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レストランは業態類型が極めて多様な業態。フレンチ・ビストロ(客単価ディナー5,000-25,000円・専用厨房設計)から、イタリアン・ピッツェリア(ピザ窯設置・客単価3,000-12,000円)、和食・割烹・懐石(カウンター中心・個室・客単価8,000-30,000円)、中華料理店(大型中華レンジ・強力換気)、韓国料理・焼肉(無煙ロースター・大型ダクト)、アジアンエスニック(タイ/ベトナム/インド)、メキシカン・スパニッシュ、ステーキ・グリル(大型グリル・客単価6,000-25,000円)、シーフード・オイスターバー(生簀・冷蔵保管)、ファミリーレストラン、カジュアルダイニング、ホテル・高級レストラン(坪80-180万円)、ガストロパブ・ワインバー(ワインセラー)、ベジタリアン・ヴィーガン、ビュッフェ・食べ放題まで、業態類型によって厨房設計・客席設計・坪単価が大きく異なる業態。客単価1,000円のカジュアルから30,000円のミシュラン星付きまでのスペクトラム。このページでは15業態類型×規模別×物件×坪数に対応した費用シミュレーターを搭載しました。
目次
- 01.レストラン市場概況とトレンド
- 02.レストランの主要8業態類型と特性
- 03.業態タイプ別 坪単価相場(15類型)
- 04.規模別 坪単価相場
- 05.【独自】レストラン内装費用シミュレーター(15業態×規模×物件×坪数)
- 06.厨房・客席の設計論点 6点
- 07.【独自】フレンチ・イタリアン・和食・中華の主要4類型
- 08.【独自】韓国/エスニック/メキシカン/ステーキ/シーフード等の専門類型
- 09.【独自】ホテル高級/カジュアル/ファミリーレストラン+規模別グレード
- 10.レストラン開業特有の制度
- 11.レストランの物件選び 5つのポイント
- 12.業者選定の9の質問
- 14.よくある失敗パターン5つ
- 15.FAQ
レストラン業態の市場概況とトレンド
レストランは業態類型の多様性が極めて高い飲食業で、客単価のスペクトラムも極めて広いのが特徴。フレンチ・イタリアン・和食・中華の主要4類型から、韓国・エスニック・メキシカン・スパニッシュ等の世界各国料理、ステーキ・グリル・シーフード・オイスターバー等の専門特化型、ホテル・高級レストラン(客単価10,000-30,000円)からファミリーレストラン(客単価1,000-3,000円)、カジュアルダイニング・ガストロパブ・ワインバー・ベジタリアン・ビュッフェまで、業態類型は大きく15類型に分けられます。業態類型によって厨房設計・客席設計・坪単価が大きく異なるのがレストラン業態の特徴です。
レストラン業態の坪単価相場は40〜180万円と極めて幅広く、業態類型によって以下の傾向があります。ファミリーレストラン・アジアンエスニック・ベジタリアンは坪40〜75万円、カジュアルダイニング・中華料理・メキシカンは坪45〜85万円、イタリアン・ピッツェリア(ピザ窯設置)・ガストロパブ・ワインバーは坪50〜90万円、フレンチ・ビストロ・韓国料理(焼肉含む)・シーフード・ビュッフェは坪55〜100万円、和食・割烹・懐石・ステーキ・グリルは坪60〜110万円、ホテル・高級レストランは坪80〜180万円が目安。居抜き出店はスケルトンの60-70%程度の費用で出店可能なケースが多いものの、業態類型の転換時には厨房改修が必要となるケースがあります。
レストラン業態の厨房設計の論点は業態類型で根本的に異なります。イタリアンではピザ窯(薪窯/電気/ガス・100-500万円)、和食ではカウンター(檜・木製)・揚げ場・焼き場・八寸場の役割分担、中華では大型中華レンジ(2-4口)・大型ダクト・強力換気(強火炒め対応)、韓国・焼肉では無煙ロースター・大型排煙ダクト・テーブル下排気、ステーキでは大型グリル(炭火・ガス・電気)・排煙ダクト、シーフードでは生簀(活魚保管)・冷凍/冷蔵庫複数台、ビュッフェでは大型厨房(厨房面積30-40%)・温蔵庫・氷盛り台等の独自設備。客席設計では個室比率・カウンター席・テーブル席・テラス席・宴会場等のバランスが業態類型で異なります。下のシミュレーターで概算を確認し、複数社の提案を比較してください。
レストランの主要8業態類型と特性
レストランは15業態類型に分かれます。下記の主要8類型は出店検索の中心的な業態。
主要8類型以外(メキシカン・ベジタリアン・ビュッフェ等)にも対応しています。
高級ダイニング・客単価5,000-25,000円
フレンチレストランは高級ダイニング・カジュアルビストロ・大衆フレンチバルの3類型に分けられる。専用設計は業務用大型オーブン(コンベクションオーブン・60-200万円)・サラマンダー(仕上げ用上火グリル)・大型グリル(炭火・ガス)・ソース仕上げ用コンロ(複数口)・冷蔵保管庫(食材鮮度管理)・ワインセラー(フランス産ワイン保管)・冷凍庫等の独自設備。カウンター席(シェフの調理が見える)+テーブル席(4人席・カップル席)+個室のバランス設計。客単価ディナー5,000-25,000円のセグメント、ミシュラン星付きを目指す高級フレンチは坪80-180万円の高グレード設計。坪単価55〜100万円。ソムリエ・サービス員の動線、白テーブルクロス・銀食器・ワイングラスの収納設計が業者選定の論点です。
ピザ窯設置・客単価3,000-12,000円
