バー内装の費用相場|坪単価・内訳・見積もりを店舗内装ドットコムで比較

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📅 最終更新: 2026年5月18日



バー内装の費用相場と一括見積もり比較は店舗内装ドットコム(tenponaiso.com)が完全無料。居抜きで坪20〜50万円、スケルトンで坪40〜80万円が全国的な目安です。10坪のショットバー・標準仕様で400〜800万円、15坪のオーセンティックバーで600〜1,200万円、高級ホテルバー仕様なら1,500万円以上が実務上の相場感。カウンター造作(木材・大理石)・酒棚・照明演出・防音・製氷機・冷蔵庫が総額を大きく左右します。本記事では業態別坪単価・設備内訳・コストダウン優先順位・許認可・失敗パターン・業者選びまで網羅。店舗内装ドットコムなら7,000社超の登録業者から3社以上の見積もりを無料で比較できます(全国47都道府県対応・会員登録不要・しつこい営業なし)。

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基本バー内装費用の全体像──何で費用が決まるのか

照明を落とした空間でカウンター越しに一杯が注がれる──バーの内装は「雰囲気」そのものが商品です。他の飲食業態と比べると、バーは大型厨房が不要な反面、カウンター造作・バックバー・照明計画・防音対策・深夜営業の防犯設備といった特有のコストが積み上がる構造になっています。「5坪の隠れ家ショットバー」と「20坪の防音付きラウンジバー」では内装費が3〜5倍以上開くケースも珍しくありません。まず開業前に5つの要因を正しく押さえることが重要です。

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物件の状態(居抜き vs スケルトン)
居抜き(前テナントの設備・カウンターを活用)かスケルトン(ゼロから施工)かで費用が根本的に変わります。バーからバーへの居抜きは、カウンター・バックバー・照明配線まで流用でき、最大の削減効果が得られます。居抜き物件のメリット・デメリットを事前に理解しておくことが重要です。
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カウンター・バックバーの造作
バーの「顔」であり最大の造作費用項目です。天板の素材(集成材・無垢材・大理石・金属)、長さ、形状(一直線型・L字型)、バックバーのボトル棚・ミラー・LED棚照明の仕様によって30万円〜150万円超まで大きく変動します。
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照明計画の質とコスト
バーの雰囲気の8割は照明で決まると言われます。調光システム・間接照明・バックバーのスポットライト・ペンダントライトへのこだわり度が費用に直結します。店舗照明設計ガイドも参考にしてください。
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防音・遮音対策の要否
深夜営業や大音量BGMを流すバーでは、防音工事が必須になることがあります。坪あたり3〜8万円(簡易)〜20〜40万円(本格防音室仕様)まで幅があり、後付けは新設時の2〜3倍のコストがかかるため設計段階での判断が不可欠です。
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業態コンセプトと規模
ショットバー(カウンター中心・小規模)・ダイニングバー(テーブル席・フードあり)・ワインバー・スポーツバー・カラオケバーなど業態によって必要設備と面積が大きく異なります。店舗レイアウト設計ガイドで動線設計も確認しましょう。

バーの内装費用を正確に把握するには、まず「どの業態で何坪の規模にするか」を確定させ、防音の要否・物件条件(居抜きかスケルトンか)を整理することがスタートラインです。店舗開業費用の全体像もあわせて確認すると、内装費以外のコストも見通せます。

バーは他の飲食業態と異なり、「食材・調理設備への投資」よりも「空間の雰囲気・体験価値への投資」が収益に直結する業態です。お客様がバーに支払う対価の多くは「このカウンターで飲む体験」「この照明の中にいる時間」「この空気感」に向けられています。だからこそ、カウンター天板の素材選び・照明の配光設計・バックバーの演出に投資が集中します。一方で、飲食店として避けられない厨房設備(製氷機・シンク・冷蔵設備)や防音・換気といったインフラ投資も並行して必要です。開業前の資金計画では「雰囲気投資」と「インフラ投資」の両方を漏れなく見積もることが、予算超過を防ぐ最大のポイントです。また、BtoB向けの接待・会食を主な客層とする高級バーと、BtoC向けの一般客をターゲットにするカジュアルバーでは、内装グレードへの要求水準が大きく異なるため、ターゲット客層の設定が内装費用の方向性を決める重要な要素になります。


表①バー5業態別の坪単価・総費用比較テーブル

バーといっても業態によって必要な設備・内装グレードが大きく異なります。ショットバーからカラオケバーまで5業態の坪単価と総費用の目安を一覧で比較します。

業態 坪単価目安(スケルトン) 標準規模 総費用目安 内装の特徴
ショットバー 30〜60万円/坪 5〜12坪 200〜700万円 カウンター中心。厨房極小。照明・バックバーへの集中投資型
ダイニングバー 40〜70万円/坪 15〜30坪 600〜2,100万円 テーブル席多め。フード提供のため厨房設備が必要。排気ダクト必須
ワインバー 45〜80万円/坪 8〜20坪 400〜1,600万円 ワインセラー(50〜200万円)が大型投資。落ち着いた照明・素材にこだわる
スポーツバー 35〜65万円/坪 20〜50坪 700〜3,000万円超 大型モニター・プロジェクター(100〜500万円)が主要投資。防音が重要
カラオケバー 50〜90万円/坪 15〜40坪 800〜3,500万円超 防音室仕様(坪20〜40万円追加)が必須。個室ごとの音響・照明設備が大きなコスト
居抜き物件を利用する場合、上記から30〜50%程度コストダウンできるケースがあります。ただし前テナントの業態・設備の状態によって差が大きいため、居抜き前提で予算を組む際は必ず現地確認が必要です。

業態別の費用差を生む主な要因を補足します。ショットバーはカウンター中心で厨房が極小のため総投資額は小さくなりますが、カウンター天板・バックバー・照明という「見せ場」への集中投資が求められます。ダイニングバーはテーブル席を多く設けフードを提供するため、飲食店内装に近い構成になり、排気ダクト・食洗機・グリル設備などが加わります。ワインバーはワインセラーという大型設備投資が特徴で、温湿度管理のための電気工事も必要です。スポーツバーは大型映像設備と防音が最大のコスト要因。カラオケバーは個室ごとの防音・音響・照明が必要で、坪単価が5業態の中で最も高くなりやすい業態です。業態を選ぶ段階から「自分が投資できる金額」と「必要な設備の最低ライン」を照らし合わせて判断することが重要です。

エリア別の坪単価差(同業態・同グレードでの比較)

