ホストクラブ・キャバクラ・ラウンジの内装費用相場|業態別の坪単価と風営法・許可3区分【シミュレーター付き】

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ホストクラブ・キャバクラ・ラウンジ・クラブ——「夜のお店」の内装費用を調べると坪70〜150万円という飲食最高クラスの数字が出てきますが、実は業態によって金のかかり所がまったく違います。ホストは「音と光」、キャバクラは「意匠什器」、ラウンジは「素材と静けさ」。そしてどの業態でも、図面より先に決めるべきものがあります——営業形態(風営法1号許可・深夜届出・特定遊興許可の3区分)です。区分の選択が、構造基準・営業時間・出店できるエリアを同時に決めるからです。

本ページは3業態を横断するハブとして、坪単価と坪数別予算の即答、業態別の費用構造、許可3区分の分岐、見積内訳と削り方までを1ページに通しました。キャバクラ単独の深掘り(1ボックスの面積方程式・VIP個室・暗さの下限設計)はキャバクラ特化ページで詳述しています。

30秒でわかる結論

  • 内装工事費の目安:スケルトンから坪70〜150万円(スタンダード70〜100/ハイグレード100〜150万円超)、居抜き(同業)なら坪30〜70万円。什器・音響・照明の別枠で数百万円級
  • 業態で金のかかり所が違う:ホスト=防音+照明演出/キャバクラ=特注ソファ・VIP造作/ラウンジ・クラブ=素材グレードと静けさ
  • 図面の前に営業形態:接待あり=風営法1号許可(深夜原則不可・構造基準あり)/接待なし深夜=届出/深夜×遊興×酒=特定遊興許可(営業地域が限定)——この3区分が物件と図面を縛る
  • 居抜きの価値は「前が何のお店か」で決まる:同業居抜きはソファ・防音・電気容量の資産を引き継げる最安ルート
  • 正確な金額は現地調査後の見積もりのみ。下のシミュレーターで概算→同一条件で2〜3社比較が最短ルート

【早見表】業態×グレード別の坪単価と坪数別予算

最初に結論の数字です。内装工事費(造作・仕上げ・設備。什器・音響・照明機材の機材費は別枠)の一般的な目安です。

居抜き(同業)

坪30〜70万
  • 性格ソファ・防音・電気の資産継承
  • 20坪目安600〜1,400万円

スタンダード新装

坪70〜100万
  • 性格スナック・小箱ラウンジ帯
  • 20坪目安1,400〜2,000万円

ハイグレード

坪100〜150万超
  • 性格ホスト・高級キャバ・VIP中心
  • 20坪目安2,000〜3,000万円超

什器・音響・照明(別枠)

300〜1,000万級
  • 内訳ソファ1席8〜30万×席数+音響照明

坪数別のモデル感覚は、15坪(小箱スナック・ラウンジ)で1,000〜1,800万円、20坪で1,400〜2,500万円、30坪(キャバ・ホストの標準)で2,100〜3,800万円、40坪超(大箱)で3,000万円台後半〜が新装の一般帯です。幅を作るのは業態の費用構造(s3)と什器グレード——同じ30坪でも、ソファと照明の選び方で1,000万円動きます。

目安をつかんだら、正確な金額は複数社の見積もりで確かめるのが確実です。

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「うちの業態・坪数だと、総額いくらで、何にいくらかかるのか」を最初につかみましょう。ホストクラブ・キャバクラ・高級クラブラウンジ・ガールズバーの4業態から選び、坪数・物件・仕様を入れると、内装工事費の概算と8費目の内訳バーが同時に出ます。

単なる総額計算機ではなく、見積書の読み方に直結する内訳分解型です。業態を切り替えると配分が動くのは、ホストクラブは照明・演出、キャバクラはボックス席、高級ラウンジは素材の格と、費用の重心が業態で違うためです。まずは自分の構想に近い条件で動かし、意匠什器と照明の重さを体感してください。

