中華料理店の移転|油まみれの厨房を剥がし、新店で強火力中華レンジ・大排気ダクト・ウェット床を作り直す——旧店原状回復+新店厨房を一括で進める費用・段取り・業者の選び方

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中華料理店の移転は、厨房機器を新しい店に運ぶ引っ越しではなく、旧店の油まみれの厨房(ウェットキッチン床+油排気ダクト)を剥がし、新店で強火力中華レンジ・大排気ダクト・ウェット床を作り直す二重工事です。中華には他業態と違う重さがあります。旧店の原状回復は油汚れのダクト・床・壁で重く、新店も中華鍋を煽る強火力の中華レンジ・大量の油を捌く排気で重い。つまり旧店も新店も費用がかさむ”両重”の業態です。このガイドは、中華移転の総額・大火力ガス容量の物件縛り・油排気とウェット床・居抜きの厨房縛り・行政手続き・火力と排気を読める業者の選び方を、退店と出店を一つにつないで整理します。

30秒でわかる結論

  • 移転の正体:旧店の原状回復+新店の中華厨房=二重工事。旧店も新店も重い”両重”が中華の特徴
  • 旧店は油で重い:炒め・揚げの大量の油で排気ダクト・壁・床が汚れ、油汚れの撤去・清掃で標準より割高(坪8〜15万円)
  • 新店も重い:中華鍋を煽る強火力中華レンジ・大量の油を捌く大排気ダクト・グリスフィルター・ウェット床。坪20〜70万円
  • 大火力ガスが物件を縛る:強火力中華レンジは大火力ガスが必要で、移転先のガス容量・引込が足りないと増設や物件の作り直し
  • 居抜きは厨房縛り:中華の居抜きなら強火力レンジ・大排気を流用できるが、他業態だと一から。移転=廃業+開業の手続きも必要

中華の移転は「油まみれの厨房の作り直し」——旧店も新店も重い両重

移転は「旧店の原状回復」と「新店の中華厨房」の二つ

中華移転は、旧店を契約どおりの状態に戻す原状回復と、新店をゼロまたは居抜きから立ち上げる中華厨房が並行します。世の中の情報は、退店側だけの原状回復・解体の解説か、出店側だけの中華料理店の内装の解説のどちらか一方に偏りがちですが、それでは移転の半分しか見えません。中華は強火力の中華レンジと大量の油を捌く排気が商品の土台なので、両側を合わせて初めて総額と工事の重さが見えてきます。

中華は両重=油汚れの原状回復も、火力・排気・床の新店も高い

中華は炒め物・揚げ物で大量の油を使うため、旧店の原状回復が重くなります。油まみれの排気ダクトの撤去・壁の特別清掃・グリストラップの撤去、床に水を流して洗うウェットキッチン構造の床はつり・排水管撤去が必要で、重飲食の中でも手間がかかります。公開情報でも、重飲食は油汚れや配管のクリーニングで標準工事費より30%以上高くなるケースがあるとされ、中華は坪8〜15万円程度まで上がります。さらに新店も、強火力の中華レンジ・大排気ダクト・ウェット床で重い。旧店も新店も費用がかさむ”両重”が、軽飲食や寿司・カフェと決定的に違う中華の特徴です。

原状回復への影響は、油汚れと床・ダクトの撤去でこれだけ変わります(公開相場の目安)。

シンプル内装
坪5〜8万円
油ダクト・ウェット床あり
坪8〜12万円
ダクト床+スケルトン戻し
坪10〜15万円

中華を”ラーメンと同じ”で済ますと外す

中華もラーメンと同じウェットキッチン構造ですが、中華は炒め・揚げの油が加わり、油汚れのダクト撤去・壁清掃・排水管の油詰まりまで対応が必要です。さらに新店では強火力の中華レンジが大火力ガスを要求します。ラーメンの「水とガス」に対し、中華は「水とガスと油」で、原状回復も新店も一段重くなります。