エリア 坪単価の目安(標準ショットバー・スケルトン) 主な特徴
東京・六本木・赤坂・銀座 60〜100万円超/坪 高級仕様が前提。搬入制限・工事時間制限でコスト割増。物件保証金も高額
東京・渋谷・新宿・池袋 50〜80万円/坪 競合が多く内装グレードへの要求水準が高い
大阪・心斎橋・北新地 45〜75万円/坪 関西圏の人件費・材料費は東京比10〜20%安いケースが多い
名古屋・札幌・福岡 35〜60万円/坪 地方中核都市。繁華街と郊外で差がある
地方都市・郊外 25〜45万円/坪 人件費が抑えやすい反面、バー専門内装会社が少ない

表②坪数・業態別モデル予算と費用内訳例

バーの規模別・業態別にモデル予算を示します。開業計画の初期段階での概算把握にお役立てください。

規模 ショットバー(居抜き) ショットバー(スケルトン) ダイニングバー(スケルトン) ワインバー(スケルトン)
5〜8坪 100〜250万円 200〜480万円 (狭小のため非推奨) 350〜600万円
10〜15坪 200〜400万円 350〜800万円 500〜1,000万円 600〜1,200万円
20〜30坪 300〜600万円 600〜1,500万円 900〜2,000万円 1,000〜2,400万円
30〜50坪 (大規模のため非推奨) 900〜2,500万円 1,500〜3,500万円 1,500〜4,000万円

10坪スケルトン・ショットバー(関東圏)の費用内訳例

最も一般的なバーの開業パターンとして、10坪スケルトン物件でショットバーを開業する場合の費用内訳例を示します。

費目 費用目安 補足
仮設・解体工事 20〜50万円 養生、廃材処分、スケルトン状態への解体
カウンター・バックバー造作 80〜200万円 天板素材・長さ・バックバー仕様による。バー最大の投資項目
内装仕上げ工事(床・壁・天井) 80〜180万円 床材(タイル・フローリング・コンクリート)、壁材、天井仕上げ
照明工事 50〜120万円 調光システム・間接照明・バックバー照明・ペンダントライト・配線工事込み
電気・給排水設備工事 60〜130万円 分電盤・コンセント増設・シンク配管・製氷機給水・食洗機配管
空調・換気工事 30〜80万円 エアコン、換気扇。調理ありの場合は排気ダクト追加で+50〜100万円
防音工事(必要な場合) 0〜200万円 物件構造・近隣環境・BGM音量による。テナントビル地上階は要確認
ファサード・看板 20〜60万円 入口サイン・外観演出。外観デザインガイドも参照
設計・デザイン費 40〜100万円 図面作成・照明計画・素材選定・現場監理。バーは照明設計費が他業態比高め
諸経費・管理費 30〜70万円 現場管理費・産廃処分費・交通費・保険料
合計 410〜1,190万円 坪単価換算:約41〜119万円/坪
見積もり比較ガイドでは、複数社の見積書を並べて確認するポイントを詳しく解説しています。バーはカウンター造作・照明・防音の3項目で会社間の価格差が特に大きく出るため、相見積もりが有効です。

モデル予算の注意点として、上記の数字はあくまで「標準的な施工」の参考値です。実際の費用は物件の状態(配管位置・電気容量の余力・解体が必要な既存内装の量)や、使用する素材のグレード、そして依頼する施工会社によって変動します。特に「カウンターをどの素材で何mつくるか」「照明に調光システムを入れるか否か」「防音工事の有無・グレード」の3点が最も費用を左右するため、見積もり依頼時には必ずこの3点の仕様を明確に伝えることが重要です。また、バーの内装は高級飲食店と同様に「設備費よりも空間演出費の比率が高い」傾向があります。10坪のショットバーでも、照明・カウンター・バックバーに全予算の40〜60%を投じる設計は珍しくありません。この配分の考え方こそが、バーの内装費用計画の核心です。


深掘り費用が変動する5大要因──カウンター・照明・防音・設備・立地

同じ坪数のバーでも、内装費用が倍以上変わることがあります。その主な理由は5つの要因にあります。それぞれを具体的な費用とともに解説します。

① カウンター・バックバーの造作(バー最大の投資項目)

カウンターはバーの「顔」であり、お客様が最も長く触れ、眺め続ける場所です。天板の素材・長さ・形状・幕板の仕上げで費用が大きく変わります。バックバー(カウンター背面のボトル棚・ミラー・LED棚照明)も含めて計画を立てることが重要です。

仕様 費用目安(カウンター造作) バックバー造作追加費用 適した業態
シンプル(集成材・メラミン天板) 30〜60万円 +10〜30万円 カジュアルバー・スタンディングバー
ミドル(無垢材一枚板・人工大理石) 60〜120万円 +20〜60万円 標準的なショットバー・ワインバー
L字型への変更 +20〜40万円(追加) バックバーが2面になると+30〜80万円 バーテンダーと会話しやすい配置
ハイエンド(天然大理石・無垢厚板・金属) 150〜300万円以上 +50〜150万円以上 オーセンティックバー・ホテルバー

バックバーはボトルを美しく見せるLED棚照明・ミラー仕上げ・ガラス棚などを組み合わせることで、バックバー単体で50〜150万円かかるケースもあります。カウンターとバックバーをセットで計画し、素材の統一感を出すことが空間演出の基本です。

カウンター設計で見落とされやすいのが「バーテンダーの作業動線」です。シェーカーを振るスペース・氷を取り出す動作・グラスの収納位置・シンクまでの距離など、作業者の動きを考慮したカウンター設計は、内装の美観だけでなくサービス品質にも影響します。造作前に「カウンター内でどのような動作が発生するか」を施工会社に伝え、作業動線と収納を設計段階で盛り込んでもらうことを強くすすめます。また、カウンターの高さは標準95〜105cmが一般的ですが、バーテンダーの身長・作業しやすさ・客席からの見え方を総合して決定することが理想的です。

② 照明計画(バーの雰囲気を決定づける最重要設備)

バーにおける照明の推奨基準は以下の通りです。業態によって微調整しますが、基本的に「暗め・温かみ・演色性重視」がバー照明の鉄則です。スポーツバーのように「画面を明確に見せたい」場合は例外的に明るさを確保する設計になりますが、カクテルバー・オーセンティックバーでは下記の基準を参考にしてください。

