インテリアショップ・家具店の移転|ショールーム展示と大型搬入と床補強を作り直す——旧店原状回復+新店内装を一括で進める費用・段取り・業者の選び方

インテリアショップの内装を無料で一括見積もり

¥0ご利用無料
店舗内装専門サイト
全国対応業種問わず
全国47都道府県・7,000件以上の事例から比較

インテリアショップに対応できる会社へ、一度の入力でまとめて依頼できます。

記事の業種を自動入力(変更できます)

登録不要・最短60秒・しつこい営業なし

↓ 記事を読む

このガイドは、個人が家具を運ぶ・模様替えする話ではなく、インテリアショップ・家具店を運営する事業者が、店舗を別の物件へ移転するときの内装と段取りの話です。家具店の移転は、商品を新しい場所に運ぶ引っ越しではなく、旧店を原状回復し、新店でショールーム展示と床補強と照明を作り直す二重工事です。家具店にはアパレルや一般物販と決定的に違う特徴があります。核となるのはショールーム型展示(ルームセット)と、大型搬入(天井高・搬入経路・吊り上げ)重量物の床補強、そして家具を魅せる照明です。このガイドは、家具店移転の総額・ショールーム展示と大型搬入と床補強・照明・倉庫・居抜き・行政手続き・ショールーム展示を読める家具系業者の選び方を、旧店の廃業と新店の開業を一つにつないで整理します。

30秒でわかる結論

  • 移転の正体:旧店の原状回復(ショールーム什器・床補強の戻し)+新店の内装(ショールーム展示・床補強・照明)=二重工事
  • ショールーム型展示が核:部屋に置いてあるかのように家具を展示するルームセットで世界観を見せる。広いフロアと吹き抜け天井のような開放感が映える
  • 大型搬入が物件を縛る:廊下の天井高は家具の一番長い辺より+20cm以上、搬入経路の横幅は一番短いサイズ以上、エレベーター・階段・吊り上げを確認。展示品も在庫も大きい
  • 重量物の床補強:大型家具・ソファ・ベッド・一枚板テーブルの集中荷重に耐える床。照明は家具を魅せる演色性と大型照明
  • 許認可は軽め:物販は飲食より許認可が軽い。ただし中古家具(リサイクル・アンティーク)なら古物商許可、大規模物販なら用途変更に注意。移転=廃業届+開業届

移転費用の全体像を先に知りたい方へ

旧店の原状回復+新店の内装工事+二重家賃まで合算した総額の内訳と進め方は、店舗移転の費用と流れ 完全ガイドにまとめています。

家具店の移転は「ショールーム展示と大型搬入と床補強の作り直し」——アパレル/物販と別の大型家具軸

移転は「旧店の原状回復」と「新店の内装」の二つ

家具店の移転は、旧店を契約どおりの状態に戻す原状回復と、新店をゼロまたは居抜きから立ち上げる内装が並行します。世の中の情報は、退店側だけの原状回復・解体の解説か、開店側だけのインテリアショップの内装の解説のどちらか一方に偏りがちですが、それでは移転の半分しか見えません。家具店はショールーム展示と床補強が工事の土台なので、両側を合わせて初めて総額と工事の重さが見えてきます。衣料を扱うアパレルの移転とも、大型家具を扱う家具店は搬入も床も別物です。

ショールーム型展示(ルームセット・空間提案・天井高・開放感)+大型家具を「部屋に置いたように見せる」

家具店はアパレルや一般物販と決定的に違います。核となるのはショールーム型展示で、部屋に置いてあるかのように家具を展示し、空間提案で具体的なイメージを膨らませながら選んでもらいます広いフロアで豊富なラインナップを実際に見て・座って・触れて選べる体験型空間が求められ、吹き抜け天井のような開放的な空間が映えます。アパレルがマネキンとVMDで魅せるのに対し、家具店はルームセット(リビング・ダイニング・寝室を再現した展示)で世界観を見せます。だから物件選びでは、大型家具を余裕をもって展示できる広いフロアと、開放感を出せる天井高が要ります。一般物販が什器で間取りが決まったのに対し、家具店はショールームと天井高で建物がそもそも選べるかが決まります。移転は、品揃えやコンセプトの変化に合わせてショールームを作り直す好機です。