中華移転の費用相場——旧店の原状回復・新店の中華厨房を1つの予算表で見る

中華移転の総額は「旧店をいくらで畳むか」と「新店の中華厨房をいくらでつくるか」の合算です。まず3つの要素を押さえます。

坪5〜15万円
旧店の原状回復(油で重い)
坪20〜70万円
新店の中華厨房(居抜き〜スケルトン)
数十万円〜
付帯(引越・什器移設・造作譲渡料・届出など)

旧店の原状回復費用

内訳は、油まみれの排気ダクト・グリスフィルターの撤去/ウェットキッチン床のはつり・排水管撤去(油詰まり対応含む)/壁・天井の油汚れの特別清掃/強火力中華レンジ・厨房機器の搬出/グリストラップの撤去/産業廃棄物の処分/原状確認の立会いです。原状回復の範囲はスケルトン戻しか居抜き退去かで変わり、中華は油汚れで撤去・清掃の数量が増えるため重飲食の中でも高めになります。ウェット床・排水まわりは給排水工事の費用も参考になります。

新店の中華厨房費用

新店の主役は厨房です。中華鍋を煽る強火力の中華レンジ(中華バーナー)、大量の油を捌く大排気ダクト・グリスフィルター・換気、床に水を流すウェットキッチン床(防水・排水)、給排水、ガス設備が必要です。新店を中華の居抜きにできれば既存の強火力レンジ・大排気・ウェット床を活かし坪20〜40万円程度に圧縮できますが、スケルトンから厨房を組むと坪40〜70万円程度まで上がります。設計やグレード別の坪単価は中華料理店の内装ガイドが参考になります。

移転総額の考え方とシミュレーション

総額=旧店の原状回復+新店の中華厨房+付帯(引越・什器移設・造作譲渡料・新店什器・届出関連)です。下のシミュレーターで、旧店の規模と原状回復の区分、新店の規模とタイプを選ぶと概算の総額レンジが出ます。旧店も新店も金額が大きい両重が分かります。

旧店の坪数:坪 / 新店の坪数:

旧店の原状回復:

新店のタイプ:

旧店の原状回復
新店の中華厨房
概算の移転総額(付帯は別途)

規模別の目安は次のとおりです(公開されている坪単価の目安で機械的に計算した概算。付帯費用は含みません)。

規模(旧店/新店) 旧店の原状回復 移転総額の目安(新店込み)
10坪/10坪 約80〜120万円 約280〜820万円
15坪/15坪 約120〜180万円 約420〜1,230万円
20坪/20坪 約160〜240万円 約560〜1,640万円
30坪/30坪 約240〜360万円 約840〜2,460万円

旧店の原状回復も新店の厨房も金額が大きいのが中華の両重です。新店を中華居抜きにできれば総額は下限側、スケルトンで厨房を組むと上限側に振れます。新店タイプ別の内訳は上のシミュレーターで確認できます。

見落としやすい付帯費用と敷金の扱い

総額には工事費以外の付帯も乗ります。旧店からの引越し・什器の移設・新店の什器や備品・新店の保証金や敷金・常連への移転告知などです。新店を居抜きにする場合は造作譲渡料(前借主や所有者に厨房・設備の利用料として支払う費用)も加わります。さらに旧店の敷金(保証金)は償却として解約時に20〜50%、あるいは全額が差し引かれる契約が一般的で、油汚れで高くなりがちな原状回復費と相殺されると手元にほとんど戻らないこともあります。なお2026年の石綿(アスベスト)規制強化により、解体・撤去の事前調査には有資格者の配置が必須とされており(出典:公開情報)、古い物件ほど事前調査の手間が増える点も見込んでおきます。新店契約でフリーレント(賃料無料期間)を取れれば、その期間を厨房工事に充てることで実質的な二重家賃を圧縮できます。

居抜きは「中華居抜きか・厨房を流用できるか」

中華移転で新店の費用を大きく動かすのが、居抜きの業種です。中華で高いのは強火力の中華レンジ・大排気ダクト・ウェット床で、これらは前店舗が中華でないと流用できないからです。