  • 色温度:2,700K以下(電球色〜アンバー系)。数値が低いほど赤みがかった温かい光になります
  • 演色性(Ra値):Ra80以上推奨。グラスや酒の色を美しく見せるために演色性の高い光源を選ぶことが重要です
  • 照度:カウンター席40〜80ルクス、テーブル席30〜60ルクスが目安。深夜酒類提供営業の届出基準である「客室20ルクス以上」は必ず守ること
照明項目 費用目安 効果・特徴
調光システム(DMX・スマート調光) 15〜40万円 時間帯・シーンで明るさを変える。バーの演出に不可欠
間接照明(コーブ・建築化照明) 20〜60万円 カウンター下・天井コーブ・足元に仕込む。空間に奥行きと高級感が出る
バックバー棚照明(LED・スポット) 10〜40万円 ボトルを美しくライティング。バーの視覚的なシンボル
ペンダントライト・装飾照明 10〜50万円 器具1個数千〜数万円×個数。ヴィンテージ・デザイナーズ品は高額
スポットライト(ダウンライト) 10〜30万円 カウンター天板・アート・装飾品のハイライティング
照明のコスパ戦略:器具自体の単価は比較的安価でも、「配光計画(どこを照らし、どこを暗くするか)」をプロに設計してもらうだけで空間の質が劇的に変わります。照明設計費に30〜50万円を確保し、器具代は効率化する考え方が、バーの照明で最も賢いバランスです。詳しくは店舗照明設計ガイドをご覧ください。

③ 防音・遮音対策

深夜営業やBGMを大音量で流すバーでは、防音工事が内装費の大きな変数になります。特にテナントビルの地上階・住宅密接エリアでは施工前に近隣環境と建物構造を必ず確認してください。

防音レベル 坪あたり費用 施工内容 想定ケース
簡易防音 3〜8万円/坪 遮音シート貼り+吸音材充填 BGM程度の音量。RC造で隣室が少ない環境
標準防音(二重壁・浮き床) 8〜15万円/坪 二重壁・浮き床・天井遮音処理 やや音量のあるBGM・賑やかな会話。テナントビル標準
本格防音(防音室仕様) 20〜40万円/坪 防音ドア・完全浮き床・多重遮音壁 ライブ演奏・DJ・カラオケバー。住宅密接エリア
防音は後付けすると工事費が2〜3倍に膨らみます。設計段階で必要性を判断し、当初から盛り込む方が確実にコストが安くなります。建物の構造(RC造・S造・木造)によって必要な防音グレードが変わるため、施工会社に現地確認を依頼してください。

④ 冷蔵設備・バー専用機器(業態別の必須投資)

バーのドリンク品質を支える設備にも一定の投資が必要です。厨房設備ガイドも参考にしながら、業態に合わせて計画しましょう。冷蔵設備は内装工事と並行して機器の選定・発注を進めないと、設置スペース・電源容量・給排水の配管位置が確定できません。特に製氷機・ワインセラーは設置場所の床耐荷重・振動対策も考慮が必要で、施工会社と設備業者が連携して設計する必要があります。

設備 費用目安 業態別必要性
製氷機(業務用) 30〜100万円 全バー共通で必須。容量により価格差大
ワインセラー(業務用) 50〜250万円 ワインバー必須。ダイニングバーでも導入が多い
ビールサーバー(生ビール樽) 20〜80万円 ダイニングバー・スポーツバーで重要
冷蔵ショーケース(ドリンク) 20〜80万円 ビール瓶・ソフトドリンクの冷蔵展示
大型モニター・プロジェクター 50〜500万円 スポーツバー必須。台数・サイズにより大きく変動
音響設備(スピーカー・アンプ) 20〜200万円 全バー共通。ライブバー・カラオケバーは高額化
防犯カメラ・セキュリティ 10〜50万円 深夜営業のバーは防犯設備が実質必須

⑤ 立地条件・物件特性

同じ設計でも、立地・物件の条件で最終的な工事費が大きく変わります。

  • 六本木・銀座・赤坂:ビルの工事時間制限(深夜工事禁止等)・搬入制限で割増費用が発生しやすい。高級仕様が前提で坪単価が都内最高水準
  • ビル地下物件:バーに多い立地。家賃が低めで防音面でも有利(地下はもともと遮音性高)。ただし搬入が大変で追加工賃が発生することも
  • 住宅密接エリア:防音グレードを上げる必要がある。深夜営業は近隣配慮が特に重要で、用途地域の確認も必須
  • 地方都市・郊外:人件費は抑えやすいが、バー専門の内装会社が少ない。遠方業者に依頼すると出張費・交通費が加算される

実務見積書の読み方──10カテゴリで内訳を確認する

バーの内装見積書を受け取ったとき、以下の10カテゴリを意識して内訳を確認すると、複数社の比較がしやすくなります。バーは「照明工事」「防音工事」が独立した大きな項目として計上されるのが他業態との違いです。また、見積もり比較ガイドでさらに詳しく解説しています。

カテゴリ 主な含まれる項目 チェックポイント
① 仮設・解体費 養生、既存内装の撤去、廃材処分 廃材処分費が別途計上かどうか確認
② カウンター・バックバー造作 カウンター天板・幕板、バックバー棚・ミラー・LED照明、ボトルディスプレイ台 素材の品番・仕様が明記されているか確認
③ その他造作工事 ベンチシート・ソファ台座、パーテーション、ファサード造作 家具購入か造作かの区別を確認
④ 仕上げ工事 床材(フローリング・タイル・石材・コンクリート)、壁材(塗装・レンガ・板張り)、天井 材種・グレードが仕様書に記載されているか。床材ガイドも参照
⑤ 照明工事 調光システム、間接照明、バックバー照明、ペンダントライト、スポットライト、配線工事 調光システムのメーカー・型番、器具の仕様を確認
⑥ 電気・給排水設備 分電盤・コンセント増設、シンク配管、製氷機給水、食洗機配管、ビールサーバー配管 アンペア数の変更が必要な場合は電力会社工事費が別途発生
⑦ 空調・換気工事 エアコン(機器+取付)、換気扇、排気ダクト(調理ありの場合) フード提供開始時の追加ダクト工事は高額になる
⑧ 防音・遮音工事 遮音壁・浮き床・天井遮音処理、防音ドア、吸音材施工 防音性能の数値(dB低減量)まで確認すると比較しやすい
⑨ 設計・デザイン費 図面作成、照明計画書、素材選定、現場監理費 照明計画が設計費に含まれるかどうか確認する
⑩ 諸経費・管理費 現場管理費、産廃処分費、交通費、各種保険料 率計上の場合、工事費総額の何%かを確認
バーの相見積もりで比較するべき3項目:「カウンター・バックバー造作」「照明工事(調光システム含む)」「防音工事」の3項目は会社ごとの差が最も大きく出ます。この3項目を横並びにして比較するだけでも、適正価格の判断精度が格段に上がります。内装会社の選び方も参考にしてください。

