ライブハウスの内装費用相場と業態別のステージ・PA音響・防音(D値)・業者の選び方【開業費用シミュレーター付き】

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「自分のライブハウス、内装にいくらかかる?」を最初につかみましょう。業態・防音/音響グレード・坪数・PA音響・物件を選ぶと、ステージ・PA音響・防音設備を主役にした開業総額の目安が、47都道府県の地域係数つきで出ます。ライブハウスは一般の飲食店やカラオケと違い、ステージと客席/スタンディング、大音響のPA・照明、そして高度な防音(遮音+音響設計)が費用の主役になるのが特徴です。

金額はあくまで概算ですが、業態や防音/音響グレードで総額が開くことが分かります。とくにライブハウスは業態でステージ・PA・防音の重さが変わり、小箱ならステージ・PA・スタンディング、中〜大箱なら大型ステージ・大型PA・本格防音に費用が動きます。防音の遮音性能(D値)やPA・照明を本格にするかどうかでも変わります。まずは自分の構想に近い条件で動かし、業態やグレードによる差を確かめてください。

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業態・防音/音響グレードから、ステージ・PA音響・防音設備が主役の開業総額の目安がわかります。

掲載相場ベース登録不要あくまで概算
40
15坪150坪

この条件での開業総額の目安

万円

ステージ・PA音響・防音設備・内装/付帯・物件取得・運転資金の合計概算

ステージ・PA音響・防音設備が主役(業態×グレード)
音響機材・楽器、人件費は内装費とは別に用意:PA・スピーカー・ミキサーなどの音響機材や、人件費などは、別途必要です(この試算は内装・設備・物件・運転資金の目安で、これらは含みません)。防音は専門家不在の設計だと後から苦情・改修になりやすく、後付けは費用が大きくふくらむため、開業時にまとめて施工するのがコツです。

坪数別の早見表(現在の条件・

内装を無料で複数社見積もりライブハウスの内装事例を見る

ライブハウスの費用は業態と防音/音響グレード(D値)、PA・照明、物件で大きく変わります。複数社を比べて選ぶのが失敗しないコツです。

この試算の前提と注意事項
ステージ・PA音響・防音設備は、ステージ・客席/スタンディングフロア、PA音響・ステージ照明、防音(遮音・固体伝播音の防振・残響をコントロールする音響設計)、楽屋・バックヤード・バーを含みます。内装・付帯は床・壁・天井・サイン・照明・空調換気などの坪単価、物件取得・運転資金とあわせ、当サイト掲載の相場と業界資料を参考に47都道府県の地域係数を反映した概算です。ライブハウスは業態(小箱・中〜大箱・ライブバー)や防音/音響グレード(D値)、PA・照明の本格度で費用が大きく変わります。防音は遮音だけでなく残響をコントロールする音響設計が重要で、最初にきちんと施工しないと後から苦情・改修になりやすく、費用が大きくふくらみます。音響機材・楽器・人件費は内装費とは別に必要です。営業形態によっては風営法(特定遊興飲食店営業許可など)が関わる場合があります。実際の金額を保証するものではありません。

※金額は概算です。実額は業態(小箱・中〜大箱・ライブバー)、防音/音響グレード、PA・照明、物件の状態で変わるため、最終的には複数社の見積もりで確定してください。費用の内訳はライブハウスの内装費用ページもどうぞ。

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費用を決める「2つの軸」(業態×防音/音響グレード)

ライブハウスの内装は「どんなデザインにするか」から考え始めがちですが、費用を本当に動かしているのはその前段です。「業態」と「防音/音響グレード」の2軸で、費用と設計の大枠はほぼ決まります。シミュレーターも、この2軸を入力させて金額の段差を見せる仕組みです。

費用を決める「2つの軸」坪単価より先に、この2軸で総額が決まる軸1:業態(小箱/中〜大箱/ライブバー)ステージ・PA・防音の重さが変わる軸2:防音/音響グレード(主役・D値)遮音・音響設計で大きく変動

軸1:業態(小箱/中〜大箱/ライブバー)

小箱(スタンディングの小規模)か、中〜大箱(動員数の多い本格的なもの)か、ライブバー・弾き語り(飲食兼の小規模)かで、内装が根本的に変わります。小箱はステージ・PA・スタンディングが中心、中〜大箱は大型ステージ・大型PA・本格防音・楽屋複数で規模が大きく、ライブバーは小ステージ+バー中心でコンパクト。業態によって、ステージ・PAが主役か、バー中心かという費用の前提が変わります。

軸2:防音/音響グレード(主役・D値)

ライブハウスで費用を大きく動かすのが、防音と音響のグレードです。ライブハウスは大音量を扱うため、近隣に音を漏らさない遮音(D-70級)と、床・構造を伝わる固体伝播音の防振が不可欠。さらに、ただ音を遮るだけでなく、ライブの熱気を保ちつつ音を濁らせない「残響をコントロールする音響設計」が要ります。標準か高遮音(D-70)かで、防音・音響設計の費用が大きく変わります。あわせて、PA・照明を本格にするほど費用が上がります。防音は最初にきちんと施工することが、後の苦情・改修を防ぐ鍵。この業態に合った防音と音響の質が費用の中心です。

