店舗の電気工事費用の完全ガイド【2026年最新】業種別・坪数別の相場30〜200万円・容量設計と業者選び

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結論:店舗の電気工事費用は、10坪前後で30〜100万円、一般的な店舗で80〜120万円、電気容量全体刷新時は200万円超まで幅広い業界目安です。業種により電気容量・必要回路数が大きく異なり(飲食店15-25回路、美容室30坪で20回路最低、物販10-15回路)、容量計算ミスは開店後のブレーカー落ち・是正工事の温床に。1社の見積もりでは絶対に適正価格は判定できません。本記事では業種別×坪数別の費用早見表、9工事種類別単価、電気容量計算、居抜きリスク3パターン、失敗5パターンまで完全解説します。店舗内装ドットコムは全国47都道府県の登録内装会社から無料で複数社の見積もりを一括取得できるマッチングサービスです。

基本店舗電気工事の役割と3タイプ

店舗電気工事は、店舗内に電力を供給するための工事全般を指します。業務用機器の安定動作と顧客・スタッフの安全を担保する、店舗運営の根幹インフラです。

店舗電気工事の3タイプ

タイプ 内容 業界一般的な費用目安
① 新設工事 業務用電源・分電盤・配線を一から設置 50〜200万円
② 増設工事 既存設備への配線・コンセント・回路の追加 10〜80万円
③ 容量アップ工事 キュービクル取替・幹線引き直し・契約電力増設 100〜300万円

容量アップは最も高額になりやすい
建物の電気容量が業務用機器の総ワット数に対応できない場合、キュービクル・幹線・分電盤全体の交換が必要となり、200万円超のケースも珍しくありません。物件契約前に容量確認をしないと、契約後に発覚して予算オーバーの原因になります。

費用費用相場の全体像

条件 業界一般的な費用目安
10坪前後の小規模店舗 30〜100万円
一般的な店舗(20〜30坪) 80〜120万円
大規模店舗(50坪超) 150〜300万円
電気設備全体刷新時 200万円超
キュービクル取り換え 100万円以上
回路増設(容量余裕あり) 10〜20万円

これらは業界一般的な目安で、業種・物件状態・既存設備の状況で大きく変動します。店舗内装工事全体の費用は店舗改装費用の相場完全ガイド、見積書の読み方は店舗内装の見積書の見方完全ガイドを参照してください。

早見表業種別×坪数別の費用早見表

業種 10坪 20坪 30坪以上 特徴
飲食店(軽飲食) 40〜80万円 80〜150万円 150〜250万円 厨房機器・空調で容量大
飲食店(重飲食) 60〜120万円 120〜200万円 200〜350万円 動力回路必須・排気強化
美容室・サロン 50〜100万円 100〜180万円 180〜300万円 シャンプー台・ドライヤー
物販(アパレル・雑貨) 30〜60万円 60〜120万円 120〜200万円 照明中心・調整容易
オフィス・事務所 30〜60万円 60〜100万円 100〜180万円 OAコンセント・LAN中心
クリニック・診療所 80〜150万円 150〜250万円 250〜400万円 医療機器・X線対応

※ 上記費用は業界一般的な目安です。居抜き物件で既存配線を流用できる場合は半額以下になることもあれば、キュービクル取り換えが必要な場合は上記の1.5〜2倍になることもあります。物件契約前に業者の現地調査と複数社の相見積もりが必須です。

業種①飲食店の電気工事

飲食店は厨房機器・業務用エアコン・冷蔵庫等で電気容量と動力回路がボトルネックになります。容量不足のままオープンすると、ピークタイムにブレーカーが落ちる致命的な店になります。

項目 飲食店の電気工事ポイント
必要回路数 15〜25回路(厨房機器10〜15、客席空調照明5〜10)
動力(200V)回路 業務用冷蔵庫・大型エアコン・電気フライヤー等で必須
分電盤 60〜100A、業態によりキュービクル容量増設も
主な電気工事項目 幹線工事・厨房機器配線・照明・換気扇連動・コンセント
注意点 厨房機器一覧を確定してから容量計算が必須

飲食店の厨房設計と一体で計画する必要があります。業務用厨房設計の完全ガイドグリストラップ設置費用の完全ガイドと連動で設計してください。

業種②美容室・サロンの電気工事

美容室は「同時に何人施術するか」で必要容量が決定します。席数とシャンプー台の台数が、そのまま電気工事費用に響きます。

項目 美容室の電気工事ポイント
必要回路数(30坪セット面7-8台) 最低20回路(ドライヤー等10回路+空調照明10回路)
同時使用機器 ドライヤー・アイロン・スチーマー・シャンプー台
専用回路 ドライヤー1台ごとに専用回路推奨(1500W前後)
主な電気工事項目 セット面コンセント・シャンプー台給湯・空調・照明
注意点 セット面数で容量計算(前テナント物販なら容量大幅増設必要)