注意追加費用が出やすい5つのパターンと回避策

バーの内装工事で「想定外の出費」が発生しやすいパターンを整理します。事前に把握することで回避できるものがほとんどです。

パターン なぜ起こるか 追加費用の目安 回避策
防音工事の後付け 開業後に近隣から騒音クレームが入り、営業しながらの防音工事が必要に 新設時の2〜3倍(100〜400万円追加も) 設計段階で防音の必要性を判断。施工会社に現地の建物構造・近隣環境を確認してもらう
電気容量不足 製氷機・ワインセラー・冷蔵設備・音響・照明の同時使用でブレーカーが落ちる 電力会社の受電設備工事費10〜50万円追加 使用機器リストを作成し、設計前にアンペア試算を施工会社に依頼する
排気・換気の不足 後からフードメニュー提供を始めたが排気設備がなく、客席に臭いが充満 後付けダクト工事80〜200万円 将来のフード提供の可能性を考慮して換気を設計。後付けは天井・壁をやり直す大工事になる
ビル管理規約との不整合 深夜営業OKと思っていたがビル管理規約で制限があり、高仕様の防音追加工事を求められた 追加工事30〜200万円 物件契約前にビル管理規約を確認。深夜営業・音出しの可否、防音の要求レベルを把握
カウンター天板の仕様変更 施工途中でグレードアップを希望。天板の再発注・製作のやり直しが発生 追加費用20〜100万円+工期延長 設計段階で天板の素材・仕様を最終決定してから発注。見本材の実物確認を必ず行う
バーは防音・照明まわりに不確定要素が多いため、総予算の10〜15%を予備費として確保することを強くすすめます。地下物件・住宅密接エリアでの開業は15〜20%の予備費が安心です。

節約コストダウン戦略──削れる箇所・削ってはいけない箇所

バーの内装費用を抑えるには、「お客様の体験に直結する部分」と「見えない・触れない部分」のメリハリが不可欠です。バーは雰囲気そのものが商品なので、削る箇所を間違えると客単価・集客力に直接響きます。店舗内装コストダウンのコツもあわせてご覧ください。

バーのコスト削減を考えるとき、「どこを削るか」よりも「どこに集中投資するか」を先に決めることが重要です。予算が限られている場合ほど、全体を均等に節約しようとすると全てが中途半端になり、「雰囲気が出ない」「チープに見える」という結果を招きます。例えば10坪・500万円の予算であれば、カウンター・バックバー・照明の3項目に200〜250万円(全体の40〜50%)を集中させ、床・壁・天井は「塗装+スケルトン天井」でコストを抑えるという配分が、バーとして最も成功しやすいコスト構造です。「雰囲気を生む場所」に資金を集中させ、それ以外を合理化するという逆算の発想で予算を配分してください。

◎ 削りやすい・むしろ良くなる箇所
  • バーからバーへの居抜き物件を選ぶ:カウンター・バックバー・照明配線を流用できれば最大の削減効果。スケルトン比30〜50%削減も
  • 天井スケルトン仕上げ:コンクリートや配管をあえて見せるスタイルはバーに人気でコスト削減にもなる
  • 壁の一部を塗装仕上げに:ダークトーンの塗装はバーの雰囲気に合い、コストも抑えやすい。DIYも可能
  • テーブル・椅子は中古・ヴィンテージ品を活用:むしろ雰囲気に合うことが多い。業務用家具のオークションサイトも有効
  • 照明器具は安価に、配光計画はプロに:器具代より「どこを照らすか」の設計に投資するのがバーの照明の鉄則
  • ファサードはシンプルに:バーは「目立たない隠れ家感」が集客につながるケースも多い
✕ 削ると後悔する箇所
  • カウンター天板の素材・質:お客様が直接触れ、何時間も目にする場所。安い素材は客単価・リピート率に影響する
  • 照明計画(設計):器具を減らしすぎると一気にチープになる。設計費だけは削らないこと
  • 防音工事(必要なケース):後付けは2〜3倍のコスト。近隣トラブルで営業停止になれば取り返しがつかない
  • 製氷機・冷蔵設備:バーの根幹。「氷が足りない」「ドリンクがぬるい」は致命的なクオリティ問題
  • 入口から席までの動線・雰囲気:最初に目に入るエリア。「非日常感」の演出が最初の印象を決める

コストダウン策の優先順位まとめ

優先度 施策 削減効果の目安 注意点
★★★ 最優先 バーの居抜き物件を選ぶ スケルトン比30〜50%削減 カウンター・設備の状態確認が必須
★★★ 最優先 複数社への相見積もり 適正価格把握で10〜25%のコスト管理 3社以上が推奨。同一仕様で比較を
★★☆ 有効 天井スケルトン+壁塗装仕上げ 仕上げ工事費20〜40%削減 バーのコンセプトに合うか要確認
★★☆ 有効 家具・装飾品の中古・ヴィンテージ活用 家具代50%以上削減 寸法・状態の事前確認が重要
★☆☆ 補助的 DIYで塗装・装飾 10〜30万円削減 施工会社への事前相談が必要

資金融資・補助金・助成金の活用方法

バーの開業資金は内装費に加えて、物件取得費(保証金が家賃の6〜12か月分になることも)・酒類在庫費用・運転資金も必要です。特にバーは繁華街の物件が多く、家賃相場が高いため保証金だけで100〜500万円以上かかることも珍しくありません。資金調達の選択肢を整理し、内装費・物件費・運転資金のバランスを事前に計画しましょう。

調達方法 概要 金額の目安 ポイント
日本政策金融公庫(新創業融資) 飲食店の新規開業者向け。無担保・無保証人の制度もある 500万〜3,000万円程度 事業計画書が必須。バーテンダー経験など飲食業界の職歴があると審査で有利
自治体の制度融資 各都道府県・市区町村が金融機関と連携する低金利融資 自治体により異なる 金利は低いが審査に時間がかかる。申請から融資実行まで2〜3か月かかることも
小規模事業者持続化補助金 販路開拓等の経費を補助。内装費が対象になる類型もある 最大200万円(通常枠) 年度・類型により対象経費が変わる。採択後の精算払いのため資金繰りに注意
事業再構築補助金 業態転換・新分野展開に対する補助 100万〜数千万円 既存事業者の業態転換が対象。新規開業は対象外の場合が多い
自治体の創業支援補助金 飲食店の開業を支援する地域振興型補助金 50〜500万円(自治体差大) 空き店舗活用・にぎわい創出型などの名称で公募される。各自治体のHPで確認
補助金・助成金は公募時期・対象経費・申請条件が年度ごとに変わります。具体的な金額・締切・要件は各制度の公式サイトまたは自治体窓口で必ず最新情報を確認してください。

資金計画のポイント

  • 自己資金は総費用の3分の1以上が融資審査の目安。バーは保証金が高額(家賃6〜12か月分)になることが多いため、自己資金は多めに準備する
  • 運転資金は家賃+仕入+人件費の3〜6か月分を確保。バーは開業直後の集客が読みにくいため運転資金に余裕が必要
  • 酒類仕入の初期在庫費用:ウイスキー・ワイン・スピリッツの初期ストックで数十万〜数百万円かかることも。内装費とは別枠で予算化を
  • 融資審査には正式な見積書が必要:施工会社から早めに取得しておくと事業計画書作成がスムーズになる

