店舗内装を
業種・地域・工事のご希望を伺い、1社ずつ対応を確認してご紹介します。
内装会社の見積もり・契約条件を比較している方へ
工事代金は「総額」と
「いつ、いくら払うか」をセットで比較。
店舗内装費の支払いには、着手時と完成時の2回払い、工事中の中間金を加えた3回払いなどがあります。回数・割合・期限は工事内容や会社との契約によって異なります。前金の割合だけで会社の良し悪しを決めず、何の手配に必要で、どの工事を確認して支払うかを聞きましょう。
資金面で大切なのは、支払日までに使えるお金があり、支払った後も開業準備や営業に必要な資金を残せることです。ここでは、支払いのタイミング、前払い・月々の分割払いの違い、候補会社へ確認する項目を整理します。
着手金・中間金・完成金は、いつ支払う?
見積もりを依頼するときに、支払いの回数・金額・時期も聞いておくと、発注先を決めやすくなります。着手金・契約金・前金など、同じような呼び方でも請求される段階は会社によって違うため、名称と日付の両方で確認してください。
着手金・前払金
契約時や着工前など、契約で定めた段階に支払う工事代金の一部。先に手配する資材・機器、製作品、準備作業を確認します。
確認すること:何のための支払いか、いつまでに必要か、中止時にどう精算するか。
中間金・部分払い
工事中に支払う代金。工程の節目や出来高など、今回の契約で支払いの基準にする内容を確認します。
確認すること:対象の工事、進捗の確認方法、請求日と支払期限。
完成金・残金
完成・引渡しの段階などに支払う残りの代金。完成確認、手直し、引渡しと支払いの順序を契約前に決めます。
確認すること:残工事の扱い、追加・減額の精算、受け取る資料。
2回払い・3回払いの両方が、実際に使われている
施工会社の公開例では、クロニカデザインは着工時50%・工事完了後50%とし、工事規模・工期等によって各3分の1の3回払いもあると説明しています。クロニカデザインのFAQ(2026年9月21日確認)
これは同社の公開条件であり、全社共通の割合ではありません。自分の工事について、契約額、先行手配する物、工期、信用取引の条件等を踏まえた説明を受けましょう。
設計料・厨房機器・貸主指定工事は、別の支払日になることも
設計と施工を別に依頼する場合や、厨房機器を自分で購入する場合は、それぞれに支払いが発生します。内装会社への支払いだけを資金予定表に載せると、物件の保証金・賃料、設計料、機器の発注代金が重なる時期を見落とします。
同じ機器代を工事見積と別発注の両方へ計上しないよう、誰に・何の代金を・いつ払うかを一つにまとめてください。
支払いスケジュールの計算例|工事代金1,000万円の場合
次は、税込の工事代金1,000万円を、着手30%・中間40%・残金30%に分けると仮定した例です。相場、推奨比率、実在の施工事例を示すものではありません。自分に提示された金額・期日へ置き換えて使います。
| 支払いの段階 | 今回の支払額 | 支払済み累計 | 支払前に確認すること |
|---|---|---|---|
| 合意した着手金の期日 | 300万円 | 300万円 | 契約書類、先行手配の内容、利用できる資金 |
| 合意した中間金の期日 | 400万円 | 700万円 | 対象の工事・進捗、合意済みの変更、入金予定 |
| 合意した残金の期日 | 300万円 | 1,000万円 | 完成確認、手直しと引渡し、追加・減額の精算 |
この例では、中間金の期日までに合計700万円を支払える準備が必要です。総額1,000万円を調達できる予定でも、入金日が中間金の後なら、そのままでは予定どおり払えません。
追加工事を別に合意した場合は、上の表へ支払額・期日を反映します。借入の入金だけでなく、物件費、採用・仕入れ、開業後の賃料・人件費なども同じ日程に重ねて確認しましょう。
支払日ごとの資金確認
その日までに使える資金 − その日までの支払い − 残しておきたい開業・運転資金を確認します。まだ確定していない融資・補助金等は、確定済みの資金と分けて記入してください。
不足が見えたら契約前に、支払時期、工事範囲、機器の手配時期、開業日を相談します。支払期日の直前まで待たないことが大切です。
店舗内装を
業種・地域・工事のご希望を伺い、1社ずつ対応を確認してご紹介します。