原状回復への影響は、床補強や特殊な照明・造作の戻しでこれだけ変わります(公開相場の目安。家具店は床補強・特殊照明の戻しで重い)。

什器撤去中心
坪2〜3万円
ショールーム造作の戻しあり
坪3〜5万円
床補強・特殊照明の戻し
坪5〜8万円

家具店を”アパレルのように什器を移す”で見ると外す

アパレルは軽量な衣料とVMDが核ですが、家具店はショールーム展示と大型搬入と床補強が核です。大型家具は天井高+20cmの搬入経路が要り、ソファやベッドの集中荷重に耐える床が要り、ルームセットで世界観を見せます。アパレルの感覚で見積もると合いません。

家具店移転の費用相場——旧店の原状回復・新店の内装を1つの予算表で見る

家具店移転の総額は「旧店をいくらで畳むか」と「新店の内装をいくらでつくるか」の合算です。なお展示する家具・在庫は商品なので内装と別計上です。まず3つの要素を押さえます。

坪2〜8万円
旧店の原状回復(床補強の戻しで重い)
坪20〜65万円
新店の内装(店舗タイプで変わる)
別計上
展示家具・在庫(商品)

旧店の原状回復費用

内訳は、什器・什器棚の撤去(搬出)/ショールーム造作(ルームセットの仕切り・造作)の撤去/床補強の撤去/特殊な照明の撤去/倉庫・接客カウンターの撤去/内装(床・壁・天井)の撤去や修繕/原状確認の立会いです。原状回復の範囲はスケルトン戻しか居抜き退去かで変わりますが、大型家具のために床補強を作り込んでいた場合や、特殊な照明・造作展示を施工していた場合は、その戻しで原状回復が坪5〜8万円程度まで重くなりやすいです。雑貨中心の小型店なら軽く済みます。

新店の内装費用

新店の主役はショールーム展示と床補強です。ショールーム展示(ルームセットの造作・仕切り)床補強(大型家具の集中荷重)照明(演色性・スポット・大型照明)倉庫・在庫スペース接客・相談スペース、天井高を活かす内装が必要です。坪単価は物販内装の目安で、ショールームのグレードや床補強の有無で大きく変わります展示する家具・在庫は商品なので内装費とは別計上です。設計やグレード別の坪単価はインテリアショップの内装ガイドが参考になります。

移転総額の考え方とシミュレーション

総額=旧店の原状回復+新店の内装+展示家具・在庫(商品・別計上)+付帯(引越・什器移設・造作譲渡)です。下のシミュレーターは内装工事分の概算で、旧店の規模と原状回復の区分、新店の規模と店舗タイプ、ルームセットの数、床補強の有無を入れるとレンジが出ます(展示家具・在庫は別計上)。店舗タイプ・ルームセット数・床補強の有無で上がるのが分かります。

旧店の坪数:坪 / 新店の坪数:

新店の店舗タイプ: / ルームセット数:区画

床補強:

旧店の原状回復:

旧店の原状回復
新店の内装(展示家具は別)
概算の移転総額(商品・付帯は別途)

規模別の目安は次のとおりです(標準ショールーム・ルームセット3区画・床補強なし・公開されている坪単価の目安で機械的に計算した内装工事の概算。展示家具・在庫・付帯費用は含みません)。

規模(旧店/新店) 旧店の原状回復 移転総額の目安(新店内装込み)
20坪/20坪 約60〜100万円 約810〜1,550万円
40坪/40坪 約120〜200万円 約1,470〜2,650万円
60坪/60坪 約180〜300万円 約2,130〜3,750万円
100坪/100坪 約300〜500万円 約3,450〜5,950万円

新店を元家具店・物販の居抜きにできれば総額は下限側、大型ショールームやルームセット数・床補強で上限側に振れます。これに展示家具・在庫(商品・別計上)が加わります。新店の店舗タイプ・ルームセット数・床補強の有無別の内訳は上のシミュレーターで確認できます。