契約原状回復・退去時コストの注意点

バーの内装費用を考えるとき、見落とされやすいのが退去時の「原状回復費用」です。バーは防音工事・カウンター造作の撤去を含むため、他の飲食業態より原状回復費が高くなりやすい傾向があります。開業時から退去コストも含めた費用の全体像を把握しておきましょう。また、賃貸借契約を結ぶ前に「原状回復の範囲」を契約書で確認し、不明点は書面で確認することが後のトラブルを防ぐ最大の手段です。

  • 原状回復の範囲は賃貸借契約書で決まる:「スケルトン返し」か「現状返し」かで費用が大きく異なる。バーの物件は「スケルトン返し」を求められるケースが多い
  • 費用の目安:バーの原状回復は坪あたり5〜15万円程度が相場。防音工事の撤去が含まれるとさらに高額になる
  • 防音材の撤去コスト:浮き床・二重壁・防音ドアなどの撤去は一般的な内装撤去より手間がかかり費用が上がる。本格防音施工の物件は特に注意が必要
  • 大型カウンターの撤去:天然大理石や無垢材の大型カウンターは撤去・運搬にも費用がかかる。総費用30〜100万円になることも
  • 「居抜き退去」で大幅削減の可能性:次のテナントにカウンターや設備をそのまま引き渡せれば原状回復費をカットできる。バーからバーへの居抜きは需要が一定ある
  • 造作譲渡料の可能性:質の良いカウンターやバックバーは次のテナントへの有償譲渡も可能なケースがある
防音工事を施した物件は「入れるのも出すのも高い」ことを認識しておきましょう。ただし、良質なカウンターと防音施工をしておけば、居抜きとしての価値が上がり、退去時のコスト回収につながる可能性があります。退去時に備えた敷金の取り扱いも契約段階で確認しておくことを推奨します。

届出バー開業に必要な許認可・届出の全体像

バーの開業には保健所の「飲食店営業許可」に加えて、深夜営業を行う場合は警察署への届出も必要です。届出基準が内装設計に直接影響するため、設計段階から確認が必要です。

届出・許可 届出先 タイミング バー特有のポイント
飲食店営業許可 保健所 工事完了後・開業前 カウンター内の手洗い設備・シンク・床壁の材質が審査対象。設計段階で保健所に事前相談を
深夜酒類提供飲食店営業届出 管轄警察署 営業開始の10日前まで 客室の照度20ルクス以上・高さ1m超の仕切りなし等の基準あり。照明計画・レイアウトに直接影響
防火対象物使用開始届 消防署 工事着工の7日前まで 内装材の制限あり(不特定多数が利用する施設)。特に地下物件は基準が厳しい
食品衛生責任者 保健所(講習受講) 開業前 調理師・栄養士免許があれば不要。なければ1日の養成講習で取得可能
酒類販売業免許(持ち帰り販売の場合) 税務署 販売開始前 店内飲食での提供のみの場合は不要。ボトルの持ち帰り販売をする場合は必要
深夜酒類提供飲食店営業届出の照度基準(客室20ルクス以上)は、照明計画に直接影響します。バーの演出で暗くしたいからといって20ルクス以下にすると届出要件を満たせません。照明設計の段階で警察署へ事前相談することを強くすすめます。

なお、風俗営業許可(接待を伴う)が必要になるケースは届出でなく「許可」となり、審査期間が60〜90日程度かかります。ホステスが接待サービスを行う形態はこちらが必要です。バーとして純粋にお酒を提供する形態は、原則として「深夜酒類提供飲食店営業届出」の範囲です。

届出・許可申請に関して特に重要なのは、保健所・警察署・消防署への事前相談のタイミングです。図面が確定する前の段階(コンセプトと間取りが固まった段階)で事前相談に行くと、設計のやり直しを防げます。特に警察署の深夜酒類提供届出は「照度20ルクス以上・高さ1m超の仕切りなし」という基準が照明計画とレイアウトに直接影響するため、照明設計と並行して確認を進めることが鉄則です。また、複数の届出先が同じ物件の図面を確認する形になるため、施工会社に標準的な「届出用平面図」の作成を依頼しておくとスムーズです。


DIYDIY──バーで自分でできる作業・プロに任せるべき作業

バーはDIYで「自分だけの世界観」をつくる楽しさがある業態です。ただし、防音・電気・給排水などは専門資格が必要または施工精度が品質に直結する領域のため、やって良い範囲と任せるべき範囲を明確にすることが重要です。

◎ DIYしやすい・効果が高い作業
  • 壁の塗装:ダークグレー・ネイビー・ブラックの塗装はバーの定番。DIYで10〜25万円のコスト削減効果
  • ボトル棚・ディスプレイ棚の設置:壁に取付けるボトル棚、アート・装飾品のディスプレイ台
  • 家具の塗装・リメイク:ヴィンテージのテーブル・椅子をリメイクして統一感を出す
  • 看板・サイン・黒板メニューの制作:手書きの雰囲気はバーのキャラクターに合う
  • グリーン・ドライフラワー・装飾品の設置:アンティーク小物、観葉植物など
  • カウンターへのワックス・オイル仕上げ:無垢材カウンターのメンテナンスとして
✕ プロに任せるべき作業
  • 電気工事・照明配線:電気工事士の資格が必須。バーの命である照明は配線からプロに
  • 防音工事:遮音性能は施工精度で大きく変わる。素人施工では効果がほとんど出ない
  • 給排水工事:シンク・製氷機・ワインセラー・ビールサーバーの配管。水漏れリスクに直結
  • カウンター造作:耐久性・仕上がりの精度がプロとアマチュアで大きく差が出る。特に天板の接合部
  • 空調・換気工事:エアコン設置・換気扇の配管工事
  • 消防設備の設置:自動火災報知設備・誘導灯などは資格者による施工が必須
バーのDIYで最もコスパが高いのは壁の塗装です。ダークトーンでの塗装は施工会社に依頼すると10〜30万円かかるところ、DIYなら材料費3〜5万円程度で実施できます。ただし、プロの工事との接合部(照明スイッチ周辺・コンセント周辺など)の処理は施工会社に事前に相談してから進めましょう。

DIYを計画する際の重要なポイントとして、施工会社との事前合意があります。「どこをDIYするか」を施工会社に伝えずに工事を進めると、後でDIY箇所と業者施工箇所の境界が不自然になったり、電気配線やパテ処理が必要な箇所にDIYの塗装が重なって問題が生じたりすることがあります。DIY範囲を契約前に書面で確認し、施工会社にDIY後の仕上がりに関して責任範囲を明確にしておくことが、仕上がりの品質を守ることにつながります。なお、開業後の営業中に自分でメンテナンスできる「塗装の補修・装飾品の入れ替え・照明器具の電球交換」は、ランニングコストを抑える観点でも積極的に活用しましょう。