イタリアンレストランはピザ窯設置(薪窯/電気/ガス・100-500万円)が独自設備。ピザ窯から客に調理工程が見えるライブキッチンスタイルが一般的、厨房を店舗中央部に配置する独自設計。パスタ茹で釜(大型・複数口)・ガスコンロ(強火対応)・大型オーブン(ローストポーク等)・冷蔵保管庫(生ハム/チーズ/野菜)・ワインセラー(イタリア産ワイン保管)・冷凍庫等の専用設備。4人テーブル・大型テーブル(シェア前提)中心の客席設計、ピザ皿サイズに対応する大型テーブル。客単価ランチ1,200-2,500円・ディナー3,000-12,000円のセグメント。坪単価50〜90万円。イタリアの3色旗(赤白緑)モチーフのインテリア・食器等の独自演出。ピザ窯の設置経験ある業者選定が業者選定の決定的差別化軸です。
カウンター中心・客単価8,000-30,000円
和食・割烹・懐石はカウンター中心の独自設計。檜(ヒノキ)の一枚板カウンター(長さ3-8m・100-500万円)が中核で、料理人と客の対話を重視する独自業態モデル。専用設計は揚げ場(天ぷら専用排気フード)・焼き場(炭火)・八寸場(盛り付け)・刺身場(清潔エリア)の役割分担、大型ガスコンロ・蒸し器・冷蔵保管庫・氷削機(夏のかき氷・刺身添え物)等の独自設備。カウンター席8-15席+個室(茶室風・4-8名対応)のバランス設計、畳・床の間・障子・木格子等の和テイスト内装。客単価ディナー8,000-30,000円のセグメント、ミシュラン星付きを目指す懐石は坪80-180万円。坪単価60〜110万円。和テイスト内装の経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
大型中華レンジ・強力換気
中華料理店は大型中華レンジ(2-4口・50-200万円)と強力換気が独自設備。強火炒めに対応する大型ダクト(口径300mm以上)・強力換気扇(業務用大型・10,000m³/h以上)が必須。蒸し器(飲茶対応・蒸籠)・揚げ物専用フライヤー・冷蔵保管庫等の専用設備。客席は店内の壁・テーブル・メニュー・食器にも赤色(縁起色・食欲増進)が独自演出、円卓(ターンテーブル付)+4人テーブルのバランス設計、個室(VIP対応)も論点。客単価ランチ1,000-2,000円・ディナー3,000-15,000円のセグメント、本格高級中華は坪80-150万円の高グレード設計。坪単価45〜85万円。強火炒めの匂い・煙対策(近隣クレーム回避)が業者選定の差別化軸。中華の設計経験ある業者選定が業者選定の論点です。
無煙ロースター・テーブル下排気
韓国料理(焼肉含む)は無煙ロースター・テーブル下排気が独自設備。各テーブルに無煙ロースター(電気・ガス・炭火・10-30万円/台)と専用排気ダクトを設置、テーブル下からの吸引式排煙またはテーブル上のフード式排煙。大型排煙ダクト・強力換気扇(業務用大型)・大型脱臭装置(近隣クレーム対応)が必須。韓国料理ではサムギョプサル(豚バラ焼き)・チゲ(鍋料理)・キムチ・ナムル・キンパ等の独自メニュー、厨房は炒め物用大型コンロ・大型炊飯器(ご飯大量提供)・大型冷蔵庫。客単価ランチ1,500-3,000円・ディナー3,500-10,000円のセグメント。坪単価55〜100万円。無煙ロースター・大型排煙の設計経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
タイ/ベトナム/インド料理
アジアンエスニック(タイ・ベトナム・インド・東南アジア)はスパイス・ハーブの香りと専門設備(タンドール窯/トムヤム鍋/フォー専用厨房)が独自設計。インド料理ではタンドール窯(円筒形の壺型窯・100-300万円)でナン・タンドリーチキンを焼く、タイ料理ではガパオ・トムヤムクン・パッタイ用の強火コンロ、ベトナム料理ではフォー用の大型寸胴・生春巻き製造スペース等の専用設備。スパイスの強烈な香り対策として、強力換気・脱臭装置・近隣クレーム対応が独自論点。客席は異国情緒のインテリア(タイ:仏像・木彫り、インド:絨毯・サリー、ベトナム:藤・竹)等の独自演出。客単価ランチ900-1,800円・ディナー2,500-6,000円のセグメント。坪単価40〜75万円。エスニック専門設備の経験ある業者選定が業者選定の論点です。
大型グリル・客単価6,000-25,000円
ステーキ・グリルレストランは大型グリル(炭火・ガス・電気・60-200万円)が独自設備。客席から見えるオープングリル(ライブキッチン)が独自演出、ステーキを焼く工程が客に見える独自設計。炭火グリルでは大型排煙ダクト・強力換気・脱臭装置が必須。霜降り肉専用熟成庫(ドライエージング・1-4週間熟成)・大型冷蔵庫・大型冷凍庫・カット用大型まな板・包丁類等の専用設備。客席は4人テーブル・カップル席・カウンター席(オープングリル前)のバランス設計、個室(VIP・記念日対応)も論点。客単価ディナー6,000-25,000円のセグメント、A5和牛専門は坪80-180万円の高グレード設計。坪単価60〜110万円。ステーキ・グリルの設計経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
客単価10,000-30,000円
ホテル・高級レストランは坪単価80-180万円の最高グレード業態。大型業務用オーブン(多段式コンベクションオーブン・100-500万円)・サラマンダー・大型グリル・冷蔵庫複数台(食材温度管理)・大型製氷機・大型ワインセラー(200-1,000本収納・100-500万円)・厨房面積店舗全体の30-40%等の高グレード設備。客席は豪華テーブル席・ソファ席・個室(VIP対応・4-12名)・宴会場(30-100名対応)のバランス設計、シャンデリア照明・大理石床・天井高3-4m等の高グレード内装。客単価ディナー10,000-30,000円のセグメント、ミシュラン星付きを目指す高級ホテルレストランは初期投資1-5億円の大型業態。坪単価80〜180万円。ホテル高級レストランの設計経験ある業者選定が業者選定の決定的差別化軸です。