見落としやすい付帯費用と敷金の扱い

総額には工事費以外の付帯も乗ります。旧店からの引越し・什器の移設・新店の展示家具や在庫(商品・別計上)・新店の保証金や敷金・顧客への移転告知や配送先変更などです。新店を居抜きにする場合は造作譲渡(前借主や所有者に内装・設備の利用料として支払う費用)も関わります。さらに床補強・大型照明の電気容量の増設といった費用が乗ることがあります。旧店の敷金(保証金)は償却として解約時に差し引かれる契約が一般的ですが、床補強・特殊照明の戻しで原状回復が膨らむこともあるので注意します。新店契約でフリーレント(賃料無料期間)を取れれば、その期間をショールーム・床補強の工事に充てることで実質的な二重家賃を圧縮できます。

ショールーム展示と大型搬入と床補強が施設を決める——居抜きは元家具店/物販か・床補強/搬入経路/天井高が使えるか

家具店移転で総額と物件選びを最も大きく動かすのが、ショールーム展示と大型搬入と床補強です。ショールームは広いフロアと天井高を、大型搬入は搬入経路を、床補強は集中荷重を縛るため、これらが新物件で成立するかがそのまま物件の可否を決めます。

ショールーム型展示(ルームセット・天井高・開放感)と大型搬入(天井高+20cm・搬入経路・吊り上げ)

ショールームは、部屋に置いたように家具を展示するルームセットで、広いフロアと吹き抜け天井のような開放感が映えます。大型搬入では、大型家具は品物を縦横に向きを変えながら運ぶため、廊下の天井高は家具の一番長い辺より+20cm以上が必要で、搬入経路の横幅は一番短いサイズ以上、エレベーターは扉の横幅・高さと内部の天井高・奥行を確認します。通常ルートで搬入が難しい場合は、家の外側から吊り上げ搬入になり、道路幅や建物形状で可否が変わり、配送業者の現地下見が要ります。これは展示品の搬入だけでなく、日々の在庫の搬入にも直結します。だから移転先選びでは、広いフロアと天井高、搬入経路を内装より先に確認します。これを満たさない物件では、大型家具が搬入も展示もできません。

重量物の床補強(大型家具の集中荷重)+倉庫/在庫(バックヤード・ストック)

もう一つの核が重量対応です。大型家具・ソファ・ベッド・一枚板テーブルの集中荷重に耐える床補強が要ります。さらに大型家具は店頭在庫やバックヤードのストックが大きく、搬入動線とつなげて倉庫を設計します。下の比較で新店の作り方を整理します。

スケルトンで作る

坪30〜65万円
ショールーム展示造作から新設
床補強大型家具用に新設
搬入経路大型搬入を検証
向くケース理想のショールーム・天井高を作りたい

元家具店・物販居抜き

坪20〜45万円
ショールーム既設を活かし再構成
床補強既設を確認・流用
搬入経路既設を確認
向くケースコスト抑制・店舗タイプと広さが合えば

天井高・搬入経路・床補強を満たさない物件は内装前に判明させる

大型家具を展示できる天井高、搬入経路(通路幅・エレベーター・吊り上げ)、集中荷重に耐える床補強は、内装の設計に入る前に確認すべき物件の前提です。契約してから「大型家具が搬入経路を通らない」「天井が低くて展示できない」「床が大型家具の荷重に耐えない」と判明すると、計画が大きく狂います。内見・契約の段階で、天井高と搬入経路と床補強を業者に確認してください。

見えない急所——照明・倉庫・接客スペース・電気容量と、相見積もりのB/C工事

家具店移転で見落とされがちなのが、照明と倉庫と接客スペースです。照明は家具の見え方を、倉庫は在庫を、接客スペースは高額商材の検討を左右します。だから比較すべきは「照明と倉庫と接客動線を読める業者か」です。