内訳の目安がつかめたら、見積書を複数社から取り寄せて配分を見比べるのが次の一歩です。

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3業態の費用構造──同じ夜職でも金のかかり所が違う

「夜のお店の内装」とひと括りにされがちですが、見積書の中身は業態でまったく別物になります。

同じ「夜のお店」でも、金のかかり所が違うホストクラブ──「音と光」に金がかかる費用の主役:防音・遮音(シャンパンコールが響く前提)+照明演出(タワー・ボトルが映える)ミラー・ブラック・ゴールドの意匠は照明計画しだいで化ける——電気・照明工事の比重が最大級坪単価の傾向:高グレード帯に寄りやすいキャバクラ──「意匠什器」に金がかかる費用の主役:ソファ・テーブル・パーテーションの特注什器+VIP個室の造作1ボックスの面積方程式と収容数の逆算が設計の核(詳細はキャバクラ特化ページへ)坪単価の傾向:什器グレードで上下が大きいラウンジ・クラブ──「素材と静けさ」に金がかかる費用の主役:無垢材・石・上質ファブリックの素材グレード+落ち着いた照度と席間隔客単価帯に素材を釣り合わせる——静けさ(吸音・席間)そのものが商品坪単価の傾向:素材選定で幅が最も大きい

ホストクラブは、シャンパンコールが日常的に響く前提の防音・遮音と、タワーやボトルを主役にする照明演出が費用の核——電気・照明工事の比重が全業態で最大級になります。キャバクラは特注ソファ・テーブル・パーテーションの意匠什器が費用の頂点で、1ボックスの面積方程式から収容数を逆算する設計が肝です(この深掘りはキャバクラの内装費用相場(風営法の基準とVIP個室・照明のつくり方)へ)。ラウンジ・クラブは無垢材・石・上質ファブリックといった素材のグレードと、静けさ(吸音・席間隔・落ち着いた照度)そのものが商品——素材選定で坪単価の振れ幅が最も大きい業態です。見積もりを比較するときは、この「金のかかり所」が自分の業態と合っている会社か——ホストの実績で照明を語れるか、ラウンジの実績で素材を語れるか——を最初に確かめてください。

図面の前に営業形態──夜営業の許可は3区分

夜のお店の開業で、内装より先に決めるべき最重要事項がこれです。どの区分で営業するかが、図面の構造基準・営業できる時間・出店できるエリアを同時に決めます。

図面の前に営業形態──夜営業の許可は3区分① 風営法1号許可(社交飲食店)=接待をする店ホストクラブ・キャバクラ・接待ラウンジ。客室16.5㎡以上(1室なら適用外)・見通し・照度・施錠の構造基準原則、深夜0時以降の営業不可(条例地域差あり)——営業時間の設計とセット② 深夜酒類提供飲食店営業の届出=接待なしで深夜に酒スナック・バー型の運営(接待なし)。許可でなく届出、深夜営業が可能「接待に当たらない接客」の線引きが実務の要——グレー運用は摘発リスク③ 特定遊興飲食店営業の許可=深夜×遊興×酒ナイトクラブ・ショークラブ等、客に遊興(ダンス・ショー等)をさせて深夜に酒類提供営業可能地域が条例で限定——物件契約の前に地域指定の確認が必須どの区分で営業するかが、図面(構造基準)・営業時間・物件エリアを同時に決める

実務の分岐はシンプルです。①接待(お客の隣に着いて歓談・お酌など)をするなら風営法1号許可——ホストクラブ・キャバクラはここで、構造基準(s5)と「深夜0時以降は原則営業不可」という時間制約を受けます。②接待をせず深夜に酒類を出すなら深夜酒類提供の届出——スナック・バー型の運営で、カウンター越しの接客に留める線引きが実務の要です(詳しくはバーの内装費用相場(深夜営業の基準))。③深夜に遊興(ダンス・ショー・DJ等)をさせて酒を出すなら特定遊興飲食店営業の許可——ナイトクラブ系はここで、営業できる地域が条例で限定されるため、物件契約の前に営業可能地域かどうかの確認が必須です。区分をまたぐグレー運用(届出店で実質接待など)は摘発・営業停止のリスクそのもの——営業形態の設計こそが、夜のお店の最初の内装設計です。

風営法1号の構造基準──図面を縛る4つの数字

接待をする店(1号・社交飲食店)は、許可のために客室の作り方そのものが審査されます。図面を縛る代表的な基準は次の4つです。

1号許可の構造基準(図面段階でチェック)

  • 客室の床面積:1室16.5m²以上(和風の客室は9.5m²以上)——ただし客室が1室のみの場合は面積の下限適用なし。小箱で個室を切ると引っかかる典型ポイント
  • 見通しを妨げる設備の制限——客室内におおむね高さ1mを超える仕切り・衝立を置けない。ソファの背もたれ高・パーテーション計画に直結
  • 照度の下限——客室内の照度を5ルクス以下にしない構造・設備。「暗い店」は法定の床の上で設計する(調光の仕込み方は店舗照明の設計と費用相場ガイド
  • 施錠設備の禁止——客室に内側から施錠できる構造は不可。VIP「個室」は完全密室にできない前提で設計する