工程ごとの支払いと、月々の分割払いは仕組みが違う
「分割で払いたい」ときは、工事中に数回へ分けたいのか、開業後も月々返済したいのかを伝えます。着手金・中間金・完成金に分ける契約でも、開業後の長期分割に対応しているとは限りません。
| 方法 | お金の流れ | 事前に確認すること |
|---|---|---|
| 工事会社への段階払い | 工事の契約で決めた数回・期日に支払う | 各回の金額、対象工事、請求・支払日。開業後の月払いと混同しない |
| 金融機関の融資 | 融資を受け、工事会社への支払いに充て、金融機関へ返済する | 資金使途、融資額、契約・入金日、金利、返済、保証等の条件 |
| 信販等のクレジット | 信販会社等が代金を立て替え、利用者が分割で支払う方式等 | 工事・施工会社が対象か、審査、立替時期、手数料込み総額、解約時の扱い |
| 設備のリース | リース会社が保有する機器等を、リース料を払って使用する | 対象機器と工事の区分、期間・総額、中途解約、修理、終了時の扱い |
融資は「決まる日」と「使える日」を分けて確認
日本政策金融公庫の国民生活事業では、融資決定後に契約手続きがあり、その完了後に金融機関の口座へ送金する流れです。審査結果が出る日を、そのまま工事代金の支払日にしないようにしましょう。日本政策金融公庫の利用手続き
融資・クレジットが着手金に使えるかは、商品の条件と実行時期によります。「ローンはすべて完成後にしか使えない」「申請すればすぐ入金される」と決めつけず、支払予定表を金融機関・信販会社と施工会社に見せて確認してください。
月額だけで、リースやクレジットを比べない
月々の負担に加え、総支払額、対象費用、契約期間、早期返済・中途解約の条件を比較します。ファイナンス・リースは原則として中途解約ができず、合意解約の場合も残リース料相当額等の支払いが関係します。リース事業協会「リース契約の特徴」
内装工事のすべてが設備リースの対象になるとは限りません。建物に固定する工事と機器購入・設置を分け、対象外の費用とその支払日も確認しましょう。
前払いを求められたら、割合より先に確認すること
前払金は工事代金の一部を先に支払うものです。先に支払った後に工事が止まると、未施工分の精算や返金の問題が生じます。何の手配に必要な金額か、工事が進んだことをどう確認するか、中止した場合の扱いを契約前に聞いてください。
- 使途:発注する機器・材料・製作品、準備作業と手配日。
- 支払いの基準:日付、工程の節目、対象の出来高、現場や資料での確認方法。
- 先行手配した物の扱い:保管場所、納品予定、中止時のキャンセル費用・精算。
- 残金と手直し:完成確認・引渡しと支払いの順序、未完了部分が残る場合の取り決め。
前払いを減らすと、会社側の仕入れや手配に影響することもあります。希望する金額・日付を伝え、工事費・工期への影響も含めて協議しましょう。特定の比率以下なら安全、という判断はできません。
「全額を先に払えば値引き」と言われた場合
値引額に加え、先に支払う金額、先行手配の根拠、工事中断時の精算、保証の対象を確認します。分けて支払う案も提示してもらい、同じ工事範囲で他社の条件と比較してください。契約内容や支払いの目的が分からないまま、送金を急ぐ必要はありません。
支払条件まで比べる、候補会社への確認表
見積金額だけを並べると、契約直後に必要な資金や別途費用の差を見落とします。候補会社に同じ質問をし、回答を見積書・契約書案・支払予定表に反映してもらいましょう。
| 比べる項目 | 確認する内容 | そのまま聞ける質問 |
|---|---|---|
| 総額と別途費用 | 税込額、設計料、機器、申請・館の工事など | 「今回の見積以外に、誰への支払いが必要ですか」 |
| 着手時の必要資金 | 金額・期日・先行手配 | 「着工までに必要な金額と、その手配内容を教えてください」 |
| 工事中の支払い | 回数、対象工事、確認・請求・入金期限 | 「中間金の前に、何が完了したことを確認できますか」 |
| 完成確認と残金 | 立会い、手直し、引渡し、残金の関係 | 「手直しが残ったときの期限と支払いは、どう決めますか」 |
| 追加・変更 | 増減額の合意、変更書類、請求時期 | 「変更の着手前に、金額・工期・支払日を確認できますか」 |