照明(家具を魅せる演色性・大型照明)・倉庫・接客スペース・電気容量

照明は、家具の質感や色を正確に見せる演色性の高い照明、スポットで商品を引き立てる照明、全体を明るく見せる照明を組み合わせ、家具専門店では照明そのものも大型照明として多数展示します。吹き抜け天井を活かした照明で開放感を出します。倉庫は、大型家具のストックを搬入動線とつなげて設計します。接客・相談スペースは、家具は高額で検討期間が長いため、ショールームを予約優先制にしてアドバイザーがカウンセリングする店も多く、ゆっくり相談できる空間が要ります。大型照明の電気容量も確保します。これらは家具の見え方と購買体験を支えるもので、家具・物販の施工実績がない業者だと照明や接客動線で詰まることがあります。

A・B・C工事の基本(家具店での例)

A工事は躯体・共用部・防災設備など建物側(貸主負担)、B工事は専有部でも電気本管容量・空調・換気・搬入用の共用部など建物に関わる部分(ビル指定業者)、C工事は専有部のショールーム展示・床補強・照明・倉庫・内装(自由に選定可)です。移転での相見積もりの効きは次のとおりです。

工事区分 業者を選べるか 相見積もりの役割
A工事 選べない(貸主手配) 基本は対象外
B工事 選べない(指定業者) 電気本管・空調・搬入用共用部の金額の妥当性を検証して交渉
C工事 選べる(自由選定) ショールーム展示・床補強・照明・倉庫込みで家具系業者を競わせる

工事区分の詳細はA工事・B工事・C工事の違いで確認できます。大型照明の電気容量を増やす幹線工事はB工事に関わることが多いので注意します。

旧店はショールーム・床補強撤去の数量検証用、新店はショールーム展示・床補強・照明設計込みの業者選定用

旧店の原状回復は共用設備のB工事が混じり業者を選べない部分があり、床補強・特殊照明の戻しで重くなりやすいため、相見積もりは指定業者の金額が妥当かを検証する用途です。新店のショールーム展示・床補強・照明はC工事=自由選定なので、複数の家具系業者を競わせ、展示動線・床補強・搬入経路・照明まで含めて選ぶ主戦場になります。

一般内装業者に頼むとショールーム展示・大型搬入・床補強のノウハウがずれる

家具店はショールーム展示、大型搬入の経路設計、大型家具の床補強という固有のノウハウが要ります。一般の内装業者に頼むと、ルームセットの見せ方や大型家具の搬入経路、集中荷重の床補強で詰まることがあります。家具店・物販店の施工実績があり、ショールーム展示と大型搬入を踏まえて設計できる業者かを、見積もり段階で確認してください。

営業・顧客を切らさない移転——段取りと二重家賃スケジュール

移転で資金を最も無駄にするのが、旧店と新店の家賃が重なる二重家賃です。家具店は新店のショールーム展示・床補強・照明で工期がかかり、旧店も床補強・特殊照明の戻しで時間がかかるうえ、大型の展示家具・在庫の搬入もあるため、両側を設計しないと重複が膨らみます。あわせて顧客への配送先変更や告知も絡みます。

旧店の家賃(明渡しまで)新店の家賃(契約から)二重家賃が発生する期間新店 契約・着工旧店 明渡し

工期の非対称と、新店竣工からの逆算

新店はショールーム展示・床補強・照明で工期がかかり、旧店も床補強・特殊照明の戻しで数日〜2週間ほどかかります。旧店を先に畳めば二重家賃はほぼ回避できますが営業の空白で顧客が離れやすく、新店を先に作れば営業の空白は最小ですが二重家賃が発生します。理想は、新店の竣工日を起点に展示什器・在庫の搬入→開店→数日〜2週間で旧店の原状回復→明渡し、と重ねる形で、賃貸借契約の解約予告(3〜6ヶ月前が一般的)はこの逆算カレンダーの出発点になります。ショールーム・床補強の工事は規模次第で工期が変わり、大型の展示家具・在庫の搬入(大型搬入・吊り上げ)もあるので、見積もりと搬入計画が固まってから予告を出すのが安全です。あわせて顧客への配送先変更や移転告知も組み込みます。

