。
買取店で一番費用がかかるのは何ですか?
査定カウンター・接客個室と、防犯設備です。買取店は高額品や現金を扱うため、耐火・大型の金庫、防犯カメラ、シャッター、安全な受け渡し動線といった防犯設備が費用の中心になります。とくに質屋やブランド・貴金属を扱う店は防犯を強化するため、その分費用が上がります。一方、飲食店のような厨房設備は不要なので、内装そのものは比較的シンプルです。
買取資金は内装費に含まれますか?
いいえ、含まれません。商品を買い取るための現金(買取資金・仕入れ資金)は、内装費・設備費とはまったく別に用意する必要があります。これは買取店ならではの大きな資金で、十分に確保しておかないと、せっかくお客様が来ても買い取れず、機会を逃してしまいます。上のシミュレーターの金額は内装・設備・物件・運転資金の目安で、買取資金は含みません。開業時は両方を計画しましょう。
古物商許可は内装工事の前に必要ですか?
古物商許可は、中古品を買い取って商売をするために必須で、営業所の所在地を管轄する警察署を通じて申請します。取得まで一定の期間がかかるため、内装工事や開業のスケジュールに織り込んで、早めに動くことが大切です。あわせて、犯罪収益移転防止法(犯収法)にもとづく本人確認の動線や、古物商の標識の掲示も内装設計に織り込んでおくと、開業後がスムーズです。詳細は開業ガイドや専門家にも確認しましょう。
リユース併設(買取+販売)と買取専門で費用は違いますか?
違います。買取専門(ブランド・貴金属など)は店頭販売を持たないことが多く、査定カウンターと防犯が中心でシンプルなため、内装は軽めです。一方リユース併設は、買い取った商品を販売するための陳列什器が加わり、売場のぶん坪数も大きくなるため、什器費用と内装費用が増えます。扱う品目によって什器の種類・量も変わります。上のシミュレーターで業態を切り替えると、その差が分かります。
居抜き物件で開業すると安くなりますか?
前テナントが買取店や物販店だった居抜きなら、査定カウンター・防犯設備・什器を流用でき、坪15〜30万円程度に抑えられることもあります。買取専門は水回りの設備が少ないため、さまざまな業種の居抜きを活かしやすいのも利点です。ただし、既存の防犯設備が自店の扱う商品に十分か、金庫やカメラ・シャッターの設置が可能か、バックヤードを確保できるかは、契約前に必ず確認しましょう。
見積もりや相談は無料ですか?
店舗内装ドットコムでは、相談・見積もりは無料です。47都道府県・買取店やリサイクルショップ、査定カウンター・防犯設備に対応する会社が見つかり、しつこい営業もありません。
30秒で結論
- 買取店の費用は査定カウンターと防犯設備が主役。水回り不要でシンプルなぶん、居抜き坪15〜30万・スケルトン坪25〜45万と抑えめ。上のシミュレーターで業態・防犯レベルを切り替えると総額がすぐ出ます
- ★高額品・現金を扱うため、金庫・カメラ・シャッターの防犯が費用の中心。質屋・ブランド/貴金属は防犯強化で上振れ。費用は「業態 × 防犯レベル × 坪数 × 接客個室 × 物件」で決まります
- 査定カウンター・接客個室の信頼感、古物商許可・本人確認の動線、リユース併設なら陳列什器。買取資金(仕入れ)は内装費とは別に用意します
- 費用も仕上がりも会社で大きく変わります。店舗内装ドットコムなら、買取店や査定カウンター・防犯に強い会社から無料で複数社の見積もりを取れます(しつこい営業なし)
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