これらは営業開始後も維持義務があり、什器の入替えで基準を割ると営業停止リスクになります。ソファを買い替えるだけのつもりが背もたれ高で見通し基準に触れる——という事故が現実にあり得るため、什器の仕様書に「高さ」を明記して発注するのが夜職の実務です。なお数値・運用は所轄警察署の審査で確定するため、図面段階での事前相談を工程に組み込んでください。

費用を動かす4大要因──照明・防音・什器・地域

① 照明──演出と法定の二重設計

夜のお店の照明は「暗さの演出」と「法定照度の維持」の二重設計です。調光システム・間接照明・ミラー面への映り込み計画で、電気工事は一般飲食の1.5〜2倍規模になりがちです。シーン切替(営業前清掃・営業中・ラスト)の仕込みは開業後の運用コストに直結します。

② 防音──「音が出る業態」の宿命

コール・カラオケ・DJ——上下階・隣接テナントへの遮音は、クレームと営業継続リスクに直結する投資です。壁・天井の遮音補強で数十万〜数百万円。ビルの用途と近隣テナント構成(上が住居か・隣が物販か)を物件契約前に確認するのが、防音費を読む最初の一歩です。

③ 什器──1席の単価×席数の掛け算

ソファは1席あたりスタンダード8〜15万円、ハイグレード15〜30万円級。30席なら什器だけで240〜900万円と、内装工事費に匹敵する別枠になります。防炎ラベル(消防法)付きの生地指定を忘れると、検査でやり直しになる典型ポイントです。

④ 地域──家賃と施工費の二重差

歓楽街の一等地は搬入制限(夜間搬入・養生)や工事可能時間の制約で施工費も上がります。東京・大阪の中心繁華街と地方都市では、同じ仕様で2〜3割の差が出るのが一般的です。

公開されている実工事内訳から読む「膨らむ順番」

夜職特化の内装会社が公開している実工事の内訳例(15坪級・総工費1,500万円規模)を読むと、費用は意匠什器(特注照明枠・特注建具・家具で計265万円規模)→電気・照明工事→造作工事の順に膨らんでいます。細部の相場感も参考になります——テーブルはガラス仕様がメラミン仕様の約1.5倍、ソファは張地交換で済ませれば新調の約1/3。つまり「什器は仕様の選び方で3倍動く」のがクラブ系内装の骨法で、見積比較では意匠什器の仕様欄を最初に揃えるのが正解です(数値は公開情報の整理であり、当サイト独自の集計ではありません)。

見積内訳の10カテゴリと追加費用の典型

相見積もりは、各社バラバラの項目を次の10カテゴリへ仕分けし直すと横並びになります:仮設・解体/軽鉄・ボード(防音壁含む)/内装仕上(床壁天井)/造作(カウンター・VIP・パーテーション)/電気・照明(調光含む)/音響・映像配線/給排水・トイレ/空調・換気/サイン・ファサード/什器(別枠明記)。夜職は電気・照明と造作・什器に費用が寄るのが特徴です。

追加費用の典型は、①解体後の下地不良(旧店の防音壁の裏が傷んでいる) ②電気容量の増設(音響・照明・厨房で既存容量を超える) ③消防・保健所・警察の指摘対応(防炎・避難経路・構造基準) ④夜間搬入・養生費の後出し——の4つ。対策は共通で、「追加が出る場合は着工前に書面で単価合意」を契約書に入れることです。

居抜きの読み方──「前が何のお店か」で価値が変わる

夜職の居抜きは、他業種以上に「前テナントの業態」で価値が変わります。同業(キャバ・ラウンジ等)の居抜きなら、ソファ・VIP造作・防音壁・増設済みの電気容量・カラオケ配線という数百万円級の資産をそのまま使える可能性があります。逆に、居抜きでも飲食(レストラン等)からの転用は、防音も電気容量も足りず実質スケルトン級になることが珍しくありません。

判定のチェックポイントは、①ソファ・造作の状態(張替えで使えるか=1席数万円で再生) ②防音壁の実力(隣・上下で音を鳴らして実測) ③電気容量(分電盤の容量と音響・照明の必要量) ④風営法の許可履歴(同一区分の営業実績がある物件は構造基準クリアの前例)——の4点。とくに④は見落とされがちですが、「前の店が同じ区分の許可を取れていた」ことは、図面審査の通りやすさという無形の資産です(居抜き判断の全体像は居抜き物件で開業する完全ガイド)。