中華居抜きなら流用、他業態だと一から

前店舗が中華料理店の居抜きなら、強火力の中華レンジ・大排気ダクト・グリスフィルター・ウェット床を流用でき、新店の厨房費用を大きく抑えられます。一方で前店舗が軽飲食や他業態の居抜きだと、大火力ガス・大排気・ウェット床が中華の運用に足りず、結局ほぼ一から作ることになり居抜きの利点が薄れます。さらに中華は生鮮や油を扱うため、ガス容量・排気容量・グリストラップ・ウェット床が中華運用に耐えるかの確認が要ります。下の比較で新店の作り方を整理します。

スケルトンで作る

坪40〜70万円
強火力中華レンジ新設
大排気ダクト新設
ウェット床新設
向くケース厨房を一から組みたい

中華居抜き

坪20〜40万円
強火力中華レンジ既設を流用
大排気ダクト既設を確認して活用
ウェット床既設を活用
向くケースコスト抑制・厨房が合えば

他業態の居抜きは火力・排気が足りず結局出る

軽飲食や物販などの居抜きは、中華に必要な大火力ガス・大排気ダクト・ウェット床が無いため、結局ほぼ新設になり居抜きの利点が消えます。中華居抜きでも、ガス容量・排気容量・グリストラップが自店の中華レンジの台数・火力に耐えるかを内見時に必ず確認してください。

見えない急所——大火力ガス・油排気ダクト・ウェット床と、相見積もりのB/C工事

中華移転で見落とされがちなのが、強火力の中華レンジを支える設備です。中華鍋を煽る中華レンジは大火力ガスを必要とし、物件のガス本管容量・引込が足りないと増設工事になります。大量の油を捌く大排気ダクト・グリスフィルター・換気、床に水を流すウェット床(防水・排水)も同様で、これらは坪単価表には出ず、移転で物件が変わるとガス容量・排気容量・給排水を新物件に合わせて作り直す必要があります。だから比較すべきは「中華の火力と排気を両方読める業者か」です。

A・B・C工事の基本(中華での例)

A工事は躯体・共用部・防災設備など建物側(貸主負担)、B工事は専有部でもガス本管容量・排気竪管・給排水竪管など建物に関わる部分(ビル指定業者)、C工事は専有部の強火力中華レンジ・大排気ダクト・グリスフィルター・ウェット床・厨房(自由に選定可)です。移転での相見積もりの効きは次のとおりです。

工事区分 業者を選べるか 相見積もりの役割
A工事 選べない(貸主手配) 基本は対象外
B工事 選べない(指定業者) ガス・排気竪管の金額の妥当性を検証して交渉
C工事 選べる(自由選定) 中華レンジ・排気・ウェット床込みで業者を競わせる

工事区分の詳細はA工事・B工事・C工事の違いで確認できます。

旧店は油汚れ撤去の数量検証用、新店は火力・排気設計込みの業者選定用

旧店の原状回復は共用設備のB工事が混じり業者を選べない部分があるので、相見積もりは指定業者の金額が妥当か(油汚れダクトの撤去・清掃やウェット床はつりの数量・単価)を検証する用途です。中華は油汚れで撤去・清掃の数量が膨らみやすいため、内訳の確認が特に重要です。新店の強火力中華レンジ・大排気ダクト・ウェット床はC工事=自由選定なので、複数社を競わせ、ガス容量の設計、排気とグリスフィルターの納まりまで含めて選ぶ主戦場になります。

路面店かビルインか——中華は大火力ガス・大排気で立地が縛られる

中華は大火力ガス・大排気・油の臭いを伴うため、物件の制約が強い業態です。ビルインだと排気竪管の容量、ガス本管の引込、近隣への油の臭い対策が問われ、これらが足りないと出店できないこともあります。重飲食ゆえ、焼肉やラーメンと同様に物件選びの段階でガス・排気・給排水が中華の運用に耐えるかを確認することが、内装より先に効きます。

ガス容量・排気容量を読まない見積もりが増設・近隣トラブルで高くつく

中華レンジの大火力ガスや大排気を軽視した見積もりは、開店前にガス増設や排気のやり直し、近隣からの油の臭いの苦情で膨らみます。新物件のガス本管容量・引込と排気竪管が、想定する中華レンジの台数・火力に足りるか、見積もり段階で確認してください。