工期バー内装の工期目安と全体スケジュール

バーの内装工期は、防音工事の有無と規模によって大きく変わります。防音なしのシンプルなショットバーは短め、本格防音付きのカラオケバーやラウンジバーは長くなります。

フェーズ 目安期間 主な作業・決定事項
要件整理・コンセプト確定 1〜2週間 業態・席数・ドリンク構成・ターゲット客層の確定。物件の状態確認(居抜き/スケルトン)
施工会社の選定・相見積もり 2〜3週間 3社以上に相見積もり依頼。バー内装の実績・照明計画力・防音の得意不得意を確認
設計・デザイン確定 2〜4週間 図面確定、照明計画書作成、カウンター素材・仕様決定、防音設計。保健所・警察署への事前相談もこの段階で
施工(本工事) 3〜8週間 解体→防音工事→配管・電気→カウンター造作→仕上げ→照明取付→音響設置→クリーニング
届出・許可申請 1〜3週間 保健所の営業許可申請・検査、深夜酒類提供届出、防火対象物使用開始届
トライアル期間(軟装・DIY) 数日〜1週間 装飾・棚取付・什器配置の最終調整。スタッフトレーニング
合計(目安) 2〜5か月 防音なし居抜き:最短1〜2か月。本格防音スケルトン:4〜6か月が現実的な目安
工期は物件の契約タイミングから逆算して考えることが重要です。物件の家賃は工事中も発生するため、設計・施工会社の選定を並行して進め、物件契約から着工までのロスを最小化することが開業コスト削減にもなります。

工期を短縮するために覚えておきたいのは、「設計→見積もり→発注→施工」の各フェーズの間に生じる「待ち時間」の管理です。設計が完成してから相見積もりを依頼すると2〜3週間かかり、施工会社が確定してから材料を発注するとさらに1〜3週間かかることがあります。これらの待ち時間を削減するために、施工会社の選定は設計フェーズと並行して進め、主要材料(カウンター天板・照明器具・防音材)の仕様を早期に確定させることが有効です。特にカウンター天板の天然石・無垢材は入荷までに数週間かかることがあるため、設計確定後は即座に発注することを強くすすめます。また、カラオケバーや防音仕様のバーは工事のフェーズが多く(防音→配管・電気→造作→仕上げ→音響)、各工程の完了確認に時間がかかるため、余裕を持ったスケジュール設定が開業日の遅延を防ぎます。


失敗例バー開業でよくある内装の失敗パターン3選

実際にバーを開業した事業者から寄せられた内装・設備に関する失敗談をもとに、同じ失敗を繰り返さないための教訓をまとめます。

事例①防音を後回しにして開業後に近隣クレーム、営業中に80万円の追加工事

ビル3階でショットバーを開業。設計段階では防音工事をコスト面から見送り、「BGM程度なら大丈夫だろう」と判断しました。ところが開業1か月後に上階・横のテナントから騒音クレームが相次ぎ、営業を続けながらの防音後付け工事を余儀なくされました。営業時間外に工事するため割増費用が発生し、最終的な追加工事費は約80万円。設計段階で組み込んでいれば約35万円で対応できた規模でした。

→ 教訓:「防音工事が必要かどうか」は設計段階で施工会社に現地確認を依頼し、判断を先送りしないこと。特にテナントビルの中間階は壁・床・天井を通じて音が伝わりやすい。コスト比較は「今の削減額」と「後付けリスク」をセットで考えること。
事例②照明設計を省いて「安い照明器具を並べた」結果、雰囲気が出ない店に

予算削減を優先して照明設計をカット。器具を安く大量に買い並べましたが、カウンターが明るすぎてバーらしい暗さと奥行きが出ず、開業後に「なんか明るいバーだね」という反応が続きました。改めて照明デザイナーに依頼してリプランしたところ、設計費30万円・器具の入れ替え工事15万円の計45万円が追加でかかりました。最初から照明計画に投資していれば器具の選び方も変わり、無駄な費用を防げたはずです。

→ 教訓:バーで削ってはいけないのは「照明計画(設計)」です。器具の単価は安く抑えても、配光設計だけはプロに依頼すること。照明設計費30〜50万円の投資が、バーの雰囲気という最大の集客要因を決めます。
事例③カウンター素材を施工途中で変更、追加費用60万円+工期2週間延長

内装工事着工後、カウンター天板を当初の人工大理石から天然大理石に変更したいと申し出ました。「せっかく開業するなら本物を使いたい」という思いからでしたが、すでに人工大理石の材料を発注済みだったため、材料のキャンセル費用・天然大理石の新規手配・追加工期が発生。結果的に追加費用60万円と工期2週間の延長により、家賃を2週間余分に支払うことになりました。

→ 教訓:カウンター天板の素材・仕様は設計段階で完全に確定してから発注すること。見本材の実物を必ず手で触れて確認し、サンプル確認後の変更は追加費用が発生することを理解した上で最終決定を。施工中の変更は「想定の2〜3倍のコスト増」と覚えておく。

比較バー内装の一括見積もりサービス比較

バーの内装工事を依頼する際、複数の内装会社から見積もりを取る「一括見積もりサービス」を活用するのが一般的です。代表的なサービスの特徴を比較表で整理しました。

サービス 料金 登録業者数 対応エリア 主な特徴
店舗内装ドットコム
(tenponaiso.com)
完全無料 7,000社超 全国47都道府県 会員登録不要/しつこい営業なし/相談・見積もりどちらでもOK/業者の大半が全国対応可/バーの施工実績豊富な会社から提案
大手比較サイトA 無料 全国 店舗のデザイン・施工実績を持つ会社が登録
大手比較サイトB 無料 全国 地域・物件情報・予算入力で複数社一括資料請求
大手比較サイトC 無料 全国 厳選した数社を絞り込んで紹介する形式
バーの一括見積もりで重視すべき4点

  • バーの施工実績:カウンター造作・酒棚・照明演出・防音・製氷機・冷蔵庫・深夜営業届など、業態特有の設備・要件に対応できる業者か。
  • 連絡頻度のコントロール:しつこい営業がない/会員登録不要のサービスを選ぶと精神的負担が少ない。
  • 対応エリアの広さ:地方の出店でも対応できる業者が登録されているか。
  • 料金体系:依頼者側に手数料が発生しない完全無料のサービスを選ぶ。成果報酬は内装会社側のみが負担する仕組みが標準的。

