店舗内装デザイン業者に
無料で一括見積もり相談
業種・エリア問わず対応。
全国の内装業者から最適な1社を比較できます。
※ご利用無料・ご相談だけでもOK・契約義務なし
このガイドは、これから個人で開業する人向けの話ではなく、ペットショップ・トリミングサロンを運営する事業者が、店舗を別の物件へ移転するときの内装と段取りの話です。ペットショップ・トリミングの移転は、機材や商品を新しい場所に運ぶ引っ越しではなく、旧店を原状回復し、新店でトリミング設備と生体販売と臭気対策を作り直す二重工事です。ペットショップ・トリミングには動物病院や一般物販と決定的に違う特徴があります。核となるのはトリミング(シャンプー台・給排水・耐水床)と一方通行動線と、生体販売(展示ケージ・温度湿度管理)、臭気騒音対策、そして第一種動物取扱業の登録です。このガイドは、ペットショップ・トリミング移転の総額・トリミングと生体販売と臭気対策・物販・動物取扱業・居抜き・行政手続き・トリミングと動物取扱業を読めるペット系業者の選び方を、旧店の廃業と新店の開業を一つにつないで整理します。
30秒でわかる結論
- 移転の正体:旧店の原状回復(トリミング設備・展示ケージの戻し)+新店の内装(トリミング設備・生体販売・臭気対策)=二重工事
- トリミングと一方通行動線が核:シャンプー台・トリミングテーブル・ドライヤーと、水や薬品に強い耐水床。受付→シャンプー室→トリミング台→仕上げの「汚れ→清潔」の一方通行で感染症リスクを減らす
- 生体販売と臭気騒音対策:生体販売やホテルは展示ケージ・温度湿度管理・空調。1匹が吠えると連鎖するため防音扉・脱臭・近隣配慮が要る
- 物販:ペット用品・フードを什器・棚に並べ、トリミングや生体販売と組み合わせる
- 許認可は動物取扱業:第一種動物取扱業の登録(販売=生体/保管=トリミング・ホテル)、動物取扱責任者、施設基準、5年更新。獣医師免許は不要。移転=廃業+開業+登録
ペットショップ・トリミングの移転は「トリミング設備と生体販売と臭気対策の作り直し」——動物病院/物販と別の物販+グルーミング軸
移転は「旧店の原状回復」と「新店の内装」の二つ
ペットショップ・トリミングの移転は、旧店を契約どおりの状態に戻す原状回復と、新店をゼロまたは居抜きから立ち上げる内装が並行します。世の中の情報は、退店側だけの原状回復・解体の解説か、開店側だけの動物病院・トリミングサロンの内装の解説のどちらか一方に偏りがちですが、それでは移転の半分しか見えません。ペットショップ・トリミングはトリミング設備と生体販売が工事の土台なので、両側を合わせて初めて総額と工事の重さが見えてきます。同じく動物を扱う動物病院の移転とも、獣医療を行う動物病院とトリミング・生体販売を行うペットショップは設備が別物です。
トリミング(シャンプー台・給排水・耐水床・ドライヤー・トリミングテーブル)+汚れ→清潔の一方通行動線
ペットショップ・トリミングは動物病院や物販と決定的に違います。核となるのはトリミング設備と動線です。トリミングテーブル(高さ調節)・シャンプー台(ドッグバス・ペットの大きさに応じて調整)・ドライヤー・クリッパーを置き、シャンプーの際に水や薬品が飛び散るため、耐水性が高く薬品をこぼしても染みにならない床材(クッションフロア・フロアタイル・長尺シート)を敷きます。そして受付→シャンプー室→トリミング台→仕上げ・待機→受付という「汚れ→清潔→仕上げ」の一方通行にすることで、感染症リスクを減らし、人と犬がすれ違わない動線を作ります。動物病院が手術室・X線室で間取りが決まったのに対し、ペットショップ・トリミングはシャンプー台の給排水と耐水床、汚れ→清潔の一方通行動線で建物がそもそも選べるかが決まります。移転先選びは、シャンプーの給排水と耐水床、一方通行動線を組めるかが入口です。