業種③物販店の電気工事

物販店は照明工事が中心で、電気工事の総額をコントロールしやすい業種です。商品ディスプレイの照度設計が重要で、LED化が標準。

項目 物販店の電気工事ポイント
必要回路数 10〜15回路(照明・レジ・空調が中心)
照明 ダウンライト・スポットライト・ダクトレール(LED中心)
業務用容量 飲食・美容室より低めで、調整しやすい
主な電気工事項目 照明・レジコンセント・防犯カメラ・空調
注意点 商品の色見せに必要な演色性(Ra90以上)のLED選定

業種④オフィス・事務所の電気工事

オフィスはOAコンセント・LAN配線が中心で、業務用機器が少なく総額は抑えやすい業種です。

項目 オフィスの電気工事ポイント
必要回路数 10〜15回路(OAコンセント・空調・サーバー)
OAコンセント 1席に2〜3口、デスク数×3口が目安
LAN配線 有線/無線併用、サーバールーム別回路
主な電気工事項目 OAフロア下配線・LAN・照明・空調・パーテーション電源
注意点 レイアウト変更を想定した配線設計(増設可能性)

工事種類店舗電気工事の9項目別単価

工事種類 業界一般的な単価目安 備考
① 分電盤の新設・交換 10〜50万円 容量により大きく変動
② コンセント増設 1カ所 数千円〜1万円台 距離・露出/隠蔽で変動
③ 照明工事(LED) 器具1〜2万円+取付5千〜1万円/灯 ダウンライト・スポット
④ スイッチ増設・移設 1カ所 5千〜2万円 新設は配線分高め
⑤ 業務用エアコン関連 50〜100万円 馬力・台数で変動
⑥ 換気扇・レンジフード 飲食店80〜100万円 業務用ダクト含む
⑦ 給排気設備 美容室20〜25万円 業種で大幅差
⑧ LAN配線・通信 5〜30万円 口数・経路で変動
⑨ 防犯カメラ・セキュリティ 10〜50万円 台数・録画機器込み

各項目の見積書チェックポイントは店舗内装の見積書の見方完全ガイドを参照。「電気工事一式」表記は内訳明細書を必ず要求してください。

容量電気容量計算フレームワーク

店舗電気工事の最重要ポイントは「使用機器の合計ワット数」の正確な積算です。容量不足のままオープンすると、ブレーカー落ちで営業継続不可になります。

容量計算の5ステップ

STEP 1:機器一覧化

業務用厨房機器・空調・照明・客席設備を全リスト化。各機器のワット数を記録。

STEP 2:同時使用機器の特定

「ピークタイムに同時に動くもの」を抜き出し、合計ワット数を計算。

STEP 3:余裕係数の適用

同時使用合計に1.3〜1.5倍の余裕係数を適用。

STEP 4:契約電力の決定

余裕込みの合計から、必要な契約電力(A)を決定。

STEP 5:分電盤・幹線サイズ決定

契約電力に基づき、分電盤容量・幹線サイズを決定。

業種別の機器ワット数の目安
業務用エアコン:1馬力あたり1000W前後/ドライヤー:1200〜1500W/業務用冷蔵庫:300〜600W/コーヒーマシン:1500〜3000W/オーブン:3000〜6000W/業務用フライヤー:3000〜6000W。実機の銘板で必ず確認してください。

回路業種別の必要回路数目安

業種 必要回路数の目安 内訳の例
飲食店(軽飲食・10-15坪) 15〜20回路 厨房機器10+照明空調5
飲食店(重飲食・20-30坪) 20〜30回路 厨房15+動力5+照明空調10
美容室(30坪セット面7-8台) 最低20回路 ドライヤー10+空調照明10
物販・アパレル 10〜15回路 照明8+レジ空調4
オフィス 10〜15回路 OAコンセント8+空調照明5
クリニック 15〜25回路 医療機器10+照明空調10