ライブハウスは「業態×防音/音響グレード」

飲食店はテーブル席・厨房が主役ですが、ライブハウスは業態で決まるステージ・PA音響・防音が圧倒的に主役。だから費用は「業態 × 防音/音響グレード × 坪数 × PA音響 × 物件」で決まります。坪単価だけ見ても、防音のレベル(D値)や音響設計、PA・照明が抜け落ちると見積もりがずれます。

まずは業態と防音/音響グレードの条件を入れて、複数社の見積もりで費用配分を見比べてみましょう。

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費用相場・坪単価

ライブハウスの費用は「ステージ・PA音響・防音設備・内装/付帯・物件取得・運転資金」の合計です。業態で防音・PAの重さが変わるのが特徴。まずは費目の全体像と坪単価をつかみましょう。

費用は4つ、防音・PAが主役ライブハウスは業態・防音で構造が変わるステージ・PA音響・防音設備主役。ステージ+PA+防音+楽屋内装・付帯床・壁・天井・サイン・空調換気物件取得保証金・礼金運転資金家賃(音響機材・楽器は別)

ステージ・PA音響・防音設備はステージ/フロア・PA音響/照明・防音/音響設計・楽屋/バーで主役の費目、内装・付帯は床・壁・天井・サイン・空調換気、物件取得は保証金・礼金、運転資金は開業後の家賃の余力です。なお、PA・スピーカー・ミキサーなどの音響機材や、楽器、スタッフの人件費は、内装費とは別に必要です。

坪単価と規模の目安

ライブハウスの内装・外観は、坪50〜100万円程度が目安。20坪規模で1,000〜2,000万円程度と、防音やPA・音響のグレードで大きく開きます。工事費の大半を、内装・防音・設備工事が占めるのが特徴で、防音・設備にこだわるほど費用が上がります。業態別では、小箱はステージ・PA・スタンディングが中心で、キャパに応じた防音が要ります。中〜大箱は、大型ステージ・大型PA・照明、複数の楽屋、本格的な防音が必要で、動員数に応じた空調・電気容量も大きくなり、費用も大きめ。ライブバー・弾き語りは、小ステージ+バーカウンター中心で、比較的コンパクトに開業できます。坪単価は防音のレベル(D値)とPA・音響の本格度で大きく変わるため、坪単価だけで判断しないことが大切です。なお、防音は最初にきちんと施工することが重要で、後付けの改修は費用が大きくふくらみ、工事中は営業できず、十分な効果が出ないこともあります。

🎸 業態で防音とPAの重さが変わる

ライブハウスの内装費用は、一般の飲食店とは構造が大きく異なり、防音とPA音響という2つの設備が費用の中心になります。ライブハウスの内装・外観の工事費用は坪50〜100万円程度、20坪規模で1,000〜2,000万円程度が目安で、工事費全体の大半を内装・防音・設備工事が占めます。最大の特徴は防音です。ライブハウスは大音量の音楽を扱うため、近隣の住宅や店舗、ビルの上下階に音や振動を漏らさないことが、営業を続けるうえで絶対条件。防音は、音そのものを遮る「遮音」、床や構造を伝わる振動を防ぐ「防振(固体伝播音対策)」を組み合わせます。苦情の多くは、空気を伝わる音よりも、床などを伝わる固体伝播音によるものが多いため、床・構造の防振がとくに重要です。さらに、ライブハウスでは、ただ音を遮断するだけでなく、室内の響き(残響)をコントロールする音響設計が欠かせません。過度な反響は音を濁らせて観客に不快感を与え、逆に吸音しすぎるとライブならではの熱気・臨場感が失われるため、演奏されるジャンルや会場のキャパに合わせて、最適な残響時間に整える緻密な設計が必要です。遮音性能はD値で表され、D-70級の高い性能が求められることも。次に重要なのがPA音響・照明です。PA・スピーカー・ミキサー(音響卓)・ステージ照明は、ライブの音と光のメイン体験を生む設備で、音質・音圧・演出が来場体験を決めます。業態別では、小箱はステージ・PA・防音が中心、中〜大箱は大型ステージ・大型PA・本格防音・楽屋複数で規模が大きく、ライブバーは小ステージ+バー中心でコンパクト。とくに防音は、専門家に相談せず設計すると、開業後に近隣から苦情が出て改修が必要になることが多く、後からの改修は費用が大きくふくらみ、営業も止める必要があるため、最初の設計でしっかり対策することが大切です。上のシミュレーターは、このステージ・PA音響・防音設備を主役に、工事費の何%かも表示します。

ライブハウスの費用はここが特徴

  • 防音(遮音+固体伝播音の防振+音響設計)が最重要
  • PA音響・照明がライブのメイン体験
  • 業態で小箱・中〜大箱・ライブバーで規模が変わる
  • 音響機材・楽器・人件費は内装費とは別