コストダウンの正攻法と、削ってはいけない箇所

効果が大きい順に、①同業居抜きで什器・防音・電気の資産を買う(数百万円級・上記の4点判定が前提) ②ソファは張替え・リメイクで再生——骨組みが生きていれば1席あたり数万円で高級感を回復できます ③「見せ場」に集中投資する——入口・メインフロアの正面・VIPに予算を寄せ、バックヤードと客から見えない面は標準仕様に落とす ④照明は調光対応器具+配線だけ仕込んで演出機材は後日の段階投資。

削ってはいけないのは、防音(クレーム=営業停止リスク)、防炎・消防対応(検査やり直しの方が高い)、構造基準に関わる寸法(営業許可そのもの)、そして電気容量(後からの増設は数倍のコスト)。この4つは「安くする」対象ではなく、営業を続けるための保険です。

工期と開業フロー──許可申請の逆算

夜職の開業スケジュールは、施工より許可の逆算で決まります。標準的な流れは、営業形態の決定(s4の3区分)→物件確認(1号なら用途地域・特定遊興なら営業可能地域、保全対象施設との距離)→図面段階で警察・消防へ事前相談→施工(同業居抜き3〜5週間/スケルトン7〜10週間)→風営法許可の申請から交付まで約55日(標準処理期間・地域差あり)→営業開始。

最大の落とし穴は、内装が完成しても許可が下りるまで営業できないこと——申請は工事完了後の実査を伴うため、家賃だけが出ていく空白期間が構造的に発生します。対策は、①図面確定と同時に申請書類(人的要件・場所的要件)を準備しておく ②内装会社に「1号(または特定遊興)の実査対応の経験があるか」を確認する——の2つ。届出(深夜酒類)で始めて後から1号へ切り替える二段構えは、構造基準の作り直しが発生しがちで、結局高くつくのが通例です。

内装業者の選び方と一括見積もりの使い方

夜職の内装は「風営法の構造基準を図面に織り込めるか」で会社の適性が分かれます。デザインが得意でも、見通し1mやVIPの施錠不可を知らない会社に頼むと、実査で手戻りします。

会社選定の確認ポイント

  • ホスト・キャバ・ラウンジの施工実績があるか——写真でVIP・ソファ・照明演出を確認
  • 「客室16.5m²と見通し1m」に図面の話で即答できるか——1号経験のリトマス紙
  • 防音の実測・保証の考え方を説明できるか(隣接・上下階の条件確認を含む)
  • 什器(ソファ)の防炎対応と、仕様書への高さ明記を提案してくるか
  • 警察・消防の実査への同席・対応経験があるか
  • 追加費用のルール(着工前の書面合意)を契約前に明文化できるか

見積もりは同一要件で2〜3社が基本。要件書には、営業形態(3区分のどれか)・坪数・席数・グレード・物件状態を明記し、什器が「含み」か「別枠」かを最初のページで確認してください。一括見積もりサービスを使う場合も、この要件書を各社に同じ形で渡すことが、金額差を「会社の実力差」として読むための前提になります(比べ方の全体像は見積もり比較の完全ガイド)。

夜のお店の実績がある複数の会社から、同一条件で見積もりを取りましょう。開業者側は無料で利用できます。

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要件整理チェックリスト(そのまま相談に使える)

内装会社への相談前に埋める10項目

  • 営業形態:1号許可/深夜届出/特定遊興のどれで営業するか
  • 物件:住所・坪数・階数・現況(同業居抜き/他業種居抜き/スケルトン)
  • (1号・特定遊興)用途地域・営業可能地域・保全対象施設との距離の確認状況
  • 席数・ボックス数・VIPの有無と数
  • グレード感:参考にしたい店・写真(ミラー系/ラグジュアリー系/和モダン等)
  • 什器:新規購入/居抜き再生/リースの方針
  • 音まわり:カラオケ・DJ・コールの想定と、隣接テナント・上下階の状況
  • 予算の上限と、内装/什器/音響照明の配分イメージ
  • 開業希望日(許可の約55日を逆算した現実的な日付か)
  • 追加費用のルール化(着工前書面合意)を契約に入れる意思

よくある質問

ホストクラブ・キャバクラの内装費用は坪いくらですか?

スケルトンからの新装で坪70〜150万円(スタンダード70〜100/ハイグレード100〜150万円超)、同業居抜きなら坪30〜70万円が一般的な目安です。ソファ等の什器・音響・照明機材は別枠で300〜1,000万円級を見込みます。

業態によって費用の内訳はどう変わりますか?