原状回復への影響は、シャンプーの給排水や耐水床の戻しでこれだけ変わります(公開相場の目安。ペットショップはシャンプー給排水・耐水床の戻しで重い)。
ペットショップを”動物病院のように診察室を移す”で見ると外す
動物病院は手術室・X線室・診察室と獣医師免許が核ですが、ペットショップ・トリミングはトリミング設備(シャンプー台・給排水・耐水床)、汚れ→清潔の一方通行動線、生体販売の温度湿度管理、臭気騒音対策、第一種動物取扱業が核です。獣医師免許は不要ですが動物取扱業の登録が要ります。動物病院の感覚で見積もると合いません。
ペットショップ・トリミング移転の費用相場——旧店の原状回復・新店の内装を1つの予算表で見る
ペットショップ・トリミング移転の総額は「旧店をいくらで畳むか」と「新店の内装をいくらでつくるか」の合算です。なおトリミング機材や展示什器は内装と別調達です。まず3つの要素を押さえます。
旧店の原状回復費用
内訳は、什器・機材の撤去(搬出)/トリミング設備(シャンプー台・給排水)の撤去/耐水床の撤去/展示ケージの撤去/防音扉・脱臭設備の撤去/内装(床・壁・天井)の撤去や修繕/原状確認の立会いです。原状回復の範囲はスケルトン戻しか居抜き退去かで変わりますが、シャンプー台の給排水や耐水床、臭気対策を作り込んでいた場合は、その戻しで原状回復が坪5〜8万円程度まで重くなりやすいです。トリミング専門の小規模なら軽く済みます。シャンプー台の撤去は給排水工事の費用も参考になります。
新店の内装費用
新店の主役はトリミング設備と生体販売環境です。トリミング設備(シャンプー台・給排水・耐水床)、生体販売(展示ケージ・温度湿度管理・空調)、臭気対策(換気・脱臭・防音扉)、物販什器(ペット用品・フード)、汚れ→清潔の一方通行動線が必要です。坪単価は内装工事で40〜80万円が目安で、業態と生体販売の有無で大きく変わります。トリミング機材(シャンプー台・トリミングテーブル・ドライヤーで50〜150万円程度)・展示什器は内装と別調達です。設計やグレード別の坪単価は動物病院・トリミングサロンの内装ガイド、シャンプーの給排水は給排水工事の費用ガイドが参考になります。
移転総額の考え方とシミュレーション
総額=旧店の原状回復+新店の内装+トリミング機材・展示什器(別調達)+付帯(引越・機材移設・造作譲渡)です。下のシミュレーターは内装工事分の概算で、旧店の規模と原状回復の区分、新店の規模と業態、施術台数、生体販売の有無を入れるとレンジが出ます(機材・什器は別調達)。業態・施術台数・生体販売の有無で上がるのが分かります。
旧店の坪数:坪 / 新店の坪数:坪
新店の業態: / 施術台数:台
生体販売:
旧店の原状回復:
規模別の目安は次のとおりです(物販併設・施術台数2台・生体販売なし・公開されている坪単価の目安で機械的に計算した内装工事の概算。トリミング機材・展示什器・付帯費用は含みません)。
| 規模(旧店/新店) | 旧店の原状回復 | 移転総額の目安(新店内装込み) |
|---|---|---|
| 10坪/10坪 | 約30〜50万円 | 約490〜860万円 |
| 20坪/20坪 | 約60〜100万円 | 約920〜1,560万円 |
| 30坪/30坪 | 約90〜150万円 | 約1,350〜2,260万円 |
| 50坪/50坪 | 約150〜250万円 | 約2,210〜3,660万円 |
新店を元ペットショップ・トリミングの居抜きにできれば総額は下限側、フル装備(生体販売・ホテル)や施術台数の増で上限側に振れます。これにトリミング機材・展示什器(別調達)が加わります。新店の業態・施術台数・生体販売の有無別の内訳は上のシミュレーターで確認できます。
見落としやすい付帯費用と敷金の扱い