※費用の内訳はライブハウスの内装費用ページ、防音は店舗の防音工事ガイドもどうぞ。

まずは複数社の見積もりを取って、相場と費用配分を見比べてみましょう。

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業態別の違い(小箱/中〜大箱/ライブバー・弾き語り)

ライブハウスは業態でステージ・PA・防音の規模が変わります。シミュレーターと同じ業態で、それぞれの内装の要点を見ていきましょう。

業態でステージ・PA・防音が変わる規模と運用で分岐小箱(スタンディング)ステージ・PA・スタンディングが中心中〜大箱大型ステージ・大型PA・本格防音・楽屋複数ライブバー・弾き語り小ステージ+バー中心・コンパクト

小箱(スタンディング)

キャパ数十〜150名程度の、小規模なライブハウスです。ステージとスタンディングフロア、PA音響が中心で、お客様とステージの距離が近い、熱気のある空間が魅力。インディーズバンドやアーティストの登竜門として、地域の音楽シーンを支えます。キャパに応じた防音と、ライブの臨場感を生む空間づくりが核。比較的小さな投資で始められ、アットホームな雰囲気と、出演者・客との距離の近さが強みです。地下物件を活かすと、防音面で有利になることも。

中〜大箱

キャパ数百名以上の、本格的なライブハウスです。大きなステージと、大型のPA・照明設備、複数の楽屋、本格的な防音が必要。動員数に応じて、換気・空調のキャパシティや、多くの音響・照明機器を賄う電気容量も大きくなります。著名なアーティストのライブやイベントを開催でき、集客力・話題性が強み。投資は大きいですが、動員数とチケット収入も大きくなります。本格的な音響と演出、スムーズな運営を支える設備が、中〜大箱の土台です。

ライブバー・弾き語り

飲食(バー)を兼ねた、小規模なライブスペースです。小さなステージとバーカウンターが中心で、アコースティックライブや弾き語り、DJなどを楽しめます。お酒を飲みながら音楽を聴ける、リラックスした雰囲気が魅力。比較的コンパクトに開業でき、飲食の売上と組み合わせて運営します。日中はレンタルスペースとして貸し出す店も。音楽と飲食を両立させた、間口の広い業態です。なお、深夜0時以降に飲酒を伴う遊興を提供する場合は、特定遊興飲食店営業許可など、営業形態に応じた許可が関わることがあります。

どの業態でも共通するのは、まず「どの業態か」を固めること、それに合ったステージ・PA・防音を決めること、そして近隣に迷惑をかけない防音を最初からきちんと施工することです。業態を途中で変えると防音もステージもやり直しになるため、初期設計の精度がそのまま費用に直結します。

業態に合ったステージ・PA・防音は、ライブハウス・防音の実績がある会社に相談するのが近道です。

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ステージ・客席/スタンディング

ライブの中心となるのが、ステージと客席/スタンディングフロアです。動員数を左右する空間づくりを押さえましょう。

ステージ・客席/スタンディングライブの中心となる空間ステージ(演奏の場)スタンディングフロア着席レイアウトも客席からの見やすさステージとフロアの構成が動員数を左右スタンディング/着席で収容人数が変わる

ライブの中心となる空間

ライブハウスの空間は、演奏するステージと、観客が集まる客席/スタンディングフロアで構成されます。ステージは、バンドやアーティストが演奏する場で、機材(アンプ・ドラム・モニタースピーカーなど)を置く広さと、出演者が動けるスペースが必要。客席からの見やすさ(ステージの高さ・視線)も大切です。フロアは、オールスタンディング(立ち見)にするか、着席にするかで、収容人数が大きく変わります。たとえば、同じ広さでも、スタンディングなら120名、着席なら70名というように、レイアウトで収容力が変わるため、想定する動員数と、ライブのスタイルに合わせて設計します。床は、人が動いたり飛び跳ねたりするため、丈夫さと、後述の防振(固体伝播音対策)が求められます。ステージとフロアの構成は、動員数=チケット収入の上限を左右する、ライブハウスの収益の土台。業態とジャンル、想定動員数に応じて、ステージの広さとフロアのレイアウトを計画しましょう。お客様とステージの距離感も、ライブハウスの個性をつくる大切な要素です。

ステージ・客席/スタンディングのポイント

  • ステージは機材・出演者の広さ、客席からの見やすさ
  • スタンディング/着席で収容人数が大きく変わる
  • 床は丈夫さと防振(固体伝播音対策)が必要
  • ステージとフロアの構成が動員数=収入の上限を左右

ステージ・フロアの計画は、ライブハウスの実績がある会社に相談すると動員に効きます。

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PA音響・照明

音と光のメイン体験を生むのが、PA音響・照明です。来場体験を決める設備を押さえましょう。

PA音響・照明音と光のメイン体験PA・スピーカーミキサー・音響卓ステージ照明電源・配線(容量)PA音響・照明はライブのメイン体験音質・音圧・演出が来場体験を決める