残り7業態類型・全タイプ対応
上記の主要8類型以外のレストラン業態でも業者をご紹介できます。メキシカン・スパニッシュ、シーフード・オイスターバー、ファミリーレストラン、カジュアルダイニング、ガストロパブ・ワインバー、ベジタリアン・ヴィーガン、ビュッフェ・食べ放題まで、業態タイプに精通した業者を打診可能です。
メキシカン・スパニッシュ
南米・カリブ料理
地中海料理 他
シーフード・オイスターバー
ガストロパブ・ワインバー
ベジタリアン・ヴィーガン 他
ファミリーレストラン
カジュアルダイニング
ビュッフェ・食べ放題 他
食事+エンタメ複合
BBQレストラン
体験型レストラン 他
業態タイプ別 坪単価相場(15類型)
レストラン業態タイプ別の坪単価目安。下のシミュレーターで全15業態類型×4規模×物件×坪数の組合せでより詳細に試算できます。
※ 極小規模(5-15坪)では上記の1.15倍、大規模(60坪超)では0.90倍となる傾向。和食/ステーキ/高級フレンチでは内装の高グレード化(檜カウンター・大理石床等)で追加コストが発生する場合があります。
規模別 坪単価相場(4規模)
レストランの規模別の坪単価係数。極小・小・中・大の4段階で坪単価が異なります。
※ 「イタリアン25坪・スケルトン」の場合、小規模では1,250〜2,250万円、極小規模では1,438〜2,588万円程度の目安。
レストラン 内装費用シミュレーター
15業態類型×規模×物件タイプ×坪数の組合せから概算費用を自動計算。
正確な金額は無料の一括見積もりで複数社の提案を比較ください。
※ 上記は概算で、機材費・テナント工事費(A/B工事)・什器・サイン・ピザ窯/檜カウンター/タンドール窯/大型ワインセラー等の専用設備追加コストは含みません。
レストラン業態の経験ある業者の複数提案を比較
フレンチ・イタリアン・和食・中華・韓国・エスニック・ステーキ・シーフード・ホテルレストランまで、レストラン業態に精通した内装会社へまとめて見積もり依頼できます。
厨房・客席の設計論点 6点
レストラン業態の内装設計で重要となる6つの論点。業態類型ごとの専用設備・客席設計・換気/排気・防音・電気容量・保健所運用など、レストラン特有の設計論点を整理しました。
業態類型ごとの専用設備
レストランの厨房設備は業態類型で根本的に異なる独自論点。イタリアンではピザ窯(薪窯/電気/ガス・100-500万円)、中華では大型中華レンジ(2-4口・50-200万円)と強力換気、インド料理ではタンドール窯(円筒形壺型・100-300万円)、韓国料理・焼肉では無煙ロースター(10-30万円/台・全テーブル)とテーブル下排気、ステーキでは大型グリル(炭火/ガス/電気・60-200万円)、和食では檜カウンター(一枚板3-8m・100-500万円)、ホテル高級レストランでは大型業務用オーブン(多段式コンベクション・100-500万円)と大型ワインセラー(200-1,000本・100-500万円)等の業態類型固有の専用設備が必須。業態類型ごとの専用設備の設置経験ある業者選定が業者選定の決定的差別化軸です。
換気・排気・脱臭(業態別)
レストランの換気・排気・脱臭は業態類型で必須レベルが異なる独自論点。中華料理店は強火炒め対応の大型ダクト(口径300mm以上)・強力換気扇(業務用大型・10,000m³/h以上)が必須。韓国料理・焼肉はテーブル下排気(吸引式)またはテーブル上排煙フード・大型脱臭装置(活性炭/オゾン・近隣クレーム対応)が必須。アジアンエスニックはスパイス香り対策の強力換気・脱臭装置が必須。ステーキ・グリルは炭火排煙対応の大型ダクト・脱臭装置が必須。近隣クレーム対応は飲食店の独自リスクで、開業後のクレームによる営業停止・賠償請求等のリスク回避が業者選定の論点です。
客席設計(個室/カウンター/テーブル)
レストランの客席設計は業態類型で最適配分が異なる独自論点。和食・割烹・懐石はカウンター席60-70%+個室20-30%+テーブル席10-20%(職人の対話重視)、フレンチ・ビストロはテーブル席60-70%+カウンター席20-30%+個室10-20%、イタリアン・ピッツェリアは大型テーブル60-70%+カップル席20-30%(シェア前提)、中華料理店は円卓50-60%+4人テーブル30-40%+個室10-20%、韓国焼肉・ステーキはテーブル席70-80%+個室20-30%(テーブル単位で焼く)、ホテル高級レストランはテーブル席50-60%+個室30-40%+宴会場10-20%。1人あたりの客席面積はカウンター席0.6-0.8坪・テーブル席1.0-1.5坪・個室1.5-2.5坪・宴会場2.0-3.0坪が目安です。
電気容量・給排水・ガス引込
レストランの電気容量・給排水・ガス引込の独自論点。大型中華レンジ(大型ガス)・大型業務用オーブン(200V)・冷蔵冷凍庫複数台・大型製氷機・大型エアコン・無煙ロースター(焼肉店・全テーブル分)等で、店舗全体の電気容量50-200Aを確保。給水管口径20-25mm以上・大型給湯器(32-50号)・専用排水管(口径75-100mm以上)が必須。ガス引込は一般家庭の3-10倍の容量(業態類型で異なる)。キュービクル設置(電気容量不足時に200-500万円)、ガス引込工事(ガス容量不足時に50-200万円)等の追加工事が発生するケースあり。事前の電気・水・ガスの容量計算ができる業者選定が業者選定の論点です。