総額には工事費以外の付帯も乗ります。旧店からの引越し・機材の移設・新店のトリミング機材や展示什器(別調達)・新店の保証金や敷金・顧客への移転告知などです。新店を居抜きにする場合は造作譲渡(前借主や所有者に内装・設備の利用料として支払う費用)も関わります。トリミング機材は中古やリースで初期コストを抑える方法もあります。さらにシャンプーの給排水・換気(臭気)・空調(温度湿度)の増設といった費用が乗ることがあります。旧店の敷金(保証金)は償却として解約時に差し引かれる契約が一般的ですが、シャンプー給排水・耐水床の戻しで原状回復が膨らむこともあるので注意します。新店契約でフリーレント(賃料無料期間)を取れれば、その期間をトリミング設備・生体販売環境の工事に充てることで実質的な二重家賃を圧縮できます。
トリミング設備と生体販売と臭気対策が施設を決める——居抜きは元ペットショップ/トリミングか・給排水/換気が使えるか
ペットショップ・トリミング移転で総額と物件選びを最も大きく動かすのが、トリミング設備と生体販売と臭気対策です。トリミングはシャンプーの給排水を、生体販売は温度湿度を、臭気対策は近隣を縛るため、これらが新物件で成立するかがそのまま物件の可否を決めます。
トリミング(シャンプー台・給排水・耐水床・ドライヤー)+汚れ→清潔の一方通行動線
トリミングは、シャンプー台(ドッグバス・ペットの大きさに応じて調整)・トリミングテーブル(高さ調節)・ドライヤー・クリッパーを置き、水や薬品が飛び散るため耐水性が高く染みにならない床材を敷きます。動線は受付→シャンプー室→トリミング台→仕上げ・待機→受付という「汚れ→清潔→仕上げ」の一方通行にして、感染症リスクを減らし、人と犬がすれ違わないようにします。これはシャンプーの給排水と排水能力、耐水床に直結します。だから移転先選びでは、シャンプーの給排水と耐水床、一方通行動線を組める広さと構造かを、内装より先に確認します。これを満たさない物件では、排水が追いつかなかったり、動線が交差してしまいます。
生体販売・預かり(展示ケージ・温度湿度管理・空調)+臭気騒音対策(連鎖吠え・防音扉・脱臭・近隣)
もう一つの核が生体販売環境と臭気騒音対策です。生体販売やペットホテルを行う場合は展示ケージ・温度湿度管理・空調・照明で動物の衛生を保ち、特定の区域で犬を10頭以上飼うと化製場等に関する法律で飼養・収容許可が要ります。臭気騒音では、1匹の犬が吠え出すと連鎖的に他の犬まで吠え出るため、ゲージを置くスペースとトリミングスペースを離す・トリミングスペースの出入り口を防音扉にするといった対策と、ドライヤー音には防音パネルや厚手のカーテン、臭いには空気清浄機や炭フィルター、近隣には事前の挨拶で配慮します。下の比較で新店の作り方を整理します。
スケルトンで作る
元ペットショップ/トリミング居抜き
シャンプー給排水・耐水床・換気・臭気対策を満たさない物件は内装前に判明させる
シャンプーの給排水と排水能力、耐水床、換気(臭気)、防音扉(連鎖吠え)は、内装の設計に入る前に確認すべき物件の前提です。契約してから「排水が足りない」「臭気が近隣に漏れる」「連鎖吠えで苦情が出る」と判明すると、開業後の改修になりコストがかさみます。内見・契約の段階で、給排水と換気と臭気対策を業者に確認してください。
見えない急所——臭気・温度湿度・物販什器・電気容量と、相見積もりのB/C工事
ペットショップ・トリミング移転で見落とされがちなのが、臭気と温度湿度と物販什器です。臭気は近隣を、温度湿度は動物の衛生を、物販什器は収益を左右します。だから比較すべきは「臭気と温度湿度と物販動線を読める業者か」です。
臭気(換気・脱臭・炭フィルター・近隣)・温度湿度・物販什器・電気容量