音と光のメイン体験

PA音響・照明は、ライブハウスの体験価値を決める、最も大切な設備のひとつです。PA(音響)は、ステージの演奏を、観客に最適な音量・音質で届けるための、スピーカー・アンプ・ミキサー(音響卓)などの設備。ライブハウスの「音の良さ」は、リピートや評判に直結するため、会場の広さと、演奏されるジャンルに合った音響を整えることが大切です。ミキサーは、各楽器・ボーカルの音量バランスを調整する、ライブの音づくりの中心。照明は、ステージを演出するスポットライト・カラーライト・ムービングライトなどで、音楽に合わせた光の演出が、ライブの興奮と一体感を高めます。これらPA・照明を動かすには、十分な電源(電気容量)と、配線の計画が欠かせません。なお、PA・スピーカー・ミキサーといった音響機材そのものは、内装工事とは別に、機材として購入・導入することが多く、内装費とは別の投資になります(内装工事では、それらを設置する造作や、電源・配線を担います)。本格的なPA・照明を備えるか、標準的なものにするかで、費用は大きく変わります。業態と、目指す音・演出のレベルに応じて計画しましょう。

PA音響・照明で押さえる点

  • PA・スピーカー・アンプ・ミキサー(音響卓)
  • 会場の広さ・ジャンルに合った音響が評判に直結
  • ステージ照明・演出(スポット・ムービング等)
  • 十分な電源(電気容量)・配線が欠かせない

PA音響・照明の計画も、ライブハウスの実績がある会社に相談すると体験が高まります。

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防音・遮音・音響設計(D値)

ライブハウスの最重要ポイントが、防音・遮音と音響設計です。営業を続ける大前提となる設備を押さえましょう。

防音・遮音・音響設計(D値)ライブハウスの最重要ポイント遮音(D-70級)固体伝播音の防振残響をコントロール近隣への音漏れ対策遮音だけでなく残響の音響設計が要後付けは高い=最初にきちんと施工する

営業を続ける大前提

ライブハウスの内装で最も重要なのが、防音です。大音量の音楽を扱うため、近隣に音を漏らさないことが、営業を続けるうえで絶対条件。防音は、音そのものを遮る「遮音」と、床や構造を伝わる振動を防ぐ「防振(固体伝播音対策)」を組み合わせます。ライブハウスでは、D-70級という高い遮音性能が求められることもあります。とくに重要なのが、固体伝播音への対策。ライブハウスの苦情の多くは、空気を伝わる音よりも、重低音や振動が床・構造を伝わる「固体伝播音」によるものが多いため、浮き床(防振構造)などで、振動をしっかり断つ必要があります。さらに、ライブハウス特有の難しさが、音響設計です。ただ音を遮断するだけでなく、室内の響き(残響)をコントロールすることが欠かせません。過度な反響は音を濁らせて観客に不快感を与え、逆に吸音しすぎるとライブならではの熱気・臨場感が失われます。演奏されるジャンルや会場のキャパに合わせて、最適な残響時間に整える、緻密な音響設計が必要です。そして最も大切なのが、この防音・音響設計を、開業前の設計・施工の段階で、専門知識を持った会社にきちんと行ってもらうこと。専門家に相談せずに作られた施設は、開業後に近隣から苦情が出て、改修を余儀なくされるケースが少なくありません。後からの改修は、すでにある内装を壊して施工し直すため、費用が大きくふくらみ、営業も止める必要があり、建物の制約から十分な効果が得られないことも。ライブハウスの成否を分ける、最も大切な設備です。

🔇 防音と音響設計は「最初に専門家と」が鉄則

ライブハウスにおいて、防音は内装の最重要ポイントであり、店の存続を左右すると言っても過言ではありません。ライブハウスは大音量の生演奏や音楽を扱う性質上、近隣の住宅・店舗、ビルの上下階に音や振動を漏らさないことが、近隣トラブルを避け、営業を続けるための絶対条件です。防音は、音そのものを遮断する「遮音」と、床や柱などの構造を伝わる振動を防ぐ「防振(固体伝播音対策)」を組み合わせて実現し、ライブハウスではD-70級という非常に高い遮音性能が求められることもあります。中でも重要なのが、固体伝播音への対策です。ライブハウスで発生する近隣苦情の多くは、空気を伝わる「空気音」よりも、重低音やドラム、観客のジャンプなどの振動が床や構造を伝わる「固体伝播音(個体伝播音)」によるものが多いとされます。そのため、浮き床(フローティング構造)などで、建物の躯体から音響空間を振動的に切り離し、振動を断つ高度な対策が必要になります。そして、ライブハウスならではの難しさが、遮音と同時に求められる音響設計です。単に音を閉じ込めるだけでなく、室内の響き(残響)を、演奏される音楽に最適な状態にコントロールする設計が欠かせません。過度な反響は音を濁らせて観客に不快感を与え、逆に吸音材を入れすぎると、ライブならではの熱気や臨場感、音の迫力が失われてしまいます。演奏されるジャンル(ロック、アコースティック、クラシックなど)や会場のキャパシティに応じて、最適な残響時間に緻密に整える、専門的な音響設計が必要です。これら防音・音響設計は、必ず開業前の設計・施工の段階で、ライブハウスやスタジオの実績が豊富な専門会社に行ってもらうことが鉄則です。専門知識のない会社に任せたり、コストを惜しんで対策を簡略化したりすると、開業後に「音が漏れている」と近隣から苦情が寄せられ、改修を余儀なくされるケースが後を絶ちません。後からの防音改修は、すでに仕上げた内装を解体して施工し直すため、当初より費用が大きくふくらみ、工事期間中は営業できず収入が途絶え、しかも建物の構造的な制約から十分な効果が得られないことも多いのです。だからこそ、最初の設計で、専門家とともにきちんと防音・音響対策を行うことが、ライブハウスづくりの絶対的な鉄則です。上のシミュレーターで、業態・グレード(D値)による費用の違いを確認できます。