ホストクラブは防音と照明演出(電気工事の比重が最大級)、キャバクラは特注ソファ・VIP個室などの意匠什器、ラウンジ・クラブは素材グレードと静けさ(吸音・席間隔)に費用が寄ります。見積比較では自分の業態の実績がある会社を選ぶのが先決です。

風営法の許可と届出はどう違いますか?

接待をするなら風営法1号許可(構造基準あり・深夜0時以降は原則営業不可)、接待をせず深夜に酒類を出すなら深夜酒類提供の届出、深夜に遊興をさせて酒を出すなら特定遊興飲食店営業の許可です。区分の選択が図面・営業時間・出店エリアを同時に決めます。

客室の広さに決まりはありますか?

1号営業では客室1室の床面積16.5m²以上(和風の客室は9.5m²以上)が基準です。ただし客室が1室のみの場合は面積の下限は適用されません。小規模物件で個室を複数切ると基準に触れやすいため、図面段階で所轄警察署に事前相談してください。

VIPルームは完全個室にできますか?

1号営業の客室には、内側から施錠できる設備を設けられず、見通しを妨げる高さ約1m超の仕切りにも制限があります。VIPは「完全密室にできない前提」で、配置・パーテーション高・照明で特別感を作るのが実務です。

深夜0時以降も営業したいのですが?

接待を伴う1号営業は深夜0時以降原則営業できません(条例による地域差あり)。深夜営業を軸にするなら、接待をしない届出型(スナック・バー運営)か、遊興を伴うなら特定遊興飲食店営業の許可(営業可能地域が限定)を検討することになります。

居抜き物件を選ぶときの注意点は?

同業居抜きはソファ・防音・電気容量・許可履歴という資産を引き継げる最安ルートです。ソファの骨組み、防音の実力(実測)、分電盤の容量、前店の許可区分の4点を確認してください。飲食からの転用は防音・電気が足りず実質スケルトン級になりがちです。

ソファはどれくらいの費用を見ればいいですか?

1席あたりスタンダード8〜15万円、ハイグレード15〜30万円級が目安です。30席なら240〜900万円と内装工事費に匹敵します。防炎ラベル付きの生地指定と、見通し基準に関わる背もたれ高の仕様書明記を忘れないでください。

工期と開業までの期間はどれくらいですか?

施工は同業居抜きで3〜5週間、スケルトンで7〜10週間が目安です。1号・特定遊興は工事完了後の申請から許可交付まで約55日(地域差あり)かかるため、内装完成=開業ではありません。図面確定と同時に申請準備を進めるのが空白期間を最小化するコツです。

見積もりは何社から取るべきですか?

同一要件で2〜3社が目安です。営業形態・坪数・席数・グレード・物件状態を要件書にまとめ、什器が含みか別枠かを最初に確認すると、金額差を会社の実力差として読めます。夜職の実績(1号の実査対応経験)の有無も必ず確認してください。

まとめ──営業形態を決め、金のかかり所を見極め、相見積もりへ

ホストクラブ・キャバクラ・ラウンジの内装費用は、①営業形態の3区分(1号/届出/特定遊興)を先に決める、②業態の費用構造(音と光/意匠什器/素材と静けさ)で見積もりの読み方を変える、③構造基準の4つの数字(16.5m²・見通し1m・照度・施錠不可)を図面に織り込む、④居抜きは「前が何のお店か」で資産価値を判定する——この4段で、坪70〜150万円という幅の中の自分の数字が取り出せます。

最後の精度を出すのは、現地と図面を見た複数社の見積もりだけです。同一要件・2〜3社・10カテゴリ仕分けで比較すれば、金額の妥当性は自分で判定できます。

要件を入力すると、夜のお店の実績がある内装会社の複数見積もりを無料で比較できます。

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この記事について(運営者情報)

本記事は、店舗内装ドットコム(株式会社BPBコンサルティング運営)が、当サイトに公開されている施工事例と、公的資料・法令(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律〈風営法〉および同施行規則の構造・設備基準、特定遊興飲食店営業の制度、消防法、日本政策金融公庫総合研究所「新規開業実態調査」)を整理して作成・更新しています。最終更新:2026年7月8日。

作成・検証の方法:記載レンジは、公開されている複数の施工会社・専門メディアの提示額を横断照合し、重なり合う帯を採用したうえで、法令・公的資料の数値と突合して作成しています。金額は一般的な目安であり、正確な費用は現地調査を経た見積もりでのみ確定します。風営法・特定遊興の許可要件・数値基準の運用は営業種別・所轄警察署で異なるため、図面段階での事前確認をおすすめします。

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