逆算の流れと、押さえるチェックリストは次のとおりです。

1解約予告予告期限の確認
2新店 契約・着工ショールーム・床補強
3新店 竣工・開店展示什器・在庫の搬入
4旧店 原状回復床補強の戻し
5旧店 明渡し立会い
  • 移転先が大型家具を展示できる天井高と広いフロアを満たすかを確認した
  • 移転先の搬入経路(通路幅・天井高+20cm・エレベーター・吊り上げ)と床補強を確認した
  • 解約予告の期限を賃貸借契約書で確認した
  • 大型の展示家具・在庫の搬入計画を踏まえて開店日を逆算した
  • 旧店家賃と新店家賃の重複期間を最小化できているか試算した

家具店移転の進め方・行政手続きと「ショールーム展示と大型搬入を読める家具系業者」

移転は、旧店の契約確認から新店の開店、旧店の明渡しまでが一本の流れです。全体像を押さえると、相見積もりと工程の重ね方を判断しやすくなります。

1契約確認・解約予告予告期限・搬入経路
2現地調査・相見積もり旧店と新店の両方
3新店 設計・着工ショールーム・床補強
4届出・許可古物商・用途変更
5新店 竣工・開店展示什器・在庫の搬入
6旧店 原状回復・明渡し床補強の戻し

届出は「旧店の廃業」+「新店の開業」——物販は軽いが中古家具なら古物商

移転は同じ屋号でも、行政上は「旧店を廃業し、新店を新規に開業する」扱いになります。家具店は物販なので飲食より許認可が軽いのですが、中古家具(リサイクル・アンティーク)を扱う場合は古物商許可(警察署)大規模な物販店で用途変更(床面積200㎡超は確認申請の可能性)不特定多数が出入りする店舗の消防に注意します。税務署への開業・廃業届も必要です。期限のあるものもあるので、漏れと遅れに注意してチェックリストで管理します。

旧店の廃業で必要な手続き

  • 税務署へ廃業届(個人事業の場合)/法人は別途手続き
  • テナントの解約予告(3〜6ヶ月前が一般的)と原状回復(床補強・特殊照明の戻し)
  • 古物商許可の変更・廃止届(中古家具を扱う場合・所在地変更)
  • 展示家具・在庫の移動・処分/什器の売却・移設
  • 電気・ガス・水道などライフラインの解約
  • 顧客への移転告知・配送先や問い合わせ先の変更

新店の開業で必要な手続き

  • 税務署へ開業届
  • 中古家具(リサイクル・アンティーク)を扱う場合は古物商許可(警察署・所在地)
  • 大規模な物販店は用途変更(床面積200㎡超は確認申請の可能性)
  • 不特定多数が出入りする店舗の消防(消防署に確認)
  • 天井高・搬入経路・床補強が計画どおりか確認
  • 展示家具・在庫の搬入計画/看板の届出(自治体の条例による)

物販は飲食より許認可が軽いですが、中古家具なら古物商、大規模物販なら用途変更に注意します。退店側の手続き全般は閉店・撤退の手続きも参考になります。

「ショールーム展示と大型搬入を読める家具系業者」の評価軸

移転では旧店の解体業者と新店の内装業者を別々に頼みがちです。だが旧店のショールーム・床補強の撤去と新店のショールーム・床補強・照明を1社(家具・物販系)が握ると、展示動線・床補強・搬入経路・照明のズレと、展示家具・在庫の搬入計画の抜けを一気通貫で防げます。次の観点で複数社を比較します。

  • 家具店・物販店の内装実績があるか
  • ショールーム展示・大型搬入・床補強を扱えるか
  • 天井高・照明・倉庫を読めるか
  • 旧店の原状回復と新店の内装の工程を重ねて管理できるか
  • 旧店の原状回復から新店の内装までを一括で見積もれるか