防音・音響設計(D値)の計画は、ライブハウス・防音の実績がある会社に相談するのが最も確実です。

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楽屋・バックヤード・バー(換気・電気容量)

運営と出演者を支えるのが、楽屋・バックヤード・バーと、裏方の設備です。見落としがちな要点を押さえましょう。

楽屋・バックヤード・バー運営と出演者を支える楽屋(出演者の控室)バーカウンター・物販受付・クローク空調・換気・電気容量中〜大箱は楽屋複数・換気/電気容量も大

運営と出演者を支える

ライブハウスは、ステージ・客席だけでなく、運営と出演者を支える裏方の設備が大切です。まず、楽屋。出演者が準備・待機する控室で、規模に応じて、複数の楽屋や、十分な広さが必要です。中〜大箱では、複数のバンドが出演することも多く、楽屋の数・広さが運営のしやすさを左右します。次に、バーカウンター・物販。多くのライブハウスは、ドリンクの提供(ワンドリンク制など)や、グッズ・CDの物販で収益を得るため、バーカウンターや物販スペースを設けます。受付・クローク(荷物預かり)も、来場者の動線を支えます。そして、見落とせないのが裏方の設備です。多くの人が密集し、熱気のこもる空間のため、換気・空調のキャパシティは、想定動員数に応じて十分に確保する必要があります。また、PA・照明・空調など、多くの電気機器を同時に使うため、店舗全体で十分な電気容量を確保することが不可欠。物件によっては、電気容量の増設が必要なことも。これら楽屋・バー・換気・電気容量は、ライブハウスのスムーズな運営と、来場者・出演者の快適さ・安全を支える、縁の下の力持ちです。業態と動員数に応じて計画しましょう。

楽屋・バックヤード・バーで押さえる点

  • 出演者の楽屋(中〜大箱は複数・広さが必要)
  • バーカウンター・物販(ドリンク・グッズで収益)
  • 動員数に応じた換気・空調のキャパシティ
  • PA・照明・空調に十分な電気容量(増設も)

楽屋・換気・電気容量の計画も、ライブハウスの実績がある会社に相談すると安心です。

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内装の世界観・テイスト

ライブハウスは、内装の世界観・テイストが、店の個性と客層を左右します。「また来たい」と感じる空間づくりを押さえましょう。

店の個性をつくる空間

ライブハウスの内装は、防音・PAといった機能だけでなく、店の個性と世界観を表す要素でもあります。多くのライブハウスは、無骨でかっこいい雰囲気を好み、コンクリート打ちっぱなしの壁や、黒を基調とした空間、武骨な配管や鉄骨をあえて見せるインダストリアルなテイストが定番。これは、ライブの熱気や非日常感を高めるとともに、過度な装飾を避けてコストを抑える、機能美の発想でもあります。一方、ライブバーやアコースティック中心の店では、温かみのある木の内装や、落ち着いたバーの雰囲気が合うことも。ミラーボールや個性的な照明で、魅惑的な雰囲気を演出する店もあります。店のコンセプト(扱う音楽ジャンル、客層、雰囲気)に合った世界観が、お客様の「この場所が好き」「またここで観たい」という愛着を生み、固定ファン・リピーターにつながります。立ち上げ時は、防音・ステージ・PAなど機能に直結する部分に投資を集中させ、内装の仕上げはシンプルにして、世界観は照明や見せ方で効果的につくるのが、コストとのバランスのよい進め方。音楽の熱気が映える空間づくりが、選ばれるライブハウスをつくります。

内装の世界観・テイストのポイント

  • コンクリート打ちっぱなし・黒基調・武骨が定番
  • 機能美でコストを抑えつつ非日常感を演出
  • ライブバーは木の温かみ・落ち着いた雰囲気も
  • 店のコンセプトに合う世界観が固定ファンを生む

ライブハウスは「音楽の熱気」を楽しむ場所。機能(防音・PA)と、店の個性を表す世界観を両立させた内装が、お客様の「またここで観たい」を生みます。世界観は、照明や見せ方で効果的につくれます。

世界観を形にできる会社かは、過去のライブハウス・店舗の事例を見比べるのが一番です。

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物件・居抜き・立地(地下・防音・天井高)