防音・音響設計
レストランの防音・音響設計は業態類型で必須レベルが異なる独自論点。フレンチ・和食・割烹は静寂を保つ防音設計(テラス・カウンターの隔離・吸音材・防音壁)が必須。イタリアン・カジュアルダイニング・ファミリーレストランは会話可能な音響が標準。韓国焼肉・中華・ガストロパブは賑やかな音響でも問題ないが、近隣クレーム回避のため外部への音漏れ対策(防音壁・吸音材)が必須。音楽カフェ・ライブ可レストランでは音響設備(スピーカー・アンプ・防音設計)が独自設計。業態類型に応じた防音・音響設計の経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
保健所運用(飲食店営業)
レストランは飲食店営業許可が必須。業態類型での運用差として、和食・割烹では生魚提供(刺身/寿司)の魚介類販売業の追加許可、ビュッフェ・食べ放題では食品衛生上の厳格管理(温蔵庫・冷蔵庫の温度管理・氷盛り台の衛生)、シーフード・オイスターバーでは生かき提供の食中毒リスク管理(生食用かきの取扱い)等の独自運用。各市町村の保健所での運用差があり、出店候補エリアの協議経験ある業者選定が前提。店舗面積300㎡以上の大型レストランは食品衛生責任者・防火管理者の選任が必須。保健所運用の経験ある業者選定が業者選定の論点となります。
フレンチ・イタリアン・和食・中華の主要4類型
レストラン業態の主要4類型(フレンチ/イタリアン/和食/中華)+ホテル高級レストラン+和食専門特化。
レストランの主要類型を深掘りした独自セクションです。
① フレンチ・ビストロ・3類型
フレンチレストランは高級ダイニング(ドレスコードあり・客単価15,000-25,000円)・カジュアルビストロ(客単価5,000-10,000円)・大衆フレンチバル(客単価3,000-6,000円)の3類型。高級ダイニングでは白テーブルクロス・シャンデリア照明・大理石床・天井高3-4m・個室(VIP対応)等の高グレード内装、カジュアルビストロでは木目調・カウンター席・テラス席のカジュアル設計、フレンチバルでは立ち飲み風・スタンディングバー等の独自設計。専用設備は業務用大型オーブン・サラマンダー・大型グリル・ソース仕上げコンロ・ワインセラー等。ソムリエ・サービス員の動線が独自設計論点。坪単価55〜100万円。ミシュラン星付きを目指す高級フレンチは坪80-180万円の最高グレード設計となります。
② イタリアン・ピッツェリア・ピザ窯設置
イタリアンレストランの中核はピザ窯。薪窯(伝統的・客の前で実演・150-500万円・煙突必須)・電気窯(マンション対応・煙少ない・100-300万円)・ガス窯(コスト効率・100-250万円)の3類型。ピザ窯から客に調理工程が見えるライブキッチンスタイルが独自演出、厨房を店舗中央部に配置する独自設計。パスタ茹で釜(大型・複数口)・ガスコンロ(強火)・大型オーブン・ワインセラー(イタリア産・100-300本収納)等の専用設備。大型テーブル(シェア前提・直径120-150cm)中心の客席。イタリアの3色旗(赤白緑)モチーフ・木目調・ワインボトル展示等の独自演出。客単価ランチ1,200-2,500円・ディナー3,000-12,000円のセグメント。坪単価50〜90万円。ピザ窯の煙突工事・防火区画・薪窯の薪保管庫が業者選定の差別化軸です。
③ 和食・割烹・懐石・檜カウンター
和食・割烹・懐石の中核は檜(ヒノキ)の一枚板カウンター(長さ3-8m・100-500万円)。料理人と客の対話を重視する独自業態モデル。専用設計は揚げ場(天ぷら専用排気フード)・焼き場(炭火)・八寸場(盛り付け)・刺身場(清潔エリア)の役割分担、大型ガスコンロ・蒸し器・冷蔵保管庫・氷削機・出汁鍋(一番出汁・二番出汁の使い分け)等の独自設備。カウンター席8-15席+個室(茶室風・畳・床の間・障子・木格子・4-8名対応)のバランス設計。季節感を演出する設え(季節の花・掛け軸・季節の食材紹介)が独自運用。客単価ディナー8,000-30,000円のセグメント、ミシュラン星付きを目指す懐石は坪80-180万円。坪単価60〜110万円。和テイスト内装(漆喰・和紙・木格子)・職人動線の経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
④ 中華料理店・大型中華レンジ
中華料理店の中核は大型中華レンジ(2-4口・50-200万円)と強力換気。強火炒めに対応する大型ダクト(口径300mm以上)・強力換気扇(業務用大型・10,000m³/h以上)・大型脱臭装置(近隣クレーム対応)が必須。蒸し器(飲茶対応・蒸籠を積み重ねる)・揚げ物専用フライヤー(油大量)・大型冷蔵保管庫(食材保管)・大型製氷機等の専用設備。客席は店内の壁・テーブル・メニュー・食器にも赤色(縁起色・食欲増進)が独自演出、円卓(ターンテーブル付・直径120-180cm・大人数対応)+4人テーブル+個室(VIP対応)のバランス設計。客単価ランチ1,000-2,000円・ディナー3,000-15,000円のセグメント、本格高級中華は坪80-150万円の高グレード設計。坪単価45〜85万円。強火炒めの匂い・煙対策(近隣クレーム回避)の経験ある業者選定が業者選定の論点です。
⑤ ホテル・高級レストラン・最高グレード