臭気は、換気・脱臭・空気清浄機・炭フィルターで抑え、住宅街では近隣への事前の挨拶で配慮します。温度湿度は、生体販売やペットホテルの展示ケージ・空調で動物の衛生を保ちます。物販什器は、ペット用品・フードの棚・展示をトリミングや生体販売と組み合わせます。ドライヤー・空調の電気容量も確保します。これらは動物の衛生と近隣との関係を支えるもので、ペットの施工実績がない業者だと臭気・換気や温度湿度、物販動線で詰まることがあります。
A・B・C工事の基本(ペットショップでの例)
A工事は躯体・共用部・防災設備など建物側(貸主負担)、B工事は専有部でも給排水竪管(シャンプー)・電気本管容量・空調・換気(臭気)など建物に関わる部分(ビル指定業者)、C工事は専有部のトリミング設備・耐水床・展示ケージ・物販什器(自由に選定可)です。移転での相見積もりの効きは次のとおりです。
| 工事区分 | 業者を選べるか | 相見積もりの役割 |
|---|---|---|
| A工事 | 選べない(貸主手配) | 基本は対象外 |
| B工事 | 選べない(指定業者) | 給排水竪管・電気本管・換気の金額の妥当性を検証して交渉 |
| C工事 | 選べる(自由選定) | トリミング設備・耐水床・展示ケージ込みでペット系業者を競わせる |
工事区分の詳細はA工事・B工事・C工事の違いで確認できます。シャンプーの給排水竪管や臭気の換気を増やす幹線工事はB工事に関わることが多いので注意します。
旧店はトリミング設備・展示ケージ撤去の数量検証用、新店はトリミング・生体販売・動物取扱業施設基準設計込みの業者選定用
旧店の原状回復は共用設備のB工事が混じり業者を選べない部分があり、シャンプー給排水・耐水床の戻しで重くなりやすいため、相見積もりは指定業者の金額が妥当かを検証する用途です。新店のトリミング設備・生体販売・臭気対策はC工事=自由選定なので、複数のペット系業者を競わせ、給排水・耐水床・臭気騒音・動物取扱業の施設基準まで含めて選ぶ主戦場になります。
一般内装業者に頼むとシャンプー給排水・臭気騒音・動物取扱業施設基準のノウハウがずれる
ペットショップ・トリミングはシャンプーの給排水と耐水床、臭気騒音対策、第一種動物取扱業の施設基準という固有のノウハウが要ります。一般の内装業者に頼むと、排水能力や臭気の換気、連鎖吠えの防音、動物取扱業の施設基準で詰まることがあります。ペットショップ・トリミングの施工実績があり、給排水と臭気騒音と動物取扱業を踏まえて設計できる業者かを、見積もり段階で確認してください。
営業・顧客を切らさない移転——段取りと二重家賃スケジュール
移転で資金を最も無駄にするのが、旧店と新店の家賃が重なる二重家賃です。ペットショップ・トリミングは新店のトリミング設備・生体販売・臭気対策で工期がかかり、旧店もシャンプー給排水・耐水床の戻しで時間がかかるうえ、トリミング機材や生体・預かり動物の移動、動物取扱業の登録もあるため、両側を設計しないと重複が膨らみます。あわせて顧客への移転告知も絡みます。
工期の非対称と、新店竣工からの逆算
新店はトリミング設備・生体販売・臭気対策で工期がかかり、旧店もシャンプー給排水・耐水床の戻しで1〜数週間ほどかかります。旧店を先に畳めば二重家賃はほぼ回避できますが営業の空白で顧客が離れやすく、新店を先に作れば営業の空白は最小ですが二重家賃が発生します。理想は、新店の竣工日を起点にトリミング機材・展示什器の搬入と動物取扱業の登録→開店→旧店の原状回復→明渡し、と重ねる形で、賃貸借契約の解約予告(3〜6ヶ月前が一般的)はこの逆算カレンダーの出発点になります。トリミング設備・生体販売の工事は規模次第で工期が変わり、トリミング機材の搬入と生体・預かり動物の移動、第一種動物取扱業の登録(施設の平面図・施設基準)もあるので、見積もりと登録のスケジュールが固まってから予告を出すのが安全です。あわせて顧客への移転告知も組み込みます。