ライブハウスの費用は物件で大きく変わります。とくに「ライブハウス居抜きか」と「防音しやすい物件か(地下・構造)」が効きます。

居抜きか、スケルトンか

前テナントがライブハウスやクラブだった居抜きなら、防音・ステージ・PA配線・楽屋を流用でき、費用を大きく抑えられることがあります。とくに防音は費用が大きいため、それが残る物件は大きなメリット。ただし、自分の業態・規模や、防音の状態(D値や音響設計が合うか)に合うかは要確認です。スケルトンは自由度が高い反面、防音・ステージ・PAをゼロから作るため費用がかかります。ライブハウスならではの物件選びの最重要ポイントは、防音しやすい構造かどうか。鉄筋コンクリート造(RC造)など、もともと遮音性の高い建物が有利です。そして、地下物件は、外部や上階への音漏れがしにくく、防音に有利なため、ライブハウスに向くことが多い物件。地下なら、壁・床の防音を簡略化できるケースもあります(ただし天井や出入口の対策は必要)。あわせて、ステージや機材に必要な天井高、多くの電気機器を使う電気容量も確認しましょう。

物件・契約前に確認すること

  • ライブハウス・クラブ居抜きなら防音・ステージ・PA配線を流用できるか
  • 防音しやすい構造か(RC造・地下は有利)
  • ステージ・機材に必要な天井高、十分な電気容量
  • 近隣(上下階・隣戸)への影響、退去時の原状回復の条件

立地と商圏

ライブハウスは、集客(動員)と防音の両面から立地を選びます。集客面では、駅から近く、アクセスの良い場所や、音楽好きが集まるエリア、繁華街などが有利。出演者・来場者が通いやすい立地が、動員を支えます。一方、防音面では、住宅密集地は近隣への配慮がよりシビアになり、高い遮音性能が必要に。地下物件や、周囲に住宅の少ないエリア、防音しやすいRC造の建物は、防音の負担を抑えられます。この「集客に良い立地」と「防音しやすい物件」の両立が、ライブハウスの物件選びのポイント。地下物件は、その両方を満たしやすい有力な選択肢です。客層とジャンル、賃料、防音のしやすさを踏まえて立地を選びましょう。

🏠 「ライブハウス居抜き」と「防音しやすい物件(地下・RC造)」が鍵

ライブハウスの物件選びでは、防音という費用の大きな設備があることを踏まえると、前テナントがライブハウスやクラブだった居抜き物件を活かせるかどうかが、費用を大きく左右します。とくに、防音・ステージ・PA配線・楽屋といった設備が残っている物件であれば、それらを流用でき、初期費用を大幅に抑えられる可能性があります。ただし、残っている防音の性能(D値や音響設計が、自分の求めるレベルや扱うジャンルに十分か)や、自分の業態・規模に合うかは、慎重に確認する必要があります。スケルトン物件からの場合は、自由度が高い反面、防音・ステージ・PA・楽屋をゼロから揃えるため費用がかかります。ライブハウスならではの物件選びの最重要ポイントは、建物が防音しやすい構造かどうかです。鉄筋コンクリート造(RC造)など、もともと壁や床が厚く遮音性の高い建物は、防音工事がしやすく有利です。そして、ライブハウスにとって地下物件は、非常に有力な選択肢です。地下は、地上階に比べて外部や上階への音漏れがしにくく、防音に有利なため、壁や床の防音工事を簡略化できるケースもあります(ただし、天井や出入口など、隣接する空間と接する部分の対策は必要です)。賃料が地上階より安いことも多く、防音とコストの両面でメリットがあります。そのほか、ステージや音響・照明の吊り込みに必要な天井高があるか、多くのPA・照明・空調を同時に使うための十分な電気容量があるかも、契約前に確認しましょう。立地は、駅近やアクセスの良さ、音楽好きが集まるエリアといった集客面と、住宅密集地を避けるなどの防音面の、両方のバランスで選ぶことが大切です。地下物件は、この集客と防音の両立を満たしやすい選択肢といえます。

物件がライブハウスに合うか・防音しやすいかの見極めは、実績のある会社の現地チェックが確実です。

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採算とランニングコスト(動員・チケット・ドリンク)

ライブハウスは、動員・チケット・ドリンクが採算を左右します。業態別の収益の考え方を押さえましょう。

小箱

  • 収益チケット・ドリンク
  • 動員・出演者

中〜大箱

  • 収益チケット・ドリンク・物販
  • 動員力・話題性

ライブバー

  • 収益飲食+チャージ
  • 飲食・常連

採算とランニングの考え方

ライブハウスの収益は、業態で変わります。小箱・中〜大箱は、チケット収入(入場料・ノルマ)と、ドリンク(ワンドリンク制など)、物販(グッズ・CD)が中心。どれだけお客様を集められるか(動員)が収益の鍵で、出演者の集客力や、店の企画力・話題性が動員を左右します。中〜大箱は、動員力と話題性で大きな収入が見込める一方、固定費も大きくなります。ライブバーは、飲食(ドリンク・フード)の売上と、チャージ(席料・ミュージックチャージ)が収益で、飲食と音楽を組み合わせて運営します。いずれも、稼働の低い日(平日など)をいかに埋めるかが課題で、レンタル(昼間の練習・配信利用など)や、自主企画の充実が有効。ランニングコストとしては、家賃・人件費に加え、音響機材のメンテナンス、楽曲・著作権関連の費用などがあります。内装・設備の初期投資を、動員×客単価で回収できるかが、長く続けるポイント。音響機材・楽器は内装費とは別の投資であり、人件費とあわせて、運営費を見据えた事業計画が大切です。これらの音響機材・人件費は、内装費とは別に必要です。