居抜き居抜き物件の電気工事リスク3パターン

居抜き物件は「前テナントと同じ業種だから配線そのまま使える」と思いがちですが、現場で天井を開けると致命的な問題が発覚することが多いです。

⚠️ 1. 前オーナーの独自増設配線

前オーナーが営業中に独自に増設した配線が見つかり、是正工事で予算が大幅に膨らむ。

⚠️ 2. 業種が違うと容量・回路数不適合

前が物販で今が美容室の場合、回路数が圧倒的に不足。20回路化のため幹線引き直しが必要。

⚠️ 3. 既存配線の劣化・規格違反

古い物件で配線が劣化、または現行規格に合わない配線が見つかり、全交換が必要。

居抜き物件選定は店舗居抜き物件の選び方完全ガイドを参照。契約前に内装業者・電気工事業者の現地調査を必ず受けてください。

幹線幹線工事・分電盤増設が必要なシグナル

見積書に以下の項目が並び始めたら、高額ゾーン(100万円超)に入っているサインです。

  • 幹線工事:建物本体からの引込線の引き直し(30〜100万円)
  • 主幹ブレーカー交換:契約電力増設に伴うメインブレーカー交換
  • 分電盤増設・交換:既存盤の回路数不足による交換
  • キュービクル工事:高圧受電設備の更新(100万円以上)

容量アップ判断の典型パターン
①居抜き物件で軽飲食→電気厨房に変更/②空調台数大幅増設で幹線そのまま/③美容室で席数増加でドライヤー同時使用見込み不足。これらの場合は、契約前に電気工事業者の現地調査で幹線容量・分電盤容量を必ず確認してください。

資格電気工事士の資格と違法依頼の罰則

電気工事は有資格者しか施工できません。無資格業者への依頼は違法行為に加担することになり、店舗オーナーも法的リスクを負う可能性があります。

資格 対象 備考
第二種電気工事士 住宅・店舗(一般用電気工作物) 多くの店舗工事で必要
第一種電気工事士 ビル・工場(自家用電気工作物) キュービクル工事等
電気工事業者登録 事業者として電気工事業を営む 登録番号で確認可能

無資格者の工事は違法
電気工事業の業務の適正化に関する法律 第36条により、無資格者の電気工事は1年以下の懲役または10万円以下の罰金、または併科と定められています。業者選定時は必ず電気工事士の資格と登録を確認してください。

失敗店舗電気工事の失敗パターン5つ

⚠️ 1. 物件契約前の容量未確認

前テナントと同じ業種で大丈夫だろうと容量確認せず契約。後で200万円以上の容量アップが必要に。回避:契約前に電気工事業者の現地調査必須。

⚠️ 2. 機器一覧の確定遅れ

厨房機器・美容機器の選定が後回しで、配線計画が組めず工期延長+追加工事費。回避:設計段階で機器一覧を確定。

⚠️ 3. 同時使用機器の見落とし

ピーク時の同時使用を想定せず、ブレーカー落ちが頻発する開店初日。回避:同時使用機器の合計ワット数で容量計算。

⚠️ 4. 「電気工事一式」で契約

見積書が「一式」表記で内訳不明、後から追加工事を請求される。回避:内訳明細書を必ず要求。

⚠️ 5. 1社のみで決定

業者ごとに見積もりが30〜50%差が出ることがあり、相場の1.5倍を支払うケース。回避:必ず2〜3社の相見積もり。

業者業者選定と複数社見積もり

店舗電気工事の業者選定は、以下の5軸で慎重に判断してください。

① 電気工事士の資格保有

第二種以上の電気工事士を保有しているか。電気工事業者登録の番号も確認。

② 業種特有の施工実績

飲食店・美容室・物販等、自業態と同じ施工実績があるか。重飲食は専門知識必須。

③ 内装工事と一体対応

電気工事単独でなく、内装・配管・設備と一体で施工できる業者が効率的。

④ 見積書の透明性

「一式」表記が3項目以下に抑えられ、数量・単価・メーカー品番が明記されているか。

⑤ 複数社の相見積もり対応

1社の見積もりでは適正価格判定不可能。必ず2〜3社で同じ仕様の見積もりを取得。

内装業者選定の総合ガイドは内装業者の比較・選び方完全ガイド、依頼先タイプの比較は内装リフォームはどこに頼む?依頼先7タイプの選び方完全ガイドを参照。

FAQよくある質問

Q. 店舗電気工事の費用はどれくらい?

業界一般的な目安は、10坪前後で30〜100万円、一般的な店舗(20-30坪)で80〜120万円、大規模店舗で150〜300万円です。電気設備全体刷新時は200万円超、キュービクル取り換えは100万円以上が業界目安。業種・物件状態で大きく変動するため、必ず2〜3社の相見積もりで確認してください。