逆算の流れと、押さえるチェックリストは次のとおりです。
- 移転先がシャンプーの給排水と耐水床、一方通行動線を組める広さかを確認した
- 移転先で臭気の換気・防音扉(連鎖吠え)・温度湿度(生体)が取れるかを確認した
- 解約予告の期限を賃貸借契約書で確認した
- トリミング機材の搬入・生体/預かり動物の移動・第一種動物取扱業の登録を踏まえて開店日を逆算した
- 旧店家賃と新店家賃の重複期間を最小化できているか試算した
ペットショップ・トリミング移転の進め方・行政手続きと「トリミングと動物取扱業を読めるペット系業者」
移転は、旧店の契約確認から新店の開店、旧店の明渡しまでが一本の流れです。全体像を押さえると、相見積もりと工程の重ね方を判断しやすくなります。
届出は「旧店の廃業」+「新店の開業」——第一種動物取扱業の登録(販売/保管)
移転は同じ屋号でも、行政上は「旧店を廃業し、新店を新規に開業する」扱いになります。ペットショップ・トリミングは動物愛護管理法の第一種動物取扱業の登録が要り、販売(ペットショップ=生体)・保管(ペットホテル・ペットサロン=トリミング)など7種別に分かれ、トリミングサロンは「保管」、ペットショップは「販売」、併設なら両方の登録になります。事業所ごとに動物取扱責任者を1人以上専属で選任(獣医師・愛玩動物看護師の免許、または一定の学校卒業+実務経験半年以上)し、登録先は都道府県や政令市の保健所・動物愛護センター、申請に施設の平面図や施設基準(広さ・給排水・温度管理・ケージ規格)、有効期限は5年で更新が要ります。獣医師免許が要る動物病院と違い、これがペットショップ・トリミング固有の手続きです。漏れと遅れに注意してチェックリストで管理します。
旧店の廃業で必要な手続き
- 第一種動物取扱業の廃業届(販売/保管・都道府県/政令市)/税務署へ廃業届(個人)・法人は別途
- テナントの解約予告(3〜6ヶ月前が一般的)と原状回復(シャンプー給排水・耐水床の戻し)
- トリミング機材・展示什器・在庫の移設・処分
- 生体・預かり動物の移動/顧客・予約の引き継ぎ
- 電気・ガス・水道などライフラインの解約
- 顧客への移転告知・問い合わせ先の変更
新店の開業で必要な手続き
- 第一種動物取扱業の登録(販売〔生体〕/保管〔トリミング・ホテル〕の種別・都道府県/政令市の保健所/動物愛護センター)
- 動物取扱責任者を事業所ごとに1人以上専属で選任/施設の平面図・施設基準(広さ・給排水・温度管理・ケージ規格)
- 犬を10頭以上飼う場合は化製場等に関する法律の飼養収容許可
- 送迎サービスを有料で行う場合は貨物軽自動車運送事業の届出
- シャンプー給排水・耐水床・臭気対策が計画どおりか確認/税務署へ開業届
- トリミング機材の搬入・生体/預かり動物の移動/顧客への開店案内
登録に施設の平面図と施設基準が要るため、内装と並行して進めます。退店側の手続き全般は閉店・撤退の手続きも参考になります。
「トリミングと動物取扱業を読めるペット系業者」の評価軸
移転では旧店の解体業者と新店の内装業者を別々に頼みがちです。だが旧店のトリミング設備・展示ケージの撤去と新店のトリミング設備・生体販売・臭気対策を1社(ペット系)が握ると、給排水・耐水床・臭気騒音・動線のズレと、トリミング機材・展示什器の搬入計画の抜けを一気通貫で防げます。次の観点で複数社を比較します。
- ペットショップ・トリミングの内装実績があるか
- シャンプー給排水・耐水床・一方通行動線を扱えるか
- 臭気騒音対策・温度湿度・第一種動物取扱業の施設基準を読めるか
- 旧店の原状回復と新店の内装の工程を重ねて管理できるか