ライブハウスの採算の考え方

  • チケット+ドリンク+物販、動員が収益の鍵
  • 稼働の低い日をレンタル・自主企画で埋める
  • ★音響機材・楽器・人件費は内装費とは別
  • 固定費(家賃・人件費)と動員のバランスが採算を決める

業態に合った採算設計は、複数社の見積もりと事業計画づくりで見極めるのが確実です。

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内装業者の選び方

ライブハウスの内装は、防音(D値)・音響設計・PA・ステージに精通した会社を選ぶのが近道です。一般飲食店中心の会社だと、固体伝播音や残響の音響設計で提案が弱く、後の苦情・改修につながることがあります。

会社のタイプで選ぶ

設計事務所

  • 強み世界観・空間
  • 向き中〜大箱

防音/音響専門

  • 強み遮音・防振・残響
  • 向き本格ライブハウス

店舗系施工

  • 強みステージ・バー・内装
  • 向きライブバー

いずれの場合も、ライブハウス・スタジオの防音(できれば近い規模)の実績と、遮音・固体伝播音の防振・残響の音響設計への提案力があるかが第一条件です。

見るべき3つのチェック

業者選びの3チェック

  • ライブハウス・スタジオの防音施工の実績があるか
  • 遮音(D値)・固体伝播音の防振・残響の音響設計を提案できるか
  • 見積もりの内訳(防音・ステージ・PA・内装・物件)が明朗か

とくに防音と音響設計は、専門知識と経験が成否を分ける領域。実績の乏しい会社に任せると、後から苦情・改修になり、費用が大きくふくらむことも。1社で決めず、複数社から相見積もりを取り、実績・提案・金額を比べて選ぶと失敗が減ります。

ライブハウスや防音・音響に強い会社を複数社、無料で比べてみましょう。

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風営法・許可・開業の流れ・よくある失敗

物件決定から開業までは、業態の確定・許可確認・設計・防音/ステージ/PA・内装・音響調整の順で進みます。防音と、許可・近隣対策が、ライブハウスのコツです。

開業までの流れ物件・業態・許可設計・見積防音・ステージ・PA内装・空調音響調整・機材開業

物件を契約したら家賃が発生し始めます。ライブハウスはまず業態(小箱・中〜大箱・ライブバー)を固め、必要な許可・届出を確認し、設計・見積もりへ進みます。防音・ステージ・PAを施工し、内装・空調を整え、音響調整と機材の導入を行って開業します。営業形態によっては、深夜0時以降に飲酒を伴う遊興を提供する場合の特定遊興飲食店営業許可、飲食物を提供する場合の飲食店営業許可(保健所)、深夜の酒類提供の届出など、業態・営業時間・地域に応じた許可・届出が関わります。要否や要件は、業態・営業時間・地域・最新の法令によって異なるため、必ず管轄の警察署や保健所、行政書士などの専門家に確認しましょう。とくに防音や音響調整には時間とコストがかかります。許可申請や近隣への配慮は早めに進めるのがコツです。

よくある失敗

このパターンに注意

  • 防音が不十分で、近隣から苦情・改修になる(後付けは高い)
  • 専門家不在で設計し、固体伝播音や残響が問題になる
  • 電気容量が足りず、PA・照明・空調を賄えない
  • 換気が不十分で、動員時に空気がこもる
  • 許可・届出の確認が遅れ、開業が遅れる
  • 音響機材・人件費を軽視し、資金繰りが苦しくなる

いずれも、業態とステージ・PA・防音を設計初期に固めること、防音・音響設計を専門家と最初からきちんと行うこと、電気容量・換気を確認すること、坪単価ではなく設備込みの総額で予算を組むこと、音響機材・人件費を別に確保すること、許可を早めに確認すること、相見積もりによる費用の見える化で防げます。ライブハウスは音・防音・体験で選ばれるので、ここを外さない計画が大切です。

工程・防音・スケジュールも、複数社に出してもらうと現実的な計画が立ちます。

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よくある質問とまとめ

ライブハウスの内装費用はいくらかかりますか?

ライブハウスの内装・外観は坪50〜100万円程度、20坪規模で1,000〜2,000万円程度が目安です。工事費の大半を内装・防音・設備工事が占めるのが特徴。業態(小箱・中〜大箱・ライブバー)、防音/音響グレード(D値)、PA・照明の本格度で大きく変わります。とくに防音(遮音+固体伝播音の防振+音響設計)とPA音響が費用の主役です。上のシミュレーターで業態・防音/音響グレードを入れて確認してください。

ライブハウスで一番費用がかかるのは何ですか?