ホテル・高級レストランは坪単価80-180万円の最高グレード業態。大型業務用オーブン(多段式コンベクション・100-500万円)・サラマンダー・大型グリル・冷蔵庫複数台・大型製氷機・大型ワインセラー(200-1,000本収納・100-500万円)・厨房面積店舗全体の30-40%等の高グレード設備。客席は豪華テーブル席・ソファ席・個室(VIP対応・4-12名)・宴会場(30-100名対応・パーティー/結婚式2次会)のバランス設計、シャンデリア照明・大理石床・天井高3-4m・絨毯(高級カーペット)等の高グレード内装。客単価ディナー10,000-30,000円のセグメント、ミシュラン星付きを目指す高級ホテルレストランは初期投資1-5億円の大型業態。専属シェフ・専属ソムリエ・専属サービス員等の人員配置も独自論点。ホテル高級レストランの設計経験ある業者選定が業者選定の決定的差別化軸です。
⑥ 和食専門特化(寿司/天ぷら/うなぎ)
和食の専門特化型は寿司専門・天ぷら専門・うなぎ専門・蕎麦専門・うどん専門等の独自業態。寿司専門店は檜カウンター+ネタケース(保冷ガラス)+江戸前寿司の握り場(職人専用)、天ぷら専門店は天ぷら専用揚げ場(大型・客に見える)+カウンター席(揚げたて提供)、うなぎ専門店は客前焼き(炭火・うなぎ蒸し器・タレ熟成保管庫)、蕎麦・うどん専門は製麺所併設・大型茹で釜・大型出汁炊き器等の専用設備。客単価ディナー8,000-25,000円のセグメント(うなぎ・寿司・天ぷらの高級店)、または客単価1,000-2,000円(蕎麦・うどんの大衆店)。江戸前文化・関西文化等の地域文化対応も論点。和食専門特化業態の設計経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
韓国/エスニック/メキシカン/ステーキ/シーフード等の専門類型
韓国料理・焼肉、アジアンエスニック、メキシカン・スパニッシュ、ステーキ・グリル、シーフード・オイスターバー、ガストロパブ・ワインバーの専門6類型。
世界各国料理+専門特化を深掘りした独自セクションです。
① 韓国料理・焼肉・無煙ロースター
韓国料理(焼肉含む)の中核は無煙ロースター(10-30万円/台・全テーブル)とテーブル下排気。テーブル下からの吸引式排煙またはテーブル上のフード式排煙。大型排煙ダクト・強力換気扇(業務用大型)・大型脱臭装置(活性炭/オゾン・近隣クレーム対応)が必須。韓国料理ではサムギョプサル・チゲ・キムチ・ナムル・キンパ・チヂミ等の独自メニュー、厨房は炒め物用大型コンロ・大型炊飯器(ご飯大量提供)・大型冷蔵庫(キムチ専用)。個室・カウンター席のバランス設計、韓国風内装(オンドル風床・韓国伝統柄)等の独自演出。客単価ランチ1,500-3,000円・ディナー3,500-10,000円のセグメント。坪単価55〜100万円。焼肉店は給排気工事が高額になりやすく、カフェ/レストランより内装工事費の相場が高くなります。
② アジアンエスニック・タンドール窯
アジアンエスニック(タイ・ベトナム・インド・東南アジア)はスパイス・ハーブの香りと専門設備が独自設計。インド料理ではタンドール窯(円筒形の壺型窯・100-300万円)でナン・タンドリーチキンを焼く、タイ料理ではガパオ・トムヤムクン・パッタイ用の強火コンロ、ベトナム料理ではフォー用の大型寸胴・生春巻き製造スペース等の専用設備。スパイスの強烈な香り対策として、強力換気・脱臭装置・近隣クレーム対応が独自論点。客席は異国情緒のインテリア(タイ:仏像・木彫り、インド:絨毯・サリー、ベトナム:藤・竹)等の独自演出。客単価ランチ900-1,800円・ディナー2,500-6,000円のセグメント。坪単価40〜75万円。エスニック専門設備の経験ある業者選定が業者選定の論点です。
③ メキシカン・スパニッシュ
メキシカン・スパニッシュは独自専門設備。メキシカン料理ではトルティーヤ専用プレス機・タコス用焼き台・サルサ製造スペース・テキーラ用バーカウンター、スパニッシュ料理ではパエリア用大型平鍋(直径50-80cm)・タパス用カウンター(小皿料理)・サングリア用ピッチャー保管・ハモン(イベリコ豚生ハム)展示等の専用設備。客席はメキシカン(カラフル・サボテン・テキーラ瓶展示)・スパニッシュ(バル風・カウンター席中心・タパス共有)等の独自演出。客単価ランチ1,000-2,000円・ディナー3,000-8,000円のセグメント。坪単価45〜85万円。メキシカン・スパニッシュ専門設備の経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
④ ステーキ・グリル・オープングリル
ステーキ・グリルレストランは大型グリル(炭火/ガス/電気・60-200万円)と霜降り肉専用熟成庫(ドライエージング・1-4週間熟成)が独自設備。客席から見えるオープングリル(ライブキッチン)が独自演出、ステーキを焼く工程が客に見える独自設計。炭火グリルでは大型排煙ダクト・強力換気・脱臭装置が必須。大型冷蔵庫・大型冷凍庫・カット用大型まな板・包丁類(牛刀40-60cm)等の専用設備。客席は4人テーブル・カップル席・カウンター席(オープングリル前)・個室(VIP・記念日対応)のバランス設計。客単価ディナー6,000-25,000円のセグメント、A5和牛専門は坪80-180万円の高グレード設計。坪単価60〜110万円。ステーキ・グリルの設計経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