複数の家具系業者に「旧店の原状回復から新店の内装まで」をまとめて見積依頼すると、各社の総額・工程・ショールーム展示や床補強・照明の提案・責任分界点の考え方が横並びで比較でき、価格の安さでなく「ショールーム展示と大型搬入を読んで作り込む能力」で選べます。新店の設計はインテリアショップの内装ガイドも参考になります。

ショールーム展示・床補強と内装を分けると展示動線と搬入経路がずれる

ショールーム展示・床補強を担う業者と内装の業者を別に動かすと、ルームセットの展示動線と大型家具の搬入経路、床補強が噛み合わないことがあります。さらに旧店のショールーム・床補強の図面が新店の業者に渡らず、展示動線や床補強を一から検討し直すロスも起きやすくなります。

よくある質問

家具店は原状回復が高いですか?

設備次第です。雑貨中心の小型店なら軽いですが、大型家具のために床補強を作り込んでいた場合や、特殊な照明・造作展示を施工していた場合は、その戻しで坪5〜8万円程度まで上がります。床補強・特殊照明の戻しで敷金を超えることもあるので注意してください。

ショールームはどう設計しますか?

部屋に置いたように家具を展示するルームセットで世界観を見せます。広いフロアで実際に見て・座って・触れて選べる体験型空間にし、吹き抜け天井のような開放感を出します。家具は高額で検討期間が長いため、ゆっくり相談できる接客スペースも設けます。

大型家具は搬入できますか?

搬入経路次第です。大型家具は品物を縦横に向きを変えながら運ぶため、廊下の天井高は家具の一番長い辺より+20cm以上、搬入経路の横幅は一番短いサイズ以上が必要です。エレベーターは扉と内部のサイズを確認し、通らない場合は外側からの吊り上げ搬入になります(配送業者の下見が必要)。内見段階で搬入経路を確認します。

床補強は必要ですか?

大型家具を多く扱う場合は必要です。大型家具・ソファ・ベッド・一枚板テーブルの集中荷重に耐える床補強が要ります。展示と在庫で同じ場所に重量が集中するため、物件の床荷重を確認し、必要に応じて補強します。

照明はどうしますか?

家具の質感や色を正確に見せる演色性の高い照明、スポットで商品を引き立てる照明、全体を明るく見せる照明を組み合わせます。吹き抜け天井を活かした照明で開放感を出し、家具専門店では照明そのものも大型照明として展示します。大型照明の電気容量も確保します。

許認可は要りますか?

物販なので飲食より軽めです。ただし中古家具(リサイクル・アンティーク)を扱う場合は古物商許可(警察署)、大規模な物販店で用途変更(床面積200㎡超は確認申請の可能性)、不特定多数が出入りする店舗の消防に注意します。税務署への開業・廃業届も必要です。

居抜きは使えますか?

前店が元家具店・物販店なら、ショールーム造作・床補強・搬入経路・天井高が整っていることが多く、必要最低限の改修で開店でき大きく安くなります(坪20〜45万円)。ただし前店の床補強・搬入経路・天井高が自店の店舗タイプに合うかを確認します。条件が合わないと利点が薄れます。

インテリアショップ・家具店の移転は、ショールーム展示と大型搬入と床補強を新店で作り直すことで総額が決まります。アパレルや一般物販と違い、ルームセットで世界観を見せるショールーム、天井高+20cmの搬入経路、大型家具の集中荷重に耐える床補強が要なので、旧店の原状回復と新店の内装を別々に頼まず、まず移転先が広いフロアと天井高と搬入経路と床補強を満たせるかを確認したうえで、ショールーム展示と大型搬入を読める家具系の業者にまとめて相見積もりを出すところから始めるのが、最も無駄の少ない進め方です。

店舗内装ドットコム

読み終えたら、インテリアショップの内装を
無料で一括見積もり

¥0ご利用無料
店舗内装専門サイト
全国対応業種問わず
全国47都道府県・7,000件以上の事例から比較

記事の業種を自動入力(変更できます)

登録不要・最短60秒・しつこい営業なし

店舗内装ドットコム内装・デザイン会社が見つかる
×
最短60秒登録不要全国の内装会社を比較
無料でマッチング →