防音とPA音響です。ライブハウスは大音量を扱うため、近隣に音を漏らさない遮音(D-70級)と、床・構造を伝わる固体伝播音の防振が不可欠で、費用の大きな部分を占めます。さらに、ライブの熱気を保ちつつ音を濁らせない、残響をコントロールする音響設計も必要。次に、PA・スピーカー・ミキサー・ステージ照明といった、音と光の体験を生むPA音響・照明。これらに加え、ステージ・客席、楽屋、動員数に応じた換気・電気容量も費用に効きます。上のシミュレーターで業態・グレードによる違いを確認できます。

防音はなぜ専門家に頼むべきですか?

ライブハウスの防音は、遮音だけでなく、固体伝播音の防振と、残響をコントロールする音響設計という、高度で専門的な技術が必要だからです。苦情の多くは、空気を伝わる音より、床・構造を伝わる固体伝播音によるもので、浮き床などの専門的な対策が要ります。また、吸音しすぎるとライブの熱気が失われ、反響しすぎると音が濁るため、ジャンルやキャパに合わせた残響設計が必要。専門家に相談せず作られた施設は、開業後に近隣から苦情が出て改修になることが多く、後からの改修は費用が大きくふくらみ、営業も止まり、十分な効果が出ないことも。最初からライブハウス・スタジオの実績がある専門会社に頼むことが鉄則です。上のシミュレーターで防音グレード(D値)による費用差が分かります。

地下物件はライブハウスに向いていますか?

向いていることが多いです。地下物件は、地上階に比べて外部や上階への音漏れがしにくく、防音に有利なため、ライブハウスに適した有力な選択肢です。地下なら、壁や床の防音工事を簡略化できるケースもあります(ただし、天井や出入口など、隣接する空間と接する部分の対策は必要です)。賃料が地上階より安いことも多く、防音とコストの両面でメリットがあります。集客面でも、駅近の地下などは、音漏れを抑えつつアクセスも確保できる好立地。ただし、搬入経路や換気、消防・避難の条件は、地下ならではの確認が必要です。物件選びの際は、防音のしやすさと集客の両面で検討しましょう。

スタンディングと着席で収容人数はどう変わりますか?

同じ広さでも、スタンディング(立ち見)にするか着席にするかで、収容人数が大きく変わります。たとえば、あるフロアではスタンディングで120名、着席だと70名というように、レイアウト次第で収容力が変わります。スタンディングは、より多くのお客様を入れられ、ロックなど立って盛り上がるジャンルに向きます。着席は、収容人数は減りますが、アコースティックやじっくり聴くジャンル、客単価を上げたい場合に向きます。両方に対応できる可動式のレイアウトにする店も。想定する動員数、扱うジャンル、客単価に応じて、ステージとフロアの構成を計画することが、収益の土台になります。上のシミュレーターは坪数(広さ)で設備の目安が分かります。

ライブハウスの開業に許可は必要ですか?

業態と営業形態によって変わります。とくに、深夜0時以降に飲酒を伴う遊興を提供する場合は、特定遊興飲食店営業許可が関わることがあります。また、ドリンクやフードを提供するため飲食店営業許可(保健所)、深夜の酒類提供では届出など、業態・営業時間に応じた許可・届出が必要です。許可の要否や要件は、業態・営業形態・営業時間・地域・最新の法令によって異なり、内装の設計(客室の構造など)に関わることもあります。必ず管轄の警察署(生活安全課)や保健所、行政書士などの専門家に、早めに確認してください。許可・届出の準備は、開業スケジュールに影響するため、計画的に進めましょう。

見積もりや相談は無料ですか?

店舗内装ドットコムでは、相談・見積もりは無料です。47都道府県・小箱や中〜大箱・ライブバー、防音(D値)・音響設計・PA・ステージに対応する会社が見つかり、しつこい営業もありません。

30秒で結論

  • ライブハウスの費用は業態でステージ・PA・防音の重さが変わる。防音(遮音+固体伝播音の防振+音響設計)とPA音響が主役で、中〜大箱ほど大きい。上のシミュレーターで業態・防音/音響グレード(D値)を切り替えると総額がすぐ出ます
  • 防音は遮音だけでなく残響の音響設計が要で、専門家と最初にきちんと施工する(後付けは高い)。費用は「業態 × 防音/音響グレード × 坪数 × PA音響 × 物件」で決まります
  • 防音しやすい物件(地下・RC造・ライブハウス居抜き)が有利。音響機材・楽器・人件費は内装費とは別に用意します(営業形態により風営法の許可も確認)
  • 費用も仕上がりも会社で大きく変わります。店舗内装ドットコムなら、ライブハウスや防音・音響に強い会社から無料で複数社の見積もりを取れます(しつこい営業なし)

まずは複数社の見積もりを無料で取り、相場・プラン・相性を見比べてみましょう。

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