⑤ シーフード・オイスターバー
シーフード・オイスターバーは生簀(活魚保管)・大型冷凍/冷蔵庫複数台・氷盛り台(生かき/海鮮丼)が独自設備。生簀は海水循環装置・温度管理(季節別)・酸素供給装置等の専用設備、大型冷凍庫はマイナス20-30℃の超低温保管(マグロ等の冷凍輸入)。オイスターバーでは生かき提供の食中毒リスク管理(生食用かきの取扱い・産地証明・賞味期限管理)が必須運用。客席はカウンター席(バー風・1人客対応)+テーブル席(4-6人)+個室のバランス設計。客単価ランチ2,000-4,000円・ディナー5,000-15,000円のセグメント。坪単価55〜100万円。シーフード・オイスターバーの設計経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
⑥ ガストロパブ・ワインバー
ガストロパブ・ワインバーは大型ワインセラー(100-500本収納・100-300万円)が中核設備。温度管理(赤ワイン12-18℃・白ワイン6-12℃)・湿度管理(コルク乾燥防止)等の独自仕様。カウンター中心の客席設計(ワイン抜栓・グラス提供の動線)、立ち飲みスペース併設(タパス・小皿料理)も論点。厨房は小皿料理(タパス)対応・ワインに合う料理(チーズ盛り・生ハム・パテ)の専用保管・小型オーブン・サラマンダー等。客単価ディナー4,000-12,000円のセグメント(ワイン代込み)。ソムリエ・ワインエキスパートの配置、ワインリスト(フランス・イタリア・スペイン・チリ・南アフリカ等)の独自運用。坪単価50〜90万円。ワインセラー設置・温度管理の経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
ホテル高級/カジュアル/ファミリーレストラン+規模別グレード
ホテル高級レストラン・カジュアルダイニング・ファミリーレストラン・ビュッフェ食べ放題・ベジタリアン、規模別(極小/小/中/大)の坪単価差。
レストランの大衆/専門/規模別を深掘りした独自セクションです。
① ホテル高級レストラン(坪80-180万円)
ホテル高級レストランは坪単価80-180万円の最高グレード業態。初期投資1-5億円の大型業態として、専属シェフ・専属ソムリエ・専属サービス員(複数名)の人員配置が必須。大型業務用オーブン・サラマンダー・大型グリル・冷蔵庫複数台・大型ワインセラー(200-1,000本収納)・厨房面積店舗全体の30-40%等の高グレード設備。客席は豪華テーブル席・ソファ席・個室(VIP対応・4-12名)・宴会場(30-100名対応・パーティー/結婚式2次会)のバランス設計、シャンデリア照明・大理石床・天井高3-4m・絨毯(高級カーペット)等の高グレード内装。客単価ディナー10,000-30,000円のセグメント。ミシュラン星付きを目指す高級ホテルレストランの設計経験ある業者選定が業者選定の決定的差別化軸です。
② カジュアルダイニング・標準設計
カジュアルダイニングはレストラン業態の最も標準的な類型。飲食店として基本的な厨房設備(大型ガスコンロ・オーブン・冷蔵庫・冷凍庫・製氷機)、4人テーブル・カップル席・カウンター席のバランス設計。業態の方向性は洋食(ハンバーグ・オムライス・カレー)・和洋折衷・創作料理等の独自業態。客単価ランチ900-1,500円・ディナー3,000-7,000円のセグメント、客回転率と滞在時間のバランスを重視。BGM・照明(暖色系)・木目調内装・観葉植物等の標準的内装。2号店・複数拠点展開を視野に入れた業態モデルの設計が独自論点。居抜き活用比率が高い業態として、スケルトン60-70%程度の費用で出店可能。坪単価45〜80万円。カジュアルダイニングは業態類型の標準として、業者選定の経験差が出にくい業態です。
③ ファミリーレストラン・効率設計
ファミリーレストランは客単価1,000-3,000円の客回転率重視業態。セントラルキッチン(本部加工)+店舗での最終調理の独自業態モデル(チェーン店)、または個人経営の地域密着型。大型客席(4人テーブル+ファミリー席+キッズチェア)、キッズスペース併設(小型遊具・絵本)、授乳室・おむつ替えスペース・子供用トイレ等の独自設備。厨房は効率設計(簡易調理・盛り付け中心)・大型製氷機・大型冷蔵庫等の効率重視。大型駐車場(30-100台)・ファミリー客動線が独自集客モデル。客単価ランチ900-1,500円・ディナー1,500-3,000円のセグメント。坪単価40〜75万円(規模メリット)。ファミリーレストランの設計経験ある業者選定が業者選定の論点です。
④ ベジタリアン・ヴィーガン・シンプル
ベジタリアン・ヴィーガンレストランは野菜中心の独自業態。野菜大量保管(大型野菜冷蔵庫・湿度管理保管庫)・大型ジューサー(コールドプレス)・大型ブレンダー(スムージー)・蒸し器(蒸し野菜)・サラダバー(ビュッフェ式)等の専用設備。シンプル設計(自然素材・木目調・観葉植物多用)が独自演出、ナチュラル・オーガニック・サステナブルの世界観。客席はテーブル席+カウンター席(健康志向の1人客対応)のバランス設計。外国人観光客のインバウンド需要が高い(特に欧米・東南アジアのベジタリアン)、外国人対応(英語メニュー・キャッシュレス決済)が必須。客単価ランチ1,500-2,500円・ディナー2,500-6,000円のセグメント。坪単価40〜75万円。ベジタリアン・ヴィーガン業態の設計経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