店舗内装ドットコムは上記4点を満たすマッチングサービスで、バーの施工実績が豊富な内装会社から提案を受けられます。フォーム入力後に運営事務局が条件を整理し、対応可能な内装会社から店舗オーナーへ直接連絡が届く仕組みのため、検討の出だしを軽くしながら比較検討のスピードを上げられます。同一条件で3社以上から見積もりを取り、本記事の坪単価相場・見積内訳・チェックリストと照合することで、バーに強い業者を効率的に絞り込めます。

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選び方バー内装に強い施工会社の選び方

バーの内装は、照明計画力・カウンター造作の技術・防音設計の経験が必要な専門性の高い分野です。一般的な飲食店内装会社に依頼すると「バーらしい照明が出せなかった」というケースもあります。以下の4つのポイントで選定しましょう。

🔍
バー・ラウンジの施工実績を確認
同業態の施工写真を複数確認し、照明の雰囲気・カウンターの仕上がり・バックバーの演出が自分のイメージと合うかを確かめましょう。実績ポートフォリオを見れば施工会社の「得意な世界観」がわかります。内装会社の選び方ガイドも参照。
💡
照明設計の提案力を確かめる
「照明設計はどのように進めますか」「調光システムの提案実績はありますか」と質問してください。照明計画書を提案できる会社はバー内装の専門性が高いといえます。照明を「ただの配線工事」として捉えている会社はバー向きではありません。
🔇
防音設計の経験と提案内容
「この物件で必要な防音レベルはどのくらいですか」と確認してください。現地確認をせず概算を出してくる会社、防音工事を外注に丸投げしている会社は注意が必要です。防音設計の実績と遮音性能の数値(dB)を明示できる会社が信頼できます。
📋
見積書の明細が詳細かどうか
カウンター造作・照明工事・防音工事がそれぞれ独立した明細として記載されているか確認しましょう。「一式」まとめの見積書は比較ができず、後から追加費用が発生しやすいリスクがあります。明細の透明性も施工会社の信頼性を判断する基準になります。
バー内装の施工会社を探す際は、3社以上への相見積もりが基本です。同じ要件・同じ仕様で比較することで適正価格が見えてきます。また、施工会社によってカウンターの「得意な素材」や「照明の好み」に個性があるため、実績写真で世界観の相性を確認することも大切です。

施工会社を選ぶ際にもう一つ重要なのが、アフターフォロー体制の確認です。バーは照明システム・防音設備・音響機器など、開業後も調整が必要な設備が多い業態です。「調光の設定を変えたい」「バックバーのLED棚照明の明るさを調整したい」といった小さな要望に開業後もスムーズに対応してもらえる会社を選ぶことで、長期的な運営コストを抑えられます。契約時に「開業後の微調整対応はどのように行いますか」と確認し、アフターサービスの内容を書面で確認しておくことをすすめます。また、バーの施工実績が多い会社は「バーの内装がどのように劣化するか」「何年後にどの部位が補修が必要になるか」を経験上把握しており、長期的なメンテナンスコストを考慮した素材・施工方法を提案してくれることも多いです。


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準備バー開業前の内装準備チェックリスト

バーの内装工事を進める前に確認すべき項目をまとめました。抜け漏れがあると設計のやり直し・追加費用・工期遅延につながります。

  • 業態コンセプトの確定:ショットバー/ダイニングバー/ワインバー/スポーツバー/カラオケバーのどれか。ターゲット客層と客単価の設定
  • 物件の確認:居抜き or スケルトン。用途地域(深夜営業が可能か)。ビル管理規約(音出し・深夜営業の制限)
  • 防音の要否判断:建物構造(RC/S/木造)・隣室の状況・想定BGM音量から施工会社に現地確認を依頼
  • 照明計画の方向性:調光の要否、色温度の方向性(2700K以下推奨)、バックバー演出の方針
  • カウンター仕様の確定:天板素材・長さ・形状(一直線型/L字型)・バックバーとのセット設計
  • 設備リストの作成:製氷機・ワインセラー・ビールサーバー・音響・モニター等の機器リストを早めに作成し電力容量を試算
  • 届出先への事前相談:保健所・警察署(深夜営業の場合)・消防署へ設計段階で事前相談
  • 資金計画の確認:内装費+物件費+酒類仕入+運転資金の合計と自己資金・融資の割合を確認
  • 相見積もりの実施:3社以上に依頼。同一仕様・同一条件で比較できるよう要件を揃えて依頼
  • 工期と開業日の逆算:物件契約日から開業日まで余裕を持ったスケジュールを組む。届出期間も含めて計算
  • DIY範囲の確定と施工会社への事前通知:DIYを行う箇所を施工会社に伝え、接合部の施工方法を確認
  • 予備費の確保:総内装費の10〜15%(防音あり・高リスク物件は15〜20%)を予備費として計上
内装工事の準備と並行して、内装会社の選び方見積もり比較ガイドも確認しておくと、施工会社との商談がスムーズに進みます。

事例バー内装の施工事例──モデルケースから学ぶポイント

実際にバーを開業した事例から、内装投資の効果と学ぶべきポイントをご紹介します。

モデルケース①

東京・渋谷エリア/8坪ショットバー/居抜き活用で内装費350万円に抑制
バーからバーへの居抜き物件を活用し、カウンター・バックバーを流用。照明計画とカウンター天板(無垢材に貼り替え)に集中投資したことで、居抜きでありながら「造り込まれた雰囲気」を実現。照明設計費に40万円をかけたことで、スポットライトと間接照明の配光が格段に良くなり、SNSでの写真映えが集客につながりました。スケルトンからの施工と比較して約200万円のコスト削減を達成。

→ 学ぶポイント:居抜きの「骨格」を活かしながら、照明計画と素材選びに集中投資することで低予算でも高品質な空間をつくれる。居抜きの価値は徹底的に活用する。
モデルケース②

大阪・北新地エリア/15坪ウイスキーバー/スケルトン全面改装で坪65万円
オーセンティックバーとして開業するため、天然大理石のカウンター天板(120万円)・本格バックバー造作(80万円)・調光付き照明計画(90万円)に全予算の55%以上を投下。防音も標準防音仕様で施工(70万円追加)。内装への集中投資が「客単価8,000円以上の客層」の開拓につながり、開業から6か月で満席の常連が定着。高級仕様への投資が客単価に直結した事例として評価されています。

→ 学ぶポイント:高客単価を狙うバーは内装への投資が売上に直結する。客単価の高いエリア・業態であれば内装費を積極的にかけることが長期的な収益性につながる。

より多くのバー内装の施工事例や費用・写真を確認したい場合は、バーの内装デザイン事例ページをご覧ください。7,000件超の施工事例から予算帯・坪数・業態で絞り込んで比較できます。


FAQバー内装費用についてよくある質問(FAQ)