Q. 業種別で電気工事費用はどう違う?

飲食店(重飲食)と美容室は厨房機器・ドライヤー等で電気容量が大きく、20坪で120〜200万円が業界目安。物販・オフィスは照明・OA中心で60〜120万円と抑えやすいです。焼肉店・ラーメン店等の重飲食は排気・動力回路で追加費用がかかります。

Q. 美容室の電気工事で何回路必要?

30坪でセット面7-8台の美容室では、業界一般的に最低20回路必要です(ドライヤー等10回路+空調照明10回路)。前テナントが物販で10回路程度しかない場合、容量アップが必要となり、キュービクル増設で100万円以上かかる可能性があります。

Q. 居抜き物件なら電気工事は不要?

不要とは限りません。前テナントの独自増設配線・規格違反配線・劣化配線が見つかると是正工事で予算が大幅に膨らむケースが多いです。業種が異なる場合は容量・回路数が圧倒的に不足することも。物件契約前に業者の現地調査で「流用可能範囲」を必ず確認してください。

Q. 電気工事は誰に依頼する?

第二種以上の電気工事士の資格保有者・電気工事業者登録のある業者に依頼します。無資格者の工事は電気工事業の業務の適正化に関する法律 第36条により1年以下の懲役または10万円以下の罰金と定められています。店舗内装と一体で発注する場合は、内装業者経由で有資格の電気工事業者と連携するのが効率的です。

Q. 1社の見積もりだけで決めても大丈夫?

絶対に避けるべきです。業者ごとに見積もりが30〜50%差が出ることがあり、1社見積もりで相場の1.5倍を支払うリスクがあります。必ず2〜3社の相見積もりを取って、同じ仕様で横並び比較してください。「電気工事一式」表記がある業者は内訳明細書を必ず要求してください。

Q. 物件契約前に何を確認すべき?

①現在の契約電力・分電盤容量、②キュービクルの有無と容量、③幹線サイズ、④回路数、⑤前テナントの業種と機器構成、の5点を必ず確認します。業種が異なる場合は容量アップが必要かを、業者の現地調査で判定してもらいます。確認せずに契約すると、後で200万円超の容量アップが必要になるリスクがあります。

Q. 開店後にブレーカーが落ちる原因は?

多くは①同時使用機器の合計ワット数が分電盤容量を超えている、②動力(200V)回路と一般照明・コンセント回路の負荷が偏っている、③前テナントと同容量で契約したが業種が異なり消費電力が増えた、の3つです。容量計算と回路分散の設計ミスが根本原因で、後追い工事は割高になります。

Q. 電気工事と内装工事は別業者に頼むべき?

店舗内装工事と一緒に発注するのが圧倒的に有利です。電気工事は厨房設計・配管・空調と一体で計画する必要があり、別発注すると工程調整の手間・現場管理費の二重発生・責任の所在不明等の問題が発生します。店舗内装ドットコムの一括見積もりで内装と電気を統合対応できる業者を比較できます。

Q. 居抜きで「電気容量足りない」と言われた場合は?

幹線引き直し・分電盤交換・キュービクル増設のいずれかが必要となり、業界一般的に追加費用50〜200万円が発生します。業者の現地調査で正確な見積もりを取得し、複数社で比較してください。場合によっては物件契約のキャンセル(解約金との比較)も検討する必要があります。

次の一歩まとめ|店舗内装ドットコムで内装と電気工事を一括見積もり

店舗電気工事の費用は、10坪前後で30〜100万円、一般的な店舗で80〜120万円、電気容量全体刷新時は200万円超まで幅広い業界目安です。業種により電気容量・必要回路数が大きく異なり、容量計算ミスは開店後のブレーカー落ち・是正工事の温床になります。

そして最も重要なのは、1社の見積もりだけでは絶対に適正価格を判定できないこと。業者ごとに見積もりが30〜50%差が出ることがあり、必ず2〜3社の相見積もりで比較する必要があります。また、第二種以上の電気工事士の資格保有者に依頼することが法的にも必須です。

店舗内装ドットコムは、全国47都道府県の登録内装会社から無料で複数社の見積もりを一括取得できるマッチングサービスです。電気工事を含む店舗内装工事を一体で対応できる業者を比較でき、業者探しの工数を大幅に圧縮できます。マッチング完全無料・しつこい営業なし・相談だけでもOK・業者の大半が全国対応可の4つの設計です。

業種と物件規模が決まったら、まずは店舗内装費用シミュレーターで概算を把握し、その後に複数社の見積もりで実勢価格を比較するのが、失敗しない発注の王道フローです。

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