物件や見積もりを比べるときに
図面や工事の条件をそろえると、会社への相談や見積もりの比較がしやすくなります。必要な項目からご覧ください。
物件を決める前に、何を集める?
候補物件の図面と写真、貸主・管理会社から渡される工事資料を用意しましょう。予定する業種と使い方も合わせて伝えます。
- 図面・現場写真:残っている設備、入口や階段、エレベーター、資材を運べる経路が分かるもの。
- 建物の工事資料:工事を頼める範囲、指定された工事会社、作業時間、看板を付けられる場所など。
- 契約に関する資料:造作や設備を譲り受ける条件、退去時に戻す範囲が分かるもの。
同じ駅の近くでも、建物や入居する階で工事の条件は異なります。周辺で工事がある場合は、開業時の出入口や搬入への影響も伝えておくと役立ちます。
見積もりは、どこまで含まれる?
総額を比べる前に、各社へ依頼する範囲をそろえましょう。見積書の「別途」「未確定」には、内容と担当を添えてもらうと比較しやすくなります。
- 内装・設備:床・壁・天井、間仕切り、電気、給排水、空調など、今回工事する部分。
- 設計・家具・機器:図面の作成、什器、厨房機器や施術機器など、工事費と一緒に見積もるもの。
- 撤去・指定工事:既存部分の解体や処分、建物側が指定する工事。工事区分表があれば一緒に共有します。
「残す」「交換する」「撤去する」を図面や写真に書き込むと、居抜きや部分改装の希望も伝わります。
使う機器と、開業後の動きを伝える
設備は台数だけでなく、使い方も合わせて伝えましょう。機器の仕様書や、今の店で困っている点があると具体的に相談できます。
- 飲食・美容など:メニューと調理工程、洗髪や施術に使う機器、同時に使う予定など。
- 診療・介護・オフィスなど:利用する人、必要な部屋、使用機器、接客や作業の流れなど。
- 来店客とスタッフの動き:注文・会計の場所、荷物の置き場、案内表示、営業中も使い続けたい場所など。
営業の手続きや看板の確認先には、予定地と計画内容を伝えます。このページの条件整理でも、該当する公式案内を確認できます。
会社を比べるときに聞いておくこと
近い業種の写真だけでなく、その会社が設計・施工・施工管理のどこを担当したのかも聞いてみましょう。
- 担当する範囲:設計と工事の担当者、現場の責任者、普段の連絡窓口。
- 見積もりの前提:現地調査の内容、別途費用、未確定の項目、工事期間の条件。
- 変更・引き渡し後:要望が変わったときの金額と日程の確認方法、引き渡し後の連絡先。
相談前に決まっていないことがあっても大丈夫?
物件、市区町村、広さ、予算は、決まっていない項目を未定のまま選べます。業種や予定地、工事の希望など、分かる範囲から相談できます。
図面や見積書がすでにある場合は、そのこともお知らせください。残したい設備や参考にしたい内装の写真があれば、希望を伝える手がかりになります。