油・火力を切らさない移転——段取りと二重家賃スケジュール

移転で資金を最も無駄にするのが、旧店と新店の家賃が重なる二重家賃です。中華は新店の厨房(中華レンジ・大排気・ウェット床)で工期がかかり、旧店も油汚れ撤去で意外に時間がかかるため、両側を設計しないと重複が膨らみます。

旧店の家賃(明渡しまで)新店の家賃(契約から)二重家賃が発生する期間新店 契約・着工旧店 明渡し

工期の非対称と、新店竣工からの逆算

新店は強火力中華レンジ・大排気ダクト・ウェット床で工期が長く、旧店も油汚れダクトの撤去・ウェット床のはつりで数日〜2週間ほどかかります。旧店を先に畳めば二重家賃はほぼ回避できますが営業空白で常連が離れやすく、新店を先に作れば営業空白は最小ですが二重家賃が発生します。理想は、新店の竣工日を起点に開店→数日〜2週間で旧店の原状回復→明渡し、と重ねる形で、賃貸借契約の解約予告(3〜6ヶ月前が一般的)はこの逆算カレンダーの出発点になります。新店のガス・排気の工事は工期が読みにくいので、見積もりで工期が固まってから予告を出すのが安全です。

逆算の流れと、押さえるチェックリストは次のとおりです。

1解約予告予告期限の確認
2新店 契約・着工中華レンジ・排気・床
3新店 竣工・開店保健所・消防
4旧店 原状回復油ダクト・床撤去
5旧店 明渡し立会い
  • 移転先のガス本管容量・引込が中華レンジに足りるか確認した
  • 解約予告の期限を賃貸借契約書で確認した
  • 新店の中華レンジ・大排気・ウェット床を含む工期を見積もりで確定した
  • 旧店の油汚れダクト・ウェット床撤去の範囲を把握した
  • 旧店家賃と新店家賃の重複期間を最小化できているか試算した

中華移転の進め方・行政手続きと「火力と排気を読めて厨房まで捌ける業者」

移転は、旧店の契約確認から新店の開店、旧店の明渡しまでが一本の流れです。全体像を押さえると、相見積もりと工程の重ね方を判断しやすくなります。

1契約確認・解約予告予告期限・ガス容量
2現地調査・相見積もり旧店と新店の両方
3新店 設計・着工中華レンジ・排気設計
4届出・検査保健所・消防
5新店 竣工・開店営業許可
6旧店 原状回復・明渡し油ダクト撤去

届出は「旧店の廃業」+「新店の開業」の二本立て

移転は同じ屋号でも、行政上は「旧店を廃業し、新店を新規開業する」扱いになり、厳密には”移転”という手続きは存在しません。二つの手続きは並行しますが独立しているため、まとめては行えません。期限のあるものも多いので、漏れと遅れに注意してチェックリストで管理します。

旧店の廃業で必要な手続き

  • 税務署へ廃業届(個人事業の開業・廃業等届出書)を提出
  • 保健所へ営業許可の廃業届を提出(廃業後10日以内が目安)
  • 消防へ防火管理者の解任届(選任していた場合)
  • テナントの解約予告(3〜6ヶ月前が一般的)と原状回復
  • 強火力レンジ・什器・設備のリース契約の精算
  • 電気・ガス・水道などライフラインの解約
  • 古い物件は解体前のアスベスト事前調査(有資格者の配置)
  • 常連・取引先への移転の告知

新店の開業で必要な手続き

  • 保健所へ飲食店営業許可を申請(事前相談+施設検査)
  • 食品衛生責任者を選任(必須)
  • 収容人数30人超なら防火管理者を選任
  • 消防検査に合格(大火力ガス・大排気の設備を含む)
  • 強火力中華レンジのガス容量・引込が足りるか確認
  • 大排気ダクト・グリストラップ・ウェット床が保健所基準を満たすか確認
  • 税務署へ開業届(新店で営業開始後)

期限が設定されている届け出が多いため、解約予告と合わせて逆算カレンダーに組み込んでおくと安全です。退店側の手続き全般は閉店・撤退の手続きも参考になります。

「火力と排気を読めて厨房まで捌ける業者」の評価軸

移転では旧店の解体業者と新店の厨房業者を別々に頼みがちです。だが旧店の油汚れダクト撤去と新店の強火力中華レンジ・大排気を1社が握ると、油汚れの撤去数量とガス・排気容量の見落としを一気通貫で防げます。次の観点で複数社を比較します。