- 旧店の原状回復から新店の内装までを一括で見積もれるか
複数のペット系業者に「旧店の原状回復から新店の内装まで」をまとめて見積依頼すると、各社の総額・工程・トリミング設備や生体販売・臭気対策の提案・責任分界点の考え方が横並びで比較でき、価格の安さでなく「トリミングと動物取扱業を読んで作り込む能力」で選べます。新店の設計は動物病院・トリミングサロンの内装ガイドも参考になります。
トリミング設備・臭気対策と内装を分けると給排水と動物取扱業施設基準がずれる
トリミング設備・臭気対策を担う業者と内装の業者を別に動かすと、シャンプーの給排水と耐水床、臭気騒音対策、動物取扱業の施設基準が噛み合わないことがあります。さらに旧店のトリミング設備・給排水の図面が新店の業者に渡らず、給排水や動線を一から検討し直すロスも起きやすくなります。
よくある質問
設備次第です。什器撤去中心なら軽いですが、シャンプー台の給排水や耐水床、臭気対策を作り込んでいた場合は、その戻しで坪5〜8万円程度まで上がります。シャンプー給排水・耐水床の戻しで敷金を超えることもあるので注意してください。
シャンプー台(ペットの大きさに応じて調整)・トリミングテーブル(高さ調節)・ドライヤーを置き、水や薬品に強い耐水床を敷きます。受付→シャンプー室→トリミング台→仕上げ・待機→受付という「汚れ→清潔→仕上げ」の一方通行にすることで、感染症リスクを減らし、人と犬がすれ違わない動線にします。
臭いには換気・脱臭・空気清浄機・炭フィルター、近隣には事前の挨拶で配慮します。騒音は、1匹が吠えると連鎖的に吠えるため、ゲージスペースとトリミングスペースを離す・トリミングスペースの出入り口を防音扉にする・ドライヤー音に防音パネルや厚手のカーテンを使うといった対策をします。
展示ケージ・温度湿度管理・空調・照明で動物の衛生を保ちます。生体販売やペットホテルは第一種動物取扱業の「販売」「保管」の登録が要ります。特定の区域で犬を10頭以上飼う場合は化製場等に関する法律で飼養・収容許可が要ります。
第一種動物取扱業の登録が要ります。販売(ペットショップ=生体)・保管(ペットホテル・ペットサロン=トリミング)の種別で登録し、併設なら両方です。事業所ごとに動物取扱責任者を1人以上専属で選任し、施設の平面図や施設基準(広さ・給排水・温度管理・ケージ規格)が求められ、有効期限は5年で更新します。獣医師免許は不要です。
使えます。シャンプー台・トリミングテーブル・ドライヤーは内装と別調達で、移設できます。ただしシャンプー台は給排水の接続を確認し、電気容量と搬入経路を確認します。機材は中古やリースで初期コストを抑える方法もあります。
前店が元ペットショップ・トリミング、または美容室なら、シャンプーの給排水や換気がそのまま使えることがあり、必要最低限の改修で開店でき安くなります(坪25〜50万円)。ただし前店の給排水・換気・業態が自店に合うかを確認します。条件が合わないと給排水を一から作ることになり利点が薄れます。
ペットショップ・トリミングサロンの移転は、トリミング設備と生体販売と臭気対策を新店で作り直すことで総額が決まります。動物病院や物販と違い、シャンプーの給排水と耐水床、汚れ→清潔の一方通行動線、生体販売の温度湿度管理、臭気騒音対策、第一種動物取扱業の登録が要なので、旧店の原状回復と新店の内装を別々に頼まず、まず移転先がシャンプーの給排水と臭気対策、動物取扱業の施設基準を成立させられるかを確認したうえで、トリミングと動物取扱業を読めるペット系の業者にまとめて相見積もりを出すところから始めるのが、最も無駄の少ない進め方です。
条件にぴったりの内装業者を
無料で選定します
店舗内装の見積もり相談に特化。
店舗・予算・エリアに合った業者を提案します。
※ご利用無料・ご相談だけでもOK・契約義務なし