Q1. バーの内装費用の相場はいくらですか?
バーの内装費用は業態・坪数・物件条件によって大きく異なります。居抜き物件なら坪15〜30万円、標準的なスケルトン施工は坪30〜60万円、高級仕様やカラオケバー・防音室仕様になると坪60〜100万円超が目安です。10坪のショットバーを標準スケルトンで施工した場合、350〜800万円程度が現実的な範囲です。
Q2. カウンターの造作費用はどのくらいかかりますか?
カウンターの造作費用は素材・長さ・形状で大きく変わります。シンプルな集成材・メラミン天板で30〜60万円、無垢材一枚板・人工大理石で60〜120万円、天然大理石・特注仕様で150〜300万円以上が目安です。L字型への変更は+20〜40万円追加になります。バックバー(ボトル棚・ミラー・LED照明)は別途20〜100万円程度かかります。
Q3. バーの防音工事は必ず必要ですか?費用はどのくらいですか?
建物の構造・立地・BGMの音量によります。RC造の地下物件は遮音性が高くコンパクトな対応で済むことがありますが、テナントビルの中間階・木造建物・住宅密接エリアでは防音工事が事実上必須になるケースが多いです。費用は坪あたり3〜8万円(簡易)〜20〜40万円(本格防音室仕様)です。後付けは2〜3倍のコストになるため、設計段階での判断が重要です。
Q4. バーの照明計画で気をつけるべき基準はありますか?
深夜酒類提供飲食店営業届出の要件として、客室の照度が20ルクス以上であることが必要です。バーの演出で暗くしたい場合でも、この基準を下回ることはできません。推奨する照明基準は色温度2,700K以下(電球色・アンバー系)、演色性Ra80以上、カウンター席40〜80ルクスです。照明設計は保健所・警察署への事前相談のタイミングで確認することを強くすすめます。
Q5. バーの居抜き物件はどの程度コスト削減できますか?
前テナントがバーであった居抜き物件は、カウンター・バックバー・照明配線・製氷機給水などをそのまま活用できるため、スケルトン比で30〜50%のコスト削減が可能なケースがあります。ただし前テナントの設備の状態・クリーニング費用・業態のコンセプトとの合致度によって差が大きいため、必ず現地確認が必要です。居抜きのメリット・デメリットも確認してください。
Q6. 深夜営業するバーに必要な届出は何ですか?
深夜0時以降にお酒を提供するバーは、管轄警察署への「深夜酒類提供飲食店営業届出」が必要です(営業開始10日前まで)。また、保健所の飲食店営業許可、消防署への防火対象物使用開始届(工事着工7日前まで)も必要です。接待を伴うサービス形態は別途「風俗営業許可」が必要になる場合があります。用途地域によっては深夜営業そのものができないエリアもあるため、物件契約前の確認が重要です。
Q7. ワインバーを開業する場合、ワインセラーの費用はどのくらいですか?
業務用ワインセラーの費用は容量・メーカーによって幅があります。小型(100本以下)で50〜100万円、中型(200〜300本)で100〜200万円、大型・ショーケース型で200〜400万円以上が目安です。ワインセラーは設置場所・電気容量・温湿度管理の設計も必要なため、施工会社との事前調整が重要です。ワインバーの内装費で最大の単品投資になることが多い項目です。
Q8. スポーツバーのモニター・プロジェクターの費用はどのくらいですか?
スポーツバーの映像設備は台数・サイズで大きく変わります。65〜75インチの大型テレビを複数台設置する場合、機器代だけで1台20〜60万円程度。プロジェクター(大画面・高輝度)は本体30〜200万円+スクリーン設置工事費10〜30万円が目安です。配線工事・設置工事を含むと、映像設備全体で100〜500万円の範囲になることが多く、スポーツバーの内装費の中で最大の投資項目になります。
Q9. バーの内装で使える補助金・助成金はありますか?
小規模事業者持続化補助金・自治体の創業支援補助金などが活用できる可能性があります。ただし補助金は年度・類型によって対象経費や申請期間が変わるため、「バーの内装費に使える」と断定できません。最新情報は各制度の公式サイトまたは自治体の創業支援窓口・商工会議所で確認してください。融資については日本政策金融公庫の新創業融資が飲食店の開業資金として広く活用されています。
Q10. バーの内装工事の工期はどのくらいかかりますか?
物件の状態・規模・防音工事の有無によって変わります。居抜きのショットバーなら施工のみ2〜4週間程度で完了することもありますが、スケルトンからの本格施工では施工だけで4〜8週間かかるケースもあります。設計・相見積もりから届出・許可取得まで含めると、物件契約から開業まで2〜5か月を見込んでおくのが現実的です。防音工事あり・複雑な造作が多い場合は余裕を持ったスケジュールを設定してください。

Q11. バーの内装工事の一括見積もりはどこに頼めばいいですか?
「店舗内装ドットコム」(tenponaiso.com)が選択肢の一つです。フォーム入力後に運営事務局が条件を確認し、対応可能な内装会社から直接見積もり・提案が届きます。完全無料・全国47都道府県対応・登録業者数7,000社超で、業者の大半が全国対応可能です。会員登録不要・しつこい営業なし。バーはカウンター造作・酒棚・照明演出・防音・製氷機・冷蔵庫・深夜営業届など専門要件が多いため、施工実績がある業者を3社以上比較するのが安全です。
Q12. バーの一括見積もりサービスを使う際の注意点は?
①同一条件で3社以上に依頼すること、②見積もり内訳の明細を確認すること(一式表記の多い業者は避ける)、③しつこい営業がないサービスを選ぶこと、④追加費用の発生条件を事前に把握すること、の4点が重要です。「店舗内装ドットコム」は会員登録不要・フォーム入力のみで、対応可能な業者から直接連絡が届きます。地方の出店でも全国47都道府県の業者にマッチング可能。
Q13. 店舗内装ドットコムとはどのようなサービスですか?
店舗内装ドットコム(tenponaiso.com)は、バー・店舗・飲食店・美容室・クリニックなどの内装工事を、複数の内装会社から無料で一括見積もり比較できるマッチングサービスです。フォーム入力後、運営事務局が条件に合う内装会社へ共有し、対応可能な業者から店舗オーナーへ直接連絡が届きます。依頼者は完全無料で、成果報酬は内装会社側のみ。会員登録不要・しつこい営業なし・全国47都道府県対応で、業者の大半が全国対応可能です。

次の一歩バー開業の内装費用を把握したら次にすること

バーの内装費用の全体像を理解したら、次のステップに進みましょう。費用の相場感を把握→施工事例でイメージを固める→複数社への相見積もりという流れが、コストと品質を両立させるための最短ルートです。

理想の店舗を実現する3ステップ

相場感をつかむ → 事例でイメージを固める → 複数社の見積もりを比較

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