⑤ ビュッフェ・食べ放題・大型厨房
ビュッフェ・食べ放題レストランは大型厨房と大型客席が独自設計。厨房面積店舗全体の30-40%を占める大型設計、大型温蔵庫(温かい料理保管・複数台)・大型冷蔵庫(冷たい料理保管・複数台)・氷盛り台(生かき/海鮮)・大型寸胴(スープ大量提供)・大型炊飯器(ご飯大量提供)・大型製氷機等の専用設備。客席は大型テーブル席(4-8人)+カップル席+宴会場(30-100名対応)のバランス設計、ビュッフェカウンター(料理ステーション・10-20種)の動線が独自設計論点。客単価ランチ1,500-3,000円・ディナー3,000-8,000円のセグメント、食べ放題90分制・120分制等の時間制運用。坪単価50〜95万円。ビュッフェ・食べ放題の設計経験ある業者選定が業者選定の決定的差別化軸です。
⑥ 規模別グレード設計
レストランの規模別グレード設計。極小規模(5-15坪)はカウンター割烹・カウンターフレンチ・カウンター焼鳥等の高級ジャンル、客単価8,000-25,000円のセグメント、坪単価1.15倍。小規模(15-30坪)は一般的なレストラン、客単価3,000-10,000円のセグメント、坪単価標準。中規模(30-60坪)はフルダイニング・ファミリー対応、客単価2,000-8,000円のセグメント、坪単価0.95倍(規模メリット)。大規模(60-150坪)はホテルレストラン・ビュッフェ・大型カジュアルダイニング、客単価2,000-30,000円のセグメント、宴会場対応(30-100名)、坪単価0.90倍(大規模メリット)、初期投資3,000万円-5億円の大型投資業態。規模別のグレード設計経験ある業者選定が業者選定の論点となります。
レストラン開業特有の制度
① 飲食店営業許可
レストランは飲食店営業許可が必須。業態類型での運用差として、和食・割烹では生魚提供(刺身/寿司)の魚介類販売業の追加許可、ビュッフェ・食べ放題では食品衛生上の厳格管理、シーフード・オイスターバーでは生かき提供の食中毒リスク管理(生食用かきの取扱い・産地証明・賞味期限管理)等の独自運用。各市町村の保健所での運用差があり、出店候補エリアの協議経験ある業者選定が前提です。
② 消防設備・特定防火対象物
レストランは「特定防火対象物」として消防規制が適用される。店舗面積300㎡以上はスプリンクラー設置・自動火災報知設備等が義務化される場合あり。収容人員30人以上は防火管理者選任届が必須。ピザ窯・タンドール窯・大型グリル(炭火)等の火気使用設備は消防法上の特殊届出が必要なケースあり。1年に1回の消防設備点検報告が義務です。
③ 建築基準法(特殊建築物)
大型レストラン(店舗面積200㎡超)は特殊建築物に該当、防火区画・避難経路・耐火建材・排煙設備等の建築基準法の特殊要件が適用。ホテル内のレストラン・大型ビュッフェ・宴会場併設レストラン等は特に厳格運用。地下階・上階出店では避難経路の確保が独自論点。建築基準法対応の経験ある業者選定が業者選定の差別化軸となります。
④ 酒類販売・ワインバー
ワインバー・ガストロパブで店内提供のみの場合は飲食店営業許可で対応可能。店外販売(ボトル販売)・通信販売を併設する場合は一般酒類小売業免許・通信販売酒類小売業免許(税務署)の追加取得が必要。ワイン特化型業態では大型ワインセラー(100-500本)の温度・湿度管理が独自運用。酒類販売関連の経験ある業者選定が業者選定の論点です。
レストランの物件選び5つのポイント
① 保証金・敷金は賃料の6〜10ヶ月分
レストラン商業物件の保証金・敷金は賃料の6〜10ヶ月分が標準。銀座・赤坂・六本木・恵比寿等の高級レストラン人気立地では10ヶ月分以上を要求されるケースも。月額家賃100万円の物件なら保証金だけで600〜1,000万円。居抜き物件は造作譲渡料(前テナント設備買取・100-1,000万円)が追加で必要となるケースも。
② 電気容量・給排水・ガス引込
レストランは業務用設備(大型中華レンジ・大型業務用オーブン・冷蔵冷凍庫複数台等)で電気容量50-200A・給水管口径20-25mm以上・給湯能力32-50号・ガス引込(一般家庭の3-10倍)が必要。キュービクル設置(200-500万円)、ガス引込工事(50-200万円)等の追加工事が発生するケースあり。
③ 排気・脱臭(業態別の必須レベル)
レストランの排気・脱臭は業態類型で必須レベルが異なる。中華料理・韓国焼肉・アジアンエスニック・ステーキ炭火では大型ダクト・強力換気・大型脱臭装置が必須。近隣店舗・住居への排煙影響はトラブルの最大原因で、開業後のクレームによる営業停止・賠償請求等のリスクあり。契約前にビル管理組合・近隣の同意の確認が必須です。
④ 工事区分(A/B/C工事)の確認
大型商業ビル・SCテナントではB工事の範囲が広く、指定業者の料金が市場相場の1.5〜2倍となるケースが頻発。契約前にB工事範囲・指定業者・概算金額を必ず確認し、概算金額を見積もりに織り込むのがレストランの物件選びの定石です。ホテル内テナント・百貨店レストランフロアでは特にB工事のコストが高い傾向。
⑤ 集客動線・駐車場
レストラン業態は集客動線が立地評価の中心。駅前路面は通勤動線+ランチ動線、住宅街路面はファミリー動線、商業ビルテナントはSC客動線、観光地は観光客動線が中心。ロードサイド型(ファミリーレストラン)では大型駐車場(30-100台)が必須、高級レストラン(フレンチ/和食/ホテル)では駐車場(10-20台)またはバレーパーキングが必須。
業者選定の9の質問
同じ業態類型の施工実績は何件ありますか?
フレンチ・イタリアン・和食・中華・韓国・エスニック・メキシカン・ステーキ・シーフード・ファミレス・カジュアル・ホテル高級・ガストロパブ・ベジタリアン・ビュッフェの15業態類型のうち、出店候補の業態類型での施工実績件数を確認。業態類型によって厨房設計・客席設計・専門設備が大きく異なります。
業態類型固有の専用設備の経験は?
業態類型固有の専用設備の設置経験を確認。イタリアンのピザ窯・中華の大型中華レンジ・インドのタンドール窯・韓国焼肉の無煙ロースター・ステーキの大型グリル・和食の檜カウンター・ホテルの大型ワインセラー・シーフードの生簀等の業態類型固有設備の経験ある業者選定が業者選定の決定的差別化軸です。
大型ダクト・強力換気・脱臭の経験は?
中華料理・韓国焼肉・アジアンエスニック・ステーキ炭火等の業態では大型ダクト・強力換気・大型脱臭装置の設置経験が必須。大型ダクト(口径300mm以上)・強力換気扇(業務用大型・10,000m³/h以上)・大型脱臭装置(活性炭/オゾン)・近隣クレーム対応の経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
電気・水・ガスの容量計算経験は?
レストランの業務用設備の電気・水・ガスの容量計算経験を確認。電気容量50-200A・給水管口径20-25mm以上・給湯能力32-50号・ガス引込(一般家庭の3-10倍)・キュービクル設置(200-500万円)・ガス引込工事(50-200万円)の経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
客席設計(個室/カウンター/宴会場)の経験は?
業態類型ごとの客席設計の経験を確認。和食の檜カウンター8-15席+個室、フレンチのテーブル席+個室、イタリアンの大型テーブル、中華の円卓+個室、韓国焼肉のテーブル席70-80%、ホテル高級の宴会場(30-100名)+VIP個室、ビュッフェの大型客席+ビュッフェカウンター等の業態類型ごとの最適配分の経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
ホテル高級レストランの経験は?
ホテル高級レストラン(坪単価80-180万円・初期投資1-5億円)の設計経験を確認。大型業務用オーブン・大型ワインセラー(200-1,000本)・厨房面積30-40%、豪華テーブル席・個室VIP対応・宴会場(30-100名)、シャンデリア照明・大理石床・天井高3-4mの経験ある業者選定が業者選定の決定的差別化軸です。
近隣クレーム対応の経験は?
レストランの近隣クレーム対応の経験を確認。排煙・臭気(中華/焼肉/エスニック)・騒音(深夜営業)・ゴミ(生ゴミ大量)等の近隣トラブルへの事前対策(防音壁・脱臭装置・ゴミ庫の独立設計・営業時間帯の調整)の経験ある業者選定が業者選定の差別化軸となります。
居抜き物件の活用経験は?
レストランは居抜き活用比率が高い業態。業態類型転換時の厨房改修(前テナントがイタリアン→出店がフレンチ、前テナントが焼肉→出店がイタリアン等)の経験を確認。前テナント設備の状態確認・残存設備の評価・追加投入する専用設備の選定・造作譲渡料(100-1,000万円)の妥当性評価の経験ある業者選定が業者選定の差別化軸です。
保健所・消防対応の経験は?
レストラン開業の保健所・消防運用への対応経験を確認。飲食店営業許可・魚介類販売業(和食/シーフード)・消防の防火対象物使用開始届・工事届・防火管理者選任届・特殊建築物の建築基準法対応(大型レストラン)の経験ある業者選定が業者選定の論点となります。
レストラン開業でよくある失敗パターン5つと回避策
業態類型に合わない設計で集客できないケース
フレンチ高級ダイニングを出店したいのにカジュアルダイニング仕様の設計で施工してしまい、開業後に想定客単価(10,000-25,000円)に届かないケースが起こり得ます。業態類型を理解しない業者選定が原因として挙げられます。
大型ダクト・換気・脱臭の不足で近隣クレームとなるケース
中華料理・韓国焼肉・アジアンエスニック等の業態で大型ダクト・強力換気・脱臭装置の設計が不十分で、開業後に近隣店舗・住居からの排煙クレームが発生、追加工事(150-500万円)または営業停止に至るケースが起こり得ます。業態類型固有の排気要件を理解しない業者選定が原因として挙げられます。
電気・水・ガス容量不足で開業後に増設工事となるケース
業務用設備(大型中華レンジ・大型業務用オーブン・冷蔵冷凍庫複数台・無煙ロースター全テーブル分等)の容量計算が不十分で、開業後にブレーカー落ち・水圧不足・ガス不足が頻発、増設工事(電気容量30-50A増設で50-200万円、給水管増径15-30万円、ガス引込工事50-200万円)が必要となるケースが起こり得ます。
専門設備の経験不足で機能しないケース
イタリアンのピザ窯・中華の大型中華レンジ・インドのタンドール窯・韓国焼肉の無煙ロースター・ステーキの大型グリル等の専門設備が、業者の経験不足で適切に機能せず、開業後に料理の品質に問題が出るケースが起こり得ます。
1社の見積もりで決めて高額契約となるケース
知人紹介の1社だけに見積もりを依頼し、相場感が分からないまま契約した場合、後から複数社の見積もりを比較したところ、同等内容で2〜3割安いケースが判明することが起こり得ます。レストランの内装は1,000万〜5億円規模の案件なので、2割差は200万〜1億円の差になります。
一括見積もりの3ステップ
業態類型・規模・坪数・予算を入力
15業態類型のうちどれを出店するか、規模、坪数、予算感、物件タイプを入力します。物件未確定の段階でも構いません。
業態経験ある業者からご提案
該当業態類型×規模の施工経験ある内装会社に打診し、設計案と見積もりを取り寄せます。
複数社のご提案を比較・選定
各社の業態理解度・施工費・対応力を比較し、最適な業者と契約に進みます。希望に合わなければ辞退も可能です。
よくあるご質問
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