| 資金の入金予定 | 自己資金、融資等の状況との整合 | 「入金予定に合わせた支払時期を、契約前に相談できますか」 |
| 中止・遅延 | 通知、精算、発注済み品、予定変更 | 「工事が中断・延期した場合、何をもとに精算しますか」 |
手直しの扱いは、問題が起きてから考えるより、契約前に確認しておくと話し合いやすくなります。完成時は図面・仕様と実物、設備の動作等を確認し、残る項目は場所・担当・対応日を記録します。工事請負契約書の確認ガイド
工事内容と支払条件を、候補会社に相談したい方へ
業種・エリア・物件の状況・予算・希望時期をもとに、対応できる内装会社を探せます。支払時期について相談したいことがあれば、工事の希望とあわせてお伝えください。
当サイトへの相談・会社紹介は無料。支払方法や分割対応、調査・設計等の費用条件は各社へ確認してください。
会社・契約・振込先は、支払い前に確認する
会社の信用は、前金の割合や創業年だけでは判断できません。今回に近い施工実績、担当者の説明、工事体制、必要な許可・登録、契約相手の正式名称を確認します。
建設業許可を掲げている会社は、国土交通省の検索システム等で商号・所在地・許可業種などを照合できます。許可の要否は工事内容等によるため、不明点は許可行政庁等へ確認してください。国土交通省「建設業者検索」
請求書が届いたときの確認
- 契約書・見積書と請求元、対象工事、金額が合っている。
- 当初金額、合意済みの追加・減額、支払済み額、残額を照合できる。
- 振込先名義と契約相手の関係が説明されている。
- 期日、振込手数料、領収書等の発行方法が分かる。
口座変更を急に知らされた場合は、案内だけを根拠に送金せず、以前から分かっている正式な連絡先で確認します。個人事業者の口座など、名義が見慣れない場合も、即座に不正と決めず関係を確認してください。
完成保証・保険は、店舗工事が対象かを確かめる
工事中の事故を補償する保険、引渡し後の不具合への保証、施工会社が工事を完成できなくなった場合の完成保証は、対象が異なります。「保険加入」「保証付き」という表示だけで、前払金の返還や工事の完成まで保証されるとは判断できません。
- 対象:今回の店舗内装工事、法人・個人事業者の発注が対象か。
- 適用条件:対象の施工会社、申込み期限、保証書の発行、指定する支払条件。
- 補償内容:前払金、引継ぎによる増加費用、限度額、免責、対象外の事由。
- 利用手順:問題が起きた際の連絡先、必要資料、申出の期限。
たとえばLIXILのリフォーム店紹介サービスの完成保証は、会社・団体等ではない個人を対象とし、事業として又は事業のために契約する場合を除外しています。これは一つの制度の条件です。すべての保証を一律に「店舗は使える・使えない」と判断せず、利用する制度の規約で確認してください。LIXILの保証対象・条件
工事が止まった・会社と連絡が取れないとき
工事の遅れだけで倒産とは判断できません。まず、原因、現在の進捗、再開予定、連絡担当者を確認します。支払いが近い場合は、契約書・請求書・現場の状態をそろえ、支払義務や対応を専門家に相談してください。
- 書類と事実を整理する:契約書、見積・変更書類、図面、工程表、請求・振込記録、連絡履歴をまとめる。立ち入れる範囲で現場の進捗も記録する。
- 契約上の対応を確認する:支払保留、解除、返金請求、通知の方法は弁護士へ確認する。自己判断で残金を全額止めたり、契約が終わったと扱ったりしない。
- 正式な通知に対応する:破産等の通知を受けたら、手続きの種類、連絡先、提出物・期限を確認し、専門家へ相談する。
- 引継ぎの条件を整える:残工事、既存部分の状態、資材・機器や図面を利用できる範囲、責任分担を確認して、別会社へ調査・見積もりを依頼する。
支払い済みのお金が戻るか、いくら回収できるかは、契約・手続き・財産の状況によって異なります。引継ぎ工事も、残りの契約金額だけで完成できるとは限りません。調査、手直し、仮設、材料の再手配、工期の変更を含めて見積もりを確認します。
店舗内装ドットコムは内装会社探しの窓口です。既存契約の解除や返金交渉などの法的判断は、弁護士へご相談ください。
店舗内装費の支払いでよくある質問
前金50%は高すぎますか?