  • 中華の厨房・内装の実績があるか
  • 強火力中華レンジの大火力ガスと大排気ダクトを扱えるか
  • グリストラップ・ウェット床・油汚れを読めるか
  • 旧店の原状回復と新店の厨房の工程を重ねて管理できるか
  • 旧店の原状回復から新店の中華厨房までを一括で見積もれるか

複数社に「旧店の原状回復から新店の中華厨房まで」をまとめて見積依頼すると、各社の総額・工程・厨房提案・責任分界点の考え方が横並びで比較でき、価格の安さでなく「火力と排気を読んで厨房まで捌く能力」で選べます。なお他業態の移転を検討中ならラーメン焼肉居酒屋の移転ガイドも同じ考え方で整理しています。

厨房と排気を分けると起きやすいロス

厨房機器の業者と排気・ダクトの業者を別に頼むと、中華レンジの火力と排気の容量が噛み合わないことがあります。さらに旧店のガス・排気の図面が新店の業者に渡らず、ガス容量や排気容量を一から検討し直すロスも起きやすくなります。

よくある質問

中華は原状回復が高いですか?

重飲食の中でも高めです。炒め・揚げの大量の油で排気ダクト・壁・床が汚れ、油汚れの撤去・特別清掃が乗るうえ、ウェットキッチン床のはつり・排水管撤去も必要だからです。公開情報では油汚れで標準工事費が30%以上高くなるケースもあり、坪8〜15万円程度が目安です。

ラーメンと何が違いますか?

どちらもウェットキッチン構造ですが、中華は炒め・揚げの油が加わり、油まみれのダクト撤去・壁清掃・排水管の油詰まりまで対応が必要です。さらに新店では中華鍋を煽る強火力の中華レンジがラーメンの寸胴用ガスよりさらに大きな大火力ガスを要求します。中華は「水とガスと油」で一段重くなります。

新店で高いのは何ですか?

中華鍋を煽る強火力の中華レンジ(中華バーナー)、大量の油を捌く大排気ダクト・グリスフィルター・換気、床に水を流すウェットキッチン床です。これらが厨房の主役で、坪20〜70万円のうち大きな割合を占めます。

大火力ガスは移転先で足りますか?

物件次第です。強火力の中華レンジは大火力ガスが必要で、移転先のガス本管容量・引込が足りないと増設工事になります。だから移転先を決める前に、想定する中華レンジの台数・火力に物件のガス容量が耐えるかを確認することが、内装より先に重要です。

居抜きは使えますか?

前店舗が中華料理店なら強火力レンジ・大排気ダクト・ウェット床を流用でき大きく安くなります(坪20〜40万円)。一方で軽飲食や他業態の居抜きだと、大火力ガス・大排気が足りず一からになり利点が薄れます。ガス容量・排気容量・グリストラップが自店に耐えるか確認します。

旧店と新店は同じ業者に頼めますか?

頼めます。旧店の油汚れダクト撤去と新店の強火力中華レンジ・大排気を一括で扱える会社なら、油汚れの撤去数量とガス・排気容量の見落としを一気通貫で防げます。

移転総額の目安はどのくらいですか?

規模・原状回復区分・新店タイプ次第です。中華は旧店も新店も重い両重で、20坪なら中華居抜き新店でも数百万円から、スケルトンで厨房を組むと1,000万円を超えることもあります。本文のシミュレーターで概算を確認できます。

中華料理店の移転は、油まみれの厨房(ウェットキッチン床+油排気ダクト)を剥がし、新店で強火力中華レンジ・大排気ダクト・ウェット床を作り直すことで総額が決まります。旧店も新店も重い両重で、何より強火力の中華レンジの大火力ガスが移転先の物件を縛るので、旧店の原状回復と新店の厨房を別々に頼まず、まず移転先のガス・排気容量を確認したうえで、火力と排気を読める業者にまとめて相見積もりを出すところから始めるのが、最も無駄の少ない進め方です。

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