50%という割合だけでは判断できません。実際に着工時50%・完了後50%を案内する施工会社もあります。先行手配する物、工期、進捗の確認方法、中止時の精算、支払後に残る資金を確認し、同じ工事範囲で他社の条件と比較してください。
着手金なし・全額後払いで依頼できますか?
対応の可否は会社・工事・取引条件によります。材料や製作品の手配に先払いが必要な場合もあるため、希望する支払時期を契約前に伝えてください。金額、工期、手配方法を含めて協議し、合意した条件を書類に反映します。
契約前に手付金を払うよう言われました。
申込金、設計の着手金、工事代金の一部など、目的を確認してください。どの業務を発注するのか、総額への充当、中止時の返還・精算、支払うことで合意する条件を確認してから判断します。
残金は、手直しが終わるまで払わなくてよいですか?
一律にはいえません。完成確認、手直し、引渡し、残金支払いの関係は契約で確認します。問題の箇所と対応日を記録して協議し、支払いを止めてよいか・どの範囲かの法的判断は弁護士に確認してください。
融資が間に合わない場合、どう相談すればよいですか?
入金予定、必要な金額、支払期日を整理し、金融機関と施工会社へ早めに相談します。支払日の調整、手配する物や工事範囲、開業日の見直し等を協議してください。審査の見通しを確定した入金として扱わないことが大切です。
工事代金を開業後の売上から月々払えますか?
施工会社への工程ごとの支払いと、融資・クレジット等による月々の返済は別です。月払いを希望する場合は、対象工事、審査、利用できる時期、手数料込み総額、毎月の返済額を確認します。会社紹介によって分割払いや融資の利用が保証されるものではありません。
工事会社が倒産したら、前払い金は全額戻りますか?
全額の返還を前提にはできません。契約、倒産手続き、残った財産、保証の条件等によって異なります。契約書・支払記録・工事の進捗を整理し、通知の期限を確認して弁護士等に相談してください。
着手金・中間金の会計処理はどうしますか?
工事の内容、資産の取得・修繕の区分、完成時期等によって処理を確認します。支払い名目だけで勘定科目や耐用年数を決めず、契約書、内訳見積、請求書、完成に関する書類をそろえて税理士へ相談してください。
支払条件まで相談できる内装会社を探す
問い合わせの段階で、予算総額だけでなく、工事に使える資金の時期と、相談したい支払条件を伝えると話が具体的になります。希望する工事、物件の状況、開業予定を添えて相談しましょう。
「〇〇の新規開業/改装を予定しています。エリアは〇〇、物件は〇〇の状況、工事予算は〇万円、希望時期は〇月です。見積もりとあわせて、着手金・中間金・残金の金額と期日を確認したいです。資金の入金予定は〇〇なので、支払時期も相談できますか。」
具体的な借入額や口座情報を最初から詳しく書く必要はありません。資金の準備状況と相談したいことを伝え、詳細は依頼候補の会社や金融機関と確認します。
出店・改装の条件を伝えて、会社探しを進める
店舗内装ドットコムは、希望エリア・業種・工事内容に応じたデザイン・内装会社探しをお手伝いします。未定の項目がある場合も、現在の状況をお伝えください。
相談・会社紹介は無料です。紹介可否・社数や、各社の支払条件・対応内容は案件によって異なります。

契約書の確認事項は、追加工事・工期・支払いの契約チェックにまとめています。標準約款を確認する場合は、国土交通省の建設工事標準請負契約約款も参考にしてください。
制度・公開条件は2026年9月確認。個別の契約の解釈、支払保留・解除・返金請求は契約内容と事実関係によって異なります。
読み終えたら、ご自身の
